『イカゲーム』黒幕の正体・伏線ネタバレ考察!最終回ラスト全9話あらすじ解説,死亡キャラ相関図結末,デスゲーム評価メタファー

Netflix史上最高の大ヒット韓国ドラマ『イカゲーム』(英題:Squid Game)は、人生に絶望したクズ人間456人が孤島に集められ賞金を賭けて壮絶な殺し合いデスゲームを繰り広げるトリッキーな物語

韓国版『カイジ』と呼べる作品で(パクリというかモチーフ)で、456億ウォンのために参加者たちがゲームでバタバタと死んでいくシーンはグロくてスタイリッシュ!

追い詰められた人間がどんな行動を取るかの心理戦や、根底にある社会的なテーマも見ごたえがあります!

ファン・ドンヒョク監督が『イカゲームシーズン2』の制作も発表しました。

記事ではイカゲーム黒幕の正体と目的解説ネタバレ感想・評価壁の絵・暗行御史(アメンオサ)の伏線の考察韓国社会へのメッセージ・メタファー1話〜最終回9全話のネタバレあらすじキャスト・各キャラの結末・相関図のトピックをまとめてます。

好きなところから読んでください(前半はネタバレなし、後半はネタバレあり)!

CineMag
裏切りや友情、社会問題に彩られたエンタメデスゲーム!
すでに視聴した人は、ストーリーの意味を一緒に考えてスルメのような奥深さを味わいましょう
ちなみに“イカゲーム”とは韓国の子供がやる相手と押し合う陣取り遊びのこと。

 

Netflixユーザーたちの感想・評価!ドラマ『イカゲーム』は楽しめた?

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ネタバレなし感想・見どころ・予告

『イカゲーム』は、韓国版『カイジ』といえる生死を賭した壮大なデスゲームや、人の突拍子もない行動や裏切りにハラハラドキドキさせられるドラマ。

エンタメ度はかなり高めです。

社会性もあり漫画を原作にした実写映画版『カイジ』よりも大人向け。

同じデスゲーム系ジャンルで比較すると山﨑賢人や土屋太鳳出演のNetflix『今際の国のアリス』とも似たテイストですね。

それらの作品が好きなら『イカ・ゲーム』は絶対にオススメ。

2021年同時期公開の韓ドラでいうとハン・ソヒ主演のNetflix『マイネーム偽りの復讐者』と同じく非常にハイクオリティです。

50分全9話と韓国ドラマとしては短めで、休日の一気見にも最適ですよ!

ただし年齢制限・R15指定でグロかったり濡れ場もあるので、家族での視聴には向いていないでしょう。

CineMagのおすすめ度85点(満点100)
グロ度90点
ストーリーの面白さ87点
全体のクオリティ89点
IMDb海外レビューサイト8.1(満点10)
Rottentomatoes視聴者評価(海外レビューサイト)94%

※以下、韓ドラ『イカゲーム』のストーリーネタバレありなので注意してください。

イカゲーム 登場人物の相関図

Netflix『イカゲーム』シーズン1の最終回第9話時点での登場キャララスト結末相関図です。

Netflix『イカゲーム』シーズン1の登場人物相関図

黒幕の正体と目的を考察:ストーリー結末が深い

ドラマ『イカゲーム』は表面上はエンタメデスゲームですが、ストーリーには抽象的で深いメッセージがあり、考察する価値のある作品です。

特に心を打たれたのは黒幕と主人公の関係性

デスゲーム黒幕はどんでん返しの演出で、ヨボヨボおじいさんのオ・イルナムだったわけですが、彼はなぜこのようなゲームを主催して自ら参加までしたのでしょうか。

表向きの理由は、最終回9話でイルナム自身が言っていたように「子供の頃の何をしても楽しかった気分を味わいたかった」というものです。

子供がやるようなゲームばかりだったのも、イルナムが童心に帰りたいピュアな願いからでしょう。

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老人の純粋な願いが、大勢の人々を殺戮に巻き込んだと考えると恐ろしいですね。

ただ、最後のギフンとの会話で「君はまだ人を信じているのか?」と尋ねるセリフが引っかかります。

貧困出身で金持ちにのし上がったオ・イルナムは、その過程でたくさんの裏切りにあったでしょう。

こんなことなら貧乏なままでよかった。彼がそう考えたことも少なくなかったかもしれません。

そんな後悔を払拭するために必要なものは何でしょうか?!

それは貧乏な底辺の人間もすぐに裏切る、底辺の生活もやっぱり最悪だと身をもって知ることです。

イルナムは単にワクワクしたかっただけでなく、深層心理では人生の選択は間違いでなかったと実感したくてゲームを開催してホストとなり、自らも参加したのでしょう。

一方、ゲームで最後までオ・イルナムを心配し続けたのが、主人公・ギフンです。

イルナムは「ギフンと一緒にゲームするのが楽しかったと」言っていました。

CineMag
つまり言い換えれば、ギフンはイルナムの人生を否定する最後の1ピースなんですね。ギフンのような冴えない男性を主人公なのはこれが理由でしょう。

イルナムが、ギフンと過ごして金持ちになってからでは得られない幸せな瞬間を感じたことが、自分の生き方の負けを認めることに繋がるのです。

だからこそ、その敗北感を払拭するために死ぬ直前にギフンを呼び出し、最後の賭けをしました。

ただしイルナムは勝ちたかったのではなく、本当は最後の賭けに負けて人を信じる心を取り戻したかったのではないでしょうか。

ビー玉ゲームではギフンが騙していると知りながら彼の葛藤を見て最後の1個を渡したのも、ギフンのような人を信じる心を持ち、資本主義の対局にいるような人間が勝つところを見たかったからのような気がします。

オ・イルナムはゲームが1度中断した後もギフンの前に偶然を装って現れますし、ストーリー全体を通してイルナムの願望の2面性と、主人公ギフンとの対比が巧みに描かれているといえるでしょう。

そこまで考えてみると、ドラマ『イカゲーム』は単なるデスゲームでなくヒューマンドラマとしても素晴らしい終わり方ですね。

ストーリーの伏線としても意味的にも、001のオ・イルナムがゲームを始めた資本主義者、456番のギフンはゲームを終わらせた貧乏人として、社会的弱者が強者の思想・目的を否定するカタルシスのある結末を迎えるのです。

閃いた猫
黒幕の目的や思想まで考えると、イカゲームはめっちゃ味わい深いストーリーですね!資本主義の構造とヒューマンドラマをわかりやすく絡めたことが、世界各国で共感を呼びヒットしているのでしょう。
ギフンとイルナムの関係性をさらに深掘りした考察は下記へ。
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イカゲームの少女ロボットの髪飾り

ストーリーの疑問

なぜ黒幕の老人オ・イルナムは第2話で参加中断のボタンを押したのでしょうか?

彼は主催者(ホスト)で死ぬ前に自らもゲームを楽しみたかったはずですよね。そこがちょっと疑問でした。

もしかすると黒幕オ・イルナムは、参加者たちが愚かにもまた戻ってくる過程を見たかったのかもしれません。まあみんな戻ってこなくても、彼は次のゲームに参加すればいいだけですからね。

『イカゲーム』全9話視聴した感想・評価ネタバレ

『イカゲーム』のレーダーチャート評価

 

韓国ドラマ『イカゲーム』シーズン1の当サイトCineMagの総合的な評価は80点。
2021年12月29日時点で読者様のアンケート評価も8300件以上頂き、「まあまあ楽しかった。見る価値あり」が最も多く38%、 「素晴らしい、絶対見た方がいい」と答えた人が33%と、面白いと考えている人が全体の71%(7割以上)と、一般的な評価もかなり高い結果になりました。

ただ、アンケート結果をもう少し詳しく考えてみると絶賛が1番多いわけではないので、イカゲームはメチャクチャ面白いわけではないが、大多数の人がある程度満足できるドラマだと結論づけられるでしょう。

さて、ここからは私個人の感想・評価(ネタバレ含む)になります。

『イカゲーム』で特に良かった点は登場キャラ全員がとても悲惨な人生を歩んでおり、デスゲームに参加する理由のリアリティが丁寧に描かれていたところだと思います。

  • 主人公ギフンは多額の借金を抱え、重度の糖尿病で死にそうな母を治療できない
  • サンウはエリート街道から外れ、莫大な借金を背負って犯罪者に
  • セビョクは親と生き別れた脱北者(母が北朝鮮公安に囚われている)
  • ジヨンは父親から性暴力を受け、母を殺したその父親を刺殺して刑務所暮らし
  • ヤクザのドクスは親分の金に手を出し、賞金がないと殺される
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みんな悲惨すぎますね…。死ぬかもしれないリスクを背負ってデスゲームに参加し、一発逆転を狙うのも理解できる境遇で感情移入できます。クズキャラの背景を丁寧に描いたのが、世界94国のNetflixランキング1位を獲得する爆発的ヒットの大きな理由でしょう。

さらに、ドラマ『イカゲーム』がデスゲーム系の他の作品と1番異なっていたのが、過半数の同意があれば途中で離脱できるルール

同じゲームでの途中離脱・再開は斬新で意外性があり、登場キャラがあくまで自由意志でゲームに参加したと強調して視聴者への共感アップに成功しています。

みんなが一旦日常生活に戻ってから、やっぱり日常も地獄だと思い出し戻ってくる流れによって、人間の愚かさをヴィヴィッドに表現していました(この辺はカイジっぽいですね)。

そして最終回9話では、ギフンがゲームで優勝した後に見知らぬ人が助けてくれたり、サンウの母が彼に魚をくれたりと何気ない親切を丁寧に描き、日常のありがたみが殺人ゲームとの対比で浮き彫りになっていたのも印象深かったです。

話は変わってビジュアル面についてですが、カラフルな建物・コスチューム・派手な殺害シーンにより、視覚的に楽しめたのも高ポイント。

赤い服を着て○△□のマスクを被った運営側など(ペーパーハウスに似てますが)、シンプルで派手な見た目も、イカゲームが世界の視聴者を魅了する大きな要素でしょう。

ストーリーについては、他の作品と比べてイカゲームが飛び抜けて面白いかと言われるとそうでもないです。

ただ、次々にゲームが進むテンポの良さサスペンス的な意外性社会的なテーマ、などバランスが良く脚本に粗が少ないです。ツッコミどころが多くなく、最後まで楽しく視聴できます。

大まかな流れがシーズン1でキレイに完結しているのも良かったです。

警官ファン・ジュノがイ・ビョンホン演じる兄・イノに撃たれてどうなったかも不明ですし、主人公ギフンが最終回9話のラストシーンで2回目のゲーム参加を表明したので、『イカゲーム』のシーズン2でその辺りの伏線が回収されるのでしょう。

シンプルさがゲーム性の高さを演出

『イカゲーム』に出てくる6種類のゲームのほとんどが、誰が見てもすぐに理解できる子供の遊びでルールが非常にシンプル。

それがゲーム性の高さに貢献していました。

閃いた猫
ゲームが単純な分、切り抜くための論理的なアイデアが光り、しっかり見どころになっていましたね。

例えば似たジャンルのNetflixドラマ『今際の国のアリス』は、ゲーム内容自体がオリジナルかつトリッキーで、見てる側がルール把握に時間がかかったり、ゲーム自体や展開の論理性も若干低かったりという欠点があります。

ゲームそのものよりカオスな暴力にスポットが当たっているのです。

対して『イカゲーム』の場合は、

  1. だるまさんがころんだで、前の人を盾にする
  2. 型抜きで舐めて溶かす
  3. 綱引きの重心のかけ方、一旦引っ張られて相手を倒す

などなど、

解決方法も現実的かつスマートでゲーム性に富み、見ているこちら側も参加しているような臨場感が味わえました。視聴者参加型として成功しています。

大虐殺の迫力がすごい

第1話の「だるまさんがころんだ」で、パニックになった参加者が出入り口に殺到し、銃殺されまくった場面の迫力がすごかったです。

CineMag
ゲーム・オブ・スローンズくらいの圧倒的スケール感でした。

登場キャラも視聴者側も「どんなゲームだろう?」と、まだ緊張感のない状態からのイキナリの大虐殺は圧巻のひと言。

第1話から視聴者を惹きつけ、最終回9話まで一気見させるエネルギーを与えてくれました

「だるまさんがころんだ」の巨大校庭や少女ロボットのセットなどは俳優たちが興奮するほどが豪華だったようで、それも迫力や臨場感をアップさせている一因だと思います。

イカゲームの伏線ネタバレ考察

ゲーム内容はホールの壁の絵に描かれている!

第7話 壁に描かれた各ゲームの内容

©︎Netflix

上の写真に型抜き綱引きの絵が描かれているのがわかる通り、6つのデスゲームの内容は、実は参加者たちのベッドがあるホールの壁に絵として描かれています

ホールの入り口右側から、だるまさんが転んだ、型抜きと順番に描かれています。

壁のだるまさんが転んだと型抜きの絵

©︎Netflix

ただし第1話時点では絵は見えず、特別ゲーム(殺し合い)などで参加者が減り、積み重なったベッドが崩れた後で第7話や8話で見えやすくなります。

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主催者たちが参加者たちをあざ笑っているのがわかりますね。

暗行御史(アメンオサ)

暗行御史(アメンオサ/日本語であんこうぎょし)はストーリーの伏線的な意味を持っています。

まず、イカゲームの途中でプレイヤーが唱える「暗行御史(アメンオサ)」の意味は何でしょうか?!

暗行御史は、朝鮮王朝(李氏朝鮮)時代の役人の監査役のこと。

平たくいえば国王の命令で不正を犯した役人の取り締まりをする特殊任務にあたった人です(政治闘争の裏工作などもしていたようですが)。

変装して地域に忍び込んで不正の証拠を探して検挙するなどの任務をしていました。

イカゲームという子供の遊びで考えると、「暗行御史!」と唱えるのは暗行御史のような権力と正義感を持つぞ!という意味合いでしょう。だから片足から両足になれるのです。

ドラマに当てはめてみると、主人公ギフンは最終回9話のサンウとのイカゲームで目に力を宿しながら「暗行御史」と言っていました。

これには、サンウの裏切りを正すと共に、イカゲームの権力の裏側(不正)を暴こうとする意志が込められているように思えます。

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このときギフンはダメ男から暗行御史(アメンオサ)に変わったのでしょう。成長が見てとれますね。

母の死によって1年空きますが、ギフンは暗行御史としての使命感から次のゲームへの参加を決意したのでしょう。

あと、ギフンの他に潜入捜査をしている警官ファン・ジュノも暗行御史だといえますね。

黒幕の叫びでゲーム中止

第4話のホールでの特別ゲーム(参加者同士の殺し合い)で黒幕のおじいさんオ・イルナムが「もうやめてくれ!みんな死んでしまう」と叫ぶと、それを運営側のフロントマンが聞いておりゲームが終了します。

これはオ・イルナムがゲーム主催者(ホスト)である伏線です。

オ・イルナム的には自分に危害が及ぶ参加者が減りすぎて次のゲームができなくなるという2つの理由で、あのタイミングで中止を宣言したのだと思います。

もっと深掘りしてみると、この特別ゲームは最初から決まっていたのではなく、おそらくオ・イルナムがアドリブで思いついたのでしょう。

最初から参加者同士の殺し合いが計画されているなら、正規のゲームに組み入れた方が運営的に管理もしやすいでしょうし。

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オ・イルナムはドクスのグループが凶暴化しているのを横目で見て、「どうせなら殺し合いゲームにして楽しもう!」と思ったのでしょう。クソジジイですね(笑)
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カイジとイカゲーム

『イカゲーム』キャスト・キャラ結末の詳細

公開・制作国:2021年9月17日/Netflix韓国
監督・原作・制作:ファン・ドンヒョク

監督のファン・ドンヒョクは、映画『トガニ 幼き瞳の告発』や『怪しい彼女』で有名な人物です。

ソン・ギフン|イ・ジョンジェ

ソン・ギフンを演じる俳優イ・ジョンジェ

©︎Netflix

456番 競馬などギャンブルが大好きな47歳。

糖尿病の母親と2人暮らし。妻とは3年前に別れ、10歳になる娘・ガヨンは妻に引き取られている。

以前は自動車企業に勤めてクビになり、飲食店経営で失敗して多額の借金を背負い、現在は運転代行の仕事をしている。

ダメ男だが、人を信じる気持ちと優しさだけは忘れていない。

デスゲームで優勝して唯一の生存者っとなったが、ゲーム期間中に母親が死に、絶望してホームレス生活へ。1年後に黒幕だったおじいさんオ・イルナムと会い、裏側を知るために次のゲームへの参加を決意。

俳優イ・ジョンジェは映画『太陽はない』(1998)映画『暗殺』(2015)『神と共に』(2017)『サバハ』(2019)などで有名。

チョ・サンウ|パク・ヘス

チョ・サンウを演じる俳優パク・ヘス

©︎Netflix

218番サンウはギフンの同郷の友人(年齢は1個下?)。

ソウル大学経営学科卒業は金融業に入ったエリートだが、先物取引などで失敗して多額の借金を背負い、会社の金を横領。さらに詐欺も働いて指名手配中。

魚屋を切り盛りする母親には、アメリカに出張中と嘘をついている。

サンウは、最終回第9話でギフンにイカゲームで敗れ、自責の念にかられてナイフで自殺。

俳優パク・ヘスはNetflix『ペーパーハウス・コリア 統一通貨を奪え』のベルリン役。Netflix『ナルコの神』サンマン役。ドラマ『六龍が飛ぶ』などの出演で有名。

オ・イルナム|オ・ヨンス

黒幕オ・イルナムを演じる俳優オ・ヨンス

©︎Netflix

001番オ・イルナムは、ゲームに1番最初に参加したおじいさんでナンバーは001。

脳に腫瘍があり医者から先は長くないと聞かされ、人生の最後の冒険を求めてこのサバイバルレースに参加を決めた。

頭もボケ始めていますがゲームを楽しんでいます。

実はデスゲームを主催する黒幕であり、ギフンが優勝してから1年後に彼と会い、最後に賭けをして死亡。

カン・セビョク|ジョン・ホヨン

カン・セビョク/ジョン・ホヨン

©︎Netflix

067番セビョクは弟・チョルと韓国へやってきた脱北者。

脱北業者に騙されて父は北朝鮮兵に射殺され、母は中国の公安によって北に連れ戻されました。

韓国ではドクスのもとでスリを働いてましたがグループを抜け、1人で行動するように。

賞金で母を連れ戻し、弟と幸せに暮らしたいと思っています。

生き残るかとも思われたセビョクは、第8話でサンウにナイフで刺されて死亡。

女優のジョン・ホヨンはTV番組で発掘されたモデルで、世界各国のファッションショーに参加した経歴を持ちます。

警官ファン・ジュノ|ウィ・ハジュン

警官ファン/ウィ・ハジュン

©︎Netflix

ファン・ジュノは、数年前に失踪した兄を探す警官。

兄の部屋にあったものと同じカードをギフンが持っていたのを見つけ、事件の全貌を改名しようとゲーム施設に潜入。

ジュノは第8話で兄フロントマン(イ・ビョンホン)に撃たれて海に落ち、消息不明。

俳優ウィ・ハジュンはドラマ『最高の離婚』(2018)、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(2018)、ホラー映画『コンジアム』への出演で知られています。

チャン・ドクス|ホ・ソンテ

チャン・ドクス/ホ・ソンテ

©︎Netflix

101番チャン・ドクスは地元のヤクザ。

ボスの売上に手を出して追われている。

腕っぷしが強く、人を殺すことを何とも思わない。

ドクスは、利用したミニョにガラスの橋渡りゲームで抱きつかれて落下して死亡。

俳優ホ・ソンテは、ドラマ『サイコパスダイヤリー』(2019)や『怪物』(2021)、Netflixドラマ『静かなる海』への出演で知られています。

2022年にはディズニープラスのオリジナル韓国ドラマ『カジノ』にも出演!

ハン・ミニョ|キム・ジュリョン

ハン・ミニョ/キム・ジュリョン

©︎Netflix

212番ハン・ミニョは下品な女詐欺師。

アソコにライターとタバコを隠し持ちゲームに参加。

利用できるものはなんでも利用しようとし、ドクスとトイレでの濡れ場に至ったが、すぐ裏切られガラス橋渡りゲームで復讐をする。

生まれたばかりの子供がいるらしいが、真偽は不明。

ミニョは、ガラス橋渡りゲーム自分を裏切ったドクスにわざと抱きついて、一緒に落下して死亡。

キム・ジュリョンは、ドラマ『スカイキャッスル』(2018)や映画『真夏の誘惑』(2020)に出演しています。

ジヨン|イ・ユミ

ジヨンを演じる韓国女優イ・ユミ

©︎Netflix

240番ジヨンは、生死に興味がないような、どこか達観したところがある少女。

自分に性的虐待をして母を殺した父を刺し殺し、刑務所に入っていました。

サバイバルゲームに参加した理由は、刑務所から出て行くところがなかったから。

ジヨンは第6話で弟を助けたいと願うセビョクにビー玉ゲームで勝ちを譲り、銃殺されます。

女優のイ・ユミは、『ボイス2』(2018)や『リセット運命をさかのぼる1年』(2020)、ゾンビドラマ『今私たちの学校は』(2022)に出演。

アリ・アブドゥル|アヌパム・トリパティ

アリ・アブドゥルを演じる俳優アヌパム・トリパティ

©︎Netflix

199番アリはパキスタン出身で韓国に家族で移住してきた33歳の男性。ビザが切れてるっぽく恐らく不法移民。

妻と子供がいますが、工場での給料が未払いのため生活が困窮しています。

アリは第6話「カンブ」でサンウに騙されてビー玉の代わりに石を渡され、銃殺されます。

俳優アヌパム・トリパティはインド出身で、韓国で活動する人物。

メンコ男|コン・ユ

コン・ユ

©︎Netflix

メンコ男(仮称)は、メンコでギフンら参加者をゲームに誘った人物。

第1話と最終話にしか出てきません(ちょい役)。シーズン2ではメインキャラになるかもしれませんね。

最終話でもデスゲームへの勧誘を続ける姿が目撃されました。

俳優コン・ユはドラマ『トッケビ 君がくれた愛しい日々』『コーヒープリンス1号店』、映画『新感染ファイナル・エクスプレス』などで知られています。

フロントマン|イ・ビョンホン

フロントマンを演じるイ・ビョンホン

©︎Netflix

フロントマンはイカゲームを運営する側のNo.2。本名はファン・イノで、警官のジュノの兄。

2015年大会で優勝し、なぜか運営側に回っている謎の人物。

まさかのイ・ビョンホンがゲームを運営するフロントマンとして登場!

フロントマンは最終回9話でギフンを船で街に送り届けたあと、今もゲーム運営側にいるものと思われる。

イ・ビョンホンは日本で2023年に公開された飛行機テロ映画『非常宣言』の演技も印象深かったです。

韓国人は競走馬?イカゲームメタファー考察

○△□の意味

○△□はイカゲームで地面に描かれる陣地を表しているのですが、他の意味もありそうです。

まずソニーのプレイステーションのコントローラー(○△□×ボタン)です。

赤い服を着て○△□のマスクをかぶった運営側がゲームをコントロールするボタンを表現しているようでもあり、視覚的にとてもキャッチーですね。

CineMag
「お前ら(参加者)にはテレビゲームキャラほどの価値しかない」ということでしょうか。生死はどうでもいいメッセージにも見えます。

庶民は競争馬でしかない

ギフンは第1話の冒頭で競馬をしています。そして最終回第9話ではフロントマンに「このゲームは競馬と一緒だ」と言われてショックを受けました。

CineMag
ギャンブル好きなギフンが、ギャンブルされる駒になる構造が皮肉ですね

競馬はストーリーの伏線的な意味を持ち、参加者が競走馬に例えられています。

韓国社会に視点を広げてみると、権力者にとってギフンたち一般庶民は競走馬に過ぎないのかもしれません。

頑張れば幸せがつかめると思いこまされて、実際はその中でどんなに頑張っても競走馬という身分から抜け出すことはできないのです。

デスゲームをする登場人物たちも、決して越えられない壁の中でいいように操られているだけです。

『イカゲーム』のストーリーは、庶民がどんなに努力しても利権を抱える財閥の人間には勝てないと暗に表現しているようですね。

デスゲーム賭け=現実の投資

『イカゲーム』は、貧乏人同士のデスレースが金持ちVIPの最高の道楽になっているわかりやすいメッセージも印象的でした。

しかしこの構造も意外に現実を反映しており、実社会に当てはめてみると、韓国や日本、世界中で起こっている格差や紛争などさまざまな問題は、金持ちからすると投資の対象でしかないとも取れます。

CineMag
現実の社会も、デスゲームとそれに金を賭けるVIPの構造と一緒!そう考えると超強烈でインパクトのあるメッセージですね!ドラマの構造の巧さが光ってます。

また、本作もそうでしたがやっぱり韓国ドラマは社会格差をテーマに入れ込んだ作品が多いですね。

ポン・ジュノ監督の『パラサイト半地下の家族』や最近だと韓国の徴兵制や軍隊の闇を描いたNetflix『DP脱走兵追跡官』財閥の悲劇を描いた『Mine』もそうでした(というか数えるとキリがないかも…)。

国民の不満が日本以上に相当溜まっていて、格差や権力をくつがえすカタルシスを求めているのでしょう。

ギフンが髪を赤く染めた意味

髪を赤く染めたギフン

©︎Netflix

ギフンはなぜ髪を赤く染めたのでしょうか。主に3つの意味があるように思えます。

1つ目はオ・イルナムに勝利したことで人を信じる希望を見いだし、死んでしまった参加者・セビョクやジヨンらを弔う意味です。

ギフンは床屋で赤髪の女性モデルの写真を見て決めたので、「少女たちにが生きていたらこんな髪型などで青春を謳歌できたのに」という彼なりに弔う想いがあったのかもしれません(セビョク役のモデルジョン・ホヨンは赤髪の時期がありましたし)。

2つ目は、ギフンがデスゲームに染まってしまったという意味です。

ゲームの進行役たちは、みんな赤い服を着ていましたからね。

最終9話のラストシーンで、ギフンは「不条理なゲームをさせた運営の正体を暴く」といった正義感から2回目の参加を決意したように見えましたが、ひょっとすると深層心理では殺し合いのスリルが忘れられないのかも。

ゲームを運営する権力者側に完全に洗脳されて、自分ではそうと気づかずに歯車になってしまったとも取れます。

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主人公・ギフンは競馬にハマり、ついにデスゲームにもハマってしまったのか?

イカゲームにはそんな狂気というか、人間の闇が潜んでいるのかもしれません…。

3つ目は、俺が権力者になって馬鹿げたゲームを止めるという意志です。

朝鮮王朝の上級役人は赤い服を着ていました。

よってギフンの、庶民から権力のある役人になってデスゲームを止めたいという深層心理の願いを表現しているのではないでしょうか。

暗行御史への成長とリンクしますね。

フロントマンやジュノの今後・ゲームの目的・シーズン2ストーリーなどの細かい考察補足記事はこちら

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