韓国ドラマ『力の強い女カンナムスン』キャストex相関図,全話ネタバレ,あらすじ評価

  • 2023年12月29日

Netflix韓国ドラマ『力の強い女カンナムスン』(2023)。モンゴルで迷子になったスーパーパワー女子が韓国に帰ってきた!

『力の強い女 ト・ボンスン』(2017)の続編です。

CineMag
スパーパワー女子は江南を救えるのか!?めちゃくちゃ笑えるしサスペンス要素もある秀作

作品情報

あらすじ

相関図・キャスト紹介

ネタバレなしの感想

全話ネタバレあらすじ感想・最終回の解説(※毎週更新)

OST・視聴率

これらを知りたい人向けに内容をわかりやすくまとめました。

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。好きな項目から読んでください。)

これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓

韓国ドラマ『力の強い女カンナムスン』おもしろかった?(投票どうぞ)

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Netflix『力の強い女 カン・ナムスン』作品情報・予告

配信日時:2023年10月7日から毎週2話ずつ(日曜・月曜の午前0時)
制作国:韓国
話数全16話
韓国語タイトル:『힘쎈여자 강남순』
英語タイトル:『Strong Woman Kang Nam-soon』
ジャンルコメディ、サスペンス
年齢制限:16歳以上推奨(暴力描写)
監督:キム・ジョンシク
脚本:ペク・ミギョン
放送JTBC
制作・企画:SSL|ストーリーフェニックス
配給:Netflix

脚本のペク・ミギョンは前作『力の強い女 ト・ボンスン』『Mineマイン』を担当した方。

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演出のキム・ジョンシクはNetflix『ホント無理だから』や『酒飲みな都会の女たち』で知られています。

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韓国ドラマ『力の強い女 カンナムスン』あらすじ

モンゴルで幼少期を過ごした超人的なパワーを持つヒロイン/カン・ナムスンは、本当の両親を探すために韓国へ帰国。

江南にやってきたカン・ナムスンは麻薬課の刑事カン・ヒシクらと出会い、韓国では大規模な麻薬関連事件に巻き込まれていく…。

果たして力の強い女カン・ナムスンは家族を見つけて事件を解決できるのか…!?

『力の強い女 カンナムスン』相関図・キャスト

韓国ドラマ『力の強い女 カンナムスン』相関図

©︎JTBC

カン・ナムスン|cast イ・ユミ

カン・ナムスン|cast イ・ユミ

22歳。飛行機を止めるほどのスーパーパワーを持つ力の強い女!幼い頃にモンゴルで迷子になり、二十歳をすぎて家族を探すために韓国に戻ってきた。

イ・ユミさんは『イカゲーム』やゾンビドラマ『今、私たちの学校は…』への出演で有名です。

イ・ユミ出演作:『ハンムラビ法廷』『医師ヨハン』『リセット』『イカゲーム』『今、私たちの学校は…』

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ファン・グムジュ|cast キム・ジョンウン

ファン・グムジュ|cast キム・ジョンウン

ナムスンの母。質屋ゴールドブルーのオーナーでブランドが大好き。

キム・ジョンウン出演作:『パリの恋人』『カムバックマドンナ』『総合病院2』『僕のヤバイ妻』『デュエル』

キル・ジュンガン|cast キム・へスク

キル・ジュンガン|cast キム・へスク

カン・ナムスンの祖母。 マジャン洞の精肉業界でナンバーワンの大物。

キム・へスク出演:『賢い医師生活』『調査官ク・ギョンイ』『シュルプ』『悪鬼』『明日』『京城クリーチャー』

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カン・ヒシク|cast オン・ソンウ

カン・ヒシク|cast オン・ソンウ

麻薬課の刑事。カン・ナムスンに好かれている。

オン・ソンウはアイドルグループ「Wanna One」の元メンバー。

オン・ソンウ出演作:『コーヒーを飲みましょうか?』映画『ソウル・バイブス』『20世紀のキミ』

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リュ・シオ|cast ピョン・ウソク

リュ・シオ|cast ピョン・ウソク

大企業「ドゥゴ DOO-GO」のサイコパスCEO。カン・ナムスンを使って金儲けを企むが、彼女のことを好きになってしまう。

出演作:『青春の記録』『コッパダン』『花が咲けば、月を想い』『20世紀のキミ』

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キャストその他

役名 キャスト
カン・ボンゴ(カン・ナムスンの父。写真家。妻とは離婚) イ・スンジュン(『ヒップタッチの女王』『秘密』『太陽の末裔』)
カン・ナムイン(ナムスンの双子の弟。タロットカフェを経営。) ハン・サンジョ(『グリッド』『私の解放日誌』)
カン・ボンゴ(カン・ナムスンの叔父。小説家) キム・ギドゥ(『恋慕』『パイレーツ:失われた王家の秘宝』)
ソ・ジュンヒ(ナムインのカフェで働くバリスタ) チョン・ボソク(『御史とジョイ』『赤い風船』)
オ・ヨンタク(麻薬捜査課の刑事。ヒシクの相棒) ヨンタク(『エージェントなお仕事』)
ハ・ドンソク(麻薬捜査課チーム長) チョン・スンギル(『まだ本気出してないだけ』『最終兵器アリス』)
チン・ソンギュ(麻薬捜査課の刑事。サイバー担当) リュ・ハソン
キム・ソクホ(麻薬捜査課の刑事) ソン・ジヌ(『智異山』)
チ・ヒョンス(ホームレス) チュ・ウジェ(『恋のプログラミング』)
ノ先生 キョンリ

※以下、Netflix韓国ドラマ『力の強い女 カン・ナムスン』のストーリーネタバレありなので注意してください!

1話「怪力少女の誕生」あらすじネタバレ

2013年モンゴル

大男を投げ飛ばすくらいの怪力を持つツェツェグという女の子がいた。

彼女は幼い頃、韓国人の本当の父親とモンゴルにおとずれてはぐれてしまい、馬に乗って泣いていたところを、モンゴルの育ての両親に助けてもらい生活していた。

彼女は幼い頃の記憶をほとんど覚えていなかったが、モンゴルの両親に見つけてもらった時に着ていた服に韓国製と書かれているのを見て、韓国に興味を持ちテレビなどを見ていた。

韓国音楽で流行りのカンナムスタイルを聴きながら歌っていると、少しだけ記憶が戻って、自分の名前がカン・ナムスンであると言うことに気づいた。

ナムスンは、「育ての親と別れるのは辛いけど、羊の世話をし家計を助けながら韓国語を勉強して、いずれは韓国に行くと宣言」した。

2013年韓国ソウルでは、ナムスンの実の父ボンゴが、ナムスンは元気にしているだろうかと、あの日モンゴルに娘を連れて行った自分を責めていた。

ナムスンを見失ってしまったことが原因で、ボンゴとナムスンの母グムジュは離婚をした。

ナムスンの怪力は母方の遺伝で、母・グムジュも相当の力持ちであった。

ボンゴの話によると、この家系の女たちは生まれつき怪力で、その怪力の歴史は500年以上前に遡り、X染色体の変異による超能力だという。

娘がどこにいるのかずっと探し続けていたグムジュはある時、世界一力の強い子を探すため、1等5億ウォンの賞金を賭け、力自慢大会を開催した。

その大会で優勝したのは、大会史上初めて120キロ砂袋を持ち上げ耐えた22歳のリ・ファジャンという女性だった。

彼女がナムスンではないはずだとボンゴやグムジュの母・ジュンガン、弟・グムドンが言っても、グムジュは彼女の血液型やこれまでの生い立ちなどを聞き、カンナムだと思い込む。

更にグムジュに確信を持たせたのは、ファジャンの足の裏に傷跡があることだった。

ナムスンは小さい頃屋根から飛び降りて足の裏に木の枝が刺さったため、傷跡が残っているのだ。

ファジャンは自分がナムスンであると嘘をつき、グムジュのことをお母さんと呼んで可愛がってもらった。

金持ちのグムジュは娘のためならなんでもやると、ファジャンを美容室に連れて行ったり、買い物に連れて行ったりどんどん贅沢をさせた。

一方、とうとうナムスンが韓国に飛び立つ時がきて、モンゴルの育ての両親は「あなたがモンゴルで過ごす最後の日よ」と言い、羊を全部売ってナムスンのためにご馳走を振舞った。

悲しい表情で外へ出ると、可愛がっていた馬のパッパがぐったり倒れていた。
泣きながらパッパへ別れを告げた後、ナムスンはパッパの首につけていた鈴を思い切り遠くへ投げる。するとその鈴はソウルのガンハン部署前にいたヒシクという警官の頭に当たり、彼はとても痛がりながらその鈴を拾った。

ナムスンが荷造りが終えると、モンゴルの父母は「どんな時もお前を応援してる。辛くなってらいつでも帰ってきなさい」と言う。ナムスンは両親からそれぞれギフトを受け取った。

そしてナムスンは韓国行きの飛行機に乗った。

その便に麻薬の運び屋が乗っているという報告を受け、刑事のヒシクたちは仁川税関本部へ向かう。

飛行機はスポイラーの故障により、速度を落とさず着陸態勢に入る。

ナムスンはその状況に気づくとすぐさま非常口を蹴飛ばし、ジャンプして飛び降りたかと思うと猛スピードで飛行機を追って、飛行機の足をすごい力で引っ張って止めた。

もう少しでぶつかりそうだったバスにもぶつかることなくギリギリセーフ。

役目を終え「ふー」と笑顔でやり切ったナムスン。バスから降りてきたリュ・シオが、ナムスンを怪しげな顔で見つめた。

エピソード1 終わり

2話「カン・ナムスン 江南の地を踏む」あらすじネタバレ

ナムスンが飛行機を止めるため相当の力を使っていた時、グムジュとジュンガンの体に異変が起きていた。

ナムスンの家系の女性は気が連動していて、誰かが怪力を使えば同じように気が反応するというが、この時ファジャは力を使っていない。

グムジュはファジャが自分の娘ではないかもしれないと疑い出し、チョン秘書に彼女を尾行するよう命令した。

チョン秘書はファジャの服に盗聴器を隠し入れ、仲間と会話しているのを録音し聴く。ファジャがグムジュの実の娘でないこと、そしてお金や貴金属などを盗もうと企んでいるとわかった

チョン秘書はすぐにグムジュに報告するが、グムジュは録音をは聴きたくないと言い、ファジャをしばらく見守るように言った。

グムジュは「娘は韓国にいる、しかもかなり近くに、そう感じる」と言った。

ヒシクが税関でナムスンの大きなカバンを調べると、中から馬のたてがみや、くるぶし、金の棒が出てきて、ナムスンは「母を見つけるための大事なものだから丁寧に扱って」とお願いした。

ヒシクはこれらの不思議な持ち物を見て、中に何か入っていないか調べてから返すとナムスンに言う。しかしナムスンは行方不明になった母親を見つけるために必要なものだからとつかんで離さなかった。

ヒシクはナムスンの母を見つけてやると約束し、一旦これらの持ち物を預かった。麻薬が隠されていないか調べ、特に問題ないことを確認。金の棒が24金の純金で、ついていた宝石はダイヤモンドであると判明。

後にこの金の棒は、ナムスンがモンゴルの両親に最初に発見された時持っていたものだとわかった。

ヒシクの同僚が婚活のためにボンゴのフォトギャラリーで写真を撮っていた。その店を訪れたヒシクは写真館に飾られている1人の小さな女の子の数々の写真をながめた。

(女の子は小さい頃のナムスンの写真。金の棒を持って写っていた写真はナミンの後ろに貼られていたため目に入らなかった)

ナムスンは母を見つけるため、3ヶ月契約でマンションを借りる。しかしそこは売り物件で、詐欺にあったことを知り愕然とする。

詐欺師は警察に通報されないように、携帯とパスポート、お金も何もかも盗んでいた。

ナムスンは仕方なく辿り着いたキャンプ場にゲルを建て、ホームレスのカップルにも隣にゲルを建ててあげて仲良く過ごしていたが、住民がテントを張ったら不法占拠になる出ていけと言って揉め、警察沙汰になった。

ナムスンは「私はただ母を探しにきただけ、こんなこと望んでないのに」と警察署で涙を流していた。

そこへヒシクが来て「食事したか?1日中捜したぞ」といい、税関の時に預かった金の棒などをナムスンに返した。

ナムスンは「あなたのお陰で盗まれずに済んだ」とお礼をいい、「本当にお母さん見つけてくれる?」と聞くと、ヒシクは「約束は守る」と答えた。

ヒシクはナムスンに「安全な場所で寝ろ」とお金を渡し、「俺が身元保証人になるから、大使館でパスポートも発行しろ」とボンゴのフォトギャラリーの割引券を差し出し、そこで写真を撮るように言った。

後日ナムスンは、ボンゴのフォトギャラリーへ行くが、ちょうど店が閉まる時間でボンゴはシャッターを下ろしていた。
ナムスンがパスポートの写真を撮りたいとお願いするが、ボンゴはシャッターを下ろしながら断りの言葉を告げた。

ナムスンは仕方なく「他の店へ行く」と言う。

ボンゴはシャッターを閉め振り返った瞬間、ハッと体が固まり彼女を見つめた。

エピソード2 終わり

3話「スリージェネレーション」あらすじネタバレ

ボンゴはナムスンの顔を見て「パスポートの写真ですね。中へどうぞ」と案内した。

その時ヒシクからナムスンの携帯に「詐欺師が捕まってぱパスポートが戻ってきた」と連絡が入った。

パスポートの写真を撮る必要がなくなったナムスンは、ボンゴにお礼を言って去った。

ボンゴは「お客さん!」と言って彼女を追ったが、すでにいなくなっていた。

チョン秘書に盗聴されていることも知らずに、ファジャは家に友人たちを招いて豪華に食事やお茶の時間を過ごした。

ファジャは仲間達に「私目標を変えた。この家の娘で居続ける、お母さんは私の言いなりだし、あんた達の望みは叶えてあげる」と言い、本物の娘ナムスンを消す作戦を立てた。

チョン秘書は、ファジャが友人と何か企んでいるとグムジュに伝えた。

グムジュは、「あの子を蔑む権利は誰にもないわ。私が誰かを見下せば娘のナムスンが同じ目に遭う、それが世の道理よ」と言った。

ファジャは大勢の男達を連れてナムスンが住んでいるゲルに行く。ナムスンは外出中でいなかった。ファジャはノ・先生とチヒョンスのゲルまで叩き壊した。

ナムスンは遠い場所から、スーパー視力でファジャの破壊行為を確認して怒り爆発。猛ダッシュでその場所に戻り、1人で男達を一人一人投げ飛ばした。

ヒシクや警官達も駆けつけたが、その頃にはもう事態は収まっていた。

その様子を少し離れた場所から見ていたファジャはナムスンの怪力は本物だと知って驚き、その場を立ち去った。

ゲルを壊され寝る場所もないナムスン。ヒシクは仕方なくナムスンを家へ連れて行った。

家に戻ったファジャを、グムジュが責めることはしなかった。

グムジュの携帯にヒシクから「あなたの娘のナムスンについて思い当たる人がいる」と連絡が入る。

ヒシクは、2006年〜2023年モンゴルで失踪した23人のうち、子供だったカンナムスがいたこと。約20年もグムジュが娘を探し続け力自慢大会などを行っていたことなどをしっかり調べ上げていた。

ファジャは偽名を使ってナムスンを装っていること。ファジャは本物の娘ナムスンが邪魔でゲルを壊したことなど全てが繋がり、間違いなくグムジュとナムスンが本物の親子であると確信したのだった。

ヒシクは、グムジュとナムスンそれぞれにその事情を話し、2人が再会できるように手配した。

ナムスンは待ち合わせ場所に到着して中に入ろうとしたが、少し離れたビルが火事になっていることに気づく。
ナムスンはいてもたってもいられず高いビルにジャンプして窓から入り、子供達を助け出した。

その頃グムジュは、渋滞で通れなくなっている消防車がスムーズに現場に行けるよう、車から降りて力づくでたくさんの車を動かした。

消防車が無事通れるようになると、グムジュも急いで家事現場へ向かう。そこには一生懸命子供達を助けるナムスンがいた。
グムジュも手伝おうとビルに上がっていく。

2人の目が合い、お互いの名前を呼び合い手をつなごうとする。しかし爆発が起きてナムスンは窓の外に飛ばされた。

グムジュは飛んでナムスンをだき抱える。2人は一緒にビルの外へ投げ出された。

4話「全員集合」あらすじネタバレ

4階ビルの火事現場で再会したグムジュとナムスン。爆発で外に吹き飛ばされたナムスンをグムジュがキャッチして着地した。

2人は抱き合いながら大粒の涙を流す。

ナムスンは「覚えてないけど、あなたがお母さんだとわかる」と言った。グムジュはうれし泣きする。

グムジュは「あなたがお世話になった方1人残らず恩返しする。モンゴルの両親にビルを建ててあげる」と言った。

チ・ヒョンスとノ先生には、1人2億ウォンを渡す。

グムジュはヒシクにも感謝の小切手を渡そうとするが、彼は受け取ろうとしない。

ナムスンはボンゴと再会。彼は涙ぐんで「ナムスン、やっぱり君だったか」と言った。

ナムスンは「お父さん」と抱き合った。

弟のナミンは「すごく不思議だ、ファジャ姉さんは一目で偽物だと分かった。お姉さんは一目で本物だとわかる」と涙を流した。

ナムスンが小さい頃大好きだった食べ物を食卓に並べ、家族で思い出話をしながら夕食を過ごす。

ファジャは詐欺師のイ・ミョンヒとして指名手配されていた。ファジャの友人が3年前に亡くなったアン・ウンジという女性のIDを渡す。

このIDを使って後にファジャはドゥーゴーで働くことにした。

ドゥーゴーはリュ・シオの流通販売会社だ。彼はこの会社をアジア最大の物流センターにし、企業採用規模圧倒的1位を目指し、女性ドライバーも採用すると宣言した。

リュ・シオは企業のイメージアップにナムスンが使えると考え、「彼女の力が本物か確かめたい」と言った。

グムジュはオプレンティアからドゥーゴに麻薬があるという通知を受け、ヒシクにメールで知らせた。

ヒシクはナムスンとの食事の席で「しばらく麻薬潜入捜査をする」と話す。ナムスンは手伝いをしたいと申し出た。

ヒシクは2人で力を合わせて解決することを誓い、カップルを装ってドゥーゴーの面接を受けて合格。

重い荷物を平気でどんどん持って仕事をするナムスンに驚く従業員たち。その中にファジャもおり、ナムスンの存在に気づいた。

夜になるとヒシクとナムスンは捜査を開始。防犯カメラを壊し、ナムスンが怪力でシャッターを持ち上げた。

5話「ソウルの自警団員」あらすじネタバレ

ナムスンはシャッターを開けてヒシクと倉庫の中へ入り、非常電源が作動する5分間の間にマスクを見つけるよう動いた。

倉庫は真っ暗だったが、最強の視力を持つナムスンはすぐにマスクが入っている箱を見つける。

ナムスンはヒシクの頭上から荷物が落ちて来たのを助け、倉庫を出る時はヒシクをお姫様抱っこして車に乗せた。

倉庫から持ち出したマスクは数種類あったが、結局どれからも麻薬の反応は出ず、撤収を命じられる。

結局、ナムスンが1人でドゥーゴーに残り捜査を続けることに。

ある夜、ナムスンが1人でドゥーゴーの倉庫に捜査に入ると何か苦しそうな荒い息使いが聞こえる。リュ・シオがいた。近づくと、ダンボール箱を投げられて逃げられた。

ナムスンは家に帰り、グムジュに麻薬捜査について話す。ナムスンはグムジュが開いたホームページに写っているリュ・シオに気づき、彼を倉庫で見たと話した。最強の怪力親子は「私たちで世界を救う」誓い合う

リュ・シオは部下から、物流チームで働いているモンゴル育ちの怪力女性の動画を見せられ、「見つけた」とつぶいた。

ヒシクはプールに横たわり死んでいる男の遺体を確認し、関係者に死んだ男性に変わった点があったか聞き込みをする。

死んだ男性は最近顔に生気がなく休みがちだったこと、また水のがぶ飲みをし、プールの水も飲んでいたらしい。

水をがぶ飲みして死亡する事件が多数起こり、ヒシクは水に反応して麻薬になると突き止めた。

ナミンのお店に細くて綺麗な女性がやってきて、一粒の錠剤が入っている小さなケースを渡す。

ナムスンはファジュがドゥーゴーで働いていることをヒシクから聞き「会いたいな」と言った。「どんなにタチの悪い人間でも更生できる」というグムジュの教えを信じていたからだ。

ヒシクの情報によるとファジャには家族がおらず、彼女はソジャン派という暴力団に育てられた。ファジャは唯一の女組員で昔から有名だったらしい。組員は死亡時に識別するために、足の裏に焼き印を入れるようだ。

グムジュはヒシクに「麻薬の在り処を教えたのは私です。あなたはドゥーゴーを、私はリュ・シオを探って」と言った。

ナムスンは仕事中、ファジャと鉢合わせをする。

6話「Mystery X」ネタバレあらすじ

ヒシクはグムジュからのメールの情報が確かなのかと聞く。グムジュは、もちろんだと答えた。

ヒシクは以前グムジュから受け取ったお金を返すと言ったが、グムジュはそのお金を今回の麻薬捜査に使うように言った。

ドゥーゴーで鉢合わせをしたナムスンとファジャ…ナムスンはファジャに「母も私もあなたを理解している、一度は許すけど2度はない」と言って仕事に戻った。

シオは、ドゥーゴーのチーム長を代表室に呼び出し、彼に動画撮影をしてナムスンを観察するように指示を出した。

ある夜、ナムスンはヒョンスとノ先生にも手伝ってもらってドゥーゴーの倉庫へ侵入し、捜査をする。

チーム長が倉庫にやってくる。ナムスンは目の前に現れたチーム長におどろき思いっきり投げ飛ばした。そしてすぐに倉庫から去る。

チーム長の動画にはナムスンたちの姿がしっかり録画されていた。

ヒシクは、水を欲しがって倒れた麻薬捜査チーム長から「自分で麻薬を口にしたから情状酌量されない。刑事が薬物依存症のらく印を押されてたまるか!助けてくれ」と言われ、仕方なく彼を自宅へ連れて行った。

ヒシクはチーム長に手錠をかけ、水を飲まないように説得した。しかし我慢ができなくなったチーム長はものすごい力で手錠を外し、ヒシクを投げ飛ばて首を絞める。
ナムスンが部屋に入ってきてチーム長を投げ飛ばし、彼を動けないように固定した。

チーム長は、「ヒシクが怪物に見え、体の変化を感じたが、それから後の記憶は覚えてない。筋肉が増えた気がした」と言った。

ヒシクはこの麻薬のことについて調べると、人によって症状が違うことがわかった。

シオは麻薬の研究者から、「この麻薬は解毒剤が無ければ自爆するのと同じだ。短時間で強く美しいホルモンを作れるが、その後は制御が効かなくなり、解毒剤・アメフラシの血がなければ死んでしまう」と説明された。

グムジュはチョン秘書に、「近々リュ・シオに会って親睦を深めるから、彼の正体と黒幕を探るように」と指示した。

グムジュはシオとの再会する。

ナムスンはドゥーゴーで勤務中に、倉庫の箱を開けて袋に入っているものを検査していく。そこへヒシクが現れ「監視カメラに映ったら大変だぞ」と止めた。

ナムスンが1人で仕事をしているのを見計らって、ファジャはナイフを持ち走って彼女に近づいた。
気づいたヒシクはすぐに大声でナムスンを読んだが間に合わず、ナムスンはファジャに腹を刺された。

7話「夜の虹」

ナムスンはファジャに刺されたかと思いきや、ギリギリのところで手でしっかり止め、ファジャを思いきり投げ飛ばした。

ナムスンは倒れたファジャに駆け寄り「殺したいほど憎い?」と聞く。ファジャは「あんたさえいなければずっと幸せだった」と言った。

足の骨が折れて立てなくなっている様子だったファジャに、ヒシクが「自首しないなら俺が連行する」と言った。

グムジュはヘリテージで、シオと商談をする。

シオは「資本主義マーケットとこの世界を覆す力を手にいれたい」と言った。

それに対しグムジュは「私は皆が住みやすい世の中を作りたい。ドゥーゴーに投資をする」と返す。

グムジュはオプレンティアの社員から、シオがドゥーゴーを設立するまでロシアにいたこと確認した。

グムジュは、CEOブレッドソンが独身女性を食い物にする詐欺師かもしれないから調べろと依頼。

ナムスンはシオに呼び出され、代表に近づいて情報を抜き取るチャンスだと気合いを入れた。

シオはナムスンを気に入って仲良くなりたいと携帯番号を渡す。部屋を出て行こうとするナムスンの手をつかみ「必ず連絡して、いい肉奢るから」言った。

シオはグムジュが最近実の娘と再会しファジャが偽物だとバレたという記事を読む。再会した娘はボムという名前でナムスンではなかった。

シオは再びナムスンを代表室へ呼び「君を育ててあげたい。我が社のロビイストとして人生を変えてやるよ」と提案。

ナムスンは「わかった」と返事をした。

ナムスンはロビイストのテストとして、なぜかプレス機を持ち上げるテストを受ける。

シオがボタンを押し、どんどん重くなっていく。ナムスンは力を使い果たさないように持ち上げた。

ナムスンが怪力を使ったことにグムジュとジュンガンが気づく。

グムジュがバイクに乗り急いで家から出た頃、シオは1番重い重量のボタンを押そうとしていた。

8話『江南の光と影』あらすじネタバレ

ナムスンは潰されそうになりながらも重いプレス機を力一杯持ち上げ上の方へ吹き飛ばし、高くジャンプしてシオの前におり立った。

グムジュはバイクでナムスンのところに向かっていたが、彼女が怪力を使い終え無事だった状態に気づくと、道の途中でバイクを止めて微笑んだ。

シオの力試しのテストに合格したナムスンは、彼から対外協力チームに異動して働くよう命じられた。

グムジュは会議で「グムジュ日報をグムジュメディアに変え、赤字テレビ局から脱却できないTGVを買収する。チャンネル名をグムジュTVにする」と宣言。

ナムスンの携帯にドゥーゴーのチーム長から、「バイトのジュンホが過労死した」と連絡が来た。
ジュンホは多額の借金を返すため、指名手配犯や不法投棄を通報したりして必死に稼いでいた。ファジャのことを警察に通報したのも彼だった。

ジュンホには高校生の弟がいて叔母の家に居候をしているが、彼らがジュンホの遺体の引き取りを拒否したため、公営葬儀になるという。

それを聞いたナムスンは彼の叔母の家を尋ね、葬儀費用にとお金を渡し、「私が弟・ジョンミンの学費とお小遣いを渡すので彼を育ててください」と言う。

ナムスンはヒシクから隠しカメラとGPS内蔵のスマートウォッチをもらった。

ナムスンはスマートウォッチを着けてドゥーゴーに出勤。代表室に呼ばれると、シオとの会話、パソコン画面、周囲の様子をバレないように撮影した。

その後、ナムスンはシオに連れられてヘリテージクラブへ移動。
ヒシクはその様子を映像で確認しつつ、マリーキムを追う。

シオはマリーキムに、ロビイストとしてナムスンを紹介。

シオとキムは別室に移動。シオは「あの人を僕のものにする。麻薬の効果じゃなく生まれつき力の強い女。神が僕に授けたのかも」と言った。
キムは「私が信じられる人でないと」と返す。

キムはナムスンを呼び出してグラスに酒を注いだ。
ナムスンは喉を抑えて苦しそうに倒れ込む。

キムは笑って「警戒心がなくて代表を守れるの?テロドトキシンを少し入れた。3時間は神経麻痺が続くわ」と言った。

ヒシクはナムスンが倒れたのを見て彼女のもとへ駆けつけようとした。すると入り口でシオと目があった。

ヒシクは車に戻りナムスンの様子を確認。
ナムスンはすぐに立ち上がり「これもテスト?久々に強い毒だった。モンゴルでは火で熱した石も食べた。こんなの大したことない」と言ってキムの服の襟を掴み、投げ飛ばして椅子に座らせた。

ナムスンはキムと飲み比べをして彼女を酔いつぶす。
彼女の携帯に今日の配達完了という怪しいメッセージが届いたのを確認し、間違いなく麻薬と関わりがあると判断した。

この件についてナムスンはヒシクたちに伝え、「変装して夜に顧客リストを盗んでくる」と言った。

ナムスンは幽霊に変装しドゥーゴーの代表室に入る。シオのパソコンを両手で抱え持ち去ろうとしたが、セキュリティーの男に気づかれ追い回される。
そしてパソコンを抱えたまま代表室の窓から飛び降り、「よっしゃー」と叫んだ。

9話『悪の根源』あらすじネタバレ

ナムスンが盗んだシオのPCからは何の手がかりもつかめなかった。

ヒシクはナムスンに「対外協力チームが輸出品の管理をしているならそこを探ろう」と言った。

ナムスンはペク代理に「ドゥーゴーが何を輸出しているのか教えて」とお願いする。しかし断られた。

それでもナムスンは諦めず、隙を狙ってシオが管理している品物のコードを確認。

PCを盗まれたシオは怒り、セキュリテーのカイルの太ももをナイフで刺す。

カイルが侵入者の身長がナムスンくらいだったと伝えた。

シオはグムジュの娘はナムスンだと考え、ファジャに会ってなぜ彼女を刺そうとしたのかたずねる。

ファジャは「彼女がタメ口をやめなかったから」と嘘をついた。

ファジャは先日、面会に来ていたグムジュから「罪を償うこと、そうすれば神も私もあなたを許す。あなたも私の娘になれる」と言われ涙を流していたのだ。

ナムスンはシオに呼ばれヘリテージクラブへ。

部屋で待っていたのはグムジュと、M&A専門家ジェイミー・チェとしてグムジュの友人を装ったヒシクだった。

途中ヒシクはトイレに行くといい、バレないように別の部屋に隠しカメラを取り付ける。

その間グムジュはシオに「ドゥーゴーの巨大な権力の影にいるのはロシアのマフィア・パベル?マフィアが後ろ盾だからって偉そうな口を?」と罵る。

ナムスンは「お言葉が過ぎます」とシオをかばった。

パベルとはロシアのマフィアが結成した組織で、メンバー全員が孤児だという。

彼らは拉致や人身売買により入手された子供を鍛え人間兵器にしていて、グムジュはこのメンバーにシオがいたという情報を得ていた。

自宅に帰ったナムスンはグムジュに「お母さん無謀すぎる。パベルの名前を出す必要はない。シオは想像以上に恐ろしい人」と声をあらげ、初めて口喧嘩をした。

シオは代表室で電話をかけ「1人殺してくれ」と依頼していた。

その後、グムジュの車が横転。中ではグムジュが血を流して倒れている。

10話『ニセ患者 ニセ職員 そしてニセ旦那』あらすじネタバレ

グムジュは救急車で運ばれたが、生きていた。彼女はわざとシオを挑発したのだ。

グムジュはすぐにエアバックを膨らませて、衝突した後に死んだふりをした。

救急車で搬送された後、グムジュは自分の偽物を病室に寝かせて、病室前にセキュリティーを置いて面会謝絶にした

防犯カメラにダンプカーのナンバーが映っていたため運転手を逮捕できるとなったが、肝心の顔が映っていない。

ヒシクは以前ヘリテージクラブに設置した盗聴器から「解読剤が商売になる、大金を出せる人だけを相手にして」という有力な情報を得ることができた。

ナムスンはシオとモンゴル料理を食べた夕食の席で、海外に輸出するCTA4885を出荷する日付を確認。

ナムスンはヒシクに「シオはとても力が強くて、確実に麻薬を使っている、でもなぜ無事なのか、水も飲まない」と不思議そうに話した。

ヒシクは解読剤が商売になると言っていた盗聴器の会話を思い出し、「CTA4885が出荷されるから確認しよう」と言った。

ナムスンは出荷当日に、バレないようにトラックに乗り込む。

トラックが出発すると、ヒシクはトラックを追い越した先で女装をしてエンストを装い、トラック運転手に助けを求めた。

その間にナムスンはCTA4885の箱を一箱取り出し、トラックから降りた。

箱の中に入っていたのは羽毛布団だった。

ただの羽毛布団かと思っていたが、布団生地を破り白い羽を水に浸すと、それは溶けて粉に変わった

その頃シオは職場にいないナムスンを必死で探していた。

ナムスンは職場に戻るとすぐに代表室に行く。

シオは真剣な表情で近づいてきて「俺と付き合う?」と彼女に言った

ナミンを心配したボンゴは、ダイエット錠剤の情報をネットで探すがなんの情報も得られずヒシクに助けを求めた。

薬の成分を調べてもらうとそれは麻薬だった。

11話『一触即発』あらすじネタバレ

シオに付き合う?と聞かれ驚き言葉を失った。

ヒシクは麻薬捜査チーム長から連絡を受け、すぐに彼のもとへ。チーム長は床に倒れて死んでいた。

ナミンは病院のベッドで苦しそうにしていたが、グムジュは彼が暴れても絶対に水を飲まさないようにした。

ナムスンは解毒剤を得るため、ナミンの携帯を調べる。手がかりはナミンが送金した口座だけだった。

ボンゴとナムスンは口座を作ったホームレスに話を聞く。
ホームレスは「1年前、痩せ薬を売っている女性に声をかけられ、俺名義の口座を4つ作れば金をくれると言われた」と話した。

ボンゴは彼にお金を渡し、その女性の連絡先を教えてもらった。

ナムスンは病室にいるグムジュに、ナミンの携帯でその女性に連絡するよう伝えた。

グムジュは「現金10億渡すから解毒剤が欲しい」とメールをする。

すると女性から「どこに行けばいい?」と返信がくる。ボンゴのカフェで待ち合わせ、そこで現金と解毒剤を交換した。

グムジュはすぐに受け取った解毒剤をナミンに飲ませた。彼は意識が戻り、家族みんなで喜んだ。

ナムスンは青色の解毒剤を見て、以前シオが飲んでいたものだと思い出す。

シオは、シンガンスが逮捕されたこと、逮捕したのがヒシクだったこと、そしてグムジュTVニュースで麻薬CTA4885のことが報道されていたことを知り、麻薬を盗んだのが警察のヒシクであると考えた。

そして取り調べの口止のため、ガンスを殺せと指示する。

ヒシクはヘリテージを通じて権力者・ソウル地検の検事、判事、アン長官らの裏のつながりを知り、「ドゥーゴーの捜査令状を請求する」と息巻いた。

そんな中、ヒシクに「シン・ガンスが死亡した」と連絡が入る。

グムジュはオプレンティア社員に「シオの真の狙いが明らかになった、奴らの本当の目的は解読剤だ」と伝え、パベルのノッシュが韓国に来るという情報を得た。

12話『竜虎相搏つ』あらすじネタバレ

ロシア人の男性から解毒剤のサンプルを渡せと言われたシオは「解毒剤は俺のものだと伝えろ、権利は俺にある、パベルは関与するな」と言い放ち、男を殺した。

シオは「解毒剤を自ら研究しているからこそパベルは稼げている。パベルは俺を殺せない」と自信を持っており、さらにナムスンがいればパベルに勝てるとも思っている。

シン・ガンスが警察に捕まると、偽物の弁護士を使いガンスが自殺したかのように見せかけた。

シオは、ムン刑事に呼び出された際も家族や麻薬の使用歴のことで脅迫した。

マダム・キムが看護師を装いグムジュ病院に侵入。

病室で寝ている偽患者をナイフで刺そうとするが、患者は飛び起きて2人はもみ合いになった。

患者の顔の包帯が取れる。グムジュではない。

グムジュは国家情報院の元職員でテコンドー、合気道、剣道の熟練者を替え玉にしていたのだ。

グムジュはすぐに病室へ到着してキムを突き飛ばし、「ファン・グムジュは生きてると伝えて!」と言った。

ヒシクは、ガンスが死と令状の却下、そして証人を失いイラ立ちを隠せなかった。

ヒシクはグムジュからナミンへ麻薬を売った女の居場所を教えてもらい、すぐにその女を逮捕。

女は「解毒剤に大金を払える金持ちをターゲットにしている。マダムに従っただけ。元締めは間違いなくドゥーゴー。解毒剤にアメフラシの血を使っている」と答えた。

ヒシクは女に「釈放する条件として、全国売人リストを持ってこい」と言った。

それからヒシクは、ドゥーゴーのトラックから盗んだダウンをグムジュに持って行った。

グムジュはダウンを受け取り、チョン秘書に電話。「スタッフに生放送だと伝えて」と言う。

しかし生放送前、チョン秘書がいつまでも来なかった。

チョン秘書はタクシーに乗って向かう途中、運転手に白いスプレーをかけられていた。
これもシオの仕業だった。

13話「その血を死守せよ」あらすじネタバレ

チョン秘書からグムジュに「体調が悪く収録は無理そう」とメールが入った。

放送はキム記者だけで行われ、CTA4885の出所がドゥーゴーのようだということ。さらにシオが各界の人脈を利用し麻薬事業を拡大してきたと報道した。
また、ダウンジャケットに水を注いで麻薬を中綿に偽装している映像を見せた。

チョン秘書の携帯にシオから「上海へ留学している妹の所にも麻薬が届く、妹を助けたければ生放送が嘘のニュースだった報道しろ」と連絡が入る。

TBOの本部長、警察庁長官、ソウルの中央地検検事らが集まっていた。彼らはみなシオに弱みを握られている。
シオがやってきて「個人チャンネルによる売名目的の妄想ニュースだと発表させろ。グムジュをたたいて娘の情報を集めろ」と言った。

ヒシクはアメフラシの輸入経路と釜山港への到着日を知りたがったが、ナムスンから受け取ったシオの携帯のデータからはその情報を得られなかった。

ナムスンは海外協力隊チームの先輩から「輸入経路はフィリピンと台湾、そして毎月25日に輸入される」と聞いてヒシクに伝える。

シオは部下に、以前麻薬で死亡したドゥーゴー物流職員の遺族に会って騒ぎ立てぬよう慰労金を渡せと命令した。

部下が遺族の家へ行くと、すでに死んだ元職員の弟がナムスンから援助を受けていたことが判明。シオに伝えた。

シオは遺族の弟を連れて来させて、ナムスンについて問いただす。
弟が連絡先を伝え、シオがその番号を確認するとツェツェグ・ナムスンの番号が出てきた。

その後すぐにTBO本部長から写真が送られてきた。ドゥーゴー元職員の弟は「この人がカン・ナムスンです」と答えた。

14話「嵐の前の静けさ」あらすじネタバレ

チョン秘書は、グムジュTVの生放送で言葉が出ず震え出す。

それを見たグムジュは一旦中断し、彼女を呼んで話を聞いた。
チョン秘書は、シオに脅されたことを正直に話す。

グムジュは「辛い思いをさせてごめん、あなたと妹は絶対守る」と言い、上海にいる彼女の妹に護衛をつけた。

チョン秘書は安心し、放送を再開。シオに命令されたことではなく、ありのままを伝えた。

グムジュは「安全な場所だから」とヒシクら麻捜隊4人を自宅の金庫に案内し、そこから出勤するように言う。

グムジュやナムスンの家族は釜山のホテルに身を隠すことになった。

グムジュとナムスンでアメフラシの輸入経路を暴くことが真の目的だ。

ジュンガンは「夫と決着をつける、離婚訴訟をする」と言い張り家に残った。

釜山のホテルに着くと、モンゴルの母がナムスンを待っていた。2人は再会のハグをした。
モンゴルの父は心臓が弱く医師に韓国に行くのを止められた為、母は1人で来ていた。

グムジュのサプライズと優しさにナムスンは感謝を伝えた。


ナムスンに騙されていたことを知ったシオは、怒りに震えていた。

シオは記者会見でダウンを箱から取り出して羽に水をかけて見せ、麻薬にならないと言い、麻薬を流通させてないことを主張した。

「殺人に関わっているという報道も作り話だ。グムジュの申し出を断ったため、報復で嘘の情報を流された」と釈明する。

ナミンに麻薬を売った売人の女は、ヒシクに言われた通りにマダム・キムをの鞄からパソコンを取り出してVIPリストをヒシクに送信。

麻捜隊はナムギルに、判事が麻薬に関わっていると伝えた。

そして、ソウル地検のムン次席検事に話を伺うニュース番組のスタッフになりすまし、画面に1人の女性の訴えを流す。

女性は「痩せ薬が麻薬だった。でも検出されなかった。解毒剤で助けたかったのに高くて買えなかった」と証言。

さらに解毒剤の売人の音声も流された。「解読剤に大金を払える金持ちがターゲット。事業を管理してるのはドゥーゴー。全国には私のような仲介人が大勢いる」という内容だ。

現場はパニック状態になり、ヒシク達麻捜隊は警察の留置場に入れられた。

ヒシクらは新長官・イ長官の指示で留置場から出される。麻薬捜査隊は全員が復帰を命じられた。

イ長官の就任により不利な状態になるとわかったシオは、麻薬を吸って彼と彼の部下たちを殺害。

シオは、ナムスンが報道後に行方をくらまし位置情報も追跡できない状態になっていたためイライラしていた。そんなシオがターゲットにしたのはファジャだった。

友人と食事を終えて1人で歩いていたファジャは、男に腹を刺されて倒れる。

シオが現れ、「嘘ついたな、ツェツェグとナムスンは別人だと?」と言った。

ファジャの携帯にグムジュから着信がある。シオはファジャの手から携帯を奪い取り、黙ってグムジュの声を聞いた後で電話を切った。

モンゴルの母とゆっくり過ごしていたナムスンに、ファジャからメールが入る。

「元気?私は死んだ、シオが私を殺した、私があなたの正体を隠したから。次はお前だ」というメールだった。

ナムスンはこのメールで、シオに正体を気付かれたことを知る。

力の強い女カンナムスン 最終回

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『力の強い女カンナムスン 最終回』

OST

視聴率

1話 4.3%
2話 6.1%
3話 8.0%
4話 9.7%
5話 7.3%
6話 8.1%
7話 7.3%
8話 8.5%
9話 7.1%
10話 8.7%
11話 7.5%
12話 8.5%
13話 7.4%
14話 9.0%
15話
最終回16話

2023ネットフリクス韓国ドラマ・レビュー記事

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