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イカゲームのNetflix画面

Netflixイカゲーム大ヒットから学べる戦略は世界進出に絶対必要

Netflixでイカゲームを見たときに、デスゲーム×ビジュアルの派手さがあったので、「ヒットはするだろうな」と思っていましたが、全世界1億1100万世帯が視聴しNetflix史上No.1の作品になるとは驚きました!

イカゲームは全9話あらすじネタバレ記事で考察や高評価をしている通り、確かにかなり面白くて完成度が高い部類に入ります。

しかし、面白さやクオリティだけでいえば日本のNetflixドラマ『全裸監督シーズン2』今際の国のアリス』など、『イカゲーム』と並ぶかそれ以上に面白いと言える作品もあると思います(評価は個人差も大きいですが)。

ではなぜ日本のそれらの作品が世界的には全く評価されずに終わり、イカゲームは超絶ヒットを記録したのでしょうか(一部ではカイジのパクリとも言われてますね…)。

改めて感じたのが、日本でも世界でもヒットするためには“わかりやすさ”が最も重要だということです。

いくつかの要素がありますが1番大きな結論をいうと、イカゲームのヒット理由は誰が見ても理解できる“わかりやすさ”です。

CineMag
ではその“わかりやすさ”とは具体的に何でしょうか!?

この記事では、韓国ドラマ・イカゲームの特徴を独自視点で切り取り、世界的ブームになった“わかりやすさ”の秘密を解きほぐしてみたいと思います。

ちなみにヒット理由はコレと思うものがあれば投票お願いします。

イカゲームが世界的なブームになった理由は?(投票お願いします)

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視聴のハードルが圧倒的に低い

韓国ドラマイカゲーム

筆者はNetflix作品を見まくっていますが、『イカゲーム』より面白い作品はたくさんとは言いませんがいくつもあります。

CineMag
日本制作のNetflixドラマでいえば『今際の国のアリス』の方が個人的には好きですし、海外ドラマなら『ストレンジャー・シングス』シリーズの方が楽しめました。

ではなぜ視聴者は『イカゲーム』を選択するのでしょう!?

頭悪そうなタイトル

Netflixでは時間潰しに見る人も多いため、ぼーっと見てもわかるコンテンツが好まれる傾向にあるといわれています。

逆にいうとタイトルや概要を見て少しでも「難しそう…」と感じたら、仕事が終わって疲れてから見る気が起きないかもしれません。電車で視聴しようとも思わないでしょう。

そこへ来て『イカゲーム』です。英題も『squid(イカ) game』。

CineMag
良い意味でタイトルがアホっぽくて知能指数の高さは感じられません

概要も↓

勝てば天国、負ければ…即死。賞金に目がくらみ、奇妙なゲームへの招待を受けた参加者たちを待っていたのは、昔ながらの遊びを取り入れた死のゲームだった。©︎Netflixイカゲーム

どんな話か一目瞭然で、どこの国籍のどんな年齢の人が見ても内容が一発でわかるようになっています。

紹介の画像も↓

イカゲームのロボット少女と運営者

言葉は悪いですが、アホでも睡眠不足でも理解できそうです。

韓国ドラマ『イカゲーム』は、タイトルもストーリーもビジュアルもシンプルで、Netflixユーザーが視聴するまでのハードルが非常に低いのです。

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シュチュエーションが変わらない

イカゲームの舞台 デスゲーム会場

『イカゲーム』の場合、エピソード1〜最終回エピソード9までずっとデスゲーム会場で、シュチュエーションが変わりません。ストーリーもずっとデスゲームです。

場所が変わらないので新しい情報が少ないですし、全体として頭悪そうなタイトルとあらすじ概要で、視聴者が想像できる範囲を超えないのです。

タイトルと概要でストーリーの全貌は説明され、それ以上の大きな設定が差し込まれることがないので、予想を裏切られたというストレスがなくスムーズに視聴できるのだと思います。

例えば、似たデスゲームジャンルのNetflix『今際の国のアリス』の場合は、ゲームや舞台設定自体がずっと謎で、場所もコロコロ変わるので、『イカゲーム』よりは幾分か複雑です。

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韓国やアジア成分をほどよく抑える

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無国籍な舞台

韓国っぽくはないイカゲームの大ホール

イカゲームは韓国のお話ですが、韓国の街並みが出てくるシーンは前半とラストだけで、ゲーム会場が映るシーンに比べたら圧倒的に少ないです。(これはネット上でもあまり言及されてない点だと思います。)

韓国独自の街並みがずっと続く場合、韓国の作品や文化に慣れ親しんでいない人にとって、建物の形や風景など、ストーリーの本筋とは別に新しい情報を処理し続けなくてはなりません

それが好きな人もいれば、潜在的に面倒だと感じる人もいるはずです。

例えば、インドネシアのバリを舞台にした映画ではバリ・ヒンドゥーという宗教信仰が前提なので、日本人から見ると「この建造物やアイテムにはどんな意味が…」という疑問がたくさん生まれ、気になってしまうという側面があります。

『イカゲーム』の場合は、実際には韓国ではなくほとんどセットを映しているので、アジア文化に親しみのない海外の人からしても絵的に見にくいストレスが軽減されるわけです。

考えてみるとイカゲームのように社会的なテーマを盛り込んで大ヒットした映画パラサイトもシーンの大部分は韓国的ではないモダン邸宅ですね。

ポン・ジュノ監督もイカゲームのファン・ドンヒョク監督も、視覚的になるべく韓国的なものを排除して、どの国のどんな人が見ても視覚的にスッと入ってくるような作品に仕上げたのかもしれません。

緑ジャージと番号で識別

緑ジャージや赤い服を着た主要キャスト

欧米の人からすれば「アジア人は顔が似ていてドラマだとさらにわかり辛い」、逆に日本人からすれば「似た体格の白人が画面上に並ぶと誰が誰だか…」というのは差別でなく“慣れ”の面である程度は起こってしまう問題だと思います。

キャラの違いのわかりにくさは、コンテンツとしては致命的です。

その点『イカゲーム』では、緑ジャージ、赤ジャージとマスク、フロントマンのマスクなど、パッと見て視覚的にキャラの役割がわかるようになっています。

さらに緑ジャージを着た参加者たちは番号が強調されている上に、顔・年齢・性別もキャラ被りしてないので、誰が誰だかわからなくなることは少ないでしょう。

見終としがちな観点ですが、視覚的な識別がストーリーを最後までストレスなく視聴するための鍵になっていると思います。

CineMag
逆に考えると日本の作品でジーパン・Tシャツ・同世代の登場人物が画面上に並ぶと、海外の人から見て「誰が誰だっけ?」となりハードルが上がってしまうのかもしれません。

『イカゲーム』はこういった細部にしても誰が見てもわかるよう丁寧に作られており、これが大ヒットに貢献しているのでしょう。

最後に

記事の結論をまとめると、イカゲームのヒット理由である“わかりやすさ”の秘訣は、

  1. タイトルのアホさで視聴のハードルを下げた
  2. 韓国成分を抑え、どの国の人でも見やすい
  3. キャラを視覚的に見分けられる

となります。

日本には世界規模の大ヒットになり得るアイデアも制作力もあると思います。そのときに、韓国の『イカゲーム』から見た知能指数を下げる戦略は、参考にできるのではないでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございます。何か他の視点でのご意見などあればコメントお願いします。

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