マーベル映画『ガーディアンズオブギャラクシー3 VOLUME 3』。ロケットの過去が明らかに!ピーターやドラックス、ネビュラたちは最悪なヴィラン・ハイ・エボリューショナリーの脅威から仲間を守れるのか!?
ガーディアンズオブギャラクシーシリーズ第3作マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の32作目です。
作品情報・キャスト
あらすじ
ネタバレなしの感想
視聴してのぶっちゃけ感想・良い点・ダメな点の評価(ネタバレあり)
ストーリー考察
物語ネタバレあらすじ・ラスト結末
ミッドクレジット・エンドロール後のエンドクレジットシーン解説
これらの情報を知りたい人向けにわかりやすくレビューしていきます!
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)
これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
映画『ガーディアンズオブギャラクシー3 VOLUME 3』作品情報・予告
制作国:アメリカ
上映時間:2時間30分
原題:『Guardians of the Galaxy Vol. 3』
ジャンル:マーベル・SFアクション
年齢制限:G(年齢制限なし)
監督・脚本:ジェームズ・ガン
原作:ダン・アブネットとアンディ・ランニング 「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」
製作:ケヴィン・ファイギ
音楽: ジョン・マーフィー
ジェームズ・ガン監督
『ガーディアンズオブギャラクシー』シリーズを大ヒットさせたジェームズ・ガン。
ドギツいブラックジョーク・シュールな雰囲気の演出が持ち味で、本作Vol. 3では良くも悪くもその強みがおおいに発揮されています。ギャグもアクションも×3倍です。
ガン監督はDCコミックドラマ『ピースメイカー』や『ザ・スーサイド・スクワッド2』などDC作品も手がけてヒットさせており、2022年にDCスタジオのCEO(会長)に就任。一時期不謹慎ジョークで炎上してましたが、超出世しましたね!
前作のミニ映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』の監督・脚本も担当しています。
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『ガーディアンズオブギャラクシー3』キャスト
キャラクター | キャスト(出演作) | 日本語吹き替え |
ピーター・クイル|スター・ロード | クリス・プラット(『ジュラシック・ワールド3/新たなる支配者』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』) | 山寺宏一 |
ロケット(改造アライグマ人間のメカニック) | ブラッドリー・クーパー(声)(『ナイトメア・アリー』『アリースター誕生』)
ショーン・ガン(声/若い頃) |
加藤浩次 |
ガモーラ(過去からやってきたもう1人のガモーラ) | ゾーイ・サルダナ(『アバター2:ウェイ・オブ・ウォーター』,Netflix『アダム&アダム』) | 朴璐美 |
グルート | ヴィン・ディーゼル(『ワイルドスピード』シリーズ) | 遠藤憲一 |
ドラックス | デイヴ・バウティスタ(『ノック 終末の訪問者』『ナイブズ・アウト2: グラスオニオン』『DUNE/デューン砂の惑星』『アーミー・オブ・ザ・デッド』『大脱出2』) | 楠見尚己 |
マンティス | ポム・クレメンティエフ(『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』) | 秋元才加 |
ネビュラ | カレン・ギラン(Netflix映画『ザ・バブル』,『ジュマンジ』シリーズ) | 森夏姫 |
クラグリン・オブフォンテリ | ショーン・ガン(監督ジェームズ・ガンの弟です。) | 土田大 |
アダム・ウォーロック(バース・ポッドによっで作られた黄金のソヴリン人) | ウィル・ポールター(『ミッドサマー』『メイズ・ランナー』) | 武内駿輔 |
スタカー・オゴルド(ラヴェジャーズの総統) | シルヴェスター・スタローン(『サマリタン』『ランボーラストブラッド』『ロッキー』シリーズ) | |
ハイ・エボリューショナリー(本作Vol. 3のメインヴィラン。ロケットを作った科学者) | チュクウディ・イウジ(『ピースメーカー』『ダニエル』) | 中井和哉 |
ライラ(改造されたイタチ。ロケットの友達) | リンダ・カーデリーニ(声) | 佐倉綾音 |
↓マーベルの主要キャラクター解説記事↓
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『ガーディアンズオブギャラクシー3』あらすじ
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ピーターは恋人ガモーラの喪失で生きる意欲を失いアル中になっていた。ネビュラが酔っ払いのピーターの世話をする。
そんな中、ロケットを作った科学者ハイ・エボリューショナリーの命令を受けたアダム・ウォーロックがノーウェアに攻めてきた。ロケットを連れて帰るためだ。
ネビュラやドラックスは圧倒的な戦闘力を誇るウォーロックにボコボコにされる。ロケットはウォーロックのレーザーで致命傷を受けた。
ネビュラが剣でウォーロックを刺した。ウォーロックは飛んで逃げる。
ピーターはロケットを治療しようとする。しかし体内に組み込まれたコードが解除できず、ロケットはもがき苦しみ始めた。
かつてロケットをつくった科学者ハイ・エボリューショナリーが、技術を盗まれないために体内にキル・スイッチ(殺す装置)を仕掛けていたのだった。
ハイ・エボリューショナリーの研究施設・オルゴスコープへ行き、パスコードでキル・スイッチを解除しなければロケットは死んでしまう。
ピーターたちは船で出発した。するとラヴェジャーズのスタカー・オゴルドたちにすぐに船を止められる。
オゴルドはハイ・エボリューショナリーの研究施設・オルゴスコープへの侵入方法を伝え、スタッフの服を用意してくれた。ラヴェジャーズのメンバーになっていたガモーラも作戦に同行させるという。
ピーターの恋人だったガモーラは『インフィニティ・ウォー』でサノスに殺された。しかし今回『アベンジャーズ/エンドゲーム』でサノスと一緒に過去からやってきたピーターを知らないガモーラが協力してくれることになった。
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ピーターはガモーラに親しく話しかけるが、冷たくされる。果たしてガーディアンズオブギャラクシーのメンバーはロケットを救うことができるのか!?
ネタバレなし感想・海外評価
終盤のバトルやガーディアンズの熱い友情を堪能できました。特にCGを駆使したSFバトルは迫力満点。切なすぎるラストにも感動で全体的には満足です!
私はマーベルの中でも『ガーディアンズオブギャラクシー』シリーズが特に好きでしたが、これまでのガーディアンズのような軽快さ・クセになっちゃう空気感がなかったのも残念です。
MCUフェーズ5の前作『アントマン&ワスプクアントマニア』よりはぜんぜん楽しめましたが、フェーズ5になってストーリーが一気に弱くなった感じは否めません。
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海外レビューサイトの評価も低くはないですが、本作Vol.3はこれまでのマーベルの積み上げがあったからなんとかなった作品のような気がします。
予習としては、1作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)、2作目『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)、『アベンジャーズ:インフィニティーウォー』(2018)、『アベンジャーズ:エンドゲーム』(2019)は絶対に見ておいた方がいいです。
4作は多いですが、これらを見てないと話のつながりがわからないと思います。
あとは、できればディズニープラスで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』も見ておいたほうがいいです。
おすすめ度 | 70% |
大迫力バトル | 90% |
ストーリー | 64% |
IMDb(海外レビューサイト) | 8.5(10点中) |
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家 79% 一般の視聴者 % |
メタスコア(Metacritic) | 67(100点中) |
※以下、『ガーディアンズオブギャラクシー3』のストーリーネタバレありなので注意してください!
映画『ガーディアンズオブギャラクシー3』ネタバレ感想・評価
良かった点
ロケットの悲しすぎる過去は泣けましたし、大迫力のスペースSFアクションには大興奮。メンバーがそれぞれの道を歩む卒業式のようなラストも感動的でした。
ガーディアンズオブギャラクシー過去2作のようなカタルシスやグルーヴ感はありませんでした。マーベルファンが楽しむためのファンムービーという位置付けでした。
まず良い点から。戦闘シーンの迫力は過去2作と比較してもすごかったと思います。
オープニングのウォーロックとネビュラの壮絶な殺し合い、ドラックスのぶん投げ。みんな骨がバキバキになったり血を吐いたりと意外とグロいですが見応えは抜群でした。さすがジェームズ・ガン!
そしてラストではロケットも復活し、ガーディアンズたちがヴィランのハイ・エボリューショナリーを一斉攻撃!そのシーンでは円を描くようにカメラを動かして、各キャラの攻撃を臨場感たっぷりに演出してくれました。
宇宙船の墜落や爆発など、戦闘シーン以外のSFの映像も大迫力で大満足。良くも悪くも派手でスターウォーズシリーズの総力戦をごちゃっとさせた感じはありますが、アトラクション的に楽しめました。
さまざまなタイプの宇宙人のキャラクターデザインもすばらしかったです。1番おもしろかったのがハイ・エボリューショナリーの研究施設・オルゴスコープが、星でなく1つの生命体だという点。
データファイルなどが生物的でねちょねちょしていて、想像もできない世界に触れることができた満足感がありました。
生命体の中でたくさんの人間が過ごしている奇怪な映像はSF映画として最高。『2001年宇宙の旅』のような未知の領域を体験するワクワクがあります。
ダメだった点
個人的な意見ですが、後半からラストにかけての友情総決算の大迫力バトルはともかく、前半から中盤まではストーリーがめちゃくちゃつまらなくて残念でした。
有機生命体の星にある研究施設・オルゴスコープへの潜入など、それぞれの作戦がなんとなく成功するみたいな「ディティールをないがしろにした感じ」に引き込まれません。
詳しい部分や論理的な部分をすっ飛ばしたのはわざとでしょうけど、中盤まではいろんなキャラが入れかわり立ちかわり出てきただけで、ストーリーに推進力がほとんどありませんでした。
ちなみに日本では大絶賛の『ガーディアンズオブギャラクシー3』ですが、海外の大手レビューサイト Rotten tomatoesだと1作目支持率92%、2作目85%、3作目80%。Metacriticだと1作目76点、2作目67点、3作目65点と批評家のスコアはどんどん下がってるんですよね。
あと特に気になったのはメイン・ヴィランのハイ・エボリューショナリー…。
終盤で部下に裏切られて役員たち全員を殺す場面では、やりすぎてコントロール機器まで破壊してしまいます。操縦士も死にました…。
ピーターたちがサクッと潜入するためのご都合主義な粛清(しゅくせい)にしかみえません。ヴィランが自分の宇宙船を破壊する展開はいくらなんでもマヌケすぎます。
ハイ・エボリューショナリーには死にたい願望があるのでしょうか?
あとは部下を皆殺しにして孤立したハイ・ハイ・エボリューショナリーはロケットを探すまでどこにいたのでしょうか?
まるでかくれんぼでもしていたかのようにガーディアンズメンバーのだれとも遭遇しないのは不自然すぎます。
まあヴィランのハイ・エボリューショナリーについては考察の項目でも書きますが、ロケットに執着している破滅主義者なのでしょう。
ストーリーについて他には、ロケットの過去、ガモーラの合流、メンバーみんなの卒業などたくさんの事柄を詰め込みすぎたせいで映画全体に統一感がありませんでした。
テーマはどれか1つに絞ったほうが絶対に良かったと思います。
それか尺をエンドゲーム並みに3時間に伸ばすか、『ガーディアンズオブギャラクシーVol.4』を作ってもよかったのでは?
また、ロケットの実験動物にされていた過去は、映像にすると悲惨すぎます。
グロテスクな映像自体は映ってないのですが、映画『ロボコップ』で警官が惨殺されてロボコップに改造されるトラウマシーンや、『ハンニバル』でレクター博士が生きた人間の頭をパカっと外している映像がチラリと蘇りました。
ロケットはそれ以上に残忍なことされてますよね…。
ロケットの過去は心を締め付けるようなエピソードではあるのですが、リアルに想像すると悲惨すぎてガーディアンズオブギャラクシーっぽさが薄れたと感じました。あんな実験されたら普通なら自我を保てずに廃人になるでしょう。
ロケットが過去にグロテスクな人体実験をされていたと思うと、かわいそうで笑えないです。
音楽についても、欧米の人ならなつかしいと思うような懐メロがガンガンかかるのですが、曲を流すシーンが多すぎてMVみたいになっちゃってます。
全体的に、ガーディアンズオブギャラクシーやマーベルに思い入れのある人ならこれまでの積み重ねで楽しめるでしょうけど、映画単体として冷静にみるとストーリーが偏っていたり弱すぎたりの凡作になってしまっています。
みんなMCU卒業?
ロケットが死のふちを乗り越えて過去を克服し、ピーターやマンティスが自分探しに出かける卒業式的なラストもジーンときました。
ピーターは地球に帰って8歳の頃に別れたおじいちゃんと再会し、平和に暮らす道を選びます。
過去に娘を殺されたドラックスがたくさんの子供達の面倒を見ることになる結末も感動的!
ネビュラが言ったようにデストロイヤー(破壊者)ではなく良き父親がドラックスの本当の姿なのでしょう。
ガモーラがピーターと一緒にならずラヴェジャーズに戻る流れも、これしかなかったなという感じです。
ピーターが違うガモーラと恋愛関係になっても違和感が残りますし、お互い別の道を行くのが正解だったのではないでしょうか。
ただガモーラを再登場させた割にはピーターとの会話が少なく、モブキャラみたいな扱いだったのは不満でした。尺の問題で会話をたくさん入れられなかったのでしょう(それにしてはくだらないギャグシーンは多かったですが)。
結果としてピーターとガモーラは「たくさん会話をしてやっぱり別々の道へ!」というより、「なんとなく違う道を選んだ…」という消化不良感がありました。
Vol.3はピーター、マンティス、ドラックスが晴れてガーディアンズオブギャラクシーとMCUを卒業する!みたいなラストでしたね。
映画としては良い結末でした。ただ今後MCUにピーター・クイルがいなくなるのは致命的だと思います。
エンドロールの終わりに「スター・ロードは戻ってくる!」って書かれてましたけど、またすぐ戻ってくるのでしょうか?
最後の雰囲気的には「もうクリス・プラットはしばらく出ません」みたいな感じでした。
『ガーディアンズオブギャラクシー3 VOLUME 3』考察(ネタバレ)
ハイ・エボリューショナリーはなぜロケットに執着したか?
ハイ・エボリューショナリーがロケットを連れ戻したかった理由は、ロケット以外に生み出した生命体は、みな知性が高かったわけではなく知識の丸暗記しかできなかったからです。
人間のような知性でなく、人口知能的な考え方をする生命体しか生み出せなかったということですね。
つまり彼が作りだせた本当の知性はロケットだけなので、その技術を他の生物に応用したかったのでした。
しかしそれだけではありません。エボリューショナリーは自分が作ったロケットが自分よりも賢くなってしまったことが許せなかったのもあるでしょう。
さらにハイ・エボリューショナリーはロケットに愛情も抱いていたのだと思います。
すごい科学技術を持っているハイ・エボリューショナリーがロケットにボロボロにされた顔を治療しなかったのは、ロケットに愛情を感じていたからでしょう。
複雑なヴィランですね。やっていることは「進化した生命体を作る!」と壮大ですが、征服者カーンと比べると器(うつわ)は小さいヤツです。
映画『ガーディアンズオブギャラクシー3 VOLUME 3』ネタバレあらすじ解説
ピーター、ガモーラ、ドラックス、グルート、ネビュラ、マンティスは有機生命体の星にあるハイ・エボリューショナリーの研究施設・オルゴスコープに侵入。
整備員のフリをして内部に入って派手な戦闘を繰り広げ、ロケットが作られたときの研究データを入手して脱出した。
データにはアライグマから改造されていったロケットの悲惨な映像が収められていた。ネビュラは「父・サノスのおしおきより全然ひどい…」とつぶやく。
ロケットの人生がかわいそうと通りこしてトラウマすぎる。
ロケットの悲惨な過去
脳移植された実験用アライグマ・89P13(ロケットの本名)は痛みに苦しんでいた。しかし同じ実験動物のイタチのライラやウサギのフロア、セイウチのティーフスがなぐさめてくれた。実験動物たちは心を通わせて唯一無二の絆がうまれた。
天才的な頭脳を持つロケットは、動物を進化させるカプセルで進化した生き物が怒りで暴走してしまう原因を言い当てる。ハイ・エボリューショナリーはよろこぶと同時におそれを感じた。
ロケットはハイ・エボリューショナリーから「理想の惑星カウンター・アースに住める」と聞いて、ライラたちに話した。みんな檻(おり)ではなく青い空が見られるとよろこんだ。
しかしハイ・エボリューショナリーはロケット以外を焼却処分するつもりだった。
ロケットは檻の鍵を解除する装置を作り、ライラたちとみんなで脱出することにする。
しかしハイ・エボリューショナリーに見つかり、ライラやフロアは銃で撃たれて死亡。
ロケットは怒りで叫び、ハイ・エボリューショナリーの顔を爪で引き裂いた。そして宇宙船を奪って脱出した。
ラスト結末
ピーターたちは、ロケットのキル・スイッチを解除するパスコードをハイ・エボリューショナリーの部下が持っていると知り、彼らが住むカウンター・アースへ。
地球そっくりのその星に到着すると、獣から進化した人間たちが住んでいた。
ピーターたちはコウモリから進化した人間の家族にハイ・エボリューショナリーがいる施設の場所を教えてもらい、現地へ向かう。
ハイ・エボリューショナリーはピーターを招き入れた。ピーターは「パスコードを教えろ!」と要求する。
しかしそれは罠だった。ハイ・エボリューショナリーは部下のウォー・ピッグスを宇宙船に向かわせ、ロケットを連れてこいと命令していたのだ。
ドラックスとマンティスが宇宙船を離れてしまい、船にはガモーラしかいない。
ガモーラはあらわれたウォー・ピッグスと戦う。
ウォーロックがやってきてウォー・ピッグスを倒した。ウォーロックはロケットを連れ帰ろうとするが、産みの母・アイーシャがいる建物が爆発し、泣きながら飛び去っていく。
ハイ・エボリューショナリーは自分が作り出した生物たちが完全でないことをピーターに指摘され、カウンター・アースごと爆発させることにする。建物が巨大宇宙船となり星から抜けて宇宙へ上がっていく。
ピーターとグルートはハイ・エボリューショナリーの部下を拉致して一緒に建物から飛び降りた。
パスコードをゲットしたピーターは宇宙船にいるロケットのもとへ。
ロケットは死にそうだったが、夢の中でライラに「まだこっちの世界にきちゃダメ」と言われ、息を吹き返す。
ピーターが治療し、ロケットは完全復活した。
ドラックスとマンティス、ネビュラがピーターと入れ替わりでハイ・エボリューショナリーの巨大宇宙船に侵入し、脱出できなくなっていた。宇宙船は大気圏に到達する。
ピーターとロケット、グルート、ガモーラはドラックスやネビュラたちを助けるために、ハイ・エボリューショナリーの宇宙船に乗り込んで敵を倒していく。
クラグリンが操縦するノーウェアもハイ・エボリューショナリーの宇宙船に突っ込んだ。
ドラックスはハイ・エボリューショナリーに造られた子供たちを見つけた。
ロケットは実験用のアライグマや動物たちを見つけ、かつての自分を重ねて涙を浮かべる。
ロケットはハイ・エボリューショナリーに見つかって攻撃されるが、重力解除装置でコントロールを取り戻してブラスター銃で反撃。
ピーターやガモーラ、ネビュラ、ドラックスも加わり、ハイ・エボリューショナリーを倒すことに成功した。
ハイ・エボリューショナリーの人工マスクの下は鼻が取れて皮がない醜い顔だった。過去にロケットがやったのだ。
ロケットはエボリューショナリーにトドメを刺すのをやめた。
ロケットたちは宇宙船からノーウェアに脱出。造られた子供たちも動物たちもノーウェアへ脱出。
ピーターは落ちたZune(iPod)を取るために立ち止まってしまい、空気のない宇宙空間に投げ出されてしまう。顔が膨れて死んだかと思われたが、ウォーロックが助けてくれた。
すべてが終わり、みんなで抱き合う。
ガモーラはラヴェジャーズに戻って行った。
ピーターはロケットにガーディアンズのリーダーを譲り、地球に残したおじいちゃんを探しにいくことにした。
マンティスも本当の自分を探すために旅立つ。
ドラックスはハイ・エボリューショナリーに造られた子供たちを世話することにした。
ピーターは地球で8歳の頃にわかれたおじいちゃんと再会し、一緒に暮らすことにする。
ミッドクレジットシーン
ロケットをリーダーにした新生ガーディアンズオブギャラクシーが誕生。
ロケット、グルート、クラグリン、コスモ、そしてウォーロック、フィラ・ベルが砂漠でモンスターの群れを倒す新たな任務についていた。
エンドロール後:ポストクレジットシーン
ピーターは新聞を読んでいるおじいちゃんに隣人の芝刈りのことで文句を言う。
(ピーターのおじいちゃんが見ていた新聞の見出しの「ケヴィン・ベーコン誘拐の真相」というのは、ディズニープラスのミニ映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』の内容です。ドラックスとマンティスが俳優ケヴィン・ベーコンを誘拐する話でした。)
最後のまとめ
MCUフェーズ5映画『ガーディアンズオブギャラクシー3 VOLUME 3』は迫力満点のSFアクションが堪能できて感動の展開もたくさんあったものの、さまざまな要素を入れ込みすぎてストーリーにまとまりがなくなってしまった残念な部分のある作品でした。
おもしろくなかったわけではないですが、期待していただけに困惑も大きかったです。
それにガーディアンズのピーターとかも卒業してしまって、今後マーベルフェーズ5は誰が引っ張るのでしょうか?アントマンくらいかな?スパイダーマンもいないですよね。
アイアンマンのようなスターがいなくて不安です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。『ガーディアンズオブギャラクシー Vol. 3』レビュー終わり!
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