アマプラ配信の韓国ドラマ『国民死刑投票』。国民に法の網をかいくぐった犯罪者たちを死刑にすべきか投票されるサスペンスです！
パク・ヘジンとイム・ジヨンが出演しています！
作品情報・キャスト相関図
あらすじ
ネタバレなしの感想
視聴してのぶっちゃけ感想・評価(ネタバレあり)
考察：犬仮面の正体
全12話ネタバレあらすじ・最終回の解説と考察！
これらを知りたい人向けに内容をわかりやすくまとめました。
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。好きな項目から読んでください。)
これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
Loading ...- 1 韓国ドラマ『国民死刑投票』作品情報・予告
- 2 『国民死刑投票』あらすじ
- 3 『国民死刑投票』キャスト相関図
- 4 ネタバレなし感想・海外評価
- 5 韓国ドラマ『国民死刑投票』ネタバレ感想・評価
- 6 『国民死刑投票』犬仮面の正体を考察
- 7 1話ネタバレ『国民死刑投票』
- 8 2話ネタバレ『国民死刑投票』
- 9 3話ネタバレ『国民死刑投票』
- 10 4話ネタバレ『国民死刑投票』
- 11 5話ネタバレ『国民死刑投票』
- 12 6話ネタバレ『国民死刑投票』
- 13 7話ネタバレ『国民死刑投票』
- 14 8話ネタバレ『国民死刑投票』
- 15 9話ネタバレ『国民死刑投票』
- 16 10話ネタバレ『国民死刑投票』
- 17 11話ネタバレ『国民死刑投票』
- 18 最終回12話ネタバレ『国民死刑投票』
- 19 最後のまとめ
韓国ドラマ『国民死刑投票』作品情報・予告
制作国：韓国
話数：全12話
韓国語タイトル：『국민사형투표』英題『The Killing Vote』
ジャンル：サスペンススリラー・ミステリー・クライム
年齢制限：13歳以上推奨
監督・演出：パク・シヌ
脚本：チョ・ユニョン
原作：WEB漫画「国民死刑投票」原案：Eom Seyun 作画：Jung Ipum
日本配信：Amazon Prime Video
『国民死刑投票』あらすじ
全国民のスマホ画面に「国民死刑投票」が表示される。国民は法を逃れた特定の犯罪者の死刑について「賛成」「反対」の2択を押した。
賛成多数になると、本当に死刑が執行された。
キム・ムチャン刑事(パク・ヘジン)とサイバー課のチュ・ヒョン(イム・ジヨン)は、国民死刑投票を決行する犬仮面の正体を突き止めるために奔走する。
チュ・ヒョンは「国民死刑投票」に8年前の殺人事件が関連していると知った。果たして真犯人の正体は！？
『国民死刑投票』キャスト相関図
キム・ムチャン刑事｜cast パク・ヘジン
パク・ヘジンがイケメンすぎるソシオパス暴力刑事を熱演！
パク・ヘジン出演作：『噂のチル姫』『インターンは元上司』『星から来たあなた』『フォレスト』「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』
チュ・ヒョン｜cast イム・ジヨン
イム・ジヨンは最近大人気ですね。私も大好きです。Netflix『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』や『ペーパーハウスコリア』も話題になりました。
ザ・グローリーで共演したイ・ドヒョンと熱愛中です。
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クォン・ソクチュ｜cast パク・ソンウン
パク・ソンウンはディズニープラスの『スノードロップ』、Netflixの『ブラッドバウンド』など悪役が多いですね。
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パク・ソンウン 出演作：『悪魔がお前の名前を呼ぶ時』『元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜』『僕の中のあいつ』『スノードロップ』『ブラッドバウンド』
その他キャスト
| 役名 | キャスト |
| キム・ジョーダン(サイバー課。ヒョンの同僚) | コ・ゴナン(『月水金火木土』『Sweet Home』『ナルコの神』) |
| チェ・ジンス警部補(ムチャンの部下) | シン・ジョングン(『シティーホール』『最後まで行く』) |
| チュ・ミン(ヒョンの妹。高3) | クォン・アルム(『私を愛さないXに』) |
| イ・ミンス(ミンが通っている高校の先生) | キム・グォン |
| ミン・ジヨン議員(大統領候補) | キム・ユミ |
| チェ・ドヒ記者 | チェ・ユファ |
| バン・サンジェ(パン・サンチェ) | クォン・ドヒョン |
| キム・ジフン(ミンの同級生) | ソ・ヨンジュ |
ネタバレなし感想・海外評価
サスペンスとバイオレンス、スマホで国民に死刑投票をあおる犬仮面と、キャッチーでエンタメ性バツグンです！
倫理観を揺さぶるような韓国ドラマらしいテーマも◎！
生理的に気持ち悪い犯罪もあります。
| おすすめ度 | 90% |
| 世界観 | 86% |
| ストーリー | 87% |
| IMDb(海外レビューサイト) | 8.5(10点中) |
| Rotten Tomatoes(海外レビューサイト)※随時更新 | 批評家 % 一般の視聴者 % |
| メタスコア(Metacritic)※随時更新 | (100点中) |
※以下、Amazon Prime Video 韓国ドラマ『国民死刑投票』のストーリーネタバレありなので注意してください！
韓国ドラマ『国民死刑投票』ネタバレ感想・評価
パク・ヘジンは犯罪者を憎みすぎて暴力や証拠捏造を繰り返しているソシオパス気味の主人公。
イム・ジヨンは内部告発して居場所がない。
そして相変わらずミステリアスなパク・ソンウンが8年前の事件の殺人犯。
控えめにいってもキャストが最高です。
登場人物はみな犯人を見つけようと必死ですが、主要人物の中に犯人がいる構図もおもしろいですし、ドキドキします。
『国民死刑投票』犬仮面の正体を考察
現時点での考察になりますが、主人公のムチャンと、現在刑務所にいる教授ことクォン・ソクチュ、そして高校の教師イ・ミンスの3人は、だれがどう見ても怪しいです。
ムチャンについては、クォン・ソクチュが娘を殺した犯人ピョン・ウテクを殺害するのを止められなかった苦い過去があり、明らかに犯罪者を憎んでいます。
ソクチュも娘を性的暴行の末に殺され、犯人ピョン・ウテクが証拠不十分で釈放。自分でウテクを殺害してしまいました。
この2人には国民死刑投票をする動機が十分にあります。
高校教師イ・ミンスは、チュ・ヒョンの妹・ミンのスマホをハッキングしていました。
チャットでExecutor(執行者)からの「始めますか？」という問いに「はい」と答えています。
第4話では、どうやらイ・ミンスが小児性愛者的な傾向を持っていると判明。そこから、クォンの娘を殺したのはウテクではなくミンスでは？と考察しています。
1話ネタバレ『国民死刑投票』
8年前
娘を性的暴行の末に殺されたクォン・ソクチュは、証拠不十分で釈放された殺人犯を追い詰めて刺殺する。
刑事キム・ムチャンが止めようとしたが、ひと足おそかった。
現在
キム・ムチャンは若い女性にライブ配信させて金を稼いでいる暴力団のアジトに突入。
潜入捜査していたサイバー課のチュ・ヒョンを救った。
ムチャンのチームは関係者を全員逮捕。
ムチャンは暴力団の上司の部屋に4日前に遺体で見つかったユン・ガンヒの写真と髪の毛を置き、証拠を捏造。チュ・ヒョンは不信感を持った。
チュ・ヒョンの妹・ミンのノートパソコンがウィルスに感染する。チュ・ヒョンはパソコンを治していると、動画ファイルが勝手に保存されているのを発見。
その動画では犬の仮面を被った男が、「証拠不十分で釈放された無罪の悪魔がはびこっている。司法制度だけでは不十分だから処刑しなければならない」と語っていた。
ミンの高校では、教師のイ・ミンスが指輪型のITガジェットを使ってミンのスマホに何かを細工している。男子生徒のジフンがミンスの怪しい挙動を見ていた。
ポルノ動画を大量にネットに流して荒稼ぎしたペ・ギチョルが釈放される。収監中にロシア人女性と結婚したため刑期が1年半と短くなったのだ。
国民はギチョルの釈放に怒り、死刑にしろ！とデモが起こる。
ある日、全国民のスマホに国民死刑投票の画面が表示される。ペ・ギチョルの死刑に賛成か反対かの2択ボタンがあらわれた。
結果は賛成が84%。
ギチョルは飲んだくれた後に何者かに拘束され、身寄りのない少女のポルノ動画をアップしようとしていた自分のアジトで目覚めた。
犬の仮面を被った人物が、ギチョルの口に札束を詰め込んで窒息死させる。
翌日、ムチャンら警察はギチョルの死体を見つける。
全国民のスマホに犬の仮面を被った人物が動画を配信。毎月15日と30日に証拠不十分で自由の身になった犯罪者を裁くための国民死刑投票を決行すると宣言する。さらにギチョル殺害の動画も流した。
ムチャンは国民死刑投票の犯人・犬仮面を捕まえるための特別捜査本部の責任者に任命される。
チュ・ヒョンはミンのPCにテスト用として送られてきた動画をムチャンに見せ、「犬仮面が無罪の悪魔と発言していることから、裁判で同じ発言をしたクォン・ソクチュが犯人ではないか？」と推理を話す。
ムチャンは、娘を殺した犯人を何度も刺すクォン・ソクチュに向かって「兄貴」と呼びかけた8年前の事件を思い出していた。
エピソード1の感想と考察
イム・ジヨンが配信で踊りまくっているシーンがかわいかったです。踊りも下手だし、正義感が強すぎて内部告発しちゃうし、イタイ感じがピッタリですね。
パク・ヘジンも感情を見せないサイコパス刑事を熱演。良い意味でイケメンすぎます。
殺人犯を殺した教授ことクォン・ソクチュは、主人公・ムチャンの本当の兄なのでしょうか。
2人の関係性が真犯人・犬仮面と大きく結びついていると思います。
2話ネタバレ『国民死刑投票』
ムチャンは「『無罪の悪魔』と発言したクォン・ソクチュの最終陳述を聞いていたのは関係者に限られている」とチュ・ヒョンに話す。
ミン・ジヨン議員もソクチュの裁判にいた。
ヒョンは「2年前にジヨン議員が選挙サイトにサイバー攻撃を仕掛け、サイバー課の上司が見逃したのを告発した」と語る。
ムチャンとジンス警部補は、ギチョルが死亡した夜にいたクラブを捜査。オーナーのオ・ヨンドンを脅迫し、タクシーに乗せるよう犯人から指示を受けていたことが判明する。
タクシーの運転手のコ・ドンギュは、呼ばれて運転代行の仕事をしただけだと言う。
ヒョンとジョーダンはネットカフェを調べ、犬仮面(ケタル)が使ったIPアドレスを特定。犬仮面がギチョルのアジトで予行配信を行ったことが判明した。
ヒョンは刑務所で教授と呼ばれているクォン・ソクチュと面会。「次のターゲットを推測しろ」と言われた。
ムチャンはクォン・ソクチュやミンジ、ミンジの息子・ミンスの関係者が犬仮面と繋がっていると推理する。
2回目の国民死刑投票日。犬仮面が配信を開始する。
オム・ウンギョンという女性が拉致されたことが判明。これまで3人の夫の死に会い保険金を受け取ったウンギョンが罪を自白している動画が流れた。投票が開始される。
ヒョンがウンギョンの位置を特定。ムチャンとジンスが現場へ向かった。
ウンギョンは車に乗っており、車には爆弾が仕掛けられていた。
まだ投票が終わるまで時間がある。ムチャンはヒョンの提案で爆発が起こっても大丈夫そうなソレ高校へ向かうことに決め、ウンギョンに運転させた。
ムチャンとウンギョンの車は高校の校庭に到着。爆弾の解除方法を調べたヒョンが急いで校庭へ向かう。
時間になり、車は大爆発した。
ヒョンは途方に暮れる。
エピソード2 終わり
エピソード2の感想と考察
ムチャンが乗ったまま、車がまさかの大爆発。
ムチャンは主人公なので生きていると思いますが…都合良く生きていると犯人では？疑いたくなりますね。
あとは今回チュ・ヒョンの左耳に傷があるように見えました。伏線でしょうか。イヤーモニターの跡にしては目立ちすぎですよね。
また、刑務所の男性が「ギチョルは僕のせいで教授(クォン・ソクチュ)に目をつけられて死んだ」と言っていました。
クォン・ソクチュが事件に関わっているか、男性が勘違いしているだけかの2択ですね。
3話ネタバレ『国民死刑投票』
1回目の小規模な爆発の際にムチャンは外に出て、オムを助け出そうとする。ヒョンが駆けつけてムチャンを車から引き離したと同時に大爆発が起きた。
ミンスは生徒に金を払い、爆発の様子を撮影させていた。その動画を執行人に送る。
オムは爆発で死亡したかと思われたが、直接の死因は毒による心停止だったようだ。オムの死刑賛成に投票した人は87%にもおよんだらしい。
ムチャンは軽傷だったが、爆発で瀕死だったことにして、警察はドヒ記者に「善良な警官を殺した死刑投票が正しいのか？」と報道させた。
徐々に国民死刑投票に反対する人たちが増えてくる。
ミンとジフンは、犬仮面のテスト配信の動画の背後で消防車のサイレンが鳴っていることに気づく。ヒョンは最近の火事の記録を調べ、クォン・ソクチュの家の近所で火事があったと知る。
ヒョンはミンとジフンを連れて、2人を家の外で待機させてソクチュの家に侵入。
2階にテスト動画で使われた部屋があった。「13回目は間違えた」というスプレーでのメッセージや、ソクチュの娘の写真が貼ってあった。
ヒョンは何者かに殴られて倒れる。ムチャンもやってくるが男に逃げられた。男は左耳を怪我したまま逃亡。
ギチョルの葬式で、ロシア人妻はムチャンに夫が死んだ時の情報を送ろうとしていた。しかし何者かに口に札束を詰め込まれて殺害される。
ムチャンとヒョンは刑務所にいるクォン・ソクチュと面会し、「13回目は間違えた」がどういう意味かをたずねる。
ソクチュは「娘がナイフで刺された回数と同じ22回、犯人を刺した。しかし13回目は雨で手が滑って娘が刺された場所とは違う箇所を刺してしまった。そのことだと思う」と話し、「娘と親しくて、かつその事実を知っているのはムチャン刑事だけ」だと続けた。
ヒョンは2人が親しかったと知って驚く。
ドヒのスマホに爆破時の動画が送られてくる。
犬仮面はミンスが撮影させた爆破時の動画を公表した。ムチャンは爆破の前に脱出している。
国民はムチャンが軽傷でウソをついていたと知る。メディアの記者たちが刑務所から出てきたムチャンを取り囲んだ。
ムチャンは「犬仮面…俺がおまえを逮捕する」と言う。
エピソード3 終わり
エピソード3の感想・考察
第2話ラストの爆発は1回目の小規模な爆煙を意図的にカットしたもので、ムチャンは生きてましたという結構無理やりな展開でした。
なぜ爆発が2回なのか。これではムチャンが犯人じゃなきゃ都合が良すぎるように見えてしまいます。
ムチャンはテスト配信の場所がクォンの家だったということも知っていたようです。
13回目は…の発言もあり、普通に考えると事件の関係者じゃないとおかしいレベルですね。ミスリードだと思いますが。
ムチャンが車から脱出する前にダッシュボードの下から何かを取っていましたが、何でしょう。
あとはミンスが関わっている執行人＝犬仮面なのでしょうか。
ミンスはジンス警部補からイ・ユンソン？と呼ばれていましたが、なぜ名前が変わっているのでしょうか？過去に何があったのか気になります。
4話ネタバレ『国民死刑投票』
8年前
クォン・ソクチュの娘・ナレを殺害した犯人ピョン・ウテクの裁判で、弁護側は「検察側がウサギの人形の証拠を偽造した」と証明。ウテクは無罪になった。
ピョン・ウテクの父親は、サムド製鋼の会長の運転手を勤めており、彼の保釈金は会長が出してくれたらしい。会長の妻は有名な政治家のようだ。
現在
ムチャンはメディアの前で重傷だと偽っていたことを謝罪。捜査に復帰した。
ヒョンはムチャンの身柄をしばらく隠すため、家に泊めた。
ミンは、クォンの自宅から出てきた人物が火薬臭かったと指摘。武術にも長けていた。その人物が車に爆弾を仕掛けた犬仮面かもしれない。
ムチャンとミンは死刑投票のことで言い争う。
ヒョンは酒を飲みながら、耳の後ろの傷について、「20歳のときの車の事故だった。両親は死亡した。ミンはそばで両親の死を見ていた」とムチャンに告げる。
肉体関係にある女優から心臓のペースメーカーについて問われたミンスは、激情して彼女をボコボコに殴る。
母・ジヨンは後日その女優にビンタをし、口封じをした。
ギチョルの葬式でロシア人妻が殺された件で、ムチャンは葬式の監視カメラにタクシー運転手のコ・ドンギュが映っているのを発見。
その後の検視で、犯人は武術に長けたとは考えられないことから、犬仮面ではないと考える。
ミンはカツアゲしている不良に逆らって木材で殴られそうになる。ジフンがかばって腕を骨折し、病院へ。
ミンは病院でオ先生がイ・ウナという女性患者を盗撮しようとしていたのを目撃。
ヒョンは、ドヒ記者が犬仮面の連絡先を知っているかもしれないと考えて問いただす。ドヒにはヒョンが内部告発したときに実名で記事を書かれた恨みがあった。
ムチャンはクォンにファン1号と名乗る人物から毎月1通の手紙が届いているとパク刑務官から知らされる。
ムチャンは手紙を手に入れるが、1ページ分なくなっていた。
ヒョンがクォンと面会する。手紙の内容から、次のターゲットは軍の関係者のようだ。
クォンは「国民死刑投票のまえに死刑対象者の情報が手紙で来ていた。私を特別赦免すれば警察に情報を伝える」と言う。
釈放されたクォンをヒョンが迎えにくる。
エピソード4 終わり
エピソード4の感想・考察
第4話は大きな進展がいくつもありました。
まず、結論から述べます。
クォンの娘を殺害したピョン・ウテクは障害を持っていました。
彼の両親が有力者の家で働いているということから、ウテクはミンスが犯した罪の身代わりとして捕まったのではないでしょうか。
有力者はジヨンの家でしょう。息子・ミンスの暴力を隠蔽し、さらに部下に命じてその人物の顔をナイフで何度も斬りつけさせるくらいですから、殺人事件の隠蔽もやりそうです。
5話ネタバレ『国民死刑投票』
クォンは電子足輪をはめられ、警察署内に移動した。刑務所のパク刑務官も同行し、クォンの隣の部屋で暮らすことに。
クォンは「ヒョンにしか捜査協力しない」と言う。
クォンは「娘・ナレを殺害したウテクの両親と面識がある」と話す。ウテクの両親はミン・ジヨンの屋敷で住み込みで働いており、ウテクとミンスに交流があったようだ。
先日オムが車中爆発で死ぬ前に、宅配業者の男性が訪ねてきたことが判明。監視カメラの映像を見た身のこなしから、この宅配業者に扮した人物が犬仮面(ケタル)だと濃厚になった。
ギチョルの妻は、真犯人に子供をだしにメールで脅迫され、ギチョルに電話したこともわかる。
警察はクォンに届いた手紙から次のターゲットは軍関係者だと考える。ヒョンは、性的暴行で軍の裁判にかけられたが無罪になり社会生活を送っている人物を絞った。
医者のオ・ジョンホは患者の性的な画像を違法サイト・LOKIにアップロードしていた。しかしPCは何者かにハッキングされる。
ついに国民死刑投票が始まる。犬仮面はターゲットの名前をオ大尉としか言わない。フルネームを隠し、警察を混乱されるつもりだ。
教会から自分がオ大尉だから保護してほしいと教会から電話がかかってくる。ジョーダンたちが駆けつけた。しかし教会には誰もいない。フェイクだった。
オ・ジョンホも警察に通報した。ジョンホが死刑のターゲットだと考えたヒョンは、クォンとパク刑務官を連れて病院へ(知っている人物がいないかクォンに確認させるため)。
ジョンホのところにジフンがやってきて「おまえがオ大尉だな」と言う。ジョンホはジフンを殴った。そして部屋のドアを閉める。
クォンは「娘のナレにしゃべりかけてきたことのある宅配業者の男性がロビーにいる」とヒョンに話す。ヒョンはその人物を追いかけた。
その人物が座っていた下にあった黒い箱が爆発を起こす。病院内はパニックになった。しかし制御室がハッキングされており、みんな外に出られない。
ムチャンが到着してパトカーで突っ込もうとする。
病院の外にはミンスがおり、警察の無線をハッキングしてクォンが院内にいると知って喜んでいた。
国民死刑投票の結果は、オ大尉の死刑に賛成が72%だった。
オ・ジョンホがいる部屋の前に爆発物処理班を名乗る不審な人物がやってきた。
クォンはパク刑務官の目をあざむき、電子足輪を解除して院内の別の場所に移動していた。
エピソード5 おわり
エピソード5の感想・考察
ウテクが釈放された際に、ムチャンが犬仮面と同じ「正義は理解される」というセリフをクォンに言っていた回想シーンが気になりますね。主人公なのに怪しいムチャン…。
ジフンもオ・ジョンホのところにやってきましたし、彼がイヤホンで誰と連絡を取り合っているのか気になります。
そしてクォンはGPS足輪を外して自由の身に…。足輪をはずせたことから警察内部に協力者がいる、もしくは足輪をつけたパク刑務官がグルなどがあり得ると思います。
6話ネタバレ『国民死刑投票』
クォンは宅配業者の男性に殴られそうになる。クォンが駆けつけて男性を倒してくれた。
警察もやってくる。クォンが電子足輪を外したのは警察を病院にすぐに呼ぶためだった。
ムチャンは車で猛スピードでバックし、病院ないに入ってオ大尉を探す。
爆発処理班を装った男性に銃を向けられたオ大尉は、ジフンを盾にして身を守ろうとする。
犯人が隙をついてオを捕まえ、首にナイフを突きつける。ムチャンやクォン、ヒョンが駆けつけた。
ムチャンが犯人を銃で撃つと同時に、犯人はオの首をかっ切った。オはその場で失血死する。
警察が捕まえた犯人には指紋がなかった。
ジフンには、クォンの家でムチャンがナイフを投げたときの耳の傷があった。
警察は、軍で死を偽装されたチョン・ジヌクが犯人の正体だと確信した。彼はオ大尉の性的虐待の犠牲にあった女性の婚約者だった。
ジヌクは何もしゃべらなかったが、死亡した婚約者の父親にさとされて涙ながらに語る。
ジヌクによると、彼は犬仮面の実行犯であり、その他の共犯者にファン1号がいるという。犬仮面の仲間たちはダークウェブでつながっており、お互いの正体は知らないようだ。
ファン1号は、「クォン教授を尊敬していたが、大切な存在を奪ってしまった」と言っていたらしい。
クォンはムチャンに、娘・ナレのウサギのぬいぐるみにピョン・ウテク以外の男のDNAがついていたことを話して怒りをぶつける。8年前の事件では明らかに共犯者がいたが、逃げられたのだ。
ムチャンはクォンに何かをささやいた。
8年前、ムチャンはミンス(当時はイ・ユンソン)がナレを殺した共犯者だとにらんだが、証拠がなくて捕まえられなかったのだ。
ミンはジフンに「両親が飲酒運転の常習者の事故で死んだ」と話した。
ヒョンは、ミンのスマホでミンスが生徒に金をもらっている動画を見る。ミンスに会いに行くが証拠はつかめない。
ジヨン議員は息子のミンスに「なぜまた人を殺した」と問いかける。
ギチョルの妻(ロシア人)を殺害したのはミンスだった。
クォンにファン1号から封筒が届く。ロシア人妻の写真が入っていた。
ミンスは母・ジヨンに「犬仮面をかぶって国民死刑投票は僕が続ける。ママ！」と宣言した動画を送った。
エピソード6 終わり
エピソード6の感想・考察
ジヌクや宅配業者の男性は犬仮面の共犯者でしたが、犬仮面はまた別にいるようです。
今のところ、ミンスがクォンの娘・ナレを殺したのはほぼ確定で、さらに彼が犬仮面の正体っぽくも見えます。
しかしそれはミスリードでミンスも犬仮面の共犯者でしかないのでしょう。
7話ネタバレ『国民死刑投票』
過去：ナレ殺人の前後
ジヨン議員の息子・ユンソン(ミンスに改名する前の名)は法律家を志しており、クォン教授の講義を聴講していた。
ある日、ナレが可愛がっていた犬がいなくなる。クォンはユンソンを疑うが、彼はしらばっくれた。
実際はユンソンが犬を殺害して庭に埋めていた。
母・ジヨンや父親はその事実を隠す。ウテクはいつも通りユンソンの罪をかばった。
後日、ナレの死体が発見された。ムチャンは現場にユンソンがいるのを見かける。ユンソンは笑っていた。
父親のクォンが容疑者として取り調べを受け、世間は彼が犯人だとしてバッシングした。
監視カメラにナレを連れ去るウテクが映っていた。ウテクは警察に連行されて取り調べを受ける。
裁判ではムチャンがウサギのぬいぐるみの証拠を偽造したことが発覚し、ユンソンがウテクを操っていたことを暴くどころか、ウテクが無罪にまでなってしまった。
ムチャンは怒り、絶望するクォンに向かって「俺の正義は理解される」と言った。
クォンは後日、ウテクに話しかける。彼のスマホに「パパに会いたい」というナレの声が入っていた。
クォンは決心を固め、ウテクを殺害した。
現在
ミンス(ユンソンは整形してアメリカへ行き、ミンスに改名した)は警察署で取り調べを受ける。ムチャンから「お前がナレを殺したんだろ」と言われて笑った。
いっぽうジフンはヒョンを学校に連れてきて共用のパソコンのデータを復元して見せる。校庭で起こった車爆発の動画ファイルがあった。
帰り道ジフンは、両親がおらず養護施設で暮らしていた小学生の頃にクォンの養子になる予定だったことを思い出していた。しかし娘のナレが死んでその件はなくなった。さらにジフンはクォンがウテクを刺殺するシーンを目撃していた。
雨が降ってきた。ミンがジフンに傘をさす。
エピソード7 終わり
エピソード7の感想・考察
まあジフンは若すぎるので本当に犬仮面かは微妙ですが、死んだオ大尉を病院で探していたことから犯罪者に対して怒りを抱えており、動機は十分です。
クォンの家に養子に来るはずのジフンは当時、ナレとおそろいのウサギのぬいぐるみを持っていました。
（ムチャンはジフンのぬいぐるみを証拠としてでっちあげたってことですよね？）
あとは、クォンによるウテク殺害の裁判後、裁判所のまえにヒョンがいましたね。そのときにすでに耳に傷がありました。耳の傷は確か両親が死亡した事故でついたもの。
ヒョンは「加害者に厳罰を！」と書いたプラカードを持っているので両親を殺した飲酒運転の犯人について訴えているようです。
あとはジヨン議員に息子が3人いるのが気になります。残り2人は出てきてないですよね。
8話ネタバレ『国民死刑投票』
ケタル(犬仮面)はさまざまなサイトで死刑投票についての議論をあおっていた。ヒョンはその情報を解析し、今度のターゲットは死刑囚だと推測する。
世間では死刑制度復活のデモが起こっている。
ジヨン議員はドヒ記者に「死刑投票の特番をやろう」と持ちかけた。
ケタル1号から5号までがとある地下の会議室に集まる。1号は会議室におらず、モニターの画面越しだ。全員、1号の正体は知らない。
ケタル4号はチョン・ジヌクだったが、彼は逮捕されている。
ケタルたちは、カリウムの錠剤と降圧剤を入れた水で刑務所のある死刑囚を心筋梗塞で殺そうとしていた。
実はケタルは招待制で434号(ミンの友達)までおり、協力者はたくさんいる。主要メンバーが1〜5号だった。
警察はギチョルの葬儀の監視カメラの映像を解析し、ロシア人妻のイェレナを殺害したのがイ・ミンスだと判明。ムチャンたちは家に乗り込んで彼を逮捕した。
面会室にいるミンスのまえにクォン・ソクチュが現れた。会話からミンスが獄中の教授に手紙を送った“ファン1号”だと判明。
ミンスは「返事はうれしかった」と意味深な言葉をクォンに投げかけた。
クォンは君がケタルだな！と言ってミンスにつかみかかる。ムチャンが止めた。
ついに国民死刑投票が始まる。今回のターゲットはなんとムチャンだった。
実はケタル(3号？)だったジフンは、ムチャンがターゲットになっていることを知り、慌ててノートPCを操作して止めようとする。しかし、ケタル5号だったコ・ドンギュによってハードが破壊されており、リモートでは操作できない。
ジフンはヤン・ヘジン(ケタル2号)に死刑囚を殺す作戦を中止するように言う。それからケタルのアジトに行ってパソコンのコードを抜いてムチャンの死刑投票を中止した。
ムチャンは死刑投票を始めたのがクォン教授だと確信。
ヒョンは刑務所に送り返されたクォンのまえにやってくる。トラックが突っ込んできた。
クォンはヒョンを助けた。そしてトラックに乗って脱獄する。
エピソード8の感想・考察
まず、ケタル(犬仮面)が複数人いると判明。
まさかの高校生・ジフンがケタルのメンバーです。一応可能性は考えてましたが、コイツも仲間だとは…。
さらにケタルの2号〜5号は1号の正体を知らないうえに、ケタル内で仲間割れしています。
理屈でいうと、この条件では登場人物同士のやりとりから推測するのは無理ゲーです。
ジフンと祖母(本当の祖母じゃないと思いますが)以外は、お互いに仲間だと思って行動しているわけではないからです。
ケタル1号はクォン教授だとしても、ジフンはそれを知らずに協力しているわけなので、2人の会話に手がかりが出にくいのです。
「ケタルは誰だ？」と推理していたら実はケタルが複数人いるという…。おもしろいですけど勝手にゲームのルールを変えられた感がありますね。
ヒョンの部下のジョーダンがケタル1号とやり取りしていたのが怪しいですよね。彼もケタルの仲間なのでしょうか。
9話ネタバレ『国民死刑投票』
トラックに乗り込んで脱獄したクォンをヒョンやムチャンが追うが、トラックの荷台に積まれていたオートバイで逃げられてしまった。
チェ・ドヒがケタルの特番を放送。ケタルへ犯罪者の情報をあげるために国民全員が内部告発できるページを作った。寄せられた告発のランキングはジヨン議員が捏造した。
チョン・ジヌクは移送中に人質を取って逃げようとするが、警官に撃たれて搬送され、意識が戻らない。
逃げたクォンはファン1号(ミンス)からの手紙について思い出していた。手紙には「無罪の悪魔にならないように告げ口をしたナレを殺した」と書かれており、クォンはミンスら裁かれない犯罪者を罰するための国民死刑投票を決意したのだ。
ジフンはミンに呼び出されて公園で会うが、なぜ学校に来なかったのかについては言葉をにごす。
クォンはジフンと再会して抱き合った。クォンはしばらくのあいだジフンとヤン・ヘジンが暮らす家に潜伏することにする。
ケタル5号のコ・ドンギュが裏切ってミンスに協力。ミンスが国民死刑投票のシステムを乗っ取り、ムチャンを前回の死刑対象に選んだことが判明する。クォンはシステムを捨てると決断した。
ムチャンはジフンのことを調べるために彼が昔いた児童養護施設へ。当時はテヨンの名前で、両親に目の前で死なれて心が崩壊した状態だったらしい。
ヒョンはジョーダンとケタルの仲間に会うために、メールで指定された公園へ。仲間の正体はミンの友達だった。ケタルのサポーターらしい。ヒョンは「天気のいい日に会おう」というクォンからの手書きのメッセージを渡される。
ヒョンはそのメッセージから、スマホに最初から入っているお天気アプリが2つに増えていることを見抜く。ケタルはアプリの自動アップデートを利用して国民死刑投票のシステムを全員のスマホに入れていたことが判明した。
クォンが脱獄したことがマスコミにバレた。捜査を続けたかったムチャンの仕業だった。ヒョンはなんでもありのやり方に疑問をぶつける。
国民死刑投票が行われる。コ・ドンギュは自分の恨みを晴らすためにパン・チュンシクという人間をターゲットにし、死刑支持が過半数を超えると彼を殺害した。
ヒョンはジョーダンに協力してもらいネット業者のふりをしてミンスの自宅へ。ミンスの部屋の隠し扉を開き、PCルームに侵入した。
PCにナレの動画データがあったが、部屋の扉が閉まってしまう。そこへミンスが帰ってきた…。
エピソード9の感想
とうとう犬仮面・ケタル1号の正体がクォン教授で、ジフンやヤン・ヘジンの協力を得ていたことが発覚。
ジフンは妹当然だったナレを殺された恨みのほかに、両親が目の前で殺された衝撃の過去も背負っているようです。そりゃケタルになっちゃいますよ…。
ちなみにジョーダンはケタルの協力者ではなく、ケタルの内通者から情報を得るためにメールをしているだけだったんですね。
10話ネタバレ『国民死刑投票』
ミンはジフンのあとを尾行した。ジフンはミンスの家の前にやってくる。ミンがジフンのスマホを奪い取った。彼はケタル3号とやりとりをしていたことがわかる。
ミンスのPCルームに侵入したヒョンは、ナレを殺害したときの映像を見つけてムチャンに送った。
ジンス警部補は裏でつながっているジヨン議員に、動画が発見された件を伝える。
ジヨンはミンスに連絡し、「ケタルに拉致される前に一旦警察に自首しろ」と言う。ミンスは警察に自首。
ミンスの自宅は家宅捜索される。しかしパソコンは直前で初期化されてしまい、元の動画データなどが消えてしまった。
ジフンはケタル3号にミンスのノートPCを回収させ、データを消したあとで学校に置いてあったことにしてヒョンに渡す。
クォンはドヒ記者に接触して番組に出演し、次の標的がミンスであると暗に示唆した。
ムチャンはジフンが幼い頃に強盗殺人にあったこと、クォンの養子になる予定だったことを知る。ヤン・ヘジンがケタルの一員であるとわかり、彼女を逮捕した。
警察内部にいたケタルの協力者が、留置所にいるミンスに漢方薬と称してニコチンを飲ませた。ミンスは救急搬送される。
病院から抜け出したケタル4号・ジヌクは、医師に変装してミンスを拉致。クォンやケタル3号がいるアジトへ連れていく。
クォンはなぜナレを殺したのか問うた。
ミンスは「あなたを尊敬していたが、あなたが娘しか見ていなかったからだ」と笑う。
国民死刑投票が開始される。ミンスが過去にナレを殺した罪が暴露され、死刑の賛成率は80%以上に達した。
クォンは音楽でミンスの心拍数をあげ、処刑を決行する。
ムチャンはドンギュ(ミンスを奪い返そうとしてジヌクに殴られ、そのあと警察に捕まる。)に案内させ、クォンやミンスがいる地下5Fへ。
警察はクォンやジヌクを拘束した。
ムチャンは「何もしなければ死ぬ。そいつを助けるんじゃない！」と怒鳴った。ムチャンは心臓マッサージを施すが、AEDのボタンを押すかどうか迷う。
いっぽうヒョンはネットカフェの電力消費量が異常に多いと気づき、奥の隠し部屋へ。ケタル1号のジフンがいた。
エピソード10の感想：ケタル1号の正体！
1号はジフン、2号はヘジン、4号がジヌク、5号がドンギュだとわかりました。
まだ黒いバイクでヘルメットをかぶっていたケタル3号が誰か判明していません。3号はアジトでミンスの動画を撮ってましたけど、彼は捕まってないですよね？逃げたのかな。
法学者のクォンは死刑投票を考えつきましたが、最後の最後でミンスを殺したい復讐心にコントロールが効かなくなってしまいました。法とは何か？考えさせられる展開ですね。
11話ネタバレ『国民死刑投票』
ムチャンはAEDのボタンを押してミンスを助けた。クォンは泣き叫ぶ。
ミンスやクォン、ジヌクたちは逮捕され、2台の車で運ばれる。パク刑務官もやってきて車に乗り込んだ。
先頭の車を運転してミンスとジヌクを乗せているジンス警部補は、ジヨン議員に電話をし「ミンスは後ろの車に乗っている」と嘘をついた。ムチャンを守るためだ。
ジンスはアクセルを踏む。横からトラックが突っ込んできた(ジヨンがミンスを助けるために手配)。
それを見ていたムチャンたちの車も路肩に突っ込む(クォンとパク刑務官が同乗)。ムチャンは意識不明のジンスを助け出した。
ケタル3号だったパク刑務官がクォンを解放。クォンはまだ生きているミンスのところへやってきた。
ミンスは「ナレの目を刺した」と笑いながら悲惨な話を始める。
ムチャンが銃を発砲して止めようとする。しかし、パクがムチャンを刃物で刺して止めた。
クォンはガラスでミンスを刺す。クォンもミンスも笑っていた。車は爆発。
クォンとパクは逃亡した。
ミンスは死亡した。事故のあとで駆けつけたジヨンは泣き叫ぶ。
ムチャンは軽傷だったが、ジンスは意識不明の重体。ジヌクは衝突で死亡した。
いっぽう、ヒョンはジフンを逮捕。しかしジフンは、ミンの手引きで逃げる。
ジフンは、自分の本当の両親が強盗に殺された家へミンを連れてきて全てを話した。
ミンは「世間があなたを理解するまでそばにいる」と言った。
ムチャンは、ジヨンとつながっていたジンス警部補が最後に自分を守ったと知る。
後日、ムチャンはジヨンの家にやってきて、「お前が自分で息子を殺したようなものだ」と言い放った。
ジヨン議員は警察やクォンたちに復讐しようと考えた。まずはミンスを死なせた罪で警察を訴える。
さらにジヨンはドヒ記者も拉致。「クォンが死ぬのを見届けろ」と言った。
ジヨンの圧力で、クォンだけでなく、ジフンにも指名手配がかけられた。
ジフンはクォンに会いにいく。クォンは「自首するつもりだ」と嘘をついた。
その後、国民死刑投票が始まる。クォンは殺人罪で自分を裁くつもりだった。
ジヨンは裏工作で死刑賛成に多数の票を入れさせている。
ジフンは生配信で「クォンの死刑に賛成しないで」と国民に訴えた。
ジフンはジヨン議員に懸賞金をかけられたせいで高校の不良に捕まる。ヒョンとジョーダンがやってきたと同時に、ジフンは鉄パイプで殴られた。
ムチャンがアジトに侵入すると、クォンは首を吊っていた。
ムチャンはクォンをロープから下ろすが意識は戻らない。
エピソード11の感想：ジフンが…
ジフンは鉄パイプで2回なぐられようとしていました。まさか死んじゃうんですかね…。過去の飲み会の映像が流れているので死亡フラグビンビンです。
パク刑務官はクォンに異様にあたりが強くて怪しかったですけど、まさかクォンを信奉するケタル3号だったとは！？驚きです。
最終回12話ネタバレ『国民死刑投票』
クォンはムチャンに心肺蘇生をされて意識を取り戻し、逮捕される。
鉄パイプで殴られたジフンは死亡。ヒョンは涙を流した。
ジフンの死を聞いたクォンは泣き叫ぶ。
クォンは海でナレに最後の別れを告げたいと言う。ムチャンは手錠を外した。
そこに逃亡していたパク刑務官がヒョンを人質に取ってやってきた。クォンが持っている国民死刑投票の暗号化キーが狙いだ。
ムチャンがパクを銃で撃つ。パクはクォンと一緒に海に落ちた。
ムチャンが飛び込む。その後も捜索は続けられたが、クォンの死体は見つからなかった。
その後、ムチャンはジヨン議員の家で血痕を見つけ、彼女を逮捕する。しかし秘書が身代わりになって獄中死させられ、罪を被る格好になった。
1年後、ヒョンはサイバーチームのエースになっていた。日本の漁船で男性が救助されたというネット記事を見つけ、クォンかもしれないと考えて日本へ調査にいくことにした。
ジヨン議員は刑を逃れてボランティアを続けながら、ある男(ホン・ジョンヒョン)に国民死刑投票のシステムを復元させて投票の再開を目論んでいた。
バイク便でムチャンに国民死刑投票の暗号化キーのUSBが届けられる。
ムチャンは、犯罪コンサルタントになっていたコ・ドンギュを路地裏でボコボコにた。そして犬仮面を拾い、それを被って街を歩く。
最終回の感想・考察
かなり余韻を残した終わり方でしたね。
まずクォンとパクが海に落ちたときに国民死刑投票のシステムの入ったUSBをつかんだのは誰でしょうか？
これはクォンでしょう。
ムチャンに送られてきたUSBは、クォンが海に飛び込んだときにつかんだものだと思われます。
クォンは日本で国民死刑投票の再開を目論んでいるのでしょうか。
ムチャンも容疑者に私刑を加える倫理観がぶっ壊れた状態から抜け出せてません。ジヨンだけでなくムチャンも国民死刑投票を開始しちゃいそうですね。
ヒョンはジョーダンからLrae(ナレ)という名の天才ハッカーがいると聞かされて「あなただったのね」とつぶやいていましたが、この天才ハッカーの正体はジフンなのでしょう。
ヒョンは日本へ行ってクォンを見つけたらどうするのでしょうか？ヒョンも国民死刑投票に加担しそうな気もします。
（クォンが書いたジフンの罪を軽くする嘆願書を公表しなかったのも、何か考えがあってのことかもしれません。）
最後のまとめ
韓国ドラマ『国民死刑投票』は犬の仮面を被った男が犯罪者の裁きを国民にゆだねるという、キャッチーかつ倫理観を揺さぶる作品でした。
最終回で犬仮面の正体、黒幕、真犯人などが明らかになる過程にカタルシスがあり、ラストの余韻のある終わり方も良かったです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。アマプラ配信『国民死刑投票』レビュー終わり！
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