2023年8月6日放送の日曜劇場『VIVANTヴィヴァン』第4話「誤送金編解決!裏切り者は許さない!」で発覚した驚愕の事実や、物語全体のネタバレ考察・伏線の解説をしていきます！果たしてラスボスは誰なのか？
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『VIVANT ヴィヴァン』4話の考察ネタバレ
4話の出来事まとめ
誤送金の実行犯・太田梨歩(飯沼愛)が失踪。彼女の家にはたくさんのPC機器や破壊されたハードディスクがあった。東条(濱田岳)は記録から太田が天才ハッカーのブルーウォーカーだと気づく。
太田にしつこくメールを送っていたアカウントfox.777という人物を偽装メールで神社に呼び出す。長野専務(小日向文世)がやってきた。
公安の野崎(阿部寛)は長野を尋問し、経歴に2年間の空白があるとつめる。長野は「防衛大でドラックに手を出して、更生施設に入っていた」と言う。
乃木(堺雅人)と野崎は内部から情報が漏れていたことから、丸菱商事内部に太田にシステム改ざんの指示を出した人物がいると考える。サーバーデータ取得を手伝った山本(迫田孝也)が怪しい。彼がテロ組織のモニターで間違いない。
乃木は「太田が見つかった」とウソをつき、山本を太田の監禁場所へ誘導する。公安が山本を尾行した。
山本は黒須(松坂桃李)の手で公安の監視から逃れる。黒須は「俺もおまえと同じで、テロ組織・テントのモニターだ」と言った。
黒須は山本に海外に逃すとウソをついて拘束。そこに現れたのは乃木だった。なんと乃木の正体は別班だった(黒須も)。
乃木は、山本を尋問後に自殺に見せかけて殺害した。
乃木とFが別班！
丸菱商事にいた別班の正体は、なんと主人公・乃木でした！別人格のFもあわせて別班です。
乃木と別班の目的はテロ組織・テントに接触することでした。
乃木は山本に自白剤を注射して必要な情報を聞き出していきます。そして「テントのリーダーが誰か知らない」と山本が言うと、首吊りに見せかけてあっさり殺害します。
乃木は別班で確定ですが、乃木とFの本当の目的はまだわかりません。テロ組織・テントの壊滅以外にも何か壮大な目的を隠しているのかも。
まだ第4話ですし、言ってしまえば乃木は別班でありながらテントのメンバーでもある！という二重スパイの可能性も捨てきれません。
その場合は↓
- テントが2つに内部分裂している(山本と乃木は別の組織に所属)
- 乃木はテントのリーダーで正体を隠し続けている。「組織の末端の山本が、まさか俺がリーダーだと知らないよな？」と念入りに確認したあとで殺害
乃木、もしくはFがテントのリーダーであれば、誤送金事件からテントの内部事情が明かされないよう、実行犯だった山本を証拠隠滅のために消すのはありそうな話です。
（ジョジョの第5部のドッピオとか、映画『ユージュアルサスペクツ』みたいなイメージ)
そして別班の同僚である黒須の前では「人命(山本に監禁された太田のこと)が大事！」とか演技しているわけです。だとしたら怖すぎでしょ乃木。
松坂桃李は別班の黒須駿(くろず)役
松坂桃李さんは別班のメンバー・黒須(くろず役)でVIVANTに初登場！
乃木は公安と組んで、丸菱商事の社員でありながらテロ組織のモニターだった山本を誘導します。
そして同じく別班の黒須(松坂桃李)にモニターのフリをさせて山本に近づかせて安心させ、捕まえることに成功しました。
乃木は神田明神にお参りした際は祠(ほこら)をチラ見している伏線がありますが、祠は黒須など別班の他メンバーと連絡を取る手段なのかもしれません。
誤送金の真犯人は山本、太田との関係
ハッカーの太田に裏で指示を出していたのは山本で、彼がテロ組織・テントのモニターだということも判明しました。
バルカ本国のテロ組織・テントに資金を流すための誤送金作戦だったようです。
山本は以前から日本という国を見かぎっており、ダークウェブでテロ組織・テントからメッセージを受けました。そしてテントに招待されネパール経由でバルカへ密入国し、組織のメンバーとしての訓練を受けていたと判明。
そして太田梨歩の正体は天才ハッカーのブルーウォーカー(blue walker)でした。
太田は山本に勧誘されて2年前に丸菱商事に入社。山本はテロ組織・テントから「太田は天才ハッカーだから会社に引き入れろ」と指令を受けていたようです。
テロ組織・テントの目的が判明！
山本の自白によりテロ組織・テントの最終的な標的が日本だと発覚。これが世界各国諜報部の最新の情報のようです。
乃木の過去の回想や夢から察するに、乃木の父がテロ組織・テントのリーダーという流れが1つの可能性としてあり得ます。
乃木の回想では幼い頃に母親がテロ組織に殺害されていました。乃木の父はこのときに日本政府、もしくは別班に裏切られたことを恨んでいるのかもしれません。
過去の回想では林遣都さんが演じていましたが、役所広司さんが乃木の父の現在の姿ではないでしょうか。
役所広司さんは第1話で登場し、二宮和也から「アディエルが死んでジャミーンがケガをした」と聞かされたとき、「また1人にしてしまった」と言っていました。
長野専務はまだ怪しい
太田梨歩にメールを送りまくっていたアカウント名「fox.777」が長野専務だと判明し、野崎が尋問します。
長野の経歴では、防衛大学卒業から一橋大学の大学院へ進学するまでの2年間が空白です。
長野は「防衛大学時代の訓練がつらくてドラッグに手を出し、更生施設に入っていた」と告白。
野崎はいったん長野の疑いを解きますが、そのあとの長野は怪しい表情を浮かべていました。
まだ彼は何かを隠していそうです。
というか長野専務が完全なシロだった場合、太田と不倫をするためにわざわざいろんなネットカフェから彼女にメールを送っていたことになり不自然です。
やはり長野は別班なのか？
しかしそれだとなぜ別班の乃木が長野を知らないのか説明がつきません。
別班は同じチーム以外のメンバーはお互いの顔を知らないなどの裏事情があるのかもしれないですね。
もっと踏み込むなら、長野は暴走した別班(乃木や黒須)を監視する正規の別班の線もあるでしょう。
あとは長野はテロ組織・テントのメンバーで、山本を監視する役だったパターンもありえます。アリとつながっているのが長野専務
別班 VS テントの構図は今後さらに複雑に？
第4話までの話だと、別班の乃木 VS テロ組織・テントの構図なのですが、そんなに単純な図式ではない気がします。
- 乃木の父が元別班で、別班が内部分裂して別の組織が出来上がった
- 乃木の父がテントのリーダーと見せかけて、実はテントとは別組織だった
などがありそうです。
乃木の父はテントのリーダーではなくテロ組織と対抗する義賊。テント側はテロを乃木の父のせいにして、別班と潰し合わせる作戦なのかもしれません。
柚木薫やドラムの正体と伏線
アディエルが婚約者だと嘘をつくなどいろいろ怪しい柚木薫(二階堂ふみ)ですが、彼女も乃木の父の仲間だとすると納得できます。役所広司さんが乃木の父だとすれば、第1話で「ジャミーンは私たちが面倒見る」と言ってましたし。
柚木薫は別班や乃木の動向を探るためにジャミーンを利用して日本へ入ったのでは！？
薫が砂漠でラクダから落ちて倒れていたのも、乃木をバルカへ引き留めるための行動だったのかもしれません。
有能なドラムも乃木の父の仲間だとすると、なぜ彼が来日後に薫やジャミーンから離れようとしないかの説明もつきます。
また柚木薫とドラムに関しては、テロ組織・テントのメンバーの可能性もあります。
ジャミーンの母は日本政府や別班の争いに巻き込まれて死亡したのかもしれません。
柚木薫とドラムがテロ組織・テントのメンバーケースでは、乃木の父の組織＝テント、もしくは薫たちは乃木の父とは無関係の2パターンがあります。
VIVANT独自考察：だれも予想できない結末！
かなりぶっ飛んだ考察としては、乃木や黒須ふくめ暴走する別班がラスボスで、公安の野崎と対立するパターンもありそうな気がします。
超怖い表情で「美しき我が国を汚す者は何人たりとも許さない！」とか言って、同僚の山本を(テロのモニターだったとはいえ)あっさり殺すくらいですから、頭がおかしいではすみません。
ここまでくると、自衛隊の組織としての別班はすでになく、愛国心を暴走させた誰かに私物化されている可能性もあります。
「最初から別班なんて存在しない…乃木や黒須は別班の名を語った別組織・VIVANT」みたいなオチもなくはないでしょう。
もともと別班は公安すら存在を認知できない都市伝説のあつかいでした。
視聴者は別班が存在すると思い込まされているだけなのでは？
別班が存在するとしても、長野専務が本物の別班で、「乃木や黒須は野崎の推理に乗っかって別班のフリをしているだけ…」みたいな予想外の展開が待ち受けているかもしれません。
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