Netflix韓国ドラマ『イルタスキャンダル～恋は特訓コースで～』カリスマ塾講師と弁当屋のおばさんが恋愛しつつ、高校生のお受験戦争や過去の悲惨なトラウマが描かれる見応え抜群の作品！
全16話です。
作品情報・キャスト・相関図
ネタバレなしの感想
視聴してのぶっちゃけ感想・評価(ネタバレあり)
各話ネタバレあらすじ・殺人事件の犯人の考察
これらを知りたい人向けに内容をわかりやすくまとめました。
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。好きな項目から読んでください。)
これから観る方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
Loading ...- 1 Netflix『イルタスキャンダル～恋は特訓コースで～』作品情報・予告
- 2 韓国ドラマ『イルタスキャンダル』キャスト相関図
- 3 『イルタスキャンダル～恋は特訓コースで～』あらすじ
- 4 ネタバレなし感想・海外評価
- 5 韓国ドラマ『イルタスキャンダル』ネタバレ感想・評価
- 6 1話「アナタとワタシ、二つの宇宙の共通部分」
- 7 2話「一本橋で敵に遭う確率」
- 8 3話「非好感が好感になる場合の数」
- 9 4話「等差数列の反乱」
- 10 5話「XとYの隠れた確率分布」
- 11 6話「人生には正解がなく、複数の模範回答があるばかり」
- 12 7話「恋に落ちるまでの普通の法則」
- 13 8話「縁が運命になる帰納的推論」
- 14 9話「僕らの出会いのバタフライ効果」
- 15 10話「関係を変えるという感情の変数」
- 16 11話「僕らの愛の関数関係」
- 17 12話「喜劇と悲劇の交点」
- 18 13話「難問に対処する僕らの姿勢」
- 19 14話「ただ一つの解を求めよ」
- 20 15話「偶然と必然の結果の値」
- 21 『イルタ・スキャンダル』最終回 第16話
- 22 最終回の感想
Netflix『イルタスキャンダル～恋は特訓コースで～』作品情報・予告
話数：シーズン1全16話
原題：『일타 스캔들』英題：『Crash Course in Romance』
ジャンル：受験、ヒューマンドラマ、恋愛、コメディ
年齢制限：13+(13歳以上推奨)
監督・演出：ユ・ジェウォン
脚本：ヤン・ヒスン
放送：tvN
制作：スタジオドラゴン
配給：Netflix
監督ユ・ジェウォンと脚本ヤン・ヒスンは『ナイショの恋していいですか』『ああ、私の幽霊さま』でもタッグを組んでいます。
ユ・ジェウォンは『海街チャチャチャ』などで有名。『海街チャチャチャ』もとてもおもしろかったですが、個人的には本作のほうが断然好きです！
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韓国ドラマ『イルタスキャンダル』キャスト相関図
©︎http://program.tving.com/tvn/
チェ・チヨル｜cast チョン・ギョンホ
チョン・ギョンホ代表作：『賢い医師生活』『刑務所のルールブック』『愛の不時着』セリの元カレ役。
ナム・ヘンソン｜cast チョン・ドヨン
チョン・ドヨン代表作：『シークレット・サンシャイン』『ハウスメイド』『グッドワイフ』など。
2023年はNetflixのアクション映画『キル・ボクスン』でシングルマザーの暗殺者を熱演！
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その他のキャスト
ナム・ヘイ(ヘンソンの姪。ウリム高校の2年)｜cast ノ・ユンソ(『私たちのブルース』『20世紀のキミ』)
ナム・ジェウ(ヘンソンの弟。自閉症)｜cast オ・ウィシク(『サム、マイウェイ』『女神降臨』『海街チャチャチャ』)
キム・ヨンジュ｜cast イ・ボンリョン(Netflix『Sweet home 俺と世界の絶望』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『海街チャチャチャ』)
チ・ドンヒ(ザ・プライド学院の室長。チヨルの世話係)｜cast シン・ジェハ(『ラブ・セラピー』『ウェルカム2ライフ』『私たち、家族です』)
パン・スア(ヘイの同級生。成績はトップクラス。ヘイのことが嫌い)｜cast カン・ナオン
チョ・スヒ(成績No.1のスアの母。受験ママのボスでインフルエンサー)｜cast キム・ソニョン(『愛の不時着」『賢い医師生活』『静かなる海』『ベイビー・ブローカー』)
イ・ソンジェ(ヘイの同級生で親友。プライド学院に通っている)｜cast イ・チェミン
チャン・ソジン(ソンジェの母。弁護士。)｜cast チャン・ヨンナム(『悪魔判事』『その男の記憶法』『サイコだけど大丈夫』『魅惑の人』『バッドランドハンターズ』)
イ・ヒジェ(ソンジェの兄。引きこもり。)｜cast キム・テジョン
チャン・ダンジ(ヘイとソンジェの親友)｜cast リュ・ダイン
イ・ミオク(受験ママ。ダンジの母)｜cast ファン・ボラ(『キム秘書はいったい、なぜ？』『社内お見合い』)
ソ・ゴヌ(ヘイの同級生。ホッケーの代表選手だったが怪我をして勉学にはげむ)｜cast イ・ミンジェ(『車輪』スンホ役)
『イルタスキャンダル～恋は特訓コースで～』あらすじ
カリスマ講師だが高慢な性格のチヨル（チョン・ギョンホ）は、過去のトラウマによって摂食障害になり体はボロボロだった。
そんなときヘンソンの店のお弁当を食べ、あまりの美味しさに涙を流す。
ヘンソン（チョン・ドヨン）は姪(めい)のヘイからチヨルの数学の授業を受けたいと言われ心機一転、教育ママになることを決意。
何とか塾の登録に成功したヘンソンだったが、店にやってきた人物が人気講師のチヨルと知らずトラブルを起こしてしまう…。
ネタバレなし感想・海外評価
恋愛・ヒューマンドラマとして設定や展開が緻密で見応えがあるだけでなく、コメディパートも非常にクオリティが高いです。
チョン・ギョンホ演じる塾講師チヨルのキャラも、惣菜店を営むチョン・ドヨン演じるヘンソンのキャラもどこか普通の斜め上をいっていて、どのシーンもシュールな笑いで彩られています。
いっぽうチヨルの過去はかなり悲惨であり、人間ドラマやサスペンスとしても完成度が高いです。
各エピソードのサブタイトルには数学用語が入っていますが内容はまったくむつかしくありません。
気になったらまず見たほうがいいです。
| おすすめ度 | 87% |
| ストーリー | 86% |
| IMDb(海外レビューサイト) | 8.1(10点中) |
※以下、Netflix韓国ドラマ『イルタスキャンダル』のストーリーネタバレありなので注意してください！
韓国ドラマ『イルタスキャンダル』ネタバレ感想・評価
笑って泣けて生き方の多様さについても学べる秀作。
カリスマ塾講師チヨルと、惣菜店の恋愛未経験中年おばさん・ヘンソンの恋愛模様がとても斬新です。
そんな中で、受験ママ同士の争い、ヘイたち高校生の葛藤まで描かれ、エンタメ・ゲーム性も非常に高いです。
ヘンソンの弟で自閉症のジェウ、ヘイの同級生の兄で受験に敗れて引きこもりのヒジェなど多様な登場人物が、受験の物語に奥深さをもたらしています。
最近のドラマでは『シスターズ』『ザ・グローリー 輝かしき復讐』に並ぶくらいのクオリティだと思いました。
Netflixで連日ランキング1位なのも納得です。
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1話「アナタとワタシ、二つの宇宙の共通部分」
チェ・チヨルは人気実力ともにNo. 1のカリスマ塾講師だ。
受験塾ザ・プライド学院の前では、彼の数学クラスを前列で子供に受講させるため、今日も親たちが席取りに並んでいる。
彼が講義を終えると女子生徒たちがこぞって手作りクッキーなどのプレゼントを渡す。
マンションにストーカー気質の女子生徒がやってきた。チヨルは彼女をタクシーで送るが、翌日、付き合っていると記事がアップされた。
近くで惣菜屋・韓国代表を営むナム・ヘンソンは、弁当の配達をしながら塾のまえを通り過ぎる。
ヘンソンには姪（めい）のヘイがおり、幼少期に捨てられたヘイを育ててきた。ハンドボール時代からの親友・ヨンジュが店を手伝っている。
自閉症の弟・ジェウが偶然チヨルの写真を撮影してしまう。チヨルは記者だと思ってスマホを取り上げた。ヘンソンが走って逃げるチヨルを追いかける。チヨルが投げたスマホは落ちて割れてしまった。
ヘイは医大を目指す成績優秀な女子高生だったが、塾にいかず自主勉強だけでは数学の点数が伸び悩み、チェ・チヨルの授業を受けたいと相談する。
過去のトラウマで摂食障害のチヨルは、チ・ドンヒ室長からもらった惣菜屋・韓国代表の弁当を食べた。他の食事と違って吐くこともない。感動して涙を流した。
第1話の感想
BTSくらい人気の塾講師が弁当を食べて涙を流すっていうギャップに感動しました！
チヨルはいいベッドを持っているくせにシュラフで寝ているのが笑えました。
摂食障害とか、女子生徒の幻影が見えるとか、かなり重い精神的な病を患っているのも気になる。過去にトラウマがありそうで、とても魅力的なキャラクターですね。
ヒョロガリのチヨルが余裕でヘンソンに追いかけられたり、チヨルが職員の名前をまったく覚えないのも笑えます。
2話「一本橋で敵に遭う確率」
チヨルは過去に教員採用試験の勉強をしていたときに、当時高校生だったヘンソンの母の惣菜屋でよくご飯を食べさせてもらっていた。
ヘンソンの母は事故死。ヘンソンは姉が置いていったヘイを育てることになる。
現在。ヘンソンはザ・プライド学院に朝から並んで何とかチヨルの講義の登録に成功。
チヨルは惣菜屋・韓国代表にやってくるが、オーナーが先日追いかけてきたヘンソンだと知って、変装して通うように。
ヨンジュはヘンソンをチラ見するチヨルを見て、あなたに気があると言った。
変装したチヨルは先日のスマホを弁償するつもりで最新機種をプレゼントした。ヘンソンは自分が好きなのだと勘違いする。
チヨルの家に潜入した熱血ファンの女子生徒が道でパチンコ玉で狙撃されて倒れた。
チヨルは偶然にも同期のチョン・ジョンヒル(ヘイの高校の担任の)に会う。
ジョンヒルは「おまえはしちゃいけないことをして子供を死なせ、その一家を崩壊させた」と責めた。
チヨルの講義を受けたヘイは、彼の指導のわかりやすさと熱意に感動した。
惣菜屋にやってきたチヨルは、先日スマホを壊した人物だとバレる。
そのとき、パチンコ玉で狙撃され店の窓ガラスが割れた。
第2話の感想
チヨルの過去が気になります。過去に教師のときに女子生徒と何かトラブルになり、大きな事件を引き起こしてしまったのでしょう。
あとはヘンソンが誰とも付き合ったことがなく処女だというヨンジュの爆弾発言もありました。
学期ごとの講義をシーズン1とかシーズン2って呼んでいるのが笑えました。海外ドラマのノリです。
3話「非好感が好感になる場合の数」
ヘンソンは翌日に窓ガラスを修理。
夜、チヨルが店にやってくるが間違ってバケツの水をぶっかけてしまう。ヘイが帰ってきてチヨルの正体をばらした。
ヘンソンは態度を180度変えることにする。
翌朝に重箱にごちそうを作ってチヨルに持たせた。
チヨルはヘンソンの店に高級肉とつき返されたスマホを送る。
娘のスアから塾の授業が簡単すぎるという要望を受けたスヒは、7人しか入れない医大クラスを冬でなく夏に実施しろと塾院長に要望を出す。
院長は講師たちを食事に呼び医大クラスを夏に実施したいと言う。
チヨルは了承して帰ろうとした。しかし同じ店で同期のジョンヒルたちが飲んでいたので少し席に加わる。しかしチヨルがいないときにみんな過去のことで悪口を言っていた。
チヨルが塾へ戻る。職員たちはヘンソンからもらった重箱を美味しく食べながら、チヨルがいると緊張するからいなくてよかったと話していた。
チヨルの携帯にヘンソンからの感謝のメールが入っている。
医大クラスのテストが行われることになった。
ヘンソンは塾にお弁当を差し入れしようとするが、問題を作っている最中だったのでチヨルに冷たい言葉を投げられて帰れと言われてしまう。
翌日、父母の説明会に間に合わなそうで走っているチヨルを見たヘンソンは、彼をバイクで送った。
医大クラスにヘイ、ソンジェ、スアが合格した。
ヘンソンは嬉しくてヨンジュと酒を飲みまくり、たまたま会ったチヨルに抱きついてしまう。
第3話の感想
ヘンソンの手のひら返しが笑えました。
しかしせっかく弁当を持って行ったのに追い返されるシーンは心が痛みましたね。まあ問題流出があり得るので仕方ないのでしょうけど、ヘンソンがかわいそうでした。
でもヘンソンはそれでもめげずにチヨルに声をかけるバイタリティがすごい。人間性の強さが垣間見えました。
チヨルも影で悪口を言われまくっているのがなんだかかわいそうです。そんなときにヘンソンだけが感謝の気持ちをメール。
チヨルは動じていないフリをしていますが、心が救われたことでしょう。
4話「等差数列の反乱」
チヨルが翌朝店にやってきた。ヘンソンは昨日抱きついたことを覚えていないフリをする。
受験ママの会では、スヒとチャン弁護士が大げんか。
スヒは権力者であるヨンミンの母に呼び出され、息子のヨンミンが医大クラスに入れるようにしろと言われる。
スヒは喧嘩していたチャン弁護士と協力して塾の院長に圧力をかけた。
ヨンミンが医大クラスに入ることになり、ヘイが突然に受講資格を落とされる。
ヘンソンは怒って塾のまえで拡声器で文句を言った。
その結果、ヘイはブラックリスト扱いになり塾の講義を受けられなくなってしまう。
ヘンソンはさらに激怒し、チヨルなど塾の関係者を惣菜店から出禁にした。
チヨルは責任を感じているうえに、食事まで食べられなくなり痩せ細っていく。
ヘイは学校で、ケガでホッケーの道をあきらめたソ・ゴヌから勉強を教えてくれと頼まれた。
チヨルは医大クラスで数学を教える。やる気のないヨンミンを追い出した。
ご飯が食べれなくて衰弱したチヨルはヘンソンに会いに行き、ヘイに個別指導すると約束した。
ヨンミンがコンビニで友人に塾の文句を言っている横で、ソンジェの兄・ヒジェがいた。
ヨンミンは何者かにパチンコ玉で狙撃され、追われてプライド学院に逃げ込む。そして上階から突き落とされた。
第4話の感想・考察
チヨルとヘンソンの恋愛だけでなく、娘のヘイとソンジェ、ゴヌたちの恋愛も平行して描かれているので見応えバツグンです。
そして、ヨンミンが落下して血だらけ。第1話のオープニングで謎の人物に追いかけられていたのはヨンミンだったんですね。
犯人はフードをかぶっているのでソンジェの兄でひきこもりがちのヒジェかと思いきや、おそらく別人なのでしょう。
チヨルの過去に関わっている人物だと思います。
5話「XとYの隠れた確率分布」
塾のビルから落下して死亡したヨンミンは自殺として事件を片付けられようとしていた。
チヨルはショックを受けるが、スヒら母親たちの圧力で授業は行うことに。
チヨルはヘイの個人指導を開始。ヘンソンになれなれしく世話を焼かないでくれと言う。
ジェウはワッフル店でグォン・ジンギョンという女性にストーカーだと間違えられて彼氏につかみかかられ、突き飛ばしてしまう。
チヨルの運転で警察署へ行ったヘンソンは、グォンたちに必死に謝り起訴を取り下げてもらった。
ヘンソンがコンビニで1人で酒を飲んでいるのを見かけたチヨルは彼女が放っておけず、一緒に飲んで倒れる。
ヘンソンは仕方なくチヨルを家に運んだ。
翌朝、チヨルは慌ててヘンソンの家から脱出。ヘンソンが忘れていたベルトを持って追いかける。
それを見たドンヒとヨンジュは勘違いした。
第5話の感想
ヘンソンの家から出てくるところを見られてよろけるチヨルに爆笑でした。
ヒジェがヨンミンが落下した現場からパチンコ玉を回収していましたが、彼は犯人なのか？
韓ドラだとこんな早く犯人をバラすことは少ないので、犯人を知ってて追っている可能性もありますね。
6話「人生には正解がなく、複数の模範回答があるばかり」
ネットに“チヨル激ウザ”という人物からの書き込みがあった。チヨルが10年前に教えていた女子高生が自殺し、母親も何者かに殺害された。彼女の弟が母親を殺した容疑者になったという事件についてだ。
チヨルは教えていたスヒョンが投身自殺したのは知っていたが、その後田舎に帰っていたため母親も死んで一家崩壊になったとは知らなかった。弟は裁判で無罪になったらしい。
スヒョンが自殺した理由は母親から不正入手した期末テストの問題を渡され、葛藤したからだ。
チヨルが教務部長の連絡先を恩師である塾の講師に教えてしまい、その講師がスヒョンの母に番号を伝え、スヒョンの母親が連絡して問題を入手したのだった。
猫がパチンコ玉で撃たれて死んでいたと通報がありペ刑事が向かう。ペ刑事はその場にいたヒジェを追いかけた。
逃げたヒジェは、ソンジェとヘイに偶然でくわした。
ソンジェは兄が留学しているのはウソだと言った。
ヘイもチヨルから授業を受けていると言う。
チヨルは体調不良で家庭教師を休む。
ヘンソンは自宅に弁当を届けた。不眠症のチヨルが寝ぼけた状態でヘンソンを家に入れ、肩によりかかった。
チヨルは気分転換にキャンプ場へ行って釣りをする。
ヘンソン、ヘイ、ジェウがたまたま同じキャンプ場にやってきた。
ヘンソンは不眠症に効く踊りをチヨルに教えてくすぐられて突き飛ばしてしまう。
スアはヘイが医学対策クラスの問題を持っているのを見つけ、母・スヒに話す。2人は車のなかでチヨルがヘイの家にやってくるのを見て驚いた。
第6話の感想・考察
チヨルの過去が少しずつ明らかになってきました。女子生徒の幻影が見えると言っていたのもスヒョンのことでしょう。
スヒョンの母を殺したのが弟でないとすると犯人はだれなのでしょうか。
10年前の事件がヨンミン殺しと関わってくるのだと思いますが、関係性がまだわからないですね。
10年前に死亡した女子生徒・スヒョンの弟役は『悪の花』や『恋慕』に出ていたキム・ゴンくんでしたね。
7話「恋に落ちるまでの普通の法則」
家に歩いて帰ってきたヘンソンはスヒが見張っているのを見つけて慌ててチヨルに電話し、店に来たフリをしろと言った。
スヒは勘違いだったと考えて帰る。
ヘイは模試で学校1位になった。ヘンソンは大喜びして家でパーティーを開いてチヨルも席に座らせた。
ハンドボールなど球技で勝負するが、チヨルとジェウはヘンソンとヨンジュの女子チーム勝てないうえに手首を痛める。
チヨルは、心配してかけよってきたヘンソンに胸がときめいたことに自分自身でおどろいた。
チヨルは胸のときめきをカウンセラーに相談。他の女性とも会ってみたらと提案される。
チヨルは塾のスタッフ・チョンの後輩で美人ピアニストのヘヨンと食事をするが、彼女にはときめかない。
ヘンソンはチヨルの手首の傷を心配して鍼灸院へ連れていった。
そのあとヘンソンは、昔母がやっていた食堂を引き継いだドジョウ鍋の店にチヨルを連れていった。
チヨルはヘンソンが貧乏だった頃にお世話になった店主・スンヨンの娘だと知っておどろく。
チャン・ソジンはヒジェの引き出しにパチンコ玉があるのを見て、近くで事件を起こしてないか不安になった。
第7話の感想
家のまえで弁当買いにきたチヨルの演技下手すぎて爆笑しました。チョン・ギョンホはコメディシーンめちゃ上手いですね。
そしてついにチヨルがときめきを自覚！
数学のことはわかるのに、自分でヘンソンを気になっていることに気づかず、そして気づかないフリをしているチヨルがかわいいですね。
8話「縁が運命になる帰納的推論」
チヨルはドンヒ室長とヘンソンの母・スンヨンの墓参りに行き、恩返しをしようと考える。ヘンソンが借りているビルを内緒で買い取り、家賃を半額にしてすべての部屋にエアコンをつけた。
チヨルは家庭教師の内容を知った数学教師チン・イサン(塾で会話を盗み聞きした)がネットに記事を投稿していると知り、彼を殴って訴えるとおどした。
チャン・ソジンはヒジェのスマホを追跡できるようにする。
夜になるとイサンはマンションでパチンコ男におそわれて頭を撃たれ、血を流して倒れた。
チヨルは鍼灸院を紹介してくれたお礼としてヘンソン、ヘイ、ジェウを高級レストランでもてなす。ヘイには勉強用のiPadをプレゼントした。
さらに塾ではヘンソンの店に弁当を大口注文する。
ヘンソンとヨンジュが塾に届けに行くと、若くて美人のへヨンがチヨルに会いにきている。
ヨンジュからさんざん「チヨルはあなたに気がある」と言われていたヘンソンは落ち込んだ。
チヨルはヘヨンのピアノリサイタルに行く。休憩時間にヘイにiPadの使いかたを電話で説明していると、電話のそばでヘンソンがやけどしたと聞いて、いてもたってもいられなくなり家へ行く。
ヘンソンのやけどは大したことはなかった。チヨルはチキンデーに参加する。
不動産店でドンヒを見かけ、このビルの新オーナーがチヨルだと知っていたヘンソンは、帰りぎわになぜそんなことをするのかチヨルにたずねた。
そこへ家庭教師をしていることに気づいたスヒら母親たちが車でやってきた。
第8話の考察：ヒジェは犯人じゃない！
ヒジェは部屋のパソコンで“パチンコ用の鉄球購入、威力高い”とか調べていました。
本当の犯人であればパチンコの扱いにすでに慣れており、何を使えばいいかわかっているはずで、そんなワードで調べることはしないはず。不自然です。
やはりヒジェはヨンミンを殺した犯人ではないのでしょう。模倣犯だと思います。
9話「僕らの出会いのバタフライ効果」
チヨルはスヒたちに家庭教師をしていても法的に何の問題もないと開き直る。
ヘンソンはチヨルをかばうため、私が頼みましたとウソをつこうとするがチヨルに止められた。
チヨルは家庭教師を問題視するなら医大対策クラスを抜けると言った。
スヒはチヨルのマンションの監視カメラの映像を手に入れ、ヘンソンが毎日通っている証拠動画を流す。
チヨルが不倫をしている！女子高生の母親が色仕掛けで家庭教師をさせた！と「イルタスキャンダル」で受験界隈はそうぜんとなった。
Youtuberが惣菜店に乗り込んできてヘンソンの顔をさらす。ジェウが暴れてパニック発作で病院に運ばれた。
夜、チヨルが病院へ駆けつける。ジェウの体調は問題ないらしい。
チヨルはヘンソンを車に乗せてドライブし、中でご飯を食べさせた。食事中に寝た彼女にジャケットをかける。
チヨルはヘンソンのことが好きだと確信する。
ヘンソンを送る車のなかで、チヨルは家庭教師はもうやめようと言った。ヘンソンもうなずく。
後日、ヘイの新しい塾を探そうと思ったヘンソンは何気なく入試のトークショーへ行くと講演者はチヨルだった。
講演が終わり、チヨルはイルタスキャンダルについての質問される。
チヨルは逃げるように帰るヘンソンを見ながら「彼女が好きなんです」と言った。
第9話感想！
チヨルが車を降りて漢江をながめながら、「俺は好きだ、この女性が」と独白するシーンが最高に感動的でした。
一連の騒動のなかでチヨルは自分の保身でなくずっとヘンソンのことを考えていたことが伝わってきます。
名シーンだと思いました。
10話「関係を変えるという感情の変数」
ヘンソンはチヨルをカラオケに呼び出してなぜスキャンダルまで背負うのかと聞く。
チヨルは好きだけどダメだとわかっていると言って去っていった。
チヨルが講演会でどうどうと既婚女性を好きだと言ってしまったため、不倫講師に教わらせたくないとプライド学院には解約の電話が殺到。
チヨルは2週間の休みを与えられ、同期のジョンニョルと酒を飲んだ。
ジョンニョルは、チヨルから12年前の事件について一家崩壊までは知らなかったと聞き、仲直りする。
チヨルが酔い潰れ、ジョンニョルはスマホの履歴でジェウに電話した。
ジェウはヘンソンの指示でチヨルを家に送り届ける。しかしチヨルが熱があると思い、ヘンソンを呼んだ。
チヨルは夢だと思い、ヘンソンに熱いキスをした。
チヨルはキャンプ場へいって釣りをする。
ドンヒから連絡がつかないと聞いたヘンソンは店を閉めたあとキャンプ場へ行き、チヨルと会った。
2人はドジョウ鍋の店へ行く。チヨルはヘンソンの母・ヨンスンが教員採用試験の勉強時期にたくさんご飯を食べされてもらった恩人だと伝えた。
塾はチヨルの代わりにソン・ジュノという売れっ子教師を雇う。
チヨルはプライド学院を辞めることにした。
イサンの死体が川で見つかり、ペ刑事と先輩のソン刑事がプライド学院にやってくる。
ソン刑事はドンヒを見て見覚えがあると思った。
チャン・ソジンはGPSでイサンのマンションにヒジェが行っていたことを知り恐ろしくなる。
Youtuberの超人気マンが塾でチヨルに突撃インタビューをする。ヘイがカメラに向かってヘンソンは叔母なのでチヨルが好きだとしてもそれはロマンスだと告白した。
10話の感想と考察：ドンヒの正体は？
チヨルの不倫疑惑で女子生徒たちがチヨルの教材を泣いて燃やしているのが笑えました。
さて、今回怪しかったのはドンヒです。チヨルの教え子スヒョンの自殺後に一家崩壊した事件を10年前に担当していたソン刑事がドンヒに見覚えがあると言っていました。
ドンヒはもしかするとスヒョンの弟なのかもしれませんね(痩せて面影がない的な)。
ドンヒは事件の真相を知るためにチヨルに近づくも、彼がいい人だとわかって一緒に働くようになったとかでしょうか。
ただ、いくらチヨルのためとはいえ、ドンヒがヨンミンや講師のチン・イサンを殺す理由はない気がします。
犯人はまた別なのかもしれませんね。
ヒジェは多分、事件の犯人に気づいていて独自に調査しているのでしょう。
11話「僕らの愛の関数関係」
ヘイは「叔母のヘンソンも先生のことが好きだ」とチヨルに言う。チヨルは急いで車に乗り、惣菜店へ。
ヘイは塾にやってきたヘンソンに「自分の人生を歩んでほしい」と言った。
チヨルは入れ違いで惣菜店へ行くがヘンソンはいない。自宅に行くとヘンソンが立っていた。チヨルは彼女を抱きしめた。
2人は漢江までドライブし、いつから好きだったか語り合った。
世間ではチヨルの不倫疑惑が晴れ、崖っぷちのスターからロマンチストと好意的に受け止められた。
チヨルが不倫だと暴露したスヒは、ママ友のミオクたちにハブられるようになる。
ミオクたちはヘンソンに謝罪に行く。ヘンソンは笑って許した。
チヨルは院長から謝罪を受け、ヘンソンのアドバイスもありプライド学院へ戻ることにする。ドンヒは不満そうだった。
チキンデーにみんなでボーリングへ。
ボーリングがうまいドンヒはみんなにコツを教える。チヨルとジェウのチームはまた負けた。
学校では授業中にゴヌがヘイに「大学に受かったら付き合ってくれ」と告白。ヘイは迷惑がった。
ヒジェは、パチンコ玉で撃たれて死にそうで動物病院へ運んだネコが息絶えたと獣医に伝えられ、拳を握りしめた。
ペ刑事とソン刑事は、チン・イサンの死亡事件で周囲のカメラを捜索し、ヒジェの姿を確認。
夕方、ソンジェはヒジェが部屋で震えているのを発見する。刑事たちが部屋にやってきた。
マンションの外へ逃げ出したヒジェは、チヨルとヘンソンが乗る車のまえへ飛び出す。
11話考察
真犯人に追いかけられて首を絞められていたヒジェの回想がありました。
さらにヒジェはパチンコ玉で撃たれたネコを助けようとしたこともわかり、やはり犯人ではありませんでした。
ヒジェが警察に相談できないということなどから、おそらく犯人は家族か塾の関係者でしょう。
ヒジェの家族がやった線は薄そうですし、生徒のヨンミン死亡の件もありますから、やはり塾関係者が怪しいです。
1番怪しいのはボーリングが上手かったドンヒ。パチンコが上手い伏線にも見えます。
ヒジェはドンヒに世話になったから、彼を自分で説得したかったのかもしれません。
サスペンスとしては精神を病んでいたチヨルも怪しいですが、さすがにチヨルが犯人だとロマンスが犠牲になるのでそれはないかなという感じです。
12話「喜劇と悲劇の交点」
ヒジェがつかまりソンジェはショックを受けた。ヘイが連絡しても電話にでない。
母親のチャン・ソジンみずからヒジェの弁護をすることに。チャンは双極性障害など心身衰弱の診断を刑事に見せ、ヒジェにひとこともしゃべるなと言う。
裁判でヒジェは、自分は「加害者ではなく目撃者だ」と言った。
チャンは息子の罪を軽くして恩を売った教務部長にお願いして、ソンジェのために中間テストの現代文の答案を手に入れた。
チヨルの撮影のあと、ドンヒに向かって「チョン・ソンヒョンだよな？」と声をかけてくるスタッフがいた。ドンヒは人違いだと言ってごまかす。
ゴヌはヘイをスケートに誘い、運動神経がバツグンなところを見せた。
チヨルとヘンソンは口喧嘩してしまい、ヘンソンがメールであやまるが、チヨルのスマホを盗み見たドンヒがそのメッセージを勝手に消去した。
チヨルは会議のあと、午前5時に家の前で待ち構え、ヘンソンと一緒に仕入れに行く。
チヨルはヘンソンを所有するクルーザーに乗せた。運転しているのはドンヒだ。
ドンヒはわざとハンドルをきり、ヘンソンを転ばせる。幸いヘンソンは手首にすり傷を負っただけだった。
ドンヒは申し訳なさそうに、しらじらしくあやまった。
チヨルはヘンソンを心配して家に呼ぶ。2人は愛し合った。
ヨンジュは自分だけ恋人がいないのが寂しくてジェウに付き合ってみようと言う。ジェウは「お姉さんだから気持ち悪い」と断った。ヨンジュはショックを受ける。
ヘイはソンジェを公園に呼び出す。ソンジェは涙を流した。ソンジェは母から渡された現代文の問題が中間テストそのものだとは気づかず、ヘイに渡て解いておくといいと言った。
翌日のテストでソンジェとヘイは昨日の問題用紙が不正に入手されたものだと気づいておどろく。
店の前にいるヘンソンを、黒いフードをかぶったドンヒがパチンコで狙う。
真犯人ドンヒの動機を考察
ドンヒの本名はチョン・ソンヒョンで、10年前に自殺したチョン・スヒョンと苗字が一緒なので弟で確定でしょう。
ドンヒは鉄球を注文しており、部屋の壁にはチヨルの写真が貼られ、さらにヘンソンをパチンコで狙ってました。
ドンヒが犯人で、姉・スヒョンの自殺と家族崩壊が原因なのもほぼ確定でしょう。
問題は動機です。なぜ、チヨルの熱狂的なファンの女の子やヘンソンを狙い、ヨンミン、チン・イサンを殺害したのでしょうか？
チヨルから女性を遠ざけたい理由は、死んだ姉・スヒョンをチヨルの心から忘れさせたくないからでしょう。
ヨンミンやイサンを殺したのは、おそらく自分の手でチヨルに復讐をしたかったからです。
チヨルの秘書になってスケジュールを詰め込んでチヨルを衰弱させるなど、罰を与えたかったのだと思います。
別パターンとしては、パチンコで嫌がらせをしているドンヒは母親を殺害した真犯人を探しているだけで、ヨンミンやイサンを殺した人物とは別な可能性もあります。
あとは、ヘイとソンジェについては、母親が不正に入手した問題で苦しむというのは10年前に自殺したスヒョンと同じ状況です。
物語がうまくつながってきましたね！
13話「難問に対処する僕らの姿勢」
ドンヒは惣菜店にやってきたチヨルの姿を見て、ヘンソンにパチンコ玉を撃つのをやめた。
ヒジェは裁判所で、真犯人は色白で手が長く、人差し指に大きなタコがあったと語る。(ドンヒの手にタコがある)
ジェウは自分が告白を断ったことで、ヨンジュが傷ついていないかと心配になり、気をつかう。
チヨルは自宅の暖房が壊れたことを口実に、ヘンソンの家に泊まりにきた。
ドンヒはヘンソンが持ってきた弁当をゴミ箱へ。戻ってそれを見たヘンソンは、激怒してチヨルにそのことを話す。
チヨルはドンヒを問い詰めるが、ドンヒは「イラだってついやってしまった。船の件も故意じゃない」としか言わない。
ヘイは国語テストで解答せずに提出した。不正のことでソンジェと話し合おうとするが、ソンジェは走って帰ってしまう。
スアは受験のプレッシャーのせいかヘイが憎くなり、殺したい衝動にかられるようになった。
ソンジェは母チャン・ソジンに不正入手問題のことが耐えられないと言う。ソジンは「私が死んでもいいなら暴露すれば」と言った。
ソジンは、ソンジェがヘイにもその問題用紙を見せていたと知り、ヘイに連絡して呼び出す。
ヘイは「ソンジェに不正のことを先生に言おうと相談したい」と言った。
ヘイは、帰り道で何者かに追いかけられて走ってきた車にはねられてしまう。ヘイを追っていたのはドンヒだった。
ヘンソンは翌日になってもヘイと連絡がつかず、不安になる。
13話感想
ヘイがピンチ！携帯がつながらないということは、病院でなくドンヒに連れ去られたのでしょう。
チン・イサンを殺したのがほぼ確定のドンヒ。右手のタコはパチンコの弾を引っ張るときについたものだと思います。
ドンヒが何をしたいのかまだ見えてきませんが、とりあえず闇深すぎです。
14話「ただ一つの解を求めよ」
夜、ドンヒはパチンコでヘンソンを狙っていたがヘイに目撃されてしまう。ヘイを拉致して家に連れ帰ったが、ヘイは逃げ出して車に轢かれた。
ドンヒはヘイのスマホに「母さんごめん…」と遺書を書き、自殺に見せかけた。
ヘンソンに病院から電話がかかってくる。ヘイは手術を終えて昏睡状態だった。チヨルやジェウが悲しむが、みんなヘイが目を覚ますと希望を捨ててはいない。
ドンヒは数学キャンプの件を勝手に進めてチヨルに怒られ、クビを宣告される。
チヨルはペ刑事とソン刑事から、犯人の手にタコがあると聞いた。
ヘイの病室にヘンジャ姉さんがやってきた。ヘンソンの姉でヘイの実母だ。今まで日本にいたらしい。
ソンジェはヘイの自殺未遂に気を病み、屋上から飛び降りようとしているところをゴヌに止められる。
ソンジェは担任のジョンヒルに国語の不正の件を話した。噂はすぐに広まった。
チヨルはドンヒの万年筆のインクが、ヘイの手首についていたものだと気づく。
チヨルは家に謝りにきたドンヒと握手して仲直りするフリをして、手にタコがあることを確かめた。
チヨルはドンヒを尾行して家にたどり着く。
14話の解説：ドンヒの動機
ドンヒの本名はチョン・ソンヒョン。
チヨルの教え子だった姉・スヒョンのノートを見てチヨルが信頼できる大人だと知り、チヨルを独占したい・支配したいという欲望に駆られていたことが判明。
ドンヒは小さい頃に姉・スヒョンが母の不正問題入手をしたことで飛び降り自殺したのを目撃し、そのあとも母に勉強しろと虐待まがいの仕打ちを受け、母を突き落として殺したようです。殺したのもドンヒだったんですね。
その後、戸籍を購入してドンヒになりすましました。
チヨルの独占のために、ヨンミンもイサンも殺したのはやりすぎな気もしますが、まあサイコ野郎だったということでしょう。
15話「偶然と必然の結果の値」
チヨルはドンヒの貸家に侵入し、ドンヒの正体がスヒョンの弟・ソンヒョンだと知った。
ドンヒは、ヘイの意識が目覚めそうだと聞いて病室にヘイを殺しにやってきた。ヘンソンとチヨルがドンヒを止める。
ドンヒは屋上まで逃げ、「もう守るものがない」と言って飛び降り自殺した。
チヨルはショックで数日間放心状態だったが、ヘンソンの料理を食べてなんとか回復。
ソジン弁護士が息子のソンジェに事前にテスト問題を渡した不正が発覚し、巷で大騒ぎになった。
スヒがソンジェの退学を訴えるが、夫の浮気現場で暴れて世間に非難されることになる。
ソンジェは罪悪感から高校を退学した。
ついにヘイが目を覚ました。
ソンジェはヘイにヘアゴムをプレゼントして告白するが、試験が終わるまで待ってと保留された。ゴヌが笑う。
ジェウはお見合いに行くというヨンジュに好きだと告白。2人は付き合うことになった。
退院したヘイは、実母がチヨルの金目当てでやってきたと知って激怒する。
ヘイの退院パーティーが開かれるが、ヘイは「家を出て母と一緒に日本で暮らす」と言った。
第15話の感想！
まさかのドンヒ(ソンヒョン)が自殺に衝撃！姉が守りたかったチヨルを守りたいという歪んだ動機からでした。
そしてヘイの母親が想像以上のクズで笑えました。ヘイはヘンソンとチヨルを邪魔したくないから家を出ると言ったのでしょう。切ない。
ジェウとヨンジュが付き合う展開にはほっこりしました。
さて最終回はどうなるのか！？
『イルタ・スキャンダル』最終回 第16話
副題：アナタとワタシ、二つの宇宙の和集
ヘンソンは日本に行くというヘイのために買い物をする。しかしヘイはいらないと怒鳴った。
ヘンソンとヘイの関係を引き裂けないと知った姉は、“あなたは最高の妹だ”と手紙を書き、1人で日本に帰った。
テスト不正入手の件でソジンは罰金だけで済んだ。家族4人で食事をし、ヒジェに優しくして一緒に旅行へ行く。
チヨルはヘヨン(以前アプローチしてきたピアノ演奏家)に声をかけられて話しをしているところを写真に撮られ、新恋人と記事で噂される。
チヨルはヘンソンが怒ってないか心配し、塾のヒョウォンに相談してプロポーズのための指輪を買った。
チヨルが店で指輪を出そうとすると、ヘンソンから「結婚しましょう」と告白される。
ヘンソンも指輪を買っていた、チヨルは2つの指輪をヘンソンにはめた。
ヘンソンがスポーツ指導者の資格を取りたいということで、合格したら結婚することになった。
ヘンソンはジェウとヨンジュが付き合っていると知って驚く。
2年後
韓国大の医学部に合格していたヘイとソンジェ(高卒認定を経て)は、まだ受かってないゴヌを励ました。
ゴヌは韓国大学に合格しているスアを車に乗せていい雰囲気になる。
スヒはこれまでの経験を活かして塾の相談窓口の仕事をしていた。
ソンジェはヘイに告白の返事を催促。ヘイはソンジェのほほにキスをした。
ヒジェは軍隊に入隊した。
ヨンジュはジェウの子供を妊娠している。
勉強が苦手なヘンソンは資格試験に落ちまくっていたが、今年はなんとか合格。塾で授業を終えたチヨルは喜びをあらわにした。
チヨルとヘンソンは通りで熱いキスを交わした。
イルタスキャンダル最終回16話 終わり！
最終回の感想
チヨルとヘンソンのダブルプロポーズのシーンも良かったですが、ヘンソンが2年後にやっと資格試験に合格してチヨルが塾で生徒たちと喜びを分かち合う姿が一番感動しました。相手の成功や幸せを心から願える人って素敵ですよね。
ヒジェやスヒなど脇役たちの幸せと立ち直りも(ややご都合主義ながら)しっかり描かれているのも感動的でした。
ドンヒ以外はみんな救われた感じですね。ドンヒのことを考えるとちょっと切ないですが。
Netflix配信の韓国ドラマ『イルタスキャンダル～恋は特訓コースで～』は、人気No. 1の変わり者の塾講師と、惣菜屋の肝っ玉おばさんの恋愛に加え、高校生たちやママ同士の受験戦争、主人公・チヨルの過去のトラウマまで描かれた盛り沢山な良作でした。
韓ドラのラブコメの中ではトップ3に入るくらい好きな作品になりました。
今後もこのスタッフやキャストの作品は追いかけて行きたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。『イルタスキャンダル～恋は特訓コースで～』レビュー終わり！
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