映画『ハート・オブ・ストーン』2023(Heart of Stone)。ガル・ガドットが壮大なスケールのスパイアクションに挑みます！
作品情報・キャスト
あらすじ
ネタバレなしの感想
ぶっちゃけ感想・評価(ネタバレあり)
物語ネタバレあらすじ・ラスト結末解説
これらの情報を知りたい人向けにわかりやすくレビューしていきます！
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)
これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
Loading ...Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』作品情報・予告
制作国：アメリカ
上映時間：125分
原題：『Heart of Stone』
ジャンル：スパイアクション
年齢制限：13歳以上推奨
監督：トム・ハーパー
脚本： グレッグ・ルッカ/アリソン・シュローダー
制作：スカイダンス・メディア
映画『ハート・オブ・ストーン』キャスト
ガル・ガドット
DC『ワンダー・ウーマン』『ジャスティスリーグ』で一世を風靡した美形でスタイル抜群のガル・ガドットが、ヒロインのレイチェル・ストーン役です。
本作でも相変わらず美しく、圧倒的な存在感を放っていました。
Netflix作品ではドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズと『レッドノーティス』で共演しましたね。
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その他のキャスト
| 役名 | キャスト |
ケヤ・ダワン |
アーリヤー・バット(『RRR』) |
パーカー |
ジェイミー・ドーナン(『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』『ベルファスト』) |
| ノマド | ソフィー・オコネドー(『ホテル・ルワンダ』『ナイル殺人事件』) |
ジャック |
マティアス・シュヴァイクホファー(『アーミー・オブ・シーブズ』『アーミー・オブ・ザ・デッド』) |
| ヤン | ジン・ルージ(『SAS: 反逆のブラックスワン』) |
| ベイリー | ポール・レディ |
映画『ハート・オブ・ストーン』あらすじ
MI6のITメンバー：レイチェル・ストーン(ガル・ガドット)は、イタリアのアルペン(雪山)の屋敷へ。そこで開催されているパーティーにやってきた武器商人・マルバニーを捕獲する作戦をサポートしていた。
チームメンバーはレイチェルの他にパーカー、ヤン、ベイリーの4人だ。
パーカーは、マルバニーを確保してロープウェーでふもとに向かう。
しかしケヤ・ダワンという若き女性天才ハッカーが通信を妨害。ふもとではマルバニーの部下がパーカーを待ち伏せしている。
レイチェルは無国籍スパイ組織・チャーターのITサポートジャックに連絡。ジャックは人工知能ハートからの情報をレイチェルに伝える。
レイチェルは先回りしてマルバニーの手下を倒した。
遅れてやってきたMI6のメンバーは待ち伏せしているはずの敵がいないことにおどろく。
しかしマルバニーは青酸カリで自殺。
レイチェルとMI6は謎の天才ハッカー・ケヤを追う。しかし敵の罠にはめられた挙句、最悪の事実が待っていた。
ネタバレなし感想・海外評価
「ガル・ガドット演じる主人公が二重スパイ！」まではいいんですけど、そのあとの展開は王道すぎるスパイアクション。物語のおもしろみはイマイチです。
アクションもがんばっていますが、Netflix作品でいうと『タイラーレイク』シリーズや『グレイマン』などにはおよびません。
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海外評価はどのレビューサイトも平均50点前後とあまりよろしくありません。
ロッテントマトズでは批評家評価が28%と超低いです。
批評家の意見では「オリジナリティのないストーリー」「アクションに既視感があって盛り上がりに欠ける」などが多かったです。
| おすすめ度 | 58% |
| アクション | 70% |
| ストーリー | 38% |
| IMDb(海外レビューサイト) | 5.5(10点中) |
| Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家 28% 一般の視聴者 69% |
| メタスコア(Metacritic) | 45(100点中) |
※以下、映画『ハート・オブ・ストーン』のストーリーネタバレありなので注意してください！
映画『ハート・オブ・ストーン』ネタバレあらすじ解説
二重スパイは他にもいた…
レイチェルとMI6は、ケヤが潜伏しているポルトガルのリスボンへ行く。
しかし敵にバレて潜伏していた部屋が襲撃された。
レイチェルは所属するスパイ組織・チャーターのジャックから「MI6のメンバーを見捨てて逃げろ」と言われるが、部屋に戻ってメンバーを助けて車で逃げる。
敵から逃げ切ったところで、突然パーカーが仲間のヤンとベイリーを射殺した。
ハッカー・ケヤを雇った組織のボスはパーカーだったのだ。
レイチェルはパーカーと戦って負傷し、チャーターの支部へ運ばれた。
しかしパーカーがレイチェルの腕に仕込んだ通信機によって、人工知能ハートのシステムが異常をきたした。
レイチェルはボスのノマドからクビを宣告された。しかしパーカーたちが上空の飛行船に乗っている人工知能ハートの強奪を狙っていると知り現地へ急ぐ。
レイチェルは戦闘機からウィングスーツで飛行船に飛び乗った。しかし人工知能ハートは奪われ、パーカーたちは脱出しようとしていた。
レイチェルはケヤのロープを切った。2人は宙に投げ出され、パラシュートで地上に降りた。
パーカーの部下がレイチェルを襲撃してくる。
レイチェルはケヤに「パーカーのやり方は間違っている」と話した。ケヤは迷っているようだがついてこなかった。
レイチェルは敵から逃げる。
ラスト結末
パーカーはアイスランドの研究施設へ行き、人工知能・ハートをセット。世界のコンピューターをハッキングして、かつて自分を使い捨てにしたハートの上層部メンバーを殺害していく。
ジャックやノマドらチャーターのメンバーは地下室に閉じ込められ、送風機も遮断された。
レイチェルはアイスランドのアジトに到着、ケヤのサポートでなんとかパーカーの殺害に成功し、世界を救った。
レイチェルは、服役中のケヤをチャーターのメンバーに引き入れた。
映画『ハート・オブ・ストーン』終わり
Netflix映画『ハート・オブ・ストーン』ネタバレ感想・評価
壮大なスケールのアクションを頑張っている感じはヒシヒシ伝わってきます。
しかしアクションもストーリーも中途半端な印象を受けました。
雪山での光るパラシュートはまあ良かったですが、戦闘機から飛び降りてダイビングスーツで気球に着地するくだりなど、リアリティもスタイリッシュさもイマイチなシーンが多かったです。
ところどころでCGっぽさも目立ちました。
素手の格闘も相手に打撃が当たってないのがバレバレの場面もいくつかあり、若干さめてしまいます。
ぶっちゃけ、ガル・ガドットはアクションそこまで上手くないと思いました。
もちろん下手ではないですが、画面に引き込まれるような凄みはなかったです。他の人と共演だとガル・ガドットは紅一点！みたいな感じで映えるんですけどね。
まあガル・ガドットだけがダメというわけではなく、そもそも演出の問題も大きいと思います。
ストーリーはガル・ガドットを恋する目で見つめていたMI6のジェイミー・ドーナンが敵のボスだった！ところまではまだ良かったんですが、それ以降はずっと予想を超えたご都合主義の連続でした。
プロットも細かい部分がはしょられていてツッコミどころ満載。
また、人工知能の脅威に加え、やっぱり生身の人間万歳！を描いている点ではトム・クルーズの『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』と同じです。
人間 VS AIのテーマがはやってますね。
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ガル・ガドットが凄腕のエージェントに！という触れ込みから007やMIシリーズに続くニューヒロイン誕生を期待してしまいました。
しかしフタを開けてみると、凡作のドストライク！みたいなクオリティ。
おそらく続編はないでしょう…。
最後のまとめ
映画『ハート・オブ・ストーン』は、ガル・ガドット主演ということで期待は高かったものの、ストーリーやアクションの盛り上がりがイマイチの凡作でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。『ハート・オブ・ストーン』(Heart of Stone)レビュー終わり！
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