映画『東京リベンジャーズ』ネタバレ感想!結末がアニメや漫画と違う?あらすじ解説・評価レビュー

  • 2024年4月7日

映画『東京リベンジャーズ』はクズ人間・タケミチがタイムリープして10年前の高校時代に戻り、元カノの死を回避するべく根性を見せつけるSFヤンキー物語

ポスト『鬼滅の刃』と謳われている話題作です。

格闘シーンに迫力がありテンポもよく、ヤンキーたちの友情に感動できた良作でしたー!

  • ネタバレあらすじ解説
  • ぶっちゃけ感想・評価レビュー
  • アニメや漫画とストーリーの違い考察

アニメに勝るとも劣らない完成度で感動シーンも多め。高校生カップルで見に行けば仲が深まることうけあいっす!

映画『東京リベンジャーズ』作品情報・キャスト相関図

映画『東京リベンジャーズ』登場人物・キャスト相関図

©︎https://wwws.warnerbros.co.jp/tokyo-revengersjp/

公開・制作:2021年7月9日・映画「東京リベンジャーズ」製作委員会

監督:英勉(『No Activity 本日も異常なし』)

脚本:髙橋泉

原作:和久井健 漫画 『東京卍リベンジャーズ』

主演:北村匠海/タケミチ役

出演:今田美桜/ヒナ役

出演:吉沢亮/マイキー役

出演:山田裕貴/ドラケン役

出演:杉野遥亮/ナオト役

出演:磯村勇斗/アッくん役

出演:眞栄田郷敦/ミツヤ役

出演:間宮祥太郎/稀咲(キサキ)役

出演:鈴木伸之/キヨマサ役

出演:清水尋也/半間役

北村匠海の、若干オドオドしているヤンキータケミチの演技が素晴らしかったですー。2022年は『名探偵ステイホームズ』で主人公アタル役で出演しています。

あとは特にヒナ役の今田美桜がとってもキュート!今作で今田美桜って有村架純さんに似ていると感じました。今田美桜とアッくん役の磯村勇斗とはドラマ『スーツ』でも共演していましたね。

半沢直樹II・エピソードゼロ 狙われた半沢直樹のパスワード』や『キングダム』『僕のヒーローアカデミアThe Movie/ワールドヒーローズミッション』出演したマイキー役の吉沢亮(27)は、高校生に見えない場面も少しあったもののおちゃらけた表情などがさすがでした。

映画『ヒノマルソウル』にも出てたドラケン役の山田裕貴は、体格もいいし迫力があって見応えがありました。『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(2023)に主演で出ています。

映画『東京リベンジャーズ』ネタバレあらすじ解説

youtu.be

26歳でフリーターでクズ人間で童貞のタケミチは、犯罪集団・東京卍會の抗争に巻き込まれて高校時代の元カノ・ヒナと、その弟・ナオトが死亡したニュースを見ます。

その日タケミチは駅のホームで後ろから押され、電車の前に飛び出してしまいました。

気がつくと、10年前のイケイケヤンキーだった高校生時代に戻っています。

走馬灯かと考えたタケミチはヤンキー仲間で親友のアッくんたちと、近くの高校生をシメに向かいました。

しかし東京卍會で3年のキヨマサたちに見つかりボコボコにされて…。

映画『東京リベンジャーズ』ネタバレあらすじ表示!

タケミチは当時付き合っていたヒナに会いに行き、彼女を見て涙を流します。

帰りにいじめられているヒナの弟・ナオトを助け、「未来でお前も姉ちゃんも死ぬから絶対に守れ」と伝えました。

タケミチがナオトと握手すると、現代に戻っていました。ホームに落ちたタケミチは間一髪ナオトに助けられていたのです。

警察になっていたナオトは、タケミチから10年前に事件のことを聞いたが、姉は救えなかったと話します。

そしてタケミチに、もう1度タイムリープして東京卍會の総長・万次郎を殺してくれと頼みました。

ナオトと握手するとまた10年前に戻ります(10年前の同じ日付に戻れる)。

高校生に戻ったタケミチは、喧嘩賭博を仕切っているキヨマサを刺そうとしたアッくんを止め、キヨマサにタイマンを申し込みます。

ボコボコにされても男気を見せたタケミチは、総長・万次郎(マイキー)とNo.2の龍宮寺(ドラケン)に気に入られて友達になりました。

学校に遊びに来たマイキーがタケミチを連れて行くのをみたヒナは、マイキーにビンタをします。

マイキーは笑って許しました。

もとの世界に戻ったタケミチは、マイキーはいい奴だと説明。しかしナオトは信じません。

タケミチは東京卍會の構成員になっているアッくんをたずねると「ドラケンが死んでから東京卍會はおかしくなった。お前を駅から突き落としたのは俺で、稀咲の命令だった」と言って、ビルから飛び降りて自殺してしまいます。

タケミチはまた10年前に戻り、ドラケンの死亡原因と考えられる対抗組織メビウスとの抗争を止めようとします。

マイキーたちのところメビウスの長内らが集団で乗り込んできました。メビウスに彼女をいたぶられたパーちんがタイマンを挑みますが、ボコボコにされてたったまま気絶。

マイキーは長内の前に出て、蹴りで秒殺KOします。

長内はビンでドラケンを刺そうとしますが、逆にボコボコにされました。

7月13日の夜、ドラケンが死をまぬがれたと考えたタケミチは、ヒナを連れて武蔵祭で楽しくはしゃぎます。

しかしキヨマサを見かけ、あとをつけました。すると稀咲(後の東京卍會No.2)の命令でドラケンを刺殺しようとしていることがわかります。

タケミチは見つかって殴られ、ガムテープでぐるぐる巻きにされ放置されます。ヒナがタケミチを見つけてキスをしました。

タケミチはヒナを死なせないために決意を固め、ドラケンのもとへ急ぎます。

ドラケンは稀咲の策略でマイキーたちと待ち合わせ場所をずらされ、長内らメビウスの襲撃を受けます。マイキーたちが駆けつけて大乱闘になりました。

タケミチは抗争現場にやっとつきドラケンを発見しますが、彼はキヨマサにナイフで腹部を刺されます。

タケミチはドラケンを背負って救急車が来る場所まで急ぎますが、キヨマサが目の前に立ち塞がります。

タケミチは勇気を出してキヨマサに向かっていき、殴られても殴られてもあきらめずチョークスリーパーで彼を締め落としてリベンジに成功!

メビウスたちを倒したマイキーらは病院に駆けつけ、一夜明けてドラケンの手術が成功したと聞いて喜びます。

マイキーは人がいないところで涙を流していました。

タケミチは現代に戻ってナオトのもとへ駆けつけると、ドアからヒナが顔を出しました。

タケミチは、今度こそ成功したと確信します。

映画『東京リベンジャーズ』ストーリー完

映画『東京リベンジャーズ』評価・感想レビュー

映画『東京リベンジャーズ』の評価は84点。

ヤンキーの友情とタイムリープをうまく組み合わせて、映画『バタフライ・エフェクト』のヤンキー版のような感じで楽しめましたー!

『東京リベンジャーズ』アニメ版も声優陣が素晴らしくて完成度が高いですが、映画も主人公タケミチを演じた北村匠海をはじめ俳優陣から迫力と男気がにじみ出ていて、同じくらい感動。

格闘シーンもかなりリアルで、同じくヤンキー映画の『地獄の花園』よりも迫力がありました。

タケミチが殴られた目の腫れ方とか、口から血が吹き出したりなどグロさも結構あったのも印象的。

PG12指定なのもうなづけますね。

漫画やアニメではまだ続きがあるので、映画の続編『東京リベンジャーズ2』も同じキャストで期待したいです!

アニメや漫画と映画の違い解説

※アニメ版や漫画のネタバレを含みます。

『東京リベンジャーズ』のアニメや漫画と、映画はストーリーの大まかな流れは一緒ですが、全然違う点もあるので紹介しておきますねー!

まず、アニメや漫画ではタケミチは2005年の中学2年時代に戻りますが、映画では年代は2010年でタケミチは高校生時代に戻ります

マイキーやドラケン、アッくんもみんな高校生で17歳くらいの設定。

キャストに20代が多いので、中学生役はさすがにキツいと判断したのでしょう。

(俳優人はみんな若々しくて、なんとか高校生には見えました。)

あと1番大きな違いは、パーくんが長内を刺さず少年院に入れられていないこと。

その後のメビウスとの抗争にもパーくんは普通に参加します。

これにより、ぺーやんの裏切りもありません。

ドラケンは稀咲の策略で長内たちにはめられた格好になります。

また映画では一旦区切りをつけるために、タケミチがキヨマサを倒して未来に戻ると、現代のマイキーからドラゴンの刺青がなくなり、ヒナと会えてハッピーエンドで終わっています。

アニメ版ではこのあとヒナがアッくんに〇〇されるという最悪な流れから、まだまだタケミチのタイムリープが続きます。

最後にまとめ

映画『東京リベンジャーズ』はアニメ版の完成度に迫る、友情・アクション・驚きの3拍子がそろった良作でした。

テンポもよく、豪華キャストの熱血の演技が堪能できた点も◎

鬼滅の刃』ほどのブームになるかは正直疑問ですが、純愛要素もあるのでもしかすると『呪術廻戦』くらいになるかもー。

来年にでも映画の続編を期待してしまいます。

映画『東京リベンジャーズ』評価・感想レビュー終わり。

2021年公開映画ネタバレ感想レビュー記事

関連記事

映画『マスカレード・ナイト』は刑事役の木村拓哉とホテルマンの長澤まさみがタッグを組み、ホテルで予告された殺人事件に立ち向かうサスペンス! 原作はヒットメーカー・東野圭吾の同名小説です。 豪華キャスト揃い踏みで、サスペンスとしても[…]

映画『マスカレード・ナイト』
関連記事

楽しみにしていた映画『竜とそばかすの姫』を見てきました! ただ個人的な感想になりますがマジでつまらなかったです。 『サマーウォーズ』のようなワクワク感や感動はありませんでした…。 美しいメッセージがありつつも、それが非常に[…]

竜とそばかすの姫
関連記事

映画『キャラクター』(Character)は、殺人現場を目撃した漫画家が狂気の作品を創りあげて連続殺人犯と共鳴する狂気のサスペンスエンターテインメント! 期待以上にハイクオリティなサスペンスで、背筋が凍りつくシーンも多々ありとても面白[…]

映画『キャラクター』