韓国ドラマ『ペイバック〜金と権力〜』(Payback) 。イ・ソンギュンとムン・チェウォンが肉親を破滅させた裏社会のボスに復讐する痛快なストーリー!
シーズン1は全12話です。
- 作品情報・キャスト相関図
- ネタバレなしの感想
- 全12話ネタバレあらすじ解説・感想
- 視聴率・OST
これらを知りたい人向けに内容をわかりやすくまとめました。
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。好きな項目から読んでください。)
作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
- 1 韓国ドラマ『ペイバック金と権力』作品情報・予告
- 2 韓国ドラマ『ペイバック金と権力』あらすじ
- 3 『ペイバック金と権力』相関図
- 4 『ペイバック金と権力』キャスト
- 5 ネタバレなし感想・海外評価
- 6 1話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 7 2話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 8 3話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 9 4話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 10 5話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 11 6話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 12 7話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 13 8話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 14 9話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 15 10話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 16 11話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 17 最終回12話ネタバレ『ペイバック金と権力』
- 18 OST『ペイバック~金と権力~』
- 19 『ペイバック~金と権力~』視聴率
- 20 最後のまとめ
韓国ドラマ『ペイバック金と権力』作品情報・予告
韓国語タイトル:『법쩐』英題:『Payback』
ジャンル:サスペンス
年齢制限:16+(暴力描写あり,16歳以上推奨)
監督:イ・ウォンテ(映画『悪人伝』『隊長キム・チャンス』)
脚本:キム・ウォンソク:「女王の教室」「太陽の末裔(共同執筆)」「マン・ツー・マン」
放送局:SBS
制作:スタジオS/REDNINEピクチャーズ
日本での配信:Amazon Prime Video独占
韓国ドラマ『ペイバック金と権力』あらすじ
裏社会のチンピラから大資産家に成り上がったウン・ヨン(イ・ソンギュン)はモンゴルに広大な土地を買って暮らしていた。
ある日、甥っ子で検事のテチュン(カン・ユソク)から株価の不正操作の件でアドバイスしてほしいと連絡を受け、その件に昔の自分の雇い主だった闇金の王/ミョン・インジュ(キム・ホンパ)が関わっていると知る。
さらにウン・ヨンはテチュンにその情報を流したのがGMI銀行の自殺した元代表の娘パク・ユンギョン(ムン・チェウォン)だと勘づいた。
ウン・ヨンはユンギョンの復讐に手をかすため韓国へ帰国した…。
『ペイバック金と権力』相関図
©︎SBS
『ペイバック金と権力』キャスト
ウン・ヨン|cast イ・ソンギュン
声が渋すぎるイ・ソンギュン。キム・ソンフン監督の映画『最後まで行く』(2014)や、『パラサイト 半地下の家族』(2019)の金持ちパパ役が印象的でした。
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イ・ソンギュン代表作:『白い巨塔』『コーヒープリンス1号店』『マイ・ディア・ミスター』『今週、妻が浮気します』
パク・ユンギョン|cast ムン・チェウォン
ムン・チェウォンが美人な復讐者を熱演。『悪の花』もすごくよかったですね。
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ムン・チェウォン代表作:『悪の花』『グッド・ドクター』『クリミナル・マインド:KOREA』『今日の恋愛』
チャン・テチュン|cast カン・ユソク
カン・ユソク代表作:『一度行ってきました』『俺はまだ本気出してないだけ』『真夜中の管理人』
ファン・ギソク|cast パク・フン
パク・フン代表作:Netflix『再婚ゲーム』『パイレーツ:失われた王家の秘宝』『サウンドトラック#1』
ミョン・インジュ|cast キム・ホンパ
キム・ホンパ代表作:『ある日~真実のベール』、ディズニープラス『カジノ』、『ボイス2』
その他のキャスト
ホン・ハンナ(ウン・ヨンの仕事仲間。ファンド・チェンジの代表。)|cast キム・ヘファ(『Mine/マイン』『マスクガール』)
ウン・ジヒ(ウン・ヨンの姉、テチョンの母)|cast ソ・ジョンヨン(Netflix『車輪』『その年、私たちは』『あなたに似た人』)
ナム・サンイル(検察のベテラン捜査官。テチョンと組む。)|cast チェ・ドクムン(『ヴィンチェンツォ』)
オ・チャンヒョン(GMI銀行の頭取。元検事長)|cast イ・ギヨン
ミョン・セヒ(ファン・ギソクの妻。ミョン会長の娘)|cast ソン・ウンソ
ハム・ジン(検察の高官)|cast チェ・ジョンイン
ユン・ヘリン(ブルーネット社の代表。ユンギョンの母)|cast (『シスターズ』)
ソン・スンジュン(ヘリンと親しかった大臣)|cast チョ・ヨンジン
イ・ジンホ(ミョンの部下)|cast ウォン・ヒョンジュン(『梨泰院クラス』『模範家族』)
キム・ソンテ(ミョンの右腕)|cast イ・ゴンミョン
イ・スドン(ミョンと仲の良い検事)|cast クォン・ヒョク
パク・ジョンス(テチュンの上司)|cast チェ・ミンチョル
イ・ヨンジン(ファン検事の部下)|cast パク・ジョンピョ
東大門の頭領・キム|cast パク・ミョンシン(『不可殺プルガサル』)
ネタバレなし感想・海外評価
頭脳明晰なトレーダー、軍の法務官、新米検事がマフィアのボスに復讐する痛快なサスペンスドラマです。
主人公ウン・ヨンと甥っ子のテチョン、妹当然のユンギョンの3人の人間ドラマにも感動できます。
大枠のストーリーは複雑でないのですが、政治の話、検察組織の話、株式の用語など出てくるので、そういったものが苦手な人には向かないかもしれません。
おすすめ度 | 84% |
キャストと演技 | 87% |
ストーリー | 86% |
IMDb(海外レビューサイト) | 8.3(10点中) |
※以下、『ペイバック金と権力』のストーリーネタバレありなので注意してください!
1話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ウン・ヨンの過去1990年代
幼い頃に両親が失踪したウン・ヨンは、その日暮らしでなんとか生き延びた。
少年院を出たあとはキム・ソンテのもとで土地開発に反対する人たちを暴力で追い払う仕事をして金を稼いだ。
ウン・ヨンは1度みた数字をすぐに記憶する頭脳をかわれ、闇金の王/ミョン・インジュのもとで働くことに。
現在
ウン・ヨンはモンゴルに広大な土地を買い、そこで株の売買やマネートレードをしながら暮らしていた。
ある日、ウン・ヨンの甥っ子で新米検事のテチュンは匿名のバイク便でソーラーバイオ社の株価不正操作の資料を受け取る。
テチュンは株の情報を動画で公開して金を稼いでいるランボー(本名はイ・チャンミン)がソーラーバイオ社について話している動画を見た。
バイク便の資料は暗号だらけだったため、テチュンはウン・ヨンにFAXをして暗号を解いてもらい、株価不正操作の実態をつかむ。
テチュンは上司で主任検事官のパク・ジュンソに、ソーラーバイオ社とGMI銀行の捜査を承認してもらおうと頼んだ。
しかしパクは同期の捜査部長ファン・ギソクから「釜山にいいポストを用意する」と言われ、捜査をうやむやにしようとした。
ファンは義父で闇金王のミョン・インジュとGMI銀行頭取オ・チャンフンの裏取引をもみ消したかったのだ。
しかしオ・チャンフンの講演会でソーラーバイオ株で被害を受けた人物が焼身自殺未遂をする。
テチュンはGMI銀行を捜査できることになった。ベテランのナム・サンギル捜査官に協力を依頼する。
ウン・ヨンはテチュンからのFAXから若い頃に世話になった恩人ユン・ヘリン(GMI銀行の前身会社・ブルーネットの社長)がミョン・インジュにはめられて自殺したことを知り、ユン・ヘリンの娘パク・ユンギョンが自分に助けを求めていると確信。
テチュンに資料を渡したのは陸軍の法務官パク・ユンギョンだった。
ウン・ヨンは自家用ジェットで韓国へ帰った。
エピソード1の感想
過去にキズを持つマネートレーダー、軍の法務官、新米検事が三位一体となって報復を決意する流れにとてもワクワクしました。
過去のストーリーをしっかり描き、そこから現在に向かって人間関係がどう変化したかが味わい深かったです。
2話ネタバレ『ペイバック金と権力』
1990年
ウン・ヨンは電車のなかで他人に迷惑をかけるチンピラとケンカをしたユンギョンに加勢した。
2人は喧嘩に勝つが留置所へ。
ユンギョンの母ユン・ヘリンが娘だけでなくウン・ヨンも釈放し、家に泊めてくれた。
それ以来、ウン・ヨンはヘリンを母親代わりに思い、家族のような交流を続けた。
2003年
ウン・ヨンは独立し、ユン・ヘリンの会社ブルーネットの特許技術取得を手伝っていた。
ミョン会長はウン・ヨンの独立に怒り、部下を使ってボコボコにさせたあと、ブルーネットの株式譲渡契約書に無理やりサインさせる。
ウン・ヨンは殺されそうになったが、なんとか逃げ出す。
ウン・ヨンは株の空売りで儲けようとするミョンに対抗するため、有志を雇ってブルーネットの株価を値上げさせ相手に甚大な損益を出させることに成功。
ミョンは検事に頼ろうとするが先回りしてそれを防ぎ、家族に手を出すなと言った。
ウン・ヨンは海外へ飛ぶ。
現在
ファンはオ・チャンフンの不正をもみ消すために、ミョンの部下・ソンテが会社の金を横領したことにしてソーラーバイオ社の株価操作の件を片付けようとする。
テチュンはソンテを取り調べしていたが、ファンに呼ばれて「特捜にこないか?」と甘い話を持ちかけられた。
韓国に戻ったウン・ヨンは仕事のパートナーのホン・ハンナと会い、闇組織・東大門(トムデムン)がGMI銀行の社債を現金化していることを知る。頭領のキムはウン・ヨンの知り合いだった。
ユンギョンはランボーの資料を盗んだ罪に問われていたが、軍人だったため釈放される。
ウン・ヨンは雨の中ぬれながら歩くユンギョンに傘を差し出した。
エピソード2の感想
ユンギョンがウン・ヨンを見つめる冷たい眼差しが印象的でした。
母・ヘリンが大変なときに海外にいてメールにも気づかなかったウン・ヨンを恨む気持ちと、兄のような存在として頼りたい気持ちが同居しているのでしょう。
3話ネタバレ『ペイバック金と権力』
2010年
ソン・スンジュン大臣を失脚させたかったファン・ギソクは、ユン・ヘリンがソン大臣にワイロを送ったとでっち上げた。
検事だったユンギョンは、ファンから証拠を捏造したら母を無罪にしてやると取引を持ちかけられそれに応じてしまう。
無罪にヘリンはソン大臣と共にファンや上層部の闇を暴こうとしたが、逆に娘のユンギョンを証拠捏造でいつでも捕まえられるとおどされた。
ヘリンは娘の罪をかぶって自殺するしかなかった。
現在
ウン・ヨンはユンギョンに「俺がお前の味方になる」と言う。2人はミョンへの復讐を誓った。
テチュンはファンの後押しで、ペク議員の縁故採用の捜査をするとメディアのまえで発表した。
テチュンは母・ジヒがいる施設へ。ジヒはスナックで働いているときに酒を飲みすぎてアルコール性認知症になってしまったのだ。
ジヒの施設にウン・ヨンが来ていた。2人は再会をよろこびあう。
ウン・ヨンは酒を飲みながらテチュンにミョン会長のやり口を話した。
ミョンは証券担保ローンをくませたあと、証券会社と組んで株価を下げ、空売りで莫大な利益を得て金を得ることが多い。そして相手経営者を自殺に追い込んでいたと語る。
ウン・ヨンはミョンの非道さに嫌気がさして彼のもとを離れたのだ。
ユンギョンはファンに会い、復讐をやめないと宣言。
ウン・ヨンは東大門の頭・キムに金を積んでGMI銀行の頭取オ・チャンヒョンのサイン入り契約書を入手した(株価不正操作の証拠)。
ミョンとファンは検事テチュンの叔父がウン・ヨンだと知って、2人が何かたくらんでいると怪しんだ。
ユンギョンはウン・ヨンからテチュンを紹介されるが、まだ完全に信用できないでいた。
ウン・ヨンはテチュンに俺と組もうと手を差し出す。
エピソード3の感想
ヘリンが自殺したのはユンギョンのためだったというのが切ないですね。
テチュンの母・ジヒがまさかの認知症で施設暮らしとは…。第3話にかなりの悲劇をぶっ込んできました。
ジヒはソ・ジョンヨンが演じているのでストーリーに絡んでくるかと思いましたが、施設でも今もスナックのママだと勘違いしている切ないけどちょっと笑えるキャラに。
4話ネタバレ『ペイバック金と権力』
テチュンはウン・ヨンと一緒にミョン会長を徹底的につぶすことを決意。
ウン・ヨンはオ・チャンヒョン会長を呼び、ミョン会長でなく自分のほうについて議員にならないか?と持ちかける。
おどしとしてキムから買い取ったオのサイン入り契約書を見せる。オは激怒した。ユンギョンもやってくる。
ソン大臣はチェ・ヒョンジュ党首と会っていた。チェ党首は裏でファン検事と手を組んでいた。
ファンの命令で金融監督庁がハンナの会社を捜索。ハンナは重要なデータをUSBに移し、なんとかその場をしのいだ。
テチュンの部屋もファンのいやがらせで徹底的に捜査された。
ウン・ヨンはミョンの命令を受けたファンたちにボコボコにされ、山に埋められていた。ミョンはビデオ通話でウン・ヨンの死体を見て笑う。
ミョンから契約書を受け取ったオ頭取はそれを燃やした。
ウン・ヨンが目を覚ますとジンホの車のなかだった。ウン・ヨンに恩義のあるジンホはウンに海外に逃げろと言う。
ウン・ヨンは車をクラッシュさせて逃げ出した。ジンホは意識不明の重体で病院に運ばれた。
テチュンとユンギョンはウン・ヨンが事故を起こしたと聞いておどろく。
ウン・ヨンの家にテチュン、ユンギョン、ハンナが集まった。ハンナはテチュンが追求しようとしていたペク・インソク議員に接触し、利用するつもりだった。
ミョンは、ウン・ヨンから奪ったデータのなかにあったブルーネット社の特許で海外で裏口上場ができると考える。
ミョンの手先であるイ・スドン検事は知り合いに特許権を移転させてワイロを渡す。
はりこんでその様子を見ていたナム捜査官がイ検事を逮捕。
特許の情報はウン・ヨンが仕掛けたワナだったのだ。
いっぽう軍隊を辞職したユンギョンはペク議員の記者会見に登壇し、母の死にファン・ギソクが関わっていることを暴露した。
エピソード4の感想
4話にしてすごい勢いで主人公側がやられてピンチになったので、本当にもりかえせるのか不安になりました。
ボロクソにやられたと見せかけてミョン会長たちを罠にはめていた流れがおもしろすぎる!
5話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ユンギョンがファン・ギソク検事の罪を暴露し、テチュンが収賄にかかわっていたミョンを逮捕。
ウン・ヨンはパク・ジュンソ主任も寝返らせてミョンの逮捕状を承認させた。
テチュンはファンに「特捜の検事を捕まえてやる」と意気込んだ。
大検察庁がファンを停職処分にする。
ウンはファンの妻でミョンの娘・セヒと会う。セヒはあなたがいなくなったからこんなことになったとウンに言った。
テチュンはミョンに罪を追加するための証拠をイ・スドン検事から引き出そうとしたが、イは取引するなら話してやってもいいと言う。
テチュンは悩んだすえ、悪党であるイ検事との取引はしないことにした。
ファンは部下のヨンジンを使い、ミョンを拘置所から一時的に外に出す。
ミョンはオ頭取を不倫の情報でおどして呼び出し、ポケットに遺書(ファンが書いた)を入れてビルから突き落として殺害。また拘置所に戻った。
オ頭取の遺書にはウン・ヨンからおどされていたと書かれていた。
ウンは事態がおおきくなる前に自ら検察へ出向き、テチュンに自分を逮捕させた。
エピソード5の感想
ミョンを逮捕してファン検事を追い詰めたらすぐに逆転されるまさにシーソーゲーム。
ミョンみずからオを殺害する大胆な流れがおもしろかったです。
6話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ウンは前検事総長のキム・オチョルを弁護人につけるが、ファン・ギソクよって早めに拘置所に送られてしまう。
テチュンがまとめたGMI銀行の報告書がウンのパソコンからも見つかり、テチュンは情報を叔父に流したことがバレて停職処分に。
ウンはミョンやソンテたちに刑務所で襲われる。
ウンが目を覚ますと、ソンテがドライバーで刺し殺した囚人をウンが殺害したことになっていた。
ドライバーにはウンの指紋がついており、ソンテの部下たちは全員が口裏を合わせていた。
ウンの殺人罪はほぼ決定的だ。
ウンはソンテをボコボコにして独房に入れられる。
ユンギョンは母・ヘリンを救うためにファン検事に指示された改ざん報告書が入っているUSBをペク議員と一緒に公表しようとしていた。
テチュンはセヒからUSBを渡せばウンの殺人罪は取り消せると交渉を持ちかけられる。
テチュンはウンを助けるためにユンギョンにUSBを渡してほしいと雨の夜に土下座。
翌日、ユンギョンはUSBをテチュンに預けてペク議員との会見へ。
しかし途中でジンホ(病院から抜け出していた)たちに襲われ、ユンギョンは肩を刺されて意識不明の重体に。
テチュンはペク議員にUSBをたくすことにした。
しかしペクは出所したミョンにUSBを渡してしまう。
1カ月後、ユンギョンはまだ目覚めていなかった。
絶望的な気分だったテチュンはジンホを指名手配したウォン刑事に、ミョンに協力したら人生をめちゃくちゃにされると忠告した。
ウンは刑務所でチンピラたちを従えて、ソンテたちの集団を牽制(けんせい)していた。
エピソード6の感想
テチュンとユンギョンが雨の中でお互いの正義の価値観をぶつけ合っていた場面がすてきでしたね。
しかしウンは刑務所だし、ユンギョンは意識不明だし、テチュンは停職中…。
主人公チームがまたボロボロにやられてしまいました。これはやり返せるのか?
6話にしてほぼ絶体絶命の状態。どんな方法で逆転するのか楽しみです。
7話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ウン・ヨンは看守の息子の留学先を買収して看守を手なづけ、スマホを部屋の中に持ち込んだ。そしてミョンが新しく始めたパウファンドを調べる。
ウンは拘置所から抜け出してユンギョンの同期で仁川(インチュン)検察庁のハム・ジンと会った。
テチュンはイ・スドン検事にはりついて、廃ビルにあるミョンの部下・ソンテの賭博場を発見。
賭博場を仕切っていて薬の売人でもあるユ・チャンヘを尾行していたが逆に捕まえられ、ウォン刑事に助けられた。
意識不明だったユンギョンが目を覚ました。
拘置所から抜け出したウンはユンギョンと抱き合う。テチュン、ハンナ、ハム・ジンの5名でミョンを潰す作戦を練った。
ウンはミョンが株価操作をしており3日後に株を売るつもりだと確信し、先に空売りを仕掛けた。
さらにハム・ジンがミョンが推薦している会社を捜索する。ミョンは株で大損する寸前だ。
ファン・ギソクはウンからミョンが株価操作している情報を受けとり、ミョンにブチ切れた。
政界に進出しようとしているファンにとってスキャンダルはご法度だからだ。
ウンは自分の弁護士を解任し、ユンギョンを指名する。
ウンはファンを呼び出し、協力すればミョンの資産をすべてお前の妻にやると取引を持ちかけた。
エピソード7の感想
ユンギョンが普通に復活してくれて安心。ユンギョンがウンの弁護をする流れはかっこよかったです。
ウンが普通に刑務所抜け出しているのが笑えました。金さえあればなんでもありですね!
あとはファン・ギソクのキレっぷりが癖になるというか、義父のミョンのパソコンを破壊していたシーンも面白かったです。
8話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ファン検事はウンと取引することにして、テチュンを復職させる。
テチュンが検察の自分の部屋へいくと、ウンもそこで仕事をしていた。
ファンは上級主任に昇進し新しい事件を探している。
テチュンがウンと調べた件をファンに進言し、ファンはその捜査を進めながらミョンに情報を伝えて会社自体は操作でつぶす。そしてミョンが投資や空売りでもうけるという流れが繰り返された。
ウンはミョンが投資した会社をファンに捜査させる。ミョンは記録的な大損失をこうむった。
ミョンは娘のセヒからパウファンドを自分に譲れと持ちかけられる。
ミョンは夜にウンを呼び出し、パウファンドを破産させると宣言した。
翌日に株価は大暴落し、3億ウォン以上の損失が出て一般市民にまで大きな影響を及ぼす事件になった。
ミョンはファンドの破産をイ・スドンが計画して実行したことにした(スドンは拉致)。さらに切り札としてユンギョンが不正の証拠を入力したUSBと、ファンが叩かれる写真を持っている。
ユンギョンはジンホを拉致した。ジンホはドラッグの注射器に毒が入っていると聞かされ、ミョンが自分を殺そうとしていたと知って怒りで叫ぶ。
ファンは刑務所でウンと面会し、テチュンをパウファンド破産の件で犠牲にするとおどした。
エピソード8の感想
ドラックを欲しがるジンホが狂気的でした。禁断症状の人ってほんとにこんな感じなのでしょう。
そしてまさかのミョン破産で形勢逆転!シーソーゲームは続きます。
前回からですが、ウンが普通に拘置所からに出られるのが面白い。
9話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ファン検事はウンに、テチュンの代わりにパウファンドの件で罪をかぶれと言う。
ウンはファンにロシアのジュキチファンドの不正の情報を渡し、この会社を捜査して不正を公表することでパウファンドの事件をうやむやにできると言った。
ファンはその件にのった。
ウンは監視のためにテチュンを捜査メンバーに入れるよう言う。
ジンホはユンギョンにウンが拘置所で殺人を犯したのが濡れ衣だと証明できると言って、ソンテの賭博場へ乗り込んだ。
ジンホはユ・チャンヘらをナイフで刺し、囚人にワイロを送って殺人をウンのせいにした証拠の元帳を手に入れた。
テチュンから情報をえたウォン刑事が現場に乗り込んだ。元帳は回収されたが、ジンホは息絶えた。
ウンはジンホが残したこれまでの謝罪と感謝のボイスメッセージを聞き涙を流す。
ウン・ヨンの冤罪が判明し、とうとう釈放された。
ウンはジンホが賭博場に乗り込むようけしかけたユンギョンに怒りをぶつける。
ミョンはすべての罪をソンテにきせるため、囚人を使ってソンテを首吊りに見せかけて殺害。
さらにハム検事に脅迫されたという遺書を残させる。
取調べを受けることになったハムは、これ以上ウンに加担すると子供に誇れる検事ではなくなるといい、ウンのチームを抜けることを決意。
賭博上に監禁されていたイ・スドンはジンホの乗り込みの混乱に乗じて逃げ出していた。
ミョンはファンとスドンが裏で会っていた写真をマスコミに流す。
ファンは検事をクビになった。
ミョンはウンを呼び出し、パウファンドの破産申告の際に空売りをして儲けたのはお前だろと問いかける。
ウンはうなづいた。
ミョンはユン・ヘリンの死の真相の情報が入ったUSBを高額で売ってやると言う。
ウンは承諾し、バージン諸島のダミー会社を使って取引することになった。しかしそれはウンの罠だった。
テチュンはウンやユンギョンのように正義を踏み外したくないと考え、ウンにもう2人きりでは会わないと言った。
エピソード9の感想
ジンホのラストが切なすぎでした。ウンとの間に確かな友情がありながら、薬で人格を壊されてユンギョンを刺してしまい、最後には刹那的な死を選択する…。
ウンと少年院からずっと一緒だったことを考えると胸がジーンとなります。
あとは、実はパウファンドの破産申請まで読んでいたウンが怖いですね。世間がいくら苦しもうが復讐と利益を優先していたわけですから。
10話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ウン・ヨンはミョンの娘・セヒに協力を求めた。
セヒは監察部長ナム・ジェウクを食事に招待し、空売りでもうけた会社の書類をわざと近くに置いてミョンがパウファンド倒産で儲けたと思い込ませる。
ジェウクは怒り、ミョンを国外脱出禁止にした。
ウンはユンギョンの仲介で、かつてユン・ヘリンと一緒に不正と戦ったソン・スンジュン候補に近づき、ソンを支援する代わりにブルーネット社を復興したいと持ちかける。
ファン・ギソクは部下だったヨンジンに見限られ、プライドをズタズタにされていた。
ファンはウンに土下座し、いう通りにするから助けてほしいとゆるしをこう。
テチュンとナム捜査官は金の流れからイ・スドンの愛人に会い、スドンにメール。
スドンがテチュンに電話し、国外逃亡を条件に証言すると言った。
テチュンは了承し、ハム検事が偽ルートを用意して証言させたあとに逮捕することに。
しかしウンが裏でスドンを保護し、ソン候補の会見で証言させた。
さらにファンも登壇し、ユン・ヘリンの件を謝罪して、真相究明すると宣言する。
テチュンはスドンを横取りしたウンに怒りをぶつける。
ウンは、スドンすら確保できないなら悪を倒すのも無理だから、関わるのはもうやめろと言った。
エピソード10の感想
ウンはテチュンに自分のようなグレーな人間になってほしくなくて厳しいことを言っているのでしょう。
今回はファンが土下座しちゃいましたね。でもファンのことだから、ウンを出し抜くために何か考えていると思います。
11話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ファンは会見で検察の不正を正すと宣言したが、不正はスドンのせいにした。
ウン・ヨンとファンは検察を味方につけた。
さらにウンはドスンを出頭させて証言させ、ヨンジンや検察の上層部を収賄(ワイロ)で逮捕させる。
ミョンも逮捕された。
ファンは検察へ戻った。そしてヨンジンに、オ頭取殺しなど罪をかぶれば数年後に出所した後に高い地位につけると取引を持ちかける。
さらにファンは株取引の違反でウン・ヨンの自宅と会社を捜査させ、宣戦布告をした。
ハンナが拘置所に入れられる。
テチュンはオ頭取殺しにファンとヨンジンが絡んでいる証拠を探す。
最終回12話ネタバレ『ペイバック金と権力』
ミョンは、ファンが政界にも進出できるデータのありかを教えるから拘置所から病院に移動してくれと頼む。
ウン・ヨンは拘置所にいるミョンを連れ出して取引を持ちかけた。そしてハム検事のまえでファンがユン・ヘリンをおとしいれた証拠捏造に関わっていると証言させる。
ユンギョンがミョンの証言ビデオをテチュンに送った。テチュンはそれをヨンジンに見せる。
ヨンジンはファンに従っても状況は悪化するだけだと考えて自白するメリットを選ぶ。
ユンギョンはミョンに向かって、ファンが先にオ頭取の殺害への関与を自白すれば最高刑もありうると脅した。
ついにミョンがオ頭取の殺害とファンの関与を自白した。
テチュンとナムはファンを逮捕。
全てが終わり、ユンギョンはウンにありがとうと言う。
2人はヘリンのブルーネット社を再建した。ユンギョンは母の名誉回復のために伝記を書いた。
ナムの引退パーティーも開かれる。
テチュンはユンギョンにペンを返した。
ウンはテチュンに改めて正義のペンを送る。
ユンギョンは検事に戻り、部下のテチュンと正義のためにバリバリ働いた。
ウン・ヨンは再びモンゴルの大地を駆け巡る。
ペイバック金と権力/最終回の感想
モンゴルの壮大な景色でドラマがはじまり、最後もモンゴルでしめる。すっきりとキレイに終わりましたね!
ファンがまた裏切るのは予想できましたが、囚人のジレンマを使ってファン、ミョン、ヨンジンの全員をおとしいれた展開は実に見事でしたね。
すべて計算づくのウン・ヨンがカッコ良すぎました。
そして何より、ずっと冷たい表情だったユンギョンが検事に戻ってよかった。
よくをいえば、最終回でテチュンの母が少しでも出てきてほしかったなあ。
OST『ペイバック~金と権力~』
『ペイバック~金と権力~』視聴率
第1話 | 8.7% |
第2話 | 7.4% |
第3話 | 8.7% |
第4話 | 9.6% |
第5話 | 9.5% |
第6話 | 7.1% |
第7話 | 11.1% |
第8話 | 10.7% |
第9話 | 11.1% |
第10話 | 9.5% |
第11話 | 11.4% |
最終回第12話 | 11.1% |
最後のまとめ
『ペイバック金と権力』は登場人物の葛藤とキャストの演技力、そして痛快復讐劇が組み合わさった良作でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。『ペイバック金と権力』レビュー終わり!
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