NETFLIX映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』は大好きな女優エイミーアダムスや ゲイリー・オールドマンが出るサスペンス!期待して視聴しましたが、超ガッカリ。
酷評になってしまいますが、正直、豪華キャストの演技を楽しみたい人以外は見なくてもいい…つまらない駄作でした。
記事では、ストーリーあらすじネタバレを解説し、なぜサスペンスとして面白くないのか?感想や評価、考察をぶっちゃけてます。
ワイが好きな豪華キャストたちが集まってこの完成度は残念…。
映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』基本情報
映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』(2021年 Netflix公開)スタッフ・キャスト
監督: ジョー・ライト
脚本:トレイシー・レッツ
原作: A・J・フィン
撮影: ブリュノ・デルボネル
主演: エイミー・アダムス/アナ役
出演: ゲイリー・オールドマン/アステリア役
出演: ジュリアン・ムーア/ラッセル夫人役
出演:フレッド・ヘッキンジャー/イーサン役
出演: アンソニー・マッキー/アナの夫役
女優 エイミー・アダムスは、『キャッチミーイフユーキャン』や『タラデガナイト オーバルの狼』でキャリアを重ね、『 ビッグ・アイズ』『ザ・マスター』『メッセージ』『ノクターナル・アニマルズ』などで超人気女優の地位を築きました。
俳優 ゲイリー・オールドマンは『レオン』『フィフス・エレメント』『裏切りのサーカス』『ダークナイトライジング』『Mank/マンク』で知られる演技派。『 ウィンストン・チャーチル/ ヒトラーから世界を救った男』で アカデミー賞主演男優賞獲得。
女優 ジュリアン・ムーアは『ラブアゲイン/Crazy Stupid Love』などに出演するベテラン。『 アリスのままで』で アカデミー賞主演女優賞を受賞。
アンソニー・マッキーは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ドラマ『ファルコンアンドウィンターソルジャー』映画『デンジャーゾーン/Outside the Wire』の俳優。
イーサン役フレッド・ヘッキンジャーはNetflix『フィアー・ストリート Part 1: 1994』に出演。
さらにカート ラッセルの息子・ワイアット・ ラッセルがデヴィッド役。
キャストだけ見ると、本当に豪華。
映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』酷評・感想
点数をつけるとすれば69点評価くらいでしょうか。
いや〜、既視感バリバリの想定内すぎるオチ。期待したぶん、がっかりしました。
エイミー・アダムス演じる主人公のアナが“信頼できない語り手”として、精神的に崩壊していき、「実は家族が死んでるよ」というのも別に驚きませんでしたし、息子のイーサンが異常者というのも、よくあるなあという印象しか受けませんでした。
アルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓』と、ディカプリオの『 シャッターアイランド』を混ぜたようなストーリーですね。
ありがちで映像化しつくされたサスペンスを見せられた印象を受けます。しかし『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』は、映画としての見応えでは上記の2作品より数段劣っているといえるでしょう。
ストーリー展開にほとんど斬新な点がなかったのが致命的で、ぶっちゃけ1950年代から80年代くらいの作品か?と感じるような、悪い意味での古臭さが目立ちました。
父親からDVを受けていると思われていたちょっと変わった息子イーサンが犯人というのもよくあるパターンです。
女性がトラウマと凄惨な事件を克服して最後に立ち直ります!というありがちなラストのまとめ方もよくある展開ですが、死産を克服した女性の映画『私というパズル』などのような斬新さはなく既視感バリバリ。
女性の強さと自立の描き方もやっぱり「古いなあ…」という感想になってしまいました。
A・Jフィンによる2018年の原作小説は評判が良かったらしいので、よくあるパターンで映像化して話がシンプルになりすぎてしまったのかもしれませんね。
エイミー・アダムスは好きな女優で演技もうまくて引き込まれるので、傑作SF映画『メッセージ/Arrival』のように表情を見ているだけで序盤は楽しめましたが、それでも後半は持たなくなっていきました。
ゲイリー・オールドマンや ジュリアン・ムーアは出演シーンも格別多いわけではなく、無駄使いだと思います…。
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