Netflix映画『AWAKE/アウェイク』は、人類が不眠のパンデミックが起こるSFパニックサスペンス。
しかし見どころが少なく、オチ結末もめっちゃ微妙でした。
本記事ではネタバレあらすじ解説と、感想・評価をぶっちゃけ。
ストーリーの何が良くなかったのかも考察してみました。
主人公たちが眠れないぶんこっちが眠くなったわっ!!
Netflix映画『AWAKE/アウェイク』基本情報
『アウェイク』スタッフ・キャスト
監督:マーク・ラソ
脚本:ジョセフ・ラソ
主演:ジーナ・ロドリゲス/ジル役
出演:アリアナ・グリーンブラット/マチルダ役
映画『アウェイク』評価:感想はつまらなくて眠い!
映画『アウェイク』の個人的な評価は65点くらい。
2021年に視聴したNetflix作品の中でもかなりつまらない方でした。
パンデミック映画『コンテイジョン』と“不眠”を組み合わせたような設定は素晴らしいと思いましたが、見どころは最初に車で湖に突っ込んだシーンくらい。
そこから登場人物はみんな眠れなくなり、逆に視聴者からすると、延々と“眠い”展開が続いていきます。
1番ひどかったのは、不眠を防ぐ方法が“仮死状態からの復活”というオチ。
医学に詳しくない筆者でも、「そりゃないだろ!」と突っ込んでしまう結末でした。
全体的に見てストーリーに辻褄が合わないところも多かったです。
制作者が「眠れない物語で視聴者が眠くなる現代アートっぽい前衛的な作品を狙っていたなら評価できますが、恐らくそれはないでしょう…。
主人公ジルが数字を覚えられなくなっていくなど、不眠での影響を興味深く表現していたりはしましたが、全体的には面白みに欠けた残念な駄作でした。
アウェイク/ストーリーのひどい点考察!
なぜ仮死状態からの蘇生で助かる?
仮死状態からの蘇生で眠れるようになるなら、なにか体の機能に変化が起こったはずですが、一体何が変わったのでしょうか?
それで人体の機能が大きく変化するとは思えません。
そもそも電磁界が変化してリンパに悪影響が出たからといって、なぜ不眠になるのかもよくわかりません。
モヤモヤが残りました。
みんなで一緒に錯乱して撃ち合うのはおかしい
何日も眠れなくて精神的に錯乱してしまうのはわかりますが、『アウェイク』の軍事施設での撃ち合いのように、銃声を聞いたからってみんな同時におかしくなることはないはずです。
睡眠や人体の疲労回復の機能には個人差が大きいので、冷静に考えれば一人ずつ順番に狂っていくのが自然でしょう。
もうみんな限界で銃声に一気におかしくなった!としたいのはわかるのですが、少し無理矢理な気がします。
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