Netflix韓国ドラマ『その年、私たちは』高校生だったときに撮影したドキュメンタリーが10年後にバズり、かつて恋人同士が気まずい再会を果たすストーリー!
2022/01/25日に最終回16話が配信され、めちゃくちゃ感動しました。
素晴らしいラストを含めて、近年の韓ドラの中でも傑作の部類に入るでしょう。
チェ・ウシク(『パラサイト半地下の家族』)と、キム・ダミ(『梨泰院クラス』)のW主演です。2人は映画『The Witch 魔女』以来の共演となります。
キャスト・相関図・OST、ぶっちゃけ感想・評価・画期的な構造、全16話ネタバレあらすじ解説を知りたい人向けに記事をまとめました。
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです)
韓国ドラマ『その年、私たちは』キャスト相関図・作品情報・OST
放送期間:2021/12/06〜2022/01/25
Netflix配信時間:毎週月火 23:30〜
原題:그 해 우리는 英題:Our Beloved Summer
監督・演出:キム・ユンジン
脚本:イ・ナウン
放送・制作:SBS・Studio N
ウェブトゥーン(漫画):Naverで同時期公開
キャスト・キャラ相関図
チェ・ウン役|チェ・ウシク
©︎SBS・Studio N
29歳の画家・イラストレーター。建物や木など人間以外を描く。
高校のときにヨンスと高校生活ドキュメンタリーに出て、そのときの動画が今SNSでバズっている。
ヨンスとは5年間付き合ったあと、お互い傷つけあって数年前に破局。
俳優チェ・ウシクはアカデミー作品賞を取った『パラサイト 半地下の家族』の息子ギウ役で有名ですね。ヨン・サンホ監督の『新感染ファイナル・エクスプレス』などにも出演しています。
2024年はNetflixのサスペンス『殺人者のパラドックス』で主演を務めました。
韓国ドラマ『殺人者のパラドックス』平凡な大学生が殺人を繰り返してしまう強烈なサスペンス! CineMag 『パラサイト 半地下の家族』のチェ・ウシクが主演!キャストや相関図、作品の内容をまとめました! 作品情報[…]
クク・ヨンス役|キム・ダミ
©︎SBS・Studio N
29歳で広告代理店・RUNのエース。
クライアントの宣伝のため画家・コオを起用する計画を立てるが、コオの正体は数年前にひどい別れ方をしたウンだった。
女優キム・ダミは『梨泰院クラス』のヒロイン・イソ役で有名。
キム・ジウン役|キム・ソンチョル
©︎SBS・Studio N
ジウンはドキュメンタリーの制作監督。チェ・ウンの幼馴染で親友。
実は高校の頃からヨンスが好きだった。
チーム長から、ウンとヨンスの10年後のドキュメンタリーを撮れと言われる。
俳優キム・ソンチョルは『Sweet home俺と世界の絶望』イミョン役などで知られる。
NJ(エンジェイ)役|ノ・ジョンエ(ジョンウェ)
©︎SBS・Studio N
NJ(エンジェイ)は韓国のトップアイドル。コオ(ウン)の絵が好きで、作品を購入。
ウンのことが好きになり、LINEの既読スルーを気にする。
女優ノ・ジョンウィの代表作、『ピノキオ』(子役時代)。映画『少女の世界』。
2024年にはNetflix『バッドランド・ハンターズ』に出演。ドラマ『ヒエラルキー』では主演も務めました。
韓国映画『バッドランド・ハンターズ』大地震でディストピアと化したソウルでマ・ドンソクが爬虫類人間と戦います! シネマグ 敵をボコボコにするマ・ドンソクを見てホッコリする映画(笑)。 作品情報・キャスト ネ[…]
その他の登場キャラ・キャスト
ク・ウノ(チェ・ウンのマネージャー)|演アン・ドング(『生まれ変わってもよろしく』)
ヌア(ウンのライバル画家)|演クァク・ドンヨン(『ヴィンチェンツォ』チャン・ハンソ役)
チャン・ドユル(ソエンショップ・マーケティングチーム長)|演者イ・ジュニョク(『梨泰院クラス』)
イ・ヨンオク(チェ・ウンの母)|演ソ・ジョンヨン(『あなたに似た人』ジョンヨン役)
チェ・ホ(チェ・ウン父)|演パク・ウォンサン
イ・ソリ(居酒屋経営者)|演パク・ジンジュ
パン・イフン(RUN代表)|演ホン・ジュンソク
ジ・イェイン(RUNスタッフ)|演ユン・サンジョン(『君は私の春』カフェ店員アリ)
キム・ミョンホ(RUNスタッフ)|演パク・ヨヌ
カン・ジウン(RUNインターン)|演チャ・スンヨプ
カン・ジャギョン(ヨンスの祖母)|演チャ・ミギョン(『ラケット少年団』オメばあさん)
パク・ドンイル(企画チーム長)|演チョ・ボクレ
チョン・チェラン(企画チーム)|演チョン・へウォン
イム・テフン(企画チームインターン)|演イ・スヌ
イ・ミンギョン(放送作家 |演イ・ソンヒ
チャンシク(ウンの父母の店の常連)|演チョン・カンヒ
OST
BTS(防弾少年団)・V(テテ)のソロ曲「Christmas Tree」
挿入歌はなんとBTS・Vがソロで発表したしっとり聞かせるこのナンバー↓
OSTパート1〜5まで
ネタバレなし感想・見どころ・あらすじ
あらすじ:チェ・ウンとクク・ヨンスは高校の時に2人でドキュメンタリーに出演。10年後の現在その動画がSNSでバズり、続編が制作されることに。画家として成功していたウンと、広告代理店で働くヨンスは久しぶりに再会を果たしますが…。
高校生の頃と10年後の現在が交互に描かれる対比構造で、若い頃と大人になってからの恋愛観の違い比較や成長がテーマであり大きな見どころ。
2021年ネトフリ配信韓ドラと比較すると、ハン・ソヒとソン・ガン主演の『わかっていても』や、シン・ミナとキム・ソンホの『海街チャチャチャ』などの恋愛コメディよりもメッセージ性が強くて個人的には好きです!
おすすめ度 | 84% |
オリジナリティ | 88% |
ストーリー | 85% |
IMDb(海外レビューサイト) | 8.8(10点中) |
※以下、『その年、私たちは』のストーリーネタバレありなので注意してください!
『その年、私たちは』ネタバレ感想・評価
10年後にどうなりたいかドキュメンタリーで語らせて、「10年後に本当になりたい自分になれた!?」と鋭く問題提起しています。
若い世代にも大人にも響く、普遍的なテーマが魅力的ですね。
主人公たちは大人気なく意見をぶつけ合いながら、本当に大切なものは何かを見つけていくのでしょう。
本作で1番斬新な点は、よくある過去のシーンを回想として描くのではなく“ドキュメンタリー”にしたところ。
視聴者は普通のドラマのように主人公たちに感情移入するだけでなく彼らのストーリーを間近で撮影したり、共有する側の思考になれる画期的な構造です。
視聴者も撮影に参加してドラマを作り上げる気分を体験できますし、SNSで過去の動画が取り上げられることも多い昨今の情勢を反映させた、秀逸なアイデアでもある思います。
また登場人物のモノローグがドキュメンタリーインタビューのように感じられ、視聴者は登場キャラが撮影に気付いているような、より現実に近い感覚で見ることができるのも特徴です。
話は変わって、主人公とヒロインの過去と現在を比較して、「あの頃の2人じゃない…」というパターンは『梨泰院クラス』に似てますね。
主人公・ウンの恋愛の選択肢が現在(アイドル・NJ)と過去(ヨンス)の2択になっている点も梨泰院と同じです。
あと本作は、アイドル・NJなど登場キャラも多種多様でアートイベントやメンバーでペンション宿泊など展開も多く、エンタメ性も高いと言えるでしょう。
セリフも洗練されており、クスッと笑えるものやグッと心を揺らすものが多いです。
各エピソードの副題が有名映画のタイトルから引用されているのもオシャレですね。
その年私たちは、最終回レビュー
最終回の出来が素晴らしかった面など含め、個人的には『梨泰院クラス』などより本作を高く評価したいです。
チェ・ウシク演じるウンと、キム・ダミ演じるヨンスが、お互い自分の人生を歩む決断をし、なおかつその後夫婦になってドキュメンタリー第三弾の撮影で閉める流れは完璧でした。
キム・ソンチョル演じるジウンが、憎んでいた母親とのドキュメンタリーを上司ドンイルに撮ってもらう展開も目頭がつくなりました。
『その年、私たちは』1話〜8話ネタバレあらすじ解説
第1話「僕はその夏 君がしたことを知っている」
2011年5月
©︎SBS・Studio N
学年トップの成績のクク・ヨンスは、自分より読書量が多いくせに学年最下位のチェ・ウンと性格がまったく合いません。
ある日2人は、高校生の実録ドキュメンタリーに出てくれと頼まれ、隣同士の席で嫌味を言い合いながら過ごすことになります。
考え方のまったく違う2人は何かあるとすぐに喧嘩をはじめ、その様子がカメラにおさめられました。
10年後どうなっていたいか?と聞かれ、ヨンスは成功者、ウンは穏やかに生きたい…と答えます。
現在(10年後)
ヨンスは小さな広告代理店RUNのリーダー的存在になっていました。
ある日ヨンスは、大型契約のプレゼンでクライアントのチャンチーム長から嫌味を言われてイライラ。
店舗開店日に人気の画家・コオのライブドローイングコラボする案は気に入られましたが、絶対に成功させろとチャンから命令口調で言われました。
ヨンスは、行きつけの居酒屋店主イ・ソリの頼みで、何回も約束をすっぽかした男性と会います。しかし「労力をかけるほどの女じゃない」と言われ、逆にフラれることに。
近くの席に偶然チャンチーム長がいて、偶然同じ服を来ていた2人は一緒に食事をし、ヨンスは泥酔。
一方、チェ・ウンは食堂を経営する父チェ・ホや母ジョンヨンに仕込みなどでこき使われています。
しかし実は、ウンは繊細な作風の画家・コオとして大成功しており、トップアイドル・NJが絵を買うほどでした。
ウンは、マネージャー・ウノや幼馴染・ジウンと3人で仲良く遊んでいます。
©︎SBS・Studio N
巷では10年前に撮ったウンとヨンスのドキュメンタリーがSNSでバズっており、TV局に勤めるジウンはチーム長から「2人の10年後のドキュメンタリーを撮れ」と言われました。
画家コオとコラボにこぎつけたいヨンスは、仕方なく数年前に傷つけあって別れたウンの自宅へ。ウンは驚き、ヨンスに霧吹きで水をかけました。
第1話 END
第2話「1792日の夏」
付き合っていた当初
ヨンスはときどき「もしも…」の質問をしてウンを困らせます。
1670日目カフェでヨンスは「もし別れたら?」と話し、ウンは「別れたらもう絶対会わない。だから捨てるな」と答えます。
現在
©︎SBS・Studio N
ヨンスはウンに「画家・コオとしてソエンショップのライブドローイングの仕事を受けてくれ」と冷静に頼みますが、ウンはこの時を待っていたかのように上から目線で断ります。
ウンの家にアイドル・NJが突然やってきて、ウノは慌てました。
ヨンスが帰ると言い、ウンは玄関で塩をまきます(ヨンスが来たときのために練習していた)。
NJは、彼女が購入したビルの絵を描いてくれとウンに依頼。ウンは考えさせてくれと答えます。
ヨンスはチャン・チーム長とプレオープンしたソエンショップに下見に行きながら、先日泥酔して彼にソシオパスと言ったことを謝罪。チャンは「プロジェクトを成功させたら許す」と言いました。
©︎SBS・Studio N
一方ウンはヨンスからの依頼が、憧れの建築家ジャン・フェラー設計のビルを描くことだと知り、仕事を受けようか悩みます。マネージャー・ウノは仕事を受けさせるため、ソエンショップのビルへウンを連れて行きました。
ヨンスとチャンチーム長は、ばったりウンたちに会います。
その後ヨンスは「画家・コオは見つけられなかった」と嘘をつきますが、チャンは「先日あなたが酔った時に、元カレがコオだとしゃべっていた」と返します。
ヨンスはエレベーターでウンと偶然一緒になり、不具合でエレベーターがストップ。なぜ会いに来たのか言い合いになり、ウンは冷静そうなヨンスに未練があるのを感じとりました。
©︎SBS・Studio N
ウンが家の前にくると、LINEを既読スルーされて気になったNJが車で会いに来ています。
ジウンは10年前のドキュメンタリーを見て何かを感じ、ウンに「続編を撮ろう!」と話しました。
ウンは嫌な顔をしますが、何か考えがあり承諾。撮影がスタートします。
©︎SBS・Studio N
第2話 終わり!
第3話「僕が君を嫌いな10の理由」
©︎SBS・Studio N
チェ・ウンはドキュメンタリーでヨンスを嫌いな理由を語ります。利己的なこと、勝気なこと、「私が捨てるのはあなただけ」と言って理由も言わず急に振ったこと。
2人がドキュメンタリーを引き受ける少し前の出来事
チェ・ウンはアイドル・NJに電話をし、仕事を引き受けるかどうか描くビルを決めると言います。2人でビルを見に行くことにしましたが、NJはウンから連絡がなくて落ち込みました。
ジウンはウンにヨンスとのドキュメンタリーへの出演依頼をしますが、予想通り断られます。
マネージャー・ウノは、5年前にウンがヨンスに振られて、少しおかしくなって引きこもった状態にまたなってしまう危険があると心配になりました。
ジウンはヨンスがこっそり10年前のドキュメンタリーを見ているのを発見。
ウンは、5年間まったく会わなかったヨンスに、なぜか街中でよく出くわすように。ヨンスに冷たい態度を取られ、怒りが再燃します。
ヨンスはコオ(ウン)でなくヌアという別の画家に仕事を依頼しようとしますが、チャンチーム長から「コオでなくてはダメだ」とお達しがありました。
ジウンはヨンスにもドキュメンタリーの説得します。ドキュメンタリーには人生のかけがえの無い1コマを記録する大切な意味があると話しますが、ヨンスは了承しません。
©︎SBS・Studio N
ジウンは、「ウンは相手に復讐するためなら自分を犠牲にするヤツだ」と意味深に笑います。
ジウンはヨンスに復讐するため、焼肉屋であるプランを思いつき卑屈に笑います。帰りにまたヨンスにバッタリ出くわして手を握りますが、振りほどかれました。
©︎SBS・Studio N
翌日ヨンスがRUNに出勤すると、代表イフンが嬉しそうな顔をしていました。画家コオのマネージャー・ウノが契約書を取りに来たというのです。
ヨンスは驚いてウンの自宅へ。ウンは「お前がドキュメンタリーに出るのが条件だ」と笑いました。
©︎SBS・Studio N
ドキュメンタリーのオープニング撮影があり、ヨンスはウンのことを全く気にしていないと言います。しかし5年前にウンを振ったとき、夜いつも1人で泣いていたことを思い出しました。
第3話終わり。
第4話「あの頃、私たちが好きだった少女?少年?」
10年前のドキュメンタリー最終日
©︎SBS・Studio N
撮影班のドンイルがカメラのバッテリーを取りに行く間、ウンとヨンスは校庭のベンチで雨の中、2人きりになります。
ウンが雨に濡れたヨンスに服をかけてあげ、2人は妙な雰囲気に。
ウンは「君を嫌いじゃない。好きだ」と告白しました。
現在:うまくいかない撮影と盗作疑惑
ジウンは1ヶ月間のドキュメンタリー撮影を開始しますが、ウンとヨンスの仲は最悪。ウンは仕事以外はいつも昼寝をしており、ヨンスも冷たい態度なのでいいシーンが撮れません。
ジウンとチェランはドキュメンタリーの方向性で悩んでいました。インターンのイム・テフンがチームに加わります。
一方、ウンはテレビで知り合いの画家・ヌアが取り上げられ、自分の方が盗作しているような扱われ方をしているのを見て、怒りを燃やします。しかし関わりたくないからと、マネージャー・ウノに何もするなと言いました。
ウンはヨンスの会社RUNで定期的にイベントの会議をすることになり、チャンチーム長に「盗作じゃないですよね?」と質問されて気を悪くします。
チャンチーム長から週末のオープニングパーティーに招待されたウンは、どんな服を着ればいいか分からず、NJと一緒に買い物をしてコーディネイトしてもらいました。
©︎SBS・Studio N
NJとウンはとの後一緒に屋台でトッポッキを食べました。
パーティーにやって来たウンは、ヨンスと偶然ぶつかり、彼女の手を取って「1人にするな」と言います。
©︎SBS・Studio N
そこへチャンチーム長がやってきてヨンスを連れていき、ウンは1人ぼっちに。
そこへ画家のヌアがやってきて、彼の口からイベントでのライブドローイングは2人でやると聞かされたウンは怒りを燃やしました。
©︎SBS・Studio N
ウンはヨンスに「僕の人生を壊すのはいつも君だ」と言って会場から出て行きます。
第4話終わり!
第5話「誰にも言えない秘密」
©︎SBS・Studio N
ジウンはウンと似た名前で、家を空けがちな実母に代わってウンの父母にかわいがってもらった過去を思い出します。
ジウンは高校入学当初からヨンスが好きでしたが、ウンの存在もあり、常に1歩引いて2人を見守っていました。
ジウンは、ウンがヨンスと付き合いだしてから感情を抑えられなくなったと感慨深くなります。
ジウンは別の仕事でNJに会い、ウンのドキュメンタリーを撮影していると話します。
ヨンスはソリの店でタコを食べます。ドキュメンタリーを撮影しているチョランがジウンに連絡し、ウンがやってきました。
ヨンスは恋人同士だったときのように、ウンに謝るつもりでしたが、ウンが先に謝ってきたので切ない気持ちになります。
ウンは画家ヌアと決着を受けるために対戦企画を受けることにしました。チャンチーム長に会いヨンスとのことを聞くと、「ヨンスは仕事相手としては好き」と返されました。
ウンは1日19×5日作業して、最終日にイベント会場で観客の前で5時間作業して100時間の大作を完成させると言います。
イベント前日になり、ウンは疲労困憊でした。
ヨンスがウンを心配して家にナツメ茶を届けに行きます。ウンはヨンスの腕を取り「泊まっていく?」と尋ねました。
第5話 END!
第6話「傲慢と偏見」
©︎SBS・Studio N
ウンは翌朝1人でソファで目覚めます。ナツメ茶のボトルを見て、昨日ヨンスがいたような不思議な気分になりますが思い出せません。
ついにライブドローイングが始まり、ウンとヌアは反対側のブースで真剣に作業します。ヨンスはウンが生き生きと絵を描く新たな一面を見て心が揺れ動きます。
ヨンスは、ウンと別れた理由は、急に親戚の借金返済をしなければならなくなり、ひどい劣等感を知られたくなかったからだったと思い出しました。
ウンの姿を見に来ていた母ヨンオクと父チェホは、1人で必死に描いているのがあの頃のようで見ていられないと途中で帰ります。父母はヨンスに会い、店に食べに来るよう言いました。
ライブドローイングが終わり、NJがウンに花束を渡し検索ワードで1位になります。
©︎SBS・Studio N
ヨンスは打ち上げにも行かず、ソリの居酒屋で酔い潰れます。ソリはジウンを呼び、介抱させました。
ヨンスがジウンと別れて家の前に来るとウンが立っています。
昨晩ヨンスはウンを寝かしつけましたが、家の中に入ってないと嘘をつきます。
ウンは「どうして夢のフリをする?今まで何があった?」と真剣な表情で聞きます。ヨンスは涙を流しました。
©︎SBS・Studio N
第6話終わり。
第7話「キャッチミーイフユーキャン」
ウンは小学生の頃から嫌なことがあると逃げてばかりでした。他人に怒られても、まず逃げます。ウンからしてみれば、それは自分も他人も傷つかない合理的な判断なのです。
しかし昨夜はそれに反してヨンスに逃げずに回答を迫り、いつもの自分じゃないと後悔しています。
ライブドローイングイベントが成功し、翌日ウノがウンのデビュー記念パーティーを開催。しかしウンはヨンスが来ると聞いて逃げ出しました。
ヨンスも、昨夜ウンに「今までどう過ごしてた?」と迫られて泣いてしまい、誤魔化して家に帰ったことが気まずくてパーティーを欠席。
パーティーの模様を撮る予定だったジウンは、主役の2人に逃げられて困惑します。ジウンの番組撮影チームには大御所女性作家が入り、彼女は「ウンとヨンスの関係性を撮ることから逃げるな」とアドバイス。
©︎SBS・Studio N
ウノとソリは主役不在の中、2人でパティーを決行して酔い潰れます。
©︎SBS・Studio N
パーティーから逃げたウンとヨンスは、図書館でバッタリ会いました。(10年前に喧嘩してドキュメンタリーの撮影から逃げた時も図書館で会っています。)
©︎SBS・Studio N
ウンはヨンスをご飯に誘い、実家に連れて行きます。ウンの父母チェ・ホとヨンオクはヨンスが来てくれたことに大喜び。
ご飯を食べながら、ウンはヨンスが「今まで普通に元気にしてた」と誤魔化したのを聞いて残念に思います。
ヨンスを送っている最中にウノは「あの頃も今も何も知らないまま受け入れるしかない」と言い、失望した表情で去って行きました。
一方、アイドルNJは自分のアンチとのボランティア活動で、陰口を言っているのを聞き、「誹謗中傷の訴えを取り下げない」怒ります。
傷ついたNJはウンを呼び出し、公園でブランコに乗りながらさりげなく「好き」と言いました。NJは飼い犬のように好きと付け加えます。
©︎SBS・Studio N
ヨンスは偶然ウンとNJが楽しそうにしているのを見て複雑な表情に。そこにジウンがやってきました。
ヨンスは道端で酔い潰れているソリを見つけ、ジウンに背負わせて家のベッドに寝かせます。祖母ジャギョンは久しぶりにジウンに会って喜びました。
大御所作家の作戦で、ヨンスはジウンに無理矢理ドライブに行こうと車に乗せられ、ウンはウノとチェランに拉致される形で、山奥の黄色い小屋に連れて来られます。
©︎SBS・Studio N
2泊3日でみんなで泊まり、ウンとヨンスを撮影することになりました。
第7話終わり。
第8話「ビフォーサンセット」
ウンは、10年前ヨンスに突然の日帰り旅行に連れて行かれ、「私のほうがもっと愛してる。私たちは絶対別れない」と言われたことを思い出します。
日中は別々に撮影することになり、ウンは水辺で木の絵をひたすら描き、チェランがカメラを回します。
ヨンスはジウンと街まで出かけ、ベンチで少し昼寝をしました。
©︎SBS・Studio N
夜はみんなでバーベキューをしますが、ウンはNJから電話を受け部屋に戻ります。ヨンスは複雑な気持ちになりました。
夜中、ウンは眠れずひたすら絵を描きます。ヨンスも眠れませんでした。
翌朝、ジウンやソリたちは外に出ていました。
遅く起きたヨンスはウンの部屋に入って頭をなでます。寝ているウンがヨンスの手を取りました(実は起きていた)。
夕方の撮影で、チェランがバッテリー交換をしに戻ったあとに突然雨が降り、ヨンスは丘の上に取り残されました。10年前の雨の日の校庭でウンと過ごしたときを思い出していると、傘を持ったウンがやってきます。
©︎SBS・Studio N
ウンはヨンスにキスをしました。
第8話終わり。
↓韓ドラ『その年、私たちは』のあらすじ・9話〜最終回16話ラスト結末解説は2ページ目へ↓
- 1
- 2