ドラマ『ホークアイ』全6話ネタバレあらすじ最終回感想!キャスト解説 マーベルの微妙な作品評価

ディズニープラス配信マーベル『ホークアイ』はMCUフェーズ4の8作品目のドラマ。

エンドゲーム後に精神的に疲れた戦士・ホークアイと彼に憧れる若い女性ケイトが出会い、協力して悪と戦う物語です。

CineMag
ジェレミー・レナーの子煩悩なパパっぷりにほっこりします。臨場感のあるアクションと等身大のヒューマンドラマが魅力!

作品情報・キャストぶっちゃけ感想・評価ストーリーネタバレあらすじ解説、を知りたい人向けに記事をまとめました。

(前半はネタバレなし、後半はアリです)

マーベルドラマ『ホークアイ』は楽しい!?

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ディズニープラス『ホークアイ』キャスト・作品情報

公開・制作国・話数:2021/11/24・米国・全6話
原題:Hawkeye
製作総指揮:ケヴィン・ファイギ
制作:マーベルスタジオ
原作:スタン・リー/ドン・ヘック
製作総指揮:ケヴィン・ファイギ

ホークアイ役|ジェレミー・レナー

ホークアイを演じる俳優ジェレミー・レナー

©︎ディズニープラス+

ホークアイ(本名クリント・バートン)は、アベンジャーズのスーパーヒーロー。

特殊能力はないが、視力が凄まじく弓の腕前は世界一。身体能力も抜群。

ローニンとして世界中のマフィアやヤクザ組織を壊滅させていた過去あり。

妻のローラ、長男クーパー、長女ライラ、次男ネイトと幸せな家庭を築いている。

俳優ジェレミー・レナーはアベンジャーズシリーズや、映画『ハート・ロッカー』、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『メッセージ』などで有名。

ケイト・ビショップ役|ヘイリー・スタインフェルド

ケイト・ビショップを演じる女優ヘイリー・スタインフェルド

©︎ディズニープラス+

ケイトはホークアイに憧れている22歳の女子大生。

幼い頃から武術・弓道・フェンシングなどの修練を積み、腕前は全米でもトップクラスです。

母親が経営するビショップ警備にインターンとして勤めている。

女優ヘイリー・スタインフェルドは映画『バンブルビー』の出演や、世界的ヒット中のNetflixアニメシリーズ『アーケイン』ヴァイ役の声優も務めます。

エコー役|アラクア・コックス

エコーを演じる耳が聞こえない女優アラクア・コックス

©︎ディズニープラス+

エコー(本名マヤ・ロペス)はジャージマフィアのリーダー。聴覚に障害を持っているが、戦闘力は高い。

ジャージマフィアだった父親をローニンに殺された恨みを持っている。

女優アラクア・コックス自身も、エコーのキャラクター同様耳が聞こえません(片足は義足)。『ホークアイ』が女優初挑戦というから驚きです。

エレーナ・ベロワ|フローレンス・ピュー

2代目ブラックウィドウのエレーナ・ベロワを演じる女優フローレンス・ピュー

©︎ディズニープラス+

エレーナ・ベロワは2代目ブラック・ウィドウで、ナターシャ・ロマノフの義妹。

ホークアイの暗殺を命じられている。

女優フローレンス・ピューは、スカーレット・ヨハンソン主演の映画『ブラック・ウィドウ』や、ホラー映画『ミッドサマー』、『ストーリー・オブ・マイライフわたしの若草物語』で有名。

キャストその他

エレノア・ビショップ(ケイトの母):演ヴェラ・ファーミガ

ジャック・デュケーヌ(ケイトの母の婚約者):演トニー・ダルトン

カジ(ヴィラン・クラウン(ピエロ)/カジミエシュ・カジミエルチャク):演フラ・フィー

ローラ・バートン(ホークアイの妻):演リンダ・カーデリーニ

アーマンド・デュケイン3世(ジャックの叔父):演サイモン・キャロウ

ネタバレなし感想・見どころ・あらすじ

あらすじ:クリスマスまであと6日。ホークアイは子供たちを連れ、NYに遊びに来ていました。ホークに憧れる大学生ケイトは、ホテルで強盗団ジャージマフィアと遭遇し、オークション品だったローニンのスーツを着て、立ち向かいます…。

クリスマスまでの6日間に起こったトラブルを全6話で描きます。

テンポもアクションもよくマーベルファンは必見です(特に第3話のカーチェイスは素晴らしい)。

ファミリーで楽しめる安定のヒーロードラマという印象!

MCUフェーズ4は『ミズ・マーベル』など対象年齢が低めの作品も多く発表してますね。

おすすめ度78%
アクション82%
ストーリー80%
IMDb(海外レビューサイト)8.1(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト)批評家92% 一般79%

※以下、マーベル『ホークアイ』のストーリーネタバレありなので注意してください!

マーベルドラマ『ホークアイ』ネタバレ感想・評価

ホークアイとケイト・ビショップ

©︎ディズニープラス+

MCUドラマ『ホークアイ』の評価は80点。
クリスマスドラマとしてのコンセプトは良いものの、他のマーベル作品と比較するとアクションやストーリーが無難な印象。
同じくディズニープラス配信の『ファルコン アンド ウィンターソルジャー』よりはシリアスさはなく、『ワンダヴィジョン』よりトリッキーでもないという中途半端な印象。MCUフェーズ4だと『ムーンナイト』(2022)とかの方が大人向けで個人的に好みです。
ホークアイとケイトの師弟物語として、ドタバタの中で出会ってお互い協力し合うという普通の話が、どう意外性を持って展開していくか?と思ったら素直なストーリーのまま終わりました。
各話ごとに感想を添えていきます。
第1話はジェレミー・レナー演じるホークアイがめっちゃいいパパなので癒されますね。
第2話ではケイトの母の婚約者ジャックが、フェンシングの実力を隠してケイトに気を遣っている感じで面白いです。
ジャックが『ホークアイ』のヴィランになるのかも、と思いきや彼はいい奴で、黒幕はケイトの母だったという展開には驚きました
また、フローレンス・ピュー演じるナターシャの妹・エレーナ(2代目ブラック・ウィドウ)が4話でやっと登場し、作品のボルテージが上がっていきます。
ただ最終回第6話は正直微妙。登場したキングピンはもっとヴィランらしいヴィランかと思いきや、そんなに貫禄もなくケイトにすぐ倒されちゃいますし、エレーナとホークアイの戦闘も普通に和解。
ラストまで緊張感がなく、MCU作品というより普通のアクションコメディでした。

ファミリー向けのコンセプトなのでしょうけど、個人的にはテーマ性が薄くて物足りなさがありました。

全6話と短いため、ホークアイとケイト・ビショップ以外のキャラの魅力を堪能する時間も少なかったのも残念です。

映画『スパイダーマンノーウェイホーム』と同じく無難な感じが否めません。

CineMag
個人的には、『ホークアイ』のシーズン2はもういいです…。
話は変わって、『ホークアイ』だけでなくマーベル全体の手法になりますが、アベンジャーズの世界的なヒーロー・ホークアイが、街ではちょっと有名な人くらいの扱いなのが面白いです。
スーパースターがスルーされるのは現実的ではないですが、逆に全体としてヒーローっぽさを抑えてリアリティ路線にする役割を果たしており巧みな演出だと思いました。

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