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ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』

『ミラベルと魔法だらけの家』感想ネタバレあらすじ!メッセージや映画の意味考察・評価・ディズニーポリコレ解説

ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、南米コロンビアの魔法一家が素敵なラテン音楽で画面を彩るミュージカルアニメ!

やや素直すぎるストーリーでしたが、家族の絆を描いた感動がパーカッシブなビートにのって伝わってきました

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ちなみに原題:Encanto(エンカント)はスペイン語で魅力という意味。本作ではマドリガル一族の家がエンカントと呼ばれています。

ぶっちゃけ感想・評価ミラベルの魔法の正体本作のメッセージ考察ストーリーネタバレあらすじを知りたい人向けに記事をまとめました。

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです)

ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』は楽しめた!?(投票どうぞ)

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映画『ミラベルと魔法だらけの家』キャスト・作品情報

公開・制作国:2021/11/26・アメリカ
原題:Encanto
監督:バイロン・ハワード/ジャレド・ブッシュ
脚本:ジャレド・ブッシュ/チャリーズ・カストロ・スミス
制作スタジオ:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
音楽:リン=マニュエル・ミランダ

バイロン・ハワード監督は『ズートピア』などで有名。

音楽のリン=マニュエル・ミランダはディズニー映画『モアナと伝説の海』や『スター・ウォーズフォースの覚醒』でも楽曲を制作。今作のラテン系の音楽もクオリティ最高でした。

登場キャラ一覧

映画『ミラベルと魔法だらけの家』登場キャラクター相関図引用元:ディズニー公式

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ミラベル・マドリガル|ステファニー・ベアトリス/斎藤瑠希

ヒロインのミラベル・マドリガル

ヒロイン・ミラベルは、魔法が使えるマドリガル一家の15歳の少女。

自分だけ魔法のギフトがなかったことに悩んでいますが、元気いっぱいで優しさを持っています。

日本語吹き替えを務めたのは斎藤瑠希。『ドラゴン桜第2シーズン』の石渡役で有名。

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祖母アルマ|マリア・セシリア・ボテロ/中尾ミエ

祖母アルマ

アルマは、ミラベルのおばあちゃん。

魔法が使えるマドリガル一家の権威と栄光を支えることに心を砕いています。

吹き替えの中尾ミエは1961年から活動するレジェンド的な歌手・女優。

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ブルーノ・マドリガル|ジョン・レグイザモ/中井和哉

ブルーノはミラベルの叔父で、アルマの息子。

未来を予知する能力を持っていますが、家族からきみワルがられ失踪したと言われています。。

吹き替え声優・中井和哉はアニメ『ワンピース』のゾロ役などで有名。

楽曲

ネタバレなし感想・見どころ・あらすじ

あらすじ:南米コロンビアの魔法一家に生まれ育ちながら魔法のギフトがもらえなかったミラドルは、劣等感に苦しみながらも、明るく元気に過ごしていました。ミラベルは、いとこアントニオの魔法ギフトの儀式の日に家や魔法が崩壊寸前だと気づき、家族を救うために奮闘しますが…。

CineMag
素敵な優しさと元気満点のミラベルが、魔法が使える家族たちと一緒に音楽で想いを伝え合う過程が美しいアニメーションで描かれます

ファミリーで見に行くにはピッタリ!

ただ、ディズニー他作と比べてもストーリーが素直すぎる印象はあります。

おすすめ度84%
魔法の世界観89%
ストーリー81%
IMDb(海外レビューサイト)7.8(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト)批評家93% 一般93%

※以下、ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』のストーリーネタバレありなので注意してください!

映画『ミラベルと魔法だらけの家』ネタバレ感想・評価

ミラベルと魔法だらけの家

ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』の評価は83点。
誰もが共感するであろう家族の話であり、楽曲の良さも合間って感動的なシーンが多いです。
CineMag
ラテン音楽は日本ではメジャーではないですが、パーカッシブの元気さと切ないメロディが心を揺さぶります。
ストーリーについては、家族の誰が欠けてもならないというメッセージは普遍的で素晴らしいですが、全体として斬新さに欠けていたのがちょっと残念でした。
ヴィランもおらず冒険もなしなので少し物足りなさも残ります。
あと細かい点だと、OPのラテンソングは日本語バージョンだと少し聞きずらかったです。
ラテン楽曲のメロディに日本語を当てはめるのは英語ポップス以上に難しいと思うので仕方ないですね。
全体的には『アナと雪の女王』や『モアナと伝説の海』ほどのヒットは難しいとは思いますが、感動あり、笑いあり、美しいアニメーションと3拍子揃った良作だといえるでしょう。

次の項目では、ミラベルの魔法について深掘り考察していきます。

ミラベルの魔法は?

ヒロインのミラベル

ミラベルには魔法がない!というのも1つの回答ですが、家族の危機を救った彼女にも特別な魔法・ギフトがあると考えるのもアリだと思います。

優しさ、潤滑油、さまざまな答えがあると思いますが、個人的にミラベルの魔法は“コーチング”だと思います。

コーチングは主にビジネスで使われ、人の自主性を促してモチベーションを上げること。

それは普通に人間の能力…ともいえますが、ミラベルが動いたことで結果的に家族みんなの悩みが一気に解消され、魔法も戻り、壊れた家も元通りになったので、見えない力が働いていると考えても良さそうです。

ミラベルの魔法が相手の心に作用しているのかもしれません。

ミラベルの幼い頃の魔法の儀式でドアが消えてしまったのかにも、ちゃんと意味があると思います。

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自分の部屋にこもらずに、家族をつなぎとめて幸せにしろという死んだ祖父からのメッセージがあったのでは?
結論、ミラベルの力は魔法だと言い切れなくても、魔法以上に素晴らしい能力であるといえるでしょう。
言い換えると、現実に生きる私たちも気づかないだけで魔法以上に素晴らしいギフトを持っているのです。

考察:結局 映画『ミラベル』は何が言いたいの?

映画『ミラベルと魔法だらけの家』は家族の心が実はバラバラになっており、それを修復するハッピーな物語だったわけですが、社会的なメッセージもしっかり込められています。

能力がなくても役割はある

魔法一家の中で唯一魔法が使えないミラベルを主人公に据えたことで、才能や能力がなくても社会的な役割はあるというポジティブなメッセージが伝わってきました。

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現実で考えると、例えば勉強や運動ができない人にも立派な個性があり、それは社会の役に立つ!と言い換えられますね。

また、本作ではミラベルがいなければ家族は崩壊していたわけで、視点を広げるとマイノリティや社会的弱者を切り捨てても全体の幸せは訪れないと考えることもできます。

才能ある人が幸せとは限らない

ミラベルは魔法を使えないことに悩んでいましたが、反対に姉のイサベラやルイーサは魔法や能力を人々から求められることでプレッシャーに苦しんでいました。

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現実でも何かの才能=ギフトがあることは素晴らしいですが、それで幸せになるとは限りません。

例えばスポーツや音楽の世界では素晴らしい才能があるにも関わらず、破滅的な人生を歩む人もいますよね。

『ミラベルと魔法だらけの家』は、才能=ギフト以上に大切なものは人と人のつながりだと教えてくれました。

ディズニーの完璧なポリコレ意識

このように本作は素晴らしいメッセージを持っていますが、個人的には登場キャラ全員が素敵な人物で“おりこうさん”な物語にも見えてしまいました。

うがった見方をすれば、メッセージもポリコレ的な正しさが追求されている気がします(ディズニー『クルエラ』もそんな傾向がありましたね)。

毒や苦味が全くないといえばわかりやすいでしょうか。

例えば『ソウルフルワールド』と比較すると、ちょっと薄い物語に見えてしまいます。

『ミラベルと魔法だらけの家』は子供向けなのでそれでいいような気もしますが、一方で解釈の幅がなく学びや想像の余地が少ない気もします。

ストーリーには、理屈だけでは測れないような要素も必要だと思いました。

映画『ミラベルと魔法だらけの家』ネタバレあらすじ解説

マドリガル家の成り立ち

コロンビアの山々に囲まれた村が襲われ、アルマ(ミラベルの祖母)の夫ペドロは身を盾にして死亡。

生まれたばかりの3つ子と悲しむアルマの前でロウソクに炎が灯って紋様が描かれ、大きな意志を持つ家・カシータができて一族はそこで守られて暮らしました。

魔法のギフトがないミラベル

マドリガル一族の家・カシータ

マドリガル家の子供はある年齢になると魔法のドアの前にたち、扉を開けることで素敵な魔法のギフトをプレゼントされ、村人たちのために能力を役立てていました。

ミラベルの姉妹のイサベラ(長女)は花をいっぱい咲かせるギフト、ルイーサ(次女)はヘラクレスのような超怪力。母・フリエッタは作った料理で病気や怪我を治す魔法をそれぞれ持っています。

しかしミラベルは魔法を使えません。幼い頃の儀式で魔法のドアが消え、それ以来祖母アルマからも冷たくされています。

同じ家に住んでいるミラベルのいとこ・アントニオのギフトの日になり、彼は動物と話して仲良くなる能力を手に入れました。

家・カシータには村人全員が集まり、4次元空間のジャングルが広がる場所で歌って踊ってのパーティーが始まります。

家族は記念写真を撮りますが、ミラベルは忘れられていました

魔法一家の異変

ミラベルは部屋の外に出ると、家・カシータがひび割れてロウソクが消えそうです。

祖母アルマに伝えますが、彼女が外に出るとひび割れなどはなくなっていました。アルマは機嫌を悪くします。

ミラベルは一家の危機だと考え、ロバを運ぶルイーサに尋ねます。ルイーサは力が弱くなっていました。

ミラベルは、未来予知の能力を持ち失踪した叔父ブルーノが何か知っていると思い、彼が以前住んでいた部屋へ。

巨大な空間の階段や砂漠を抜けると、ブルーノの予言パネルが割れています。それをつなぎ合わせると、ミラべルの後ろで家が崩壊している絵が見えました。

自分のせいで家族が崩壊すると考えたミラベルは部屋に戻り、父アグスティンに相談。黙っておくことになりましたが、地獄耳の能力を持ついとこ・ドロレスに聞かれてしまいました。

長女イサベラが青年マリアノと結婚することになり両家の顔合わせが行われますが、一家の魔法の力が崩壊し始め、みんな力を制御できずディナーの席は大混乱。

予言パネルを見たアルマは、ミラベルのせいではないかと疑います。

ブルーノ

ミラベルは壁の隠し扉を発見し、その奥に潜んでいる叔父ブルーノを発見。彼は言い当てた未来が自分のせいで起こったと噂され、カシータを出たのですが、やっぱり家族が大好きで壁の裏側に住んでいたのです。

ミラベルはブルーノを説得し、アントニオの部屋で新たな未来予知ビジョンを見ます。それはミラベルが仲の悪い長女イサベラと抱き合ったら家族が幸せになるというものでした。

イサベラやアルマとの和解

ミラベルは仕方なくイサベラの部屋に行きますが、口喧嘩に。しかし、イサベラが本当は結婚したくないことや、みんなのイメージを保つために苦労していると知り仲直りしました。

ミラベルは祖母アルマに、一家を壊しているのはあなただと言います。

そんな中、家が崩れ魔法のロウソクの炎も消えてしまいました

ミラベルは悲しみ、1人で割れた山の向こうへ行って泣きました。みんながミラベルを一生懸命探します。

祖母アルマが川の前にいるミラベルを見つけ、祖父との思い出を語り、自分が間違っていたと言いました。

ラスト結末

一族だけでなく、村人たちも集まり、家・カシータの再建を手伝います。

イサベラの婚約者マリアノはいとこ・ドロレスと結ばれることになり、イサベラは喜びました。

マドリガル一家にみんな魔法の力が戻り、ミラベルも一緒に全員で写真を撮り、幸せに暮らしました

映画『ミラベルと魔法だらけの家』END!

同時上映『ツリーから離れて』ネタバレ解説

映画『ミラベルと魔法だらけの家』が始まる前にナタリー・ヌリガット監督によるディズニーの短編アニメ『ツリーから離れて』が上映されます。

『ツリーから離れて』は数分の2Dアニメで、アライグマの親子が森からビーチへ行き、親がはしゃぎたくてウズウズしている子供に犬科の天敵などさまざまな危険を教え、その子供がまた親になって同じことを子供に教えるというストーリーです。

最初に子供だったアライグマは、親に怒られてせっかく見つけたキレイな巻貝を壊されて悲しみます。

その子供が親になったときは、怒るときに巻貝を壊さなかったというホッコリする話です。

親や家族が子供の命を守ために叱るのはもちろん大事。

ただ、正しく叱れば親も子供ももっと幸せになるという『ミラベルと魔法だらけの家』に通じるようなメッセージがありました。

最後のまとめ

ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、魔法一家の絆を素晴らしいラテン音楽で描いたミュージカルアニメの良作でした。

が、個人的にはもっとストーリー的な冒険が欲しかったです。

全体的には素敵な内容だったと思いますし、ラテン音楽が日本で広まるキッカケになればいいと感じました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。『ミラベルと魔法だらけの家』レビュー終わり!

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