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Netflix映画『ブルーズド打ちのめされても』

Netflix映画『ブルーズド打ちのめされても』がひどい!ネタバレ酷評あらすじ感想・駄作の理由解説

Netflix映画『ブルーズド打ちのめされても』アカデミー賞女優ハル・ベリーの監督デビュー作にしてひどい駄作でした。

内容は格闘技+ヒューマンドラマですが、格闘シーンは迫力がなく、ストーリーも設定をツギハギ感が拭えず全てにおいてボロボロだった印象です。

悪い言い方で申し訳ないですが、2021年に見た映画の中でもトップクラスで酷かったです。

CineMag

ここで一句、「ハル・ベリー キイチゴの味 思い出す

ぶっちゃけ酷評・感想やつまらない理由キャラの違和感ストーリーネタバレあらすじ解説を知りたい人向けに記事をまとめました。

(前半はネタバレなし、後半はアリです)

Netflix映画『ブルーズド打ちのめされても』の評価を投票どうぞ!

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Netflix映画『ブルーズド打ちのめされても』キャスト・作品情報

公開・制作国・上映時間:2021/11/24Netflix・132分
原題:『Bruised
監督:ハル・ベリー
脚本:ミシェル・ローゼンファーブ
主演:ハル・ベリー
出演:シーラ・アティム
出演:スティーヴン・ヘンダーソン

『チョコレート』(2001)でアカデミー賞主演女優賞を受賞、『007ダイアナザーデイ』(2002)ではボンドガールと一躍トップスターになったハル・ベリーが監督・主演を務めました。

しかし『キャットウーマン』(2004)で年間最低の映画ラズベリー賞の4冠達成からの迷走から抜け出せていない気がします…。

キャストは他にドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『Dune砂の惑星』(2021)のハワト役や『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド4』で知られるスティーヴン・ヘンダーソンがコーチ役で出演。

CineMag
ちなみにタイトルのブルーズド/Bruisedは、傷ついたアザがついたという意味です。

ネタバレなし感想・見どころ・あらすじ

試合でボコボコにされ、パニックでケージ(金網)から逃げてしまった元 総合格闘技UFCチャンピオン・ジャッキー(ハル・ベリー)。4年後、私生活はどん底。カムバックのチャンスを手にしますが元夫の死で息子マニーを育てなければならなくなり…。

格闘アクション、ヒューマンドラマ要素など、すべてにおいて残念な作品でした。

ストーリーもLGBTQ黒人の離婚・貧困といった社会問題をごった煮ににしてまとまりに欠け、感情移入できません。

正直、ハル・ベリーの大ファン以外は見なくてもいい気がします…。

おすすめ度32%
格闘アクション40%
ストーリー30%
IMDb(海外レビューサイト)5.9(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト)批評家52%

※以下、映画『ブルーズド打ちのめされても』のストーリーネタバレありなので注意してください!

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映画『ブルーズド打ちのめされても』ネタバレ感想・評価

映画『ブルーズド打ちのめされても』のハル・ベリー

Netflix映画『ブルーズド打ちのめされても』の評価は38点。
全体として、どこにも良い点がなかったと思います。
まず、格闘技のシーンがひどい
私も一応格闘技をやっていたので少しはわかるのですが、ハル・ベリーの格闘技術は完全に素人
なぜ、UFCトップファイターという技術が要求されるキャラを彼女が演じることになったのか疑問です。
もちろん映画なので格闘技のプロが演じないとダメとは言いませんが、最低限パンチやキックのフォームは身につけるべきでしょう。
企画段階で誰かが止めるべきだったのでは?
まあ、ハル・ベリーは監督でもあり、映画化の権利を得た彼女を誰も止められなかったのでしょう。
そもそもハル・ベリーは『キャットウーマン』や『ジョン・ウィック3』などを見てもアクションが上手くないと思います。
ストーリーについても、心の弱さからトラウマを背負うコンセプトは悪くないですが、オープンングで主人公が金網から逃げ出す展開からして酷すぎです。
例えば、リングから逃げたロッキー・バルボアを誰が応援するでしょうか?
トラウマ設定とはいえ、ファイターとして名誉挽回できない、決して許されないリングからの逃亡のシナリオは悪手だったと思います。
しょっぱなでリングから逃げられたら、少しでも格闘技や格闘映画が好きな人は感情移入できないでしょう。
他にも、
  • 女同士で恋愛関係にあったトレーナー・ブッダカンが最後の試合に来ない
  • 主人公ジャッキーの息子が試合の肝心な場面を見ていない

などなど、人情面でも致命的な箇所がいくつもあったと思います。

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ハル・ベリーの主人公が設定多すぎ

主人公ジャッキーを演じた女優ハル・ベリー

ハル・ベリー演じる主人公ジャッキーの設定を詰め込みすぎたのも、本作の完成度が低くなる原因だったでしょう。

  1. LGBT
  2. 怒ると手がつけられない
  3. パニック障害
  4. 母の元彼氏からレイプの過去
  5. 元夫が殺された

2時間の映画でいくらなんでも詰め込みすぎです。

社会問題を盛り込んで人々の共感を得ようという意図はわかりますが、やりすぎて完全に裏目に出ています。

キャラがチグハグで感情移入できません。

CineMag
キャラの特性を欲張りすぎるのはやめましょう!
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映画『ブルーズド打ちのめされても』ネタバレあらすじ解説

オープニング

UFCの無敗チャンピオンだったジャッキー・ジャスティス(ハル・ベリー)は、対戦相手に開始数十秒でボコボコにされ、ケージ(金網)から逃げ出して嘲笑と非難を受け、選手を引退しました。

4年後

ジャッキーは金持ちの家の掃除で生計を立てていましたが、その家の子供が盗撮をしたことに激怒。彼を押し倒して携帯を破壊し、職を失うだけでなく訴えられかけます。

恋人で元マネージャーのデシはジャッキーを地下格闘技場へ連れていきました。ジャッキーはみんなに注目され、野獣と呼ばれる選手と戦うことになり、頭突きで勝利。

その戦いを見ていたジムオーナー件マネージャーのイマキュレートが復帰を誘います。

ジャッキーは女性トレーナー・ブッダカンと猛特訓を開始。

トレーナー・ブッダカンとビーチを走るジャッキー

しかし離婚した元夫が死亡し、元夫と一緒に暮らしていた息子マニーがジャッキーのもとに連れてこられました。

マニーは父親が殺されたところを見ていたらしく、ショックで声が出せない失声症です。

ジャッキーは困惑しますが、マニーを育てることに。

マニーはジャッキーに育てられた記憶もなく、心を閉ざしています。

マニーにキーボードを買い与えますが、恋人デシが酔ってそれを破壊。

2人は家を出て、母親のところへいきました。

タイトルマッチ決定

コーチのブッダカンはレズビアンで、「元妻と別れ親権も取られた」とジャッキーに打ち明けました。

ジャッキーはレディ・キラーという無敗のチャンピオンと、インヴィクタFCという団体でタイトルマッチが決まり、ブッダカンと得意の寝技を磨きます。

ジャッキーは母親と喧嘩し、小さい頃 母の彼氏たちにレイプされていたと怒りをぶちまけて、マニーと家を出ました。そしてブッダカンの家に居候することに。

ジャッキーはマニーと一緒に1日過ごしたくなり、練習をサボって映画館へ。

その後、オーナーのイマキュレートに怒鳴られ、試合へのプレッシャーもありレストランでパニックの症状が出てしまいます。

マニーはトイレから出てこないジャッキーを待ちきれず1人で外に出て、通行人に見つかって母親の家に戻りました。

母親は親権を取り上げると言います。

ジャッキーは泣き、慰めてくれたブッダカンとセックスをしました。

タイトルマッチとラスト結末

映画ラストのタイトルマッチ

試合前日になり、ジャッキーはなんとかきつい減量をクリア。夜、ブッダカンにこの関係を続けられるかわからないと正直に話します。

ブッダカンは涙を流し、飲まないと決めていたアルコールに手を出してどこかへ…。

試合当日、ブッタカンは会場に現れません。

ついにゴングがなり、ジャッキーとレディ・キラーの試合が始まります。

1ラウンドは打撃で押されますが、中盤以降のランウンドはジャッキーがフロントチョークやアンクルホールドなど得意の寝技で攻勢に出ました。

会場は沸き、最終ラウンドは激しい殴り合いになりゴングがなります。

ジャッキーは判定で惜しくも敗れましたが、会場は彼女のカムバックを歓迎し、名を呼ぶコールが起こります。

試合後ジャッキーは、どこかで暴れて骨折したブッダカンと会って和解。

息子マニーと家を探すために外に出ます。

マニーが「ありがとう」と声を発し、ジャッキーは目を潤ませました

映画『ブルーズド打ちのめされても』END!


最後のまとめ

Netflix映画『ブルーズド打ちのめされても』は、見応えのない格闘技シーン・キャラクターの詰め込み・ストーリーの違和感の3拍子がそろった駄作でした。

個人的には2004に世界的に酷評された『キャットウーマン』より少しマシなくらい(逆にいうとかなりひどい…)。

オリジナリティも微妙で、なぜ企画や脚本段階で修正しなかったのか疑問。

CineMag
ハル・ベリーの今後の女優人生どうなるんだろう…?と不安になってしまいます。

ここまで読んでいただきありがとうございます。『ブルーズド打ちのめされても』レビュー終わり!

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