つまらん!映画『ワンダーウーマン』ネタバレ酷評・ラスト考察!あらすじ解説・感想:戦場でのコスプレ感がひどい

  • 2024年4月11日

映画『ワンダーウーマン』を観たんだけど、主演女優ガル・ガドットが綺麗なだけの、つまらない作品だったという感想。

DCヤバイんじゃないのか?

もうアクアマンしかない気がする。あとはジャスティスリーグとかもういいから、ジョーカーやバットマンの続編だけやってほしい。

この記事では、ワンダーウーマンがつまらない理由を書いていく。(個人の主張です。)

(2020年公開の続編『ワンダーウーマン1984』←あらすじネタバレや解説記事はこちら。

映画『ワンダーウーマン』ネタバレ酷評!薄っぺらくてつまらん

ワンダーウーマンは、セミッシラに住むアマゾン族のプリンセス・ダイアナ(ガル・ガドット)が、連合国のスパイであるスティーヴ(クリス・パイン)と共に、休戦協定の裏で毒爆弾を投下しようとしているドイツ軍を止めるというストーリー。

神であるワンダーウーマンが、戦争という絶望の中に、人間の善意と愛を見つけるというテーマなのだが、これがまた、全然伝わってこないのだ。

映画ワンダーウーマン

なぜなら、友情や、善意や、スティーヴとの愛、すべての要素がワンダーウーマンのインパクトや強さの影に隠れて目立たなくなっているからだ。

映画の主題がワンダーウーマンによって薄くなっていると言うべきか。

ワンダーウーマンが強すぎるので、「人間がダメでも、ワンダーウーマン一人いればよくない?」とテーマと乖離した感想を抱いてしまう。

ワンダーウーマン1984(シリーズ2作目)が、2019年12月に全米公開らしいけど、難しいテーマなど盛り込まずに、アクアマンのようにエンタメ・アクション映画に振り切ってほしい。

ワンダーウーマンに重いテーマは向いていないと思う。

映画『ワンダーウーマン』戦場とワンダーウーマンの強さが釣り合ってない

強すぎるワンダーウーマン

ワンダーウーマンが戦場でドイツ軍の銃撃をかいくぐって戦場を制圧していくのだが、ワンダーウーマンが強すぎて、戦場でシリアスに戦うシーンに非常に違和感を感じる。行き当たりばったりで、膠着状態の前線にコスプレ姿で出て、無傷・・・

戦場とコスチュームも合わない…違和感丸出しである。

「ワンダーウーマン一人いれば作戦もクソもなくない?」

強すぎるワンダーウーマンが、人間の戦場で銃弾を弾きまくるだけの、オンステージ。

まるで、ガル・ガドットのプロモーションビデオを観せられているようだ。

戦争という舞台で、普通の兵士相手にワンダーウーマンが戦うのは、戦力差がありすぎて面白味に欠ける。

そもそも、ワンダーウーマンはゼウスの娘なのだ。神なのだ。ゴッドなのだ。ちょっと苦戦する姿を見ても、全体を通して神々のお遊びみたいな感じに見える。

魅力的な脇役を活かせていない映画『ワンダーウーマン』

ワンダーウーマンは脇役が非常に魅力的だった。

多数の言語を操るサミーア、トラウマ持ちの狙撃手チャーリー、物資の横流しをする曹長、スティーヴの秘書エッタ・キャンディ、ドイツ軍で毒兵器を作るドクター・ポイズン。

この5名は各々設定も非常に良かったし、個性的で魅力があった。

エッタ・キャンディは、まあ出番が少ないながらそれなりに仕事をしていたと思う。

しかし、味方のサミーア、チャーリー、曹長の能力がまったく描かれておらず、スティーヴやワンダーウーマンと一緒にミッションするにあたり、一緒にいることに、かなり違和感が出てしまっていた。

それぞれ得意なことがあるはずなのに、そのシーンがないため、「コイツら何のためにいるのだろう?」という印象を受ける。

ワンダーウーマンが強すぎるのも、彼らの影が薄くなる理由の一つかもしれない。

敵のドクター・ポイズンについても、最後のワンダーウーマンとラスボス・アレスの、ドラゴンボール的バトルのさなかに、一人で逃げ出してしまう。ちょっとは悪あがきくらいしてくれよ。

実験ばかりしてニヤケているので、めちゃくちゃ執念深くてねちっこい性格だと思ったが、あてが外れた。

このドクター・ポイズンと、サミーアやチャーリーたちとの衝突シーンもなかったので、本当に敵についても味方についても、ワンダーウーマンの蚊帳の外でなんか悲しい。

映画『ワンダーウーマン』ラスト解説!ラスボスはオーラゼロのおじさん

実は、パトリック・モーガン卿演(デヴィッド・シューリス)が、アレスだったよ〜という展開なのだが、弱々しい普通のジジイが、雷やら何やらまとって戦うというのが非常にシュール。ゴボウが柔道着着ているみたいな違和感。

弱々しいジジイの表情により、ラストのバトルの緊張感はゼロに。

別に神なんだから、ジジイの姿ではなく、変形とかした方がよかったんじゃないか?!

現実でも映画でも、美女とジジイがガチガチのバトルするという構図は少ない。

美女はジジイを利用できるし、ジジイは美女が好きだからだ。そういう意味では。ガル・ガドットとデヴィッド・シューリスが、ガチガチにバトルするというのはある意味新鮮かもしれないが・・・それでもやっぱりシュールだね。

感想まとめ:子ども向けでつまらない

ワンダーウーマンに対して徹底的に酷評や文句を書いてしまったわけだが、スティーヴとワンダーウーマンの悲しい結末もあることだし、12歳以下の子どもが観賞するなら、ワンダーウーマンは非常に楽しめる映画かもしれない。

大人がみるにはちょっと深さが足りない物語だな〜と思う。

ヒーロー映画なので、子どもがいる家族をターゲットにし、興行収入を稼ぎまくっているのだろうが、要はもうテーマブレブレの完全に商業向け映画に成り下がってしまったわけだ。

マーベルも商業向けという点では同じなのだが、アイアンマンでは軍事産業に加担していることに気づけなかった愚かさと苦悩、ブラックパンサーでは、アフリカで幸せに暮らしている黒人と、アメリカで苦しい生活を送っている黒人という、一歩踏み込んだ深いテーマが盛り込まれていて、大人でもちゃんと納得できるように作られている。

DCはマーベルを見習うべきじゃないのか?

ワンダーウーマンも、次作は大人も楽しめるような映画になってほしい。

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