映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』ネタバレ感想「ひどい?」酷評レビュー,シュールの極み

  • 2023年10月28日

映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』 伊藤沙莉が歌舞伎町で宇宙人を探すぶっ飛びシュールSFコメディ

感想を語る犬
竹野内豊は忍者役です(笑)。
シネマグ
面白いシーンもありますが、基本的にわれわれ一般人がついていけない強烈な(微妙な)内容です。

作品情報・キャスト

あらすじ・ネタバレなしの感想

視聴してのぶっちゃけ感想・評価レビュー(ネタバレあり)

これらの情報を知りたい人向けにわかりやすくレビューしていきます!

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)

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映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』おもしろかった?(投票どうぞ)

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映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』作品情報・予告

公開:2023年6月30日
制作国:日本
上映時間1時間56分
英題:『LIFE OF MARIKO IN KABUKICHO』
ジャンル:コメディ・SF
監督:内田英治|片山慎三
脚本:山田能龍|内田英治|片山慎三
撮影:岸建太朗
主題歌:Da-iCEの楽曲「ハイボールブギ

監督は『ミッドナイトスワン』『異動辞令は音楽隊!』の内田英治と、『さがす』やディズニープラスドラマ『ガンニバル』の片山慎三。

シネマグ
2人の監督がそれぞれ3エピソードずつ制作し、6つの物語を組み合わせて出来た非常に挑戦的な作品です。

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』キャスト

役名 キャスト(出演作)
マリコ(バーテンダー兼探偵) 伊藤沙莉(『月の満ち欠け』『すずめの戸締まり』『ボクたちはみんな大人になれなかった』,ドラマ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』ドラマ『ミステリと言う勿れ』)
マサヤ(忍術で生計を立てているマリコの恋人) 竹野内豊(『唄う六人の女』『ザ・デイズ』『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』)
天本(宇宙人を連れ去った科学者) 宇野祥平(『罪の声』『ヒヤマケンタロウの妊娠』連続テレビ小説『ブギウギ』)
戸塚(ラブホで働く落ちぶれたヤクザ) 北村有起哉(『ヤクザと家族 The Family』『終末の探偵』,Netflix『舞妓さんちのまかないさん』)
絢香(ホストの金づるのキャバ嬢) 久保史緒里(乃木坂46のメンバー、『左様なら今晩は』)
茂美(殺し屋姉妹の姉) 中原果南
貞美(殺し屋姉妹の妹) 島田桃依
石渡(貞美の彼氏で映画監督の卵) 伊島空

映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』あらすじ

歌舞伎町で場末のバー「カールモール」を経営するマリコ(伊藤沙莉)は、知るひとぞ知る凄腕の探偵だった。

ある日、FBIがやってきて「日本で捕獲された宇宙人が逃げ出したから探してくれ」と依頼が来る。

宇宙人は護送中に科学者の天本(宇野祥平)に連れ去られたらしい。

マリコは恋人で忍者のMASAYA(竹野内豊)が年金や国保を払っていないことにイラだちながら、バーの常連や歌舞伎町の人々に聞き込みを開始するが…。

ネタバレなし感想・口コミ評判

シネマグ
個人的な感想としては、爆笑してしまうシーンもありつつ、全体的にはシュールすぎてついていけない感じ

内田英治と片山慎三の両監督が分業して6つの物語を作り、合体させるという画期的な手法をとっているだけあって非常にシュールな作風です。

探偵の話や宇宙人の話など1本筋が通ったストーリーではなくコメディの群像劇なので、笑いがツボにハマるかハマらないかで大きく評価がわかれると思います。

感想を語る犬
良くも悪くも心に余裕がある人向きです。その日の体調によっては、画面のまえでブチ切れることになると思います(笑)。
おすすめ度 45%
シュールな世界観 88%
ストーリー 30点
Filmarks 3.2/5点中

※以下、『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』のストーリーネタバレありなので注意してください!

映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』ネタバレ感想・評価

良かった点:シュールの極み

アマプラ映画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』の評価は42点
シネマグ
シュールを極めたっていう感じで、笑えるシーンが盛りだくさんでした。

伊藤沙莉が竹野内豊に言った「忍術で生計立てるのは難しいよね…」というセリフは爆笑。殺し屋の姉妹が年下の恋人を分け合うエピソードも良かったです。

2人の監督(内田英治と片山慎三)が3エピソードずつを担当して組み合わせる手法は、20世紀初頭に流行した芸術運動シュールレアリスム(シュールの語源。シュルレアリスム)のコラージュ(異なる性質のものの組み合わせ)や、優美な死骸(数名で共同制作)に近いものがあります。

つまり正真正銘のシュールレアリスム映画なのです。

ツギハギで脈絡のない本作のストーリーは完全に意図されたもので、異なるテイストの組み合わせで生まれる違和感を楽しむ作品でもあるわけです。

ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で賞を受賞したのは、そのような理由からだと思います。

ダメな点・ひどい点

感想を語る犬
正直、もはやストーリーがどうでもいいレベルのシュールさでした。

内田英治と片山慎三の2人がメガホンを取ったことによって、キャストの演技に迷いが生じていた気がします。セリフ回しや独特の間から「やらされてる感」が見てとれた気がしました。

俳優たちも演じながら、本当に大丈夫か?と、心のどこかで感じていたのではないでしょうか?

だからなのか、もっと笑えるはずのシーンでそこまで爆笑できなかったりしました。

全体的にイギリスで大人気だったカルトコメディ『マイティ・ブーシュ』みたいなことをやりたかったけど、そこまで到達しなかった印象です。

もしかすると視聴者側の体調でめちゃくちゃ面白くなったりするのかもしれませんが、決して一般受けはしない映画だと思いました。

最後のまとめ

邦画『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』は、シュールすぎて観客が置いてけぼりの微妙な作品でした。

挑戦するのはいいですけど、視聴者が面白いかどうかはまた別問題…。難しいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございます。『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』レビュー終わり!