Netflix独占映画『ラブアンドモンスターズ』(Love and Monsters) は、突然変異で巨大化した昆虫や爬虫類などのモンスターに人類が支配されてしまうモンスターパニックコメディ。
テンポがよく、ギャグのセンスも抜群で、モンスターのデザインもキャッチーで素晴らしく、とっても楽しめた。
あらすじネタバレ・キャスト解説や、ぶっちゃけ感想・評価、モンスターのデザイン考察をしています。
完成度が高く、暇つぶしにモンスターパニックを見たい人におすすめ!
映画ラブアンドモンスターズ/ネタバレ感想・評価
個人的な評価は82点くらいで、予想以上に楽しかった。ギャグも満載でテンポがよく、ディストピアコメディとしては、有名な『ゾンビランド』より断然好み。
『ゾンビランド』のギャグよりも、『ラブアンドモンスターズ』のギャグの方が日本人向きな気がする。回想シーンでジョエルが家から逃げるときに、母親にシャンデリアを持たされていたシーンが個人的なツボだった。
最後に雪山に着いたクライドとミノウがジョエルの無線を聞いて笑っているシーンもあったし、続編2が製作される可能性もあるのではないか。ぜひ作って欲しい!
ラブアンドモンスターズ登場人物/キャスト解説
キャストも良かったと思う。
映画『メイズランナー』などで知られる主人公ジョエル役のディラン・オブライエンは、オドオドした雰囲気が笑えた。目力のあるビビりキャラがハマっていた。
地上で生きる術を教えてくれたクライド役にはウォーキング・デッドのメルルで有名なマイケル・ルーカー。日本刀を持っているナイスガイで、TWDのメルルとミショーンを合わせたようなキャラクターだったのが興味深い。
(マイケル・ルーカーは2021年『スーサイドスクワッド2極悪党集結』にも出演)
主人公の恋人役にはゲーム・オブ・スローンズのナイメリア役のジェシカ・ヘンウィックも出ていたのがうれしかった。アジア系の顔立ちの美人だ。
ラブアンドモンスターズ/怪物のデザインについて
映画『ラブアンドモンスターズ』の怪物の形状がかなりポップ路線で、大人から子供まで楽しめる優れたデザインだったのもポイント。ギレルモ・デル・トロの『パンズラビリンス』のように、怪物のデザインだけ眺めていても飽きない。
特徴としてはでっかいカタツムリや巨大なカニなど、キモさと可愛さを兼ね備えていて、キャッチーなデザインだったと思う。特にモンスターたちの大きな瞳が強調されていて、キュートさを演出していた。
映画『ゴジラ対コング』(2021)が迫力に特化しているとしたら、ラブアンドモンスターズは可愛さに特化した怪物たち。
それでいてヌメヌメした質感のリアリティもあり、怪物が周囲の風景に自然に溶け込んでいるのが素晴らしい。
あとは、森や崖などをただ歩いているときも、周囲には数々のモンスターの巣穴などがCGでしっかり足されており、モンスターパニックモノにあった風景になっていた。
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