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Netflix『暗黒と神秘の骨』

Netflix『暗黒と神秘の骨』全話ネタバレあらすじ感想・評価/ストーリー解説+考察,東洋系女子が主人公

Netflixオリジナルファンタ ジー『暗黒と神秘の骨』(原題:Shadow and Bone)は、 ティーン向けの魔法ドラマでありながら、社会的なテーマも盛り込んでいてストーリーも面白かった。

全8話のネタバレあらすじ解説や、さまざまなテーマの考察を深掘りしていきます。

ストーリーも世界観も確立されており、期待していたより全然面白い。まだ観てない人は Netflixで配信中!

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『暗黒と神秘の骨』全8話ネタバレあらすじ解説

 

モンスター・ヴォルクラのうごめく、大きな闇の塊・影溜まり(Fold)が世界を西と東に分断していた。

シュー人(アジア系)のハーフで、東ラウガ国で差別されて育ったアリーナ・スターコフが主人公。彼女は、軍で地図作成係をしていた。ある日、孤児院の幼馴染で親友のマルが影溜まりを船で西ラウガへと抜ける任務につくことになり、心配したアリーナは乗組員として志願する。

しかし船は途中で飛来したモンスター・ヴォルクラによって襲われ、アリーナたちも喰われそうになる。その瞬間、アリーナからまばゆいばかりの光が放たれた。

彼女は太陽の召喚者と呼ばれる、“影溜まり”を吹き飛ばせる伝説的な力を秘めていたのだ。その力を知った、アレクサンダー・ギリガン将軍は、彼女を国に連れ戻し、小王宮で老女・バグラに魔法の訓練をさせる。

小王宮ではグリーシャと呼ばれる魔力を使える人間たちが要職についていた。

Netflix『暗黒と神秘の骨』主人公アリーナとギリガン将軍

アリーナは親友のマルに手紙を送りつつも、返事がないこともあって次第にギリガン将軍に惹かれていった。

一方、マルもアリーナに手紙を出していたが、返事はない。巨大に枝分かれしたツノを持つ伝説の牡鹿を見つければ小王宮に行けると聞き志願する。雪山で牡鹿を見つけるが敵対するフェデヨール人に襲われて2人の大事な仲間を失ってしまった。

西ラウガのカズ・ブレッカー、ジャスパー、イネジュ
西ラウガでは、ならず者のカズ・ブレッカー、射撃が得意なジャスパー、盗みが得意なイネジュが、太陽の召喚者・アリーナを誘拐する任務を大金で請け負ていた。影溜まりを抜けられる機関車でなんとか東側に渡り、アリーナがいる小王宮に忍び込むことに成功。

そんな中、老女バグラは、マルが伝説の牡鹿がいる場所を突き止めて小王宮にやってきたと聞いて、「影溜まりを作ったのは自分の息子・ギリガンで、そのせいでメルゾストの人々がみんな怪物・ヴォルクラに変えられた」とアリーナに警告。

別の場所では、ギリガンの部下・ニーナは、グリーシャ狩りで捕まってしまい船に乗せられるが、嵐で大破。マティアスという敵対国フェデヨールの青年と仲良くなるが、魔法を使って彼を眠らせたと思われてしまい、彼は激怒。マティアスは人身売買と勘違いされ捕まってしまった。

アリーナは逃亡するがカズたちの馬車に乗ってしまい、彼らに捕まる。しかし光のパワーで逃げ、マルと合流して先に伝説の牡鹿を探すことに。

しかし雪山でギリガンたちに捕らわれ、牡鹿は殺されてしまった。ギリガンは牡鹿を使ってアリーナの光の力を自らも使えるようにし、船で影溜まりへと向かう。

ギリガンは影溜まりを消すのではなく、西ラウガに向かって闇を 津波のように放った。西ラウガの人々は怪物に襲われていく。

船に忍び込んでいたカズやマルたちが飛び出し、ギリガンを攻撃する。ギリガンはマルに撃たれて船の外に投げ出され、ヴォルクラに襲われた。

アリーナやマルは、カズたちと旅をすることに。船で偶然ニーナに会った。

生きていたギリガンは、ヴォルクラを従えている。

『暗黒と神秘の骨』シーズン1 終わり。

『暗黒と神秘の骨』ネタバレ感想・評価

Netflixオリジナルドラマ『暗黒と神秘の骨』

Netflix『暗黒と神秘の骨』の個人的な評価は84点

リー・バーデュゴの原作小説『魔法師グリーシャの騎士団』と『Six of Crows』をもとにしていることもあり、ストーリーや設定が確立した魔法ファンタ ジーだった。

本作では主人公アリーナ、カズのグループ、ニーナとマティアスと、主に3つのストーリー軸が同時展開される。

それぞれの物語も見応えがあるし、キャラが立ってる。最終話では船でその3グループみんなが集まって共通の目的で敵・ギリガン将軍を倒すところで、しっかり カタルシスが得られるのだ。

シーズン1の筋書きは、わかりやすいし面白い。

さらに、巨大な黒い闇の壁「影溜まり」という設定も面白かった。西・東で地域や人が分断されているのは現代の世界情勢にもつながるので頭に入ってきやすいし、感情移入もしやすい。

「影溜まり」にはモンスター・ヴォルクラがうごめいている設定も個人的には好き。

ちなみにヴォルクラたちが実は人間だったという設定は、同じく Netflixの ティーン向け魔法ドラマ『ウィンクス・サーガ』の怪物バーンドワンと共通だ。

ギリガン将軍役に、人気HBOドラマ『ウエスト・ワールド/シーズン1』で有名な俳優ベン・バーンズがキャスティングされていて、個人的にちょっとテンションが上がった。

(↓『暗黒と神秘の骨』原作小説↓)

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主人公が東洋系の ティーンドラマ

東洋系の主人公アリーナ

『暗黒と神秘の骨』の特徴は、東洋系の主人公アリーナが主役だということ。白人・黒人・中東系などさまざまな人種の俳優が出演する中で、東洋系の女性がヒロインというのは珍しいと思う。

アリーナは東洋系とのハーフということで、めっちゃいじめられいたとハッキリ描かれたおり、人種を気にしないで暮らせる場所に行きたいと明言しているし、 英語圏で暮らすアジア系の人々の気持ちをある種代弁しているといえるだろう。

特にコロナが中国発祥ということで、世界でのアジア人差別が激増しているらしい。そんな中において『暗黒と神秘の骨』は魔法ファンタ ジードラマでありながら、社会に対する問題提起もしているのが素晴らしいと思った。

アリーナを演じた女優 ジェシー・メイ・リーはイギリス人で、英国女性と中国人男性とのハーフ。

彼女自身が差別を受けたかはわからないが、ドラマ内では美人なアリーナでも「目に特徴がある!」と散々言われていた。

現実問題として、アジア系はハーフでも差別されるらしい。

ルッキズム(容姿至上)の ティーン向けドラマでこのキャスティングは、差別を少しでもなくすという意味でも素晴らしいと思った。

『暗黒と神秘の骨』は続きがありそうな終わり方だったので、シーズン2も製作されるだろう。楽しみ!

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