Netflix『First Love 初恋』全9話ネタバレ最終回あらすじまとめ:各エピソード感想,ファーストラブ評価

  • 2024年3月22日

2022/11/24から配信のNetflixオリジナルドラマ『First Love 初恋 ファーストラブ』は、高校生の初恋と20年後の現在を交互に描いた切なすぎるラブストーリー!

満島ひかりさんと佐藤健さんが主演で全9話です。

シネマグ
私も大好きな宇多田ヒカルさんの楽曲「First Love」をモチーフにした恋愛ドラマ!悪くはないですが正直〇〇でした…!
忖度なしの感想キャスト解説全9話あらすじ各エピソードごとのネタバレ感想をわかりやすくまとめています。

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)

作品についての視聴者・口コミアンケートも投票お願いします↓

Netflix『First Love 初恋』おもしろかった?(投票どうぞ)

View Results

Loading ... Loading ...

↓『First Love 初恋』のメッセージ考察記事はこちら↓

あわせて読みたい

満島ひかり、佐藤健主演の『First Love 初恋』(ファーストラブ)は、みずみずしさと詩的な美しさをかねそなえた印象深いドラマでした。 記事ではストーリーを色こくしていたさまざまな設定・モチーフの意味をわかりやすく考察。 ま[…]

Netflixドラマ『First Love 初恋』

Netflix『First Love 初恋』視聴後の感想(ネタバレなし),海外評価

『First Love 初恋/ファーストラブ』の設定は王道と斬新さをかねそなえた印象。

過去の忘れられない初恋と、運命に引き裂かれた20年後の現在を交互に描くラブストーリーです。

シネマグ
「大人だけど初恋!」というコンセプトから大きな感動が生まれます。

ドラマの序盤は現在と過去の状況説明に使っちゃう感じで、ちょっとテンポ悪いな〜と思ってしまいました。

現在と過去でヒロインなどキャストの外見が違いすぎるのもマイナスポイントです。

しかし中盤から過去にどんな悲劇があったかや、登場人物同士の予想外の関係が判明してドラマの主旨がわかると、ストーリーに躍動感がでてきます。

物語の完成度がすごく高いかといわれると微妙ですがタイムスリップのような切ない恋愛ドラマを楽しみたい人にはおすすめ

たくさんの感動がつまっています。

ただご都合主義な展開もかなり多く、ぶっちゃけいろいろ論理的に考えちゃう人には向かないでしょう。

ちなみにNetflix・アマプラ・Huluもそうですが、忘れられない初恋と現在を描いたコンセプト作品が流行っている気がして何本もテイストが似ている作品を見ている気がします(笑)

『First Love 初恋』はそのカテゴリの中では好きなほうです。

関連記事

Amazonオリジナルドラマ『モダンラブ・東京』(Modern Love Tokyo)!東京を舞台に7組のカップルが7つの物語を紡ぐオムニバス作品です! ジョン・カーニー監督がニューヨーク・タイムズのコラムをもとに制作したドラマ『モダ[…]

ドラマ『モダンラブ・東京』
関連記事

Netflix邦画『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、初恋の女性が忘れられずに46歳になった男が25年分の人生を振り返る物語! 絶賛された同名原作小説を、森山未來・伊藤沙莉主演で映画化したもので、期待以上の傑作でした。 人[…]

映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』
関連記事

Huluオリジナルドラマ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』は、27歳の男女が10年前・17歳の頃の自分を哀愁たっぷりに振り返るストーリー。 1話ずつ主人公が変わるのですが、シーンの大半が悲しい表情もしくはモノローグで構成されていてハマ[…]

Huluドラマ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』
感想を語る犬
日本では見事ランキング1位を獲得した本作!

海外のNetflixランキングでは台湾と香港でデイリー2位、タイで10位、シンガポールで5位(2022/11/29時点)となかなかの好スタート。

海外批評サイトIMDbの評価も10点中8.3とかなり高く、ファーストラブの切ないラブストーリーが受けているようです。

CineMagの評価 60点(100点中)
おすすめ度 65%
世界観・コンセプト 80%
ストーリー 47%
IMDb(海外レビューサイト) 8.3(10点中)

『First Love 初恋』キャスト解説

ヒロインは透明感のある満島ひかりさん。キュートだけど影のある30代のタクシー運転手・也英(ヤエ)の役柄がばっちりハマってます。幸薄そうな感じがドラマ性を引き立ててますね。

警備員やっててまだ初恋の人が忘れられない30代の並木晴道を演じる佐藤健さん。どこか悟った感じがあり、グッドなキャスティングだと思いました。

子供好きなキャラも似合ってますね。実写『るろ剣』みたいなアクロバティックな役をこなせるのもすごいですが、個人的にはラブコメのほうが合っていると思いました。2024年には恋愛映画『四月になれば彼女は』で主演。

そして10代の頃の也英と晴道にそれぞれ八木莉可子さん、木戸大聖さんが演じます。

2人の演技は別に問題ないのですが、満島ひかり、佐藤健にぜんぜん似ていないので、すごく違和感がありました

感想を語る犬
顔の輪郭からして違うんですけど…

10代後半と30代でそこまで顔変わる?っていうくらい違います。俳優さんたちの問題でなくキャスティングの問題です。

30代の也英に一方的にほれているタクシー運転手・旺太郎役には濱田岳さん。何をやっても上手くいかない役柄なのですがめちゃくちゃ笑えます。本当にいろんなドラマ出てますね。2022年は『仮面ライダーブラックサン』や『マイファミリー』など大活躍です。2023年は宮藤官九郎ドラマ『季節のない街』に出演。

その他はネタバレになるので詳しい役柄は書きませんが、向井理、夏帆、中尾明慶、荒木飛羽、アオイヤマダ、小泉今日子と俳優陣は超豪華です。

1話「リラの花咲く頃」ネタバレ感想

1話あらすじ

現在

北海道でタクシー運転手をする30代の也英(ヤエ)は、初恋の男性・晴道と交差点ですれ違ったがお互い気づかない。

タクシー会社の旺太郎は也英の気をひこうと必死だがいつも空回り。

ある日、警備会社に勤めている晴道は、偶然タクシーを運転している也英を見つける。タクシーに乗って追いかけさせるが見失ってしまった

過去

十数年前、高校生の也英はバイト帰りに雪道で晴道に告白される。ずっと両想いだった2人は激しく抱きしめあった。

エピソード1感想

1話の大部分が回想と説明だけで終わっているのがちょっともったいないと思いました。也英と晴道が十数年ぶりにすれ違っただけです。

あと晴道なんですが、高校にバイク2ケツでくる不良で、体育で活躍するモテモテイケメンで、だけど奥手で也英に告白できない…キャラぶれてません?

2話「きみの声」ネタバレ感想

2話あらすじ

離婚した夫・行人(向井理)との息子・綴(つづる)から青いセーターをもらった也英はおおよろこび。タクシー会社の同僚・旺太郎とボーリングに行くが、旺太郎は事前に張り切りすぎて右手が腱鞘炎になっていた。2人は居酒屋で酒を飲む。

也英がタクシー会社に勤めていると知った晴道は警備の同僚のコッシーから無線傍受の方法を教わり、付近のタクシー無線を片っぱしから聞きまくって也英が勤めている会社を突き止めた

晴道が警備しているビルの前にはよくストリートダンサーの詩(うた)が来て踊っていた。彼女のフォロワーの綴もダンスを見にやってきて晴道と友だちになる。

晴道の前に綴を迎えにきた也英が現れた。しかし也英はあいさつだけして去っていく。晴道に気づいていないようだ。

エピソード2感想

晴道がタクシー無線を傍受しまくって也英を探す流れはとてもロマンチックでしたね(わりとすぐ発見しましたけどw)。

なぜ也英は晴道に気づかなかったのか疑問ですが、なんか理由があるのでしょう。

3話「ナポリタン」ネタバレ感想

3話あらすじ

過去

高校を卒業した也英は都内の大学に進学し、晴道とは遠距離恋愛になっていた。也英は大学のミスにも選ばれてみんなの人気者に。キャビンアテンダントになる夢を叶えるためカナダのバンクーバー大学への留学を決める。

晴道はパイロットになる夢を叶えるため自衛隊に入り、厳しい寮生活を送っていた。空いた時間に也英に電話することがやすらぎだった。

晴道は休暇で東京にやってきて也英とレストランで会う。

晴道は偶然やってきた也英の先輩に遠回しにばかにされ殴ってしまう。

晴道はレストランを去るが、その後反省し也英に電話。しかしその直後、也英は交通事故にあってしまう。

也英は病院で目覚めるが、最近の記憶を失う逆行性健忘症をわずらっており、晴道のことを思い出せない。

現在

綴から也英の家の洗濯機が壊れたと聞いた晴道は、コインランドリーで也英と会う。

晴道は也英の頼みで家の洗濯機を直してあげた。也英はナポリタンを作ってごちそうする。

エピソード3感想

也英から好きな食べ物を聞かれ、「ナポリタン」と答える晴道。高校生の頃のフラッシュバックが切ないです。也英が記憶を失ったから2人は別れたことも判明。

シネマグ
初恋の人と35歳でまた初恋をするというドラマだったんですね!

あとは、晴道の高校のときのノリからすると、也英の先輩にばかにされたからってすぐに殴りかかるような感じでない気がしますけど。やっぱキャラブレブレじゃないですか?

現在の晴道もノリ軽いですよね。自衛官の時だけ一時的にまじめくんになったようで少し違和感です。

4話「Space Oddity」ネタバレ感想

4話あらすじ

過去

事故のあとで実家に戻った也英は、高校の頃の親友・ノン子のことすら思い出せない。

晴道は、也英の母・幾波子(小泉今日子)から也英をそっとしておいてほしいと言われ、仕方なく山口にある自衛隊基地へ帰る。

晴道は也英に2年間手紙を出し続けるが返事はない

2年後、パイロットとしての初飛行を終えた晴道は、北海道の也英の実家へ。

母・幾波子が玄関から出てきて、也英が医者の行人(向井理)にプロポーズされて妊娠しているからもう忘れてほしいと言われる。

幾波子は也英に渡さないでためていた手紙を晴道に突き返す。晴道はその手紙をもやした。

現在

晴道を初恋の相手とは知らずに気に入った也英は、晴道のためにナポリタンのお店を食べ歩いてちょくちょく電話をする。

十数年ぶりに火星と地球の距離が近くなり、札幌展望台で火星観覧会が開催された。

也英は晴道と札幌展望台でばったり会い、2人は一緒に望遠鏡で火星を眺める

帰り道、也英は晴道が一緒にいると、晴道の婚約者・恒美(夏帆)がやってきた

エピソード4感想・考察

過去編で火星探査機「のぞみ」のミッション失敗也英と晴道の初恋失敗のメタファーになっていました。

シネマグ
十数年スパンの織姫と彦星のようで切なさがヒシヒシと伝わってきました。

手紙を母親が隠している流れはラブストーリーあるあるですね。

タイトルをデヴィッド・ボウイの「Space Oddity」にするならその曲を使ってほしかったですが、権利の問題か流れてませんでした…。

5話「Talk in Sign Language」ネタバレ感想

(Talk in Sign Languageは手話で意見を述べるという意味)

5話あらすじ

過去(高校生の頃)

晴道は、家にやってきた也英が耳の不自由な妹・優雨(ゆう)のために手話を覚えてきてくれたことに感動する。

也英は自衛隊の戦闘機を見てかっこいいと言い、晴道は彼女を守れるような人になりたいと自衛官になることを決めた。

現在

也英は恒美をみて恋人ではないアピールをして去っていった。

数日後、晴道が警備するノーザンライツビルに不審者が現れる。不審者は也英のタクシーにスマホを忘れており、也英はそれを届けにビルの中へ。

不審者は階段にいた也英を突き飛ばし、晴道が彼女を抱きかかえて階段から落ちて気絶

晴道は自衛隊時代のヘルニアが悪化して緊急手術した。

エピソード5感想

階段から落ちる也英を受け止めるだけでなく、しっかり抱きしめていた晴道がかっこよかったです。

不審者・五木田のスマホに子供の写真が写っていて、彼が子供のために会社の情報を盗んでいたとわかる演出も細かくて素敵でした。

細かい点では、高校時代の也英が手話をそんなカンタンに習得できる?っていう疑問はありました。

6話「The Sixth Sense」ネタバレ感想

(The Sixth senseは第六感の意味)

6話あらすじ

過去:高校時代

晴道は也英の離婚した父・昭比古(あきひこ)のところへ。

也英は昭比古と楽しそうにしゃべっていたが、彼が他の女と子供を作って家を出たことを告白。

也英と晴道はその夜に結ばれる。

現在

晴道は腰が痛いながらそうそうに職場復帰。

也英は、家から職場まで送り迎えすると晴道に申し出た。

晴道は也英を天狗山のロープウェイに誘い、夜の山頂でキスをした。

エピソード6感想

也英が病室にきた晴道の妹・優雨と手話で会話する、過去と現在のシンクロシーンが素敵でした。

感想を語る犬
『ファーストラブ 初恋』は過去と現在で何気ないやりとりが重なることで感動が生まれるドラマなんですね〜。
ポエムっぽいセリフのやり取りも好きです。
ただ過去の高校生パートが現代編とくらべて少女漫画くらいコテコテなのがちょっと違和感です。

7話「夢のあとさき」ネタバレ感想

7話あらすじ

過去:イラク戦争前後

晴道は物資輸送パイロットとしてイラクへ。

任務を終えて帰還するが、現地で攻撃を受けたということでカウンセラーの恒美と話をしなくてはならなくなった。

いっぽう、記憶が全然戻らない也英。義母に母のことをバカにされて怒り、行人の浮気もあって離婚することに。

也英は息子の綴を実家で育てるため、空港の掃除と食品工場での仕事を掛け持ちして日夜休みなく働いていた。しかし工場はリストラされる。

ある日、也英はハロウィンの仮装で買ったCAのコスチュームを着て空港を歩く。晴道がその姿を見かけるが見失った。

也英は綴を自分で育てたかったが、ちゃんとした教育を受けさせるために綴に養育権を譲渡することを決断し泣く泣く送り出した。

エピソード7感想

晴道が也英のこと好きだって勘づいているのに気づかないふりをしている恒美がかわいそうで泣けてきます。夏帆さんの気丈な感じだけど繊細な演技が素晴らしいですね。

晴道はイラクで何があったのでしょうか。それが自衛官を辞めるきっかけになったのかな?

8話「或る午後のプルースト効果」ネタバレ感想

8話あらすじ

過去:2011年

晴道は也英と10年前に埋めたタイムカプセルを開けるため北海道へ行こうとするが、東日本大地震が起こった。

急いでアパートに帰った晴道は震えている恒美を見つけて愛おしいと思い、付き合うことを決意。

現在

恒美は結婚式のウエディングドレスを選んでいたが、晴道の反応は薄い。

恒美は晴道に「最後に会いたい人は誰?」と聞く。

晴道は「恒美じゃない、忘れられない人がいる」と答えた。恒美は晴道をこころよく送り出し、1人で泣いた。

也英は旺太郎に告白されるが断る。旺太郎は也英に好きな人がいることを見抜いており、「逃げるな」とはげました。

也英は晴道をナポリタンのお店に呼ぶ。しかし晴道は窓越しに也英に電話し、海外へ旅だつことを話す。

也英は「好きです」と告白。

晴道は部屋の整理をし、綴にCDウォークマンをゆずった。

也英は綴とそのCDプレイヤーで宇多田ヒカルの「First Love」を聴き、晴道の存在を思い出して涙を流す

エピソード8感想・考察

綴が晴道からもらったCDプレイヤーの音楽で也英が記憶を取り戻しました。タイトルのプルースト効果(何らかの刺激により肉体が記憶を呼び覚ます)が伏線になっていたんですね。

「記憶を取り戻した!」みたいなわかりやすい感じではなく、楽曲と涙で表現していたのが良かったです。

結婚式前に晴道にフラれても相手のために気丈に振るまう恒美に感動しました。也英より恒美を好きになりそうです。

ちょっと前から晴道の様子がおかしいとわかっていた恒美は別れを少しでも先延ばしして晴道と一緒にいたかったのでしょう。泣けますね。

ただ、晴道に関しては恒美と別れたなら也英とすぐくっつけばいいのに!と思えて仕方ありませんでした。

たんにストーリーを持ち越すための筋書きにみえます。

也英を傷つけたくない、自分も傷つきたくないなど葛藤はいろいろあるでしょう。

しかし、なぜ突然海外なのか解せません。

最終回9話「初恋」ネタバレ感想

9話あらすじ

1997年

中学生の也英は模試を受けるために電車で北見へ。晴道もその電車に乗っていた。

晴道は也英に一目惚れし、彼女が寝ている間に読んでいる本にしおりとして切符をはさむ。

晴道は模試会場で也英の志望校を知り、3ヶ月死ぬ気で勉強してその高校に受かった。

現在

記憶を取り戻した也英はタイムカプセルを掘り起こし、晴道の当時の手紙を見てなく。新しい手紙も入っており、晴道が少し前に来て手紙を中に入れたと知った。

詩がダンスのワールドツアーのために海外へ飛び立つと聞いて、也英は綴を連れて空港まで猛スピードでタクシーを走らせた。

綴は詩に自分の楽曲を聞かせる。詩は感動して綴にキスをした。

也英は有給をとって晴道を探しに海外へ行こうとするが、コロナで飛行機がキャンセルされる。

3年後

綴は音楽の道を突き進み、トラックメーカーとして有名になる。

帰ってきた詩のスマホに偶然にも晴道が映り込んでいた。

也英は晴道がいるアイスランドへ。現地の人から彼が飛行場でパイロットをしてると聞く。

飛行場に着いた也英は「晴道!」と叫ぶ。二人は抱きしめ合った。

数ヶ月後、晴道が操縦する飛行機で、也英がキャビンアテンダントとして嬉しそうに働いている。

『First Love 初恋』最終回の感想・少し酷評(ネタバレ)

10代の初恋がヒロインの記憶障害で30代へ持ち越し!というコンセプトは良かったのに、すごくあっさり終わってしまった印象

満島ひかりの記憶が戻らないことへの佐藤健の苦悩がうまく描かれず、記憶が戻った感動も再会したハッピーエンドにまぎれてしまい、心理描写がヴィヴィッドに伝わってきませんでした。

感想を語る犬
記憶を取り戻したときの感動が最大の見せ場だったはずでは?

過去のノスタルジーを感じさせる現代の晴道のシーンが少なく、去の感動をほとんど回想でお届けする構成にしちゃったのも良くないと思います。

過去の高校生編があまりにも少女漫画すぎて、現在のちょいシリアスなテイストとマッチしていなかったのも残念。

あとは向井理や濱田岳など脇役にもっと活躍してほしかったです。

予算との兼ね合いで全9話にせざるを得なかったのでしょうけど、周辺人物たちとの絡みが少なかったせいかストーリーが全体的に薄味に感じられました。

濱田岳演じる旺太郎ひっとうに、也英が勤めるタクシー会社の人たちは皆いいキャラだったので、もっと出番があってもよかったと思いました。

『First Love 初恋』宇多田ヒカルの主題歌

Netflixオリジナル日本ドラマ解説記事

関連記事

Netflix×TBS新ドラマ『離婚しようよ』は、松坂桃李×仲里依紗主演で有名人の離婚をテーマにしたラブコメ! 宮藤官九郎(クドカン)が脚本を務め、爆笑のシーン盛りだくさんです! CineMag セリフや展開がいちいち[…]

Netflixドラマ『離婚しようよ』
関連記事

Netflix『金魚妻』は 篠原涼子や長谷川京子らタワマン住み美魔女たちが、大胆な濡れ場を見せる不倫ドラマ!R18+で『全裸監督』の女性版かと思いきや、その実態は昼ドラを薄っぺらくしたような内容ゼロのひどい駄作。 同名ヒットマンガの実[…]

Netflixドラマ『金魚妻』
関連記事

Netflix『新聞記者』(The Journalist)は、米倉涼子演じるジャーナリストが実際の森友学園問題をモチーフにした首相夫人関与や文書改ざんを追及するヒューマンドラマ。 モリカケ問題の実話に沿ってノンフィクション的に再現され[…]

Netflixドラマ『新聞記者』
関連記事

Netflix実写ドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』は斎藤工演じる突然妊娠した男性が、パートナーや家族との問題、キャリアでの葛藤を乗り越えていく見応え抜群の作品!シーズン1は全8話です。 坂井恵理さんの同名原作マンガの実写化です(原作と[…]

Netflixドラマ『ヒヤマケンタロウの妊娠』