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Netflix『エクストレモ』ネタバレあらすじ解説・感想!グロアクションだけでお腹いっぱいのスペイン映画・評価

映画『エクストレモ/XTREMO』

Netflixのスペイン映画『エクストレモ/XTREMO』は、マフィアの義兄弟が血肉の争いを繰り広げる任侠アクション!

リアリティのある肉弾戦で殺しまくり。「ジョン・ウィック」シリーズぽく殺しのアイデア満載でアクションは楽しいけど、ストーリー性はほぼ無し!

ネタバレあらすじや、感想・評価をぶっちゃけます。

ちなみにスペイン語の「XTREMO」は英語でいうExtreme。日本語では“極端”や“行き過ぎ”の意味になります。

主人公が日本ヤクザかぶれの義兄に復讐する話。アクションだけ見られればいいという人ならちょっとは楽しめるだろう凡作。

 

エクストレモの基本情報

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配給:2021年6月 Netflix 制作国:スペイン

監督:ダニエル・ベンマヨール

脚本:イバン・レデスマ

主演:テオ・ガルシア/マックス(マキシモ)役

出演:オスカル・ハナエダ/ルセロ役

出演:オスカル・カサス/青年レオ役

出演:アンドレア・ドゥーロ/マリア役

監督ダニエル・ベンマヨールは映画『トレーサー』などで知られる人物。

『エクストレモ』ストーリーネタバレあらすじ解説

スペイン映画『エクストレモ/XTREMO』の主人公マックス

マフィアの殺し屋マックス(マキシモ)は義兄・ルセロと同盟関係にあるロメオのアジトを訪ねます。しかしルセロが想定外にもロメオの息子の生首をカバンから出し、激しい銃撃戦に発展。

マックスは仕方なくロメオの部下を倒していきます。ルセロはアジトにいた全員を射殺してしまいました。

マックスは殺し屋を引退予定だったのでそのまま帰りますが、ルセロの部下フィニートに襲撃されて撃たれ、息子アンダーを殺されてしまいます。フィニートはマックスの家を爆破しました。

ルセロは実の父リカルドをも殺害し、消息を経ちました。彼は父がマックスを後継者にしようとしていたことに我慢がならなかったのです。

☞クリックで『エクストレモ』あらすじネタバレ表示

2年後、復讐に燃えるマックスはコンクラーヴェ(マフィアの指導者を決める会議)にルセロが現れると考え、自動車工場を営みながら殺しの修行に励んでいました。

マックスは2年前に義妹・マリアに助けられて命を取り留めていたのです。

レオというドラッグ売買に携わる青年と知り合いますが、彼は売上金を盗んだせいでハロという人物に左手を骨折させられてしまいます。マックスはハロとその部下をボコボコにしました。

ハロはマックスの名前をフィニートに伝えます。マックス殺害に失敗していたことがルセロにバレたらまずいと、ハロの首の骨を折って殺害しました。

レオがマックスと家に帰ると家族が全員フィニートたちによって殺されていました。マックスはそこにいた敵を殺していきますが、フィニートには逃げられてしまいました。

マックスは自動車工場にやってきたフィニートの手下たちを全員惨殺。

後日、ルセロの金を洗浄しているウルキザのクラブに行って、脚を撃たれながらもそこにいた部下たち全員を殺害。ルセロの金を持ち帰りました。

ルセロは怒り、ウルキザの目をナイフで刺して殺害。

レオは一人でフィニートたちに復讐に行き、ボコボコにされます。マリアが車で駆けつけて、そのままフィニートを轢いてレオを助けました。

家にルセロの部下の日本人ヤクザがやってきて、マックスと素手での戦いになります。マックスは蹴り技を何発も喰らいますが、ナイフでなんとか日本人ヤクザを倒しました。

マックスはルセロがいるコンクラーヴェ会場に行き、ルセロの部下たちを殺していきます。

ルセロと日本刀での決闘になり、マックスは彼を追い詰めました。

マックスとルセロの決戦

しかし、マリアを人質に取ったフィニートが現れ、マックスはなすすべなく殴られ続けます。

しかしマリアが隙をついてフィニートから逃れます。4人での乱闘になり、マックスはフィニートの心臓に拳を打ち込んで殺しました。

マックスとマリアはルセロをボコボコにし、2人でナイフで心臓と頭部を同時に刺して殺し、復讐を果たします。

マックスは、マリアとレオを連れて平穏な土地を求めて出発しました。

映画『エクストレモ』END!

 

『エクストレモ』正直な感想・評価

Netflix『エクストレモ/XTREMO』

評価は70点くらい。

『エクストレモ』はアクションオンリーの作品で、ストーリーや登場キャラに特に魅力はありません。

素手や武器を使い敵をあらゆるアイデアで殺していくアクションが見どころで、コンセプト的には映画『ジョン・ウィック』シリーズと同じです。(コンクラーヴェでのマフィアの決闘っていう設定も似てますね。)

特に中盤の自動車工場での戦闘が素晴らしく、主人公・マックスは工具、シートベルトなどありとあらゆるものを使って敵を殺していくさまは痛快です。

殺しも結構生々しく、血が飛び散り、刃物が肉に突き刺さりといったグロくてゴアな表現が好きな人は楽しいでしょう。

ただ、近距離撮影すぎてアクションが見づらいシーンも多々あるのが難点。ノーラン監督の『ダークナイト』実写『るろうに剣心』シリーズみたいに、何をやっているのかよくわからない場面はちょっと残念でした。

せっかく俳優が体を張った肉弾戦をしてくれているので、もっと編集でわかりやすく見せることができるのでは?と感じました。

もしかすると、打撃をしっかり当ててないので、ヒットポイント見せられない場面が多かったのかもしれません。

あとは登場人物がみんなタフすぎて、その点は現実味がないですね。

主人公のマックスは日本人ヤクザに蹴られまくって階下に落ちても大したダメージ負ってないように見えるし、敵のフィニートがマリアに車で撥ねられて吹っ飛んでも、大した怪我を負っていないのが笑えました。

敵の日本ヤクザかぶれについて

敵キャラのルセロ

本作のヴィランであるルセロが日本にヤクザ留学していて、刺青ばっちりのヤクザかぶれの設定が笑えました。

日本はスペインマフィアの留学先なのでしょうか?ルセロの部下に日本人ヤクザがいたことを考えると交換留学制度もあるのかもしれません(笑)。

もしくはルセロが父から疎まれていたことを考慮すると、“左遷先”の可能性もあります。

ルセロは、ヤクザの影響で凶暴性や残虐性が増してしまったかのような発言もありました。

ヤクザの世界に詳しいわけではないですが、いくらなんでも『エクストレモ』ほど残虐ではないでしょう。

考えてみるとルセロはヤクザというより、北野武映画に影響を受けたような中二病っぽいキャラですね。

ダニエル・ベンマヨール監督が北野映画を好きなのかもしれません。

ちなみに、部下の日本人ヤクザと日本語で会話するシーンがあるのですが、基本何をいっているのか聞き取れません。字幕をつけて欲しかったですw。

『エクストレモ』まとめ

Netflix映画『エクストレモ』は、アクションに全振りしたストーリーゼロの作品で、好き嫌いはっきり分かれるのではないでしょうか?

最近でいうと実写『モンスターハンター』や『るろうに剣心 the Final』『アーミー・オブ・ザ・デッド』みたいに、見どころはアクションのみ!

それはそれでいいかもしれませんが、『エクストレモ』についてはもっと格闘シーンをスッキリ見やすくして欲しかったです。

映画『エクストレモ』レビュー終わり。

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