Netflix映画『フィアー・ストリート Part 2:1978』ネタバレ感想評価・あらすじ/斧で顔面切断!洞窟や伏線考察

映画『フィアー・ストリート Part 2:1978』ネタバレあらすじ解説

前作『フィアー・ストリートPart 1:1994』のネタバレあらすじ←はこちら。

ディーナとジョシュは、魔女サラ・フィアーの呪いで凶暴化したサムを縛り、1978年のナイトウィングキャンプ事件の生き残りであるC・バーマンの家へ行きます。

バーマンは「終わりはない」と言い、1978年のナイトウィングのサマーキャンプで何が起こったのか語り始めました。

1978年:ナイトウィングキャンプ場の悲劇

↓サマーキャンプの初めのシーン↓

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シェイディサイドの少女・ジギーは破天荒な性格もあって、サマーキャンプでサニーヴェイルのシーラたちにいじめられ、火傷を負わされます。

保健員のメアリー・レーンが火傷に薬を塗ってくれますが、ジギーは彼女がノートに魔女の印を書いているのを見てしまいます。

メアリーは、1965年に友人7名を殺害して自殺したルビー・レーンの母親でした…。

ジギーの姉・シンディとその彼氏・トミーが喋っています。

そこへやってきたメアリーは「お前は今夜死ぬ。避けられない運命だ」とトミーに言い、包丁で刺しかかってきました。

トミーはメアリーを突き飛ばし、彼女は頭がおかしくなったとして病院に運ばれます。

ジギーは青年ニック・グッド(のちのグッド保安官)と仲良くなり、シーラをトイレに呼び出しバケツに入れた大量の虫をぶっかけて閉じ込めます。

夜、シンディの友達・アリスがメアリーの魔女についてのノートを見つけ、印がある地点へ探索に向かいます。

石造の地下階段の下に誰かが住んでいた空間があり、ロウソクなどさまざまな道具がありました。奥の部屋には、床の石板に魔法陣のようなものが刻んであります。

奥へ行くと、石板にシェイディサイドの殺人鬼たちと並んでトミー・スレイターという名前が彫ってありました。

トミーが突然狂って近くにあった斧を持ち、アリスの彼氏アーニーの頭をかち割って殺害。

シンディとアリスたちはパニックになり奥の部屋へ逃げます。石が崩れ、トミーはこちらに入ってこれません。

外へ出たトミーは、カラー戦争ゲームをしている子供達を殺しまくりました。

シンディたちは、洞窟がメアリーの日記の魔女の印と同じ形だと気づき、奥へ進みます。

洞窟中心部には、ハエがたかった巨大な心臓がありました。

アリスがその心臓を触ると過去の殺人鬼のビジョンが見えてパニックに。走って落ちて足を骨折しました。

シンディはアリスが落ちた場所に赤い苔があることから、そこがキャンプ場のボットン便所の下だと気づきます。

ニックやジギーはキャンプ場の殺人に気づき、子供たちを一箇所に集めます。

ジギーはゲイリーと、トイレに閉じ込めたシーラを助けに行きます。

シーラが激怒してつかみかかってきたので、ジギーは彼女を殴って気絶させました。

ボットン便所の下からシンディたちの声が聞こえます。

ジギーとゲイリーはロープでアリスを引き上げようとしますが、トミーがやってきてゲイリーの首を切断。

ゲイリーの死体はボットン便所に落ち、アリスの足に直撃しました。

ジギーは逃げてニックと合流。

しかしまたトミーに襲われ、ニックは足を怪我してジギーは1人で逃げます。

ジギーは礼拝堂にやってきたトミーに麻袋を被せました。洞窟から礼拝堂の地下へ抜けてきたシンディが、包丁でトミーを滅多刺しにします。

アリスがやってきて、ボットン便所の下に魔王の岩があり、そこで見つけたサラ・フィアーの右手首を出しました。

それを触ったジギーは魔女サラの呪いのビジョンを見ます。

トミーが復活し、アリスを斧で斬り殺します。

さらに地下洞窟の心臓からルビー・レーンなどの殺人鬼たちが次々に生まれ、ジギーたちを追ってきました。

ジギーとシンディは、サラ・フィアーの死体があるはずの木の下を掘りますが、“魔女は永遠に生きる”と書かれた石が出てきただけ。

殺人鬼たちに取り囲まれ、ジギーは牛乳配達員ハリー・ルーカーに滅多刺しにされ、シンディはトニーに斧で胸を切り刻まれて死亡します。

ニックがやってきてジギーに心臓マッサージを施し、彼女は蘇生しました。

再び1994年現在

ディーナとジョシュは、生き残ったC・バーマンがジギーの方だったと知って驚きました。

バーマンはニック・グッド保安官に16年ぶりに連絡を取ります。

ディーナとジョシュは、シェイディサイドモール(ナイトウィングキャンプ場の跡地に建設)へ行き、木の下を掘るとサラ・フィアーの右手首を発見。

バーマンの話から、魔女サラの手首と死体を合わせれば街の呪いが解けると考えたディーナ。

森の死体を掘り起こし、手首を載せます。

するとディーナの意識が1666年当時に飛び、サラ・フィアーの体に乗り移っていました。

Netflix映画『フィアー・ストリート Part 2:1978』ストーリー完!

ストーリーの補足と謎

今作ではルビー・レーンの母親・メアリーが、娘の事件のような悲劇を起こさないためにとご丁寧にかなり下調べを済ませており彼女のノートに書かれた洞窟の位置や秘密に沿ってストーリーが進行しました。

メアリーが最初にトミーを襲ったのも、彼の名前が石板に書かれていて連続殺人鬼になるとわかっていたからです。

パート2で、

  • 魔女サラの手首や死体に血を垂らすと呪われる
  • サラ・フィアーの右手首と死体を合わせれば呪いが解ける

という新ルールが登場。

Part 2時点で1番謎なのが、なぜジギーはサムのようにサラ・フィアーに狙われたにも関わらず、サムのように変貌せず生きているのか?です。

結局パート1から引き続きその疑問は持ち越し。Part 3の1666年編で解明されるのでしょう。

Part 2のラストでディーナの意識が1666年に飛んでいましたが、これはディーナ=サラ・フィアーということなのか!?

Part 3はタイムリープ要素も入ってくるのかもしれません。気になりますね!

最後に本作のまとめ

映画『フィアー・ストリート Part 2:1978』は、斧によるヒャッハーな惨殺や、ボットン便所洞窟での冒険が楽しめるホラーの佳作でした。

3部作のちょうど真ん中のためか、ちょっと展開が無難だったのがもったいないですね!

さて、次はいよいよ完結編の「Part 3:1666年」。楽しみです!

Netflix『フィアー・ストリート Part 2:1978』評価・感想レビュー終わり!

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