『ウォーキング・デッド/ワールド・ビヨンド』1話〜最終回10話がAmazon Prime Video(アマプラ)で独占配信中。
この記事では、
- 1話〜最終回10話のストーリーのあらすじネタバレ
- 各話の感想や解説・考察
- ワールドビヨンドに出てくる共同体の謎
を紹介!
アポカリプトな世界になったときに幼かった第一世代の活躍を描く!world beyond(ワールドビヨンド)は日本語で“来世”という意味。
果たして彼らは新天地に到達できるのか?
(ワールドビヨンド 登場人物などを知りたい方はこちらの記事へどうぞ↓)
ウォーキング・デッド/ワールド・ビヨンド放送日10月2日に決定/最新情報!スピンオフの登場人物/キャスト,ストーリー解説! – CineMag☆映画や海外ドラマを斬る!
ウォーキング・デッド本家をシーズン10まで見よう!
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ワールド・ビヨンド第1話「勇敢」あらすじネタバレ
第1話「勇敢」あらすじネタバレ
(原題:Brave)
モニュメント高校の生徒会長アイリスが明日の夜、記念日モニュメントでーの前夜祭でC-12倉庫でパーティーをやるとサイラスに話しかける。
アイリスの義妹のホープは、バスのトランクにこっそり乗り込む。バスはコミュニティ同士の交流地点へ向かうために出発。ホープはバスを降りて母カリ・ベネットの墓参りをした。
三重丸のマークをつけたヘリが来る。市民共同体軍中佐のクーブリックが出てきた。キャンパスコミュ二ティの警備隊員フェリックスとハックが挨拶をする。ポートランド、オマハで共同体の盟約を結んでいたのだ。
キャンパスに帰るとホープが、パパは共同体に捕らわれているとアイリスに主張する。
FAXで“身の安全の保証なし”というパパからのメッセージが夜中に届いていた。
病気のケイ先生のところへ行き、アイリスは死人に囲まれる夢をみると相談。妹のホープに負い目を打ち明けろと言われた。
ホープは150km離れた街に行きたいと考える。一方、アイリスはパパからのメッセージを見つけて驚いた。
ホープたちの兄貴分フェリックスは、エンプティ(ゾンビ)にスプレーでカラーをつけている。彼は警備隊リーダーのウィルがいなくなって寂しいと、ハックに語った。
夜クーブリックがアイリスとホープの前に来て、ニューヨークの研究施設にいると言い、暗号化された地図を渡した。
次の日またメッセージが。“もうダメかもしれない愛している”と書いてあった。アイリスがケイ先生のところに行くと、死んでエンプティになっていた。
スピーチになりアイリスは、クーブリックを信頼していないと言い放った。アイリスはホープにパパを助けに行こうと言う。
ホープはママが死ぬ瞬間を思い出していた。妊婦がトラックに乗ろうとママを撃ち、死亡。ホープが妊婦を勢いで射殺してしまったのだ。
2人は1800km離れたニューヨークへ行くことを決意。エルトンとサイラスも一緒に旅に出発。
エルトンは道路で、自分が過去に無くしたトリケラトプスのツノを発見。彼のママは妊婦だったが、混乱当時に離れ離れになったという。
フェリックスはいなくなったホープたちに気がつき、ハックを連れてすぐに探しに出かけた。
翌日、キャンパスコロニーはクーブリックの軍に壊滅させられた。建物は破壊され、エンプティが辺りに転がっている。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第1話考察,感想 評価
第1話としてはかなり見応えがあったと思う。ホープとアイリスは、マギーとベスの関係と同じ、義理の姉妹だという設定が面白い。ベスのように悲惨な運命にならなければいいけど…。
このキャンパスコロニーには9671人。そしてホープたちが旅だった次の日に、いきなり同盟を組んでいたクーブリックの軍に全滅させられるという超悲惨な展開。映画『スタンド・バイ・ミー』のような青春物語が、凄惨な現実と対比されているところが素晴らしい!
そしてゾンビのことはウォーカーではなく、エンプティと呼ぶようだ。“魂や思考がなく、空っぽ”という意味だろう。
そしてホープが幼い頃に殺したのは友達エルトンの母親だった。これからの人間関係の亀裂がヤバそう!第2話が楽しみ!
ワールド・ビヨンド第2話「血みどろの炎」あらすじネタバレ
第2話「血みどろの炎」あらすじネタバレ
(原題:The Blaze of Gory)
アイリスはエンプティを倒そうとするが、うまくいかない。下に落としてやっと倒した。頭を突き刺そうとするが、嘔吐してしまう。ホープやアイリスたちは生まれ故郷を通った。
フェリックスとハックもホープたちを追いかけて東に進む。フェリックスは世界がこうなったときの夜を思い出していた。ゲイだとバレて家から追い出された彼は、家に戻るが、それでも開けてもらえなかった。
フェリックスはハックが寝ている間に一人で起きて抜け出し、エンプティになっていた両親にトドメを刺す。
一方ホープは、ボーリング玉を拾ってビッグモーと名前をつけて遊び出していた。
アイリスは、流血の炎というタイヤが燃え続けている場所から昇る煙を眺めている。回り道をしないために、とりあえずそこに行くメンバー。途中で、顔が蜂の巣になたエンプティを見つけて慌てて走り去った。
エルトンはツリーハウスを見つけ、そこに泊まることに。しかしさっきのエンプティが追ってきた。ボーリング玉を落とすが死なない。
ホープは夜中にこっそり起きて、そのエンプティを溝に突き落とした。
流血の炎という場所に着くと巨大な煙の中にウォーカーがうごめいている。
エルトンはエンドリング(種の最後の生き残り)の話をホープにして、自分たちをそれに例えた。ホープはこっそりフェリックスへのメッセージを残す。
アイリスを先頭に4人は東へ進む。煙と土埃であたりが見えない中、勘を頼りに歩いていたが、エンプティに囲まれてしまった。全員で突き飛ばしてなんとか突破。しかし先は長く、エンプティの注意を引き付けるためにホープは一人でサイレンの方へ向かっていく。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第2話の考察と感想
いくら回り道をしたくないといっても、タイヤがたくさん燃えている地帯に足を踏み入れるのはアホすぎる。エンプティじゃなくて煙にやられて死ぬだろ!
まあ、絵的にはかっこいいけどね。
小さい頃にホープが妊婦(エルトンの母親)を殺したことで、自暴自棄になっていることがわかってきた。彼女は、いつ死んでもいいと感じているのかもしれない。
あと、フェリックスの過去でわかったけど、ウォーキング・デッドワールドビヨンドは、家族や親と一緒に過ごせなかった若い世代の葛藤がテーマなのだと思う。
ホープやアイリスも、エルトンもそうだ。親子で考え方が大きく異なる現代社会に根差した方向性だ。
ワールド・ビヨンド第3話「虎と子羊」あらすじネタバレ
第3話「虎と子羊」あらすじネタバレ
サイラスの回想
キャンパスコロニーに来る前、オマハにいるサイラスは誰かの首を力一杯に締めている。血まみれの手で取り押さえられ、車で運ばれた。おじさんが後見人となり、この共同体に連れてこられた。
ホープの独断
ホープは、サイレンを鳴らすからその間に逃げろ無線を入れる。
アイリスは危険だからやめというが、ホープは聞かない。彼女の作戦に沿ってアイリスたちはオフィスへ向かう。サイラスの前にエンプティが現れるが、過去のトラウマがフラッシュバックして殺せなかった。
アイリスやエルトンがオフィスに着くと、奥の扉からフェリックスとハックが出てきた。フェリックスはホープの居場所を教えろと言う。
工場の屋上に登ったホープは、サイレンのレバーを回そうとするが折れる。なんとか棒で装置を回転させ、サイレンを鳴らした。
その間にアイリスやフェリックスたちはダッシュ。
ホープは地上に降りたが、足をくじく。アイリスたちのもとへ向かい、エンプティに阻まれるが、なんとか倒した。
全員が奥までたどり着くがフェンスが倒れそうになり、サイラスが支えてなんとか“流血の炎”地帯から脱出できた。
一行は、川の桟橋につき、そこで食事をとる。フェリックスがオマハに行って、そこからキャンパスへ戻ろうと言うが、ホープは一緒に来てほしいと聞かない。フェリックスたちは、説得できるまで旅についていくことにする。
ホープはアイリスと2人になり、「ママが死んだのは、妊婦を驚かせた私のせいだ。銃が暴発して、その妊婦を殺してしまった」と告白。アイリスは、そのとき私たちはまだ子どもだったと言って慰めた。
エルトンは、亡き母が残した原稿を完成させたいと大事に持っている。
クーブリックとバーカ
クーブリック中佐の部屋に、部下のバーカがやってくる。そして自分たちの軍がとった行動が頭から離れないと相談した。クーブリックはキャンパスコロニーがいずれ脅威になったと説明。バーカは健康回復施設に再拘留となった。バーカは全て虚構だと叫びながら拘束される。
クーブリックは1人で涙を流した。
ワールドビヨンド第3話の考察と感想,評価
第3話は、サイレン鳴らして煙地帯から逃げただけなので、はっきりいってつまらなかった。
母の死について、ホープはもう少し引っ張ってからアイリスに話た方がドラマティックになったと思う。サイラスの秘密を先に描くべきだった。
あとクーブリックたちは、20万人を守っていると言ってるけど、何がしたいのか?キャンパスコロニーを皆殺しにしておいてしっかりした理由がなかったら致命的だ。
ワールド・ビヨンド第4話「逆さの照れスコープ」あらすじネタバレ
第4話「逆さの照れスコープ」あらすじネタバレ
アイリスたちがオマハに行こうとしないので、フェリックスはエルトンから説得しようとする。そんなとき、一行は廃れた高校を見つけて中に入った。2人ずつに別れて物資を探すことに。
ハックと行動しているホープは、アイリスと一緒に養子に迎えられたときのことを、父・レオポルドと話していたときを回想。そんな中、奥で大きな犬がうなっているのを発見。どうにか通り過ぎて、食料庫に到着した。
フェリックスとエルトンは引き摺られた血の跡を見つける。途中で、フェリックスはエルトンに、キャンパスに戻った方がいいと話し、アイリスたちを説得してくれと頼む。
血の跡を辿っていくと、教室に大量のエンプティの死体を発見。何者かがいるとわかり、アイリスたちがいる体育館へ向かった。
アイリスとサイラスは体育館でソーダを飲みながらダンスを踊る。そこから出ると、エンプティに遭遇。サイラスは1体をヤリで殺すが、過去のトラウマスイッチが入ってしまい。2体目のエンプティに馬乗りになって何度も殴る。エルトンがやってきて止めに入るが、彼を吹っ飛ばしてしまった。フェリックスが彼をやっと止める。
サイラスは「僕が父親を殺したと思う?」とアイリスに問いかけた。彼女は今はお互いに支え合っているから関係ないと言う。
エルトンはみんなの集合写真を撮った。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第4話 解説と感想
ホープだけでなくアイリスも一緒に、ベネット家の養子になったのだと判明。さらに養子になる前から2人はいつも一緒にいたようだ。
そしてサイラスに過去の実父を殺していた疑惑が浮上。サイラスの言い方だと、本当に父親を殺していたけど、それなりに理由がある印象だ。
4話の感想だが、廃墟の高校で何も劇的な展開がなかったので、今回も退屈だった。サイラスが発煙筒を使い出したので、ウォーキング・デッド5-11話の信号弾の様な派手な演出が観られるかと思ったが、それもなかった…残念。
ワールド・ビヨンド第5話「マッドマン、川を渡る」あらすじネタバレ
第5話「マッドマン、川を渡る」あらすじネタバレ
夜、フェリックスはエルトンにアイリスたちを説得してくれと頼む。
一行は、ミシシッピ川に着き、壊れたボートを直すことにする。
エルトンは研究者のパパの化石を見ながら、ママの膨らんだお腹を触って、妹のエメラルダがもうすぐ生まれてくると感じていたことを思い出していた。しかし世界の破滅が訪れ、パパは恐竜のツノをくれて、逃げ道を探しに出て行き、外に出ると頭を撃ち抜かれた死体になっていた。
みんなは倉庫でエアコンを見つけ、パーツでエンジンを直す作業をはじめた。
ホープはエルトンが説得されていると知って、彼とフェリックスに怒りをぶちまける。
ハックはミズーリ川でオマハの警備隊に救助されたことをホープに話し、この旅があなたを強くするかもと語った。
エンジンが動かず、動力として倉庫の可燃性のマニキュアを使うことになり、エルトンとサイラスが運ぼうとするが、雷雲がこちらに向かってきて、急いで戻った。
アイリスとフェリックスは近くの“ダイリキタウン”にやってきた。雷が落ちて扉が空き、エンプティがたくさん出てくる。フェリックスがピアノ線を木の間に巻きつけどうにか対処するが、数が多すぎる。
マニキュアをタンクに入れるが、エンジンのベルトが切れる。エルトンがボートのベルトをつなぎ、ボートを全員で押して川に発進させた。
対岸につき、フェリックスはレオとウィルを連れ戻すために先に進むことに決意。
ハックは、一人チームを離れて周辺の偵察に行った。
エルトンは死んだ家族のことを思い出し、涙を流しながらも、母の未完の小説を書き足して行った。ホープが横に座り、エルトンは変われると信じはじめる。
ホープはエルトンの本に挟まっている彼の母親の写真を見て、自分が幼い頃に撃ち殺した人物だと知って愕然とする。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第5話 解説と考察
とうとうホープがエルトンの母親を殺したのは自分だったと気づいた。これで、ちょっと退屈な青春物語に終止符が打たれるかもしれない。
ゾンビが出てくる中で青春を貫こうとしてるテーマはいいんだけど、まだうまく釣り合っていない感じ。
ただ、フェリックスがピアノ線を使ってくれたのはうれしかった。ウォーキング・デッドのシーズン1からずっとゾンビ対策にピアノ線を使うことを考えていたので。
↓『ウォーキング・デッドワールドビヨンド』の6話〜最終回10話のあらすじ解説は2ページ目へ↓
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