いつもお疲れ様です。映画やドラマの考察記事をごゆっくりどうぞ〜♪
韓国映画『甘酸っぱい』

Netflix韓国映画『甘酸っぱい』ネタバレあらすじ解説・感想!ラスト結末に騙されるラブコメ評価・考察

Netflixオリジナルの韓国映画『甘酸っぱい』(Sweet & Sour)は、スイーツなラブコメと見せかけて、衝撃のラストを迎える斬新な作品でした!主演はチャン・ギヨンです。

ストーリーあらすじネタバレを解説し、感想や評価、物語の斬新だったポイントを書いてます。

甘い展開からの、ラブコメのセオリーをぶっ壊した衝撃映画だった!原作はあの作品!失恋した女性が見たらスカッとできるのでは!?

スポンサーリンク

Netflix映画『甘酸っぱい』作品情報

公開配信:2021年6月 Netflix

監督:イ・ゲビョク

原作:乾くるみ「イニシエーション・ラブ」

脚本:ソン・ダソム

主演:チャン・ギヨン/ヒョク役

出演:チェ・スビン/チョン・ダウン役

出演:クリスタル/ハン・ボヨン役

youtu.be

『甘酸っぱい』ネタバレあらすじ解説

韓流映画『甘酸っぱい』看護師ダウンと仲良くなるヒョク

肝炎で入院した工科大学生の太っちょヒョクは、美人看護師チョン・ダウン(チェ・スビン)と仲良くなります。ダウンと一緒に病院食を食べたり、夜勤のダウンが突然眠くなってヒョクのベッドで仮眠を取ったりしていました。

しかしヒョクは告白する間もなく退院させられてしまいます。ヒョクは同室の人を見舞うフリをして電話番号を途中までゲットし、何千回もかけてついにダウンにつながります。ダウンが「家に来ない?」と言い、ヒョクは駆けつけました。ダウンはヒョクを抱き枕のようにして寝ました。

ヒョクとダウンは付き合い始めます。ダウンが「済州島行きのチケットがある」と言い、2人は旅行に行くことに。

ヒョクは空港についてダウンから赤のロゴが入ったニューバランスをプレゼントされて有頂天になり、「絶対に痩せる」と叫びます。

ペアルックの赤いNBロゴの靴を履くダウンとヒョク

時はたち、ボロボロの赤いロゴのNBを履いてランニングしているスマートなイケメン・ヒョク(チャン・ギヨン)の姿がありました。

ヒョクは中小の正社員でしたが、設計士として大企業に派遣されることになり、その会社の正社員になるチャンスだと、同じく派遣の女性ハン・ボヨン(クリスタル)と毎日残業に明け暮れます。

ヒョクとハン・ボヨン 甘酸っぱい

ソウルへ毎日車で通い、夜はダウンの家に帰る生活に疲れたヒョクは、いつしかゴミ出しや電球交換もおそろかになってしまいます。

ダウンが妊娠4週目だと発覚しますが、すれ違いが多かった二人は中絶を決意します。手術は終わりますが、ヒョクはそんな日も仕事へ出かけていき、ダウンは涙を流しました。

デートでつまらなそうにしているヒョクにダウンが怒ると、「かわいいボヨン、怒らないでくれ」と言われます。他の女性の名前を出されたボヨンはショックを受けました。

ヒョクは同僚のボヨンと恋愛関係になります。

ダウンからメールがあり、毎年クリスマスに行っている済州島の予約がされたことを知ったヒョクは、「キャンセルできないなら他の人と行け」と返信しました。

クリスマス当日、ヒョクとボヨンは会社に貢献したにもかかわらず、正社員にはなれず「また次の機会ね!」と言われてしまいます。

落ち込みながらそのまま忘年会に出席したヒョクは、恋人のダウンの予定表が済州島行きから変更されてないことを見て、本当に大切なのは彼女だと思い直し空港へ急ぎます。

職場でダウンに渡すはずだった指輪を取り、タクシーで空港に向かいます。降りるとダウンが手を振っています。彼女の方に走ると太った男性にぶつかります。

ダウンは太った男性イ・チャンヒョクを抱き起こし、ヒョク(本名チャン・ヒョク)を無視して空港へ入って行きました。

『甘酸っぱい』ラストのどんでん返し、太っちょヒョクとダウンを見て呆然とするイケメン主人公ヒョク

ヒョクは急いで忘年会に戻り、あせってボヨンに指輪を嵌めようとすると「まだ早い」と言われてしまいます。

実はイケメンのヒョクが病院に運ばれてダウンと知り合ったのは1年7ヶ月前で、太っちょのチャンヒョクが運ばれたのは3ヶ月前のことだったのです。

妊娠が発覚し、ヒョクとの関係が終わるころに、太っちょチャンヒョクと仲を深めだしたのでした。

韓国映画『甘酸っぱい』END!

スポンサーリンク

甘酸っぱい 感想・評価レビュー『カメ止め』のラブコメ版!

Netflix韓国映画『甘酸っぱい』

個人的な評価は80点くらい。

『甘酸っぱい』ラブコメ映画のセオリーを大胆にぶっ壊した映画だと思いました。

序盤の甘ったるい展開から男女のリアルなすれ違いになり、最後にどんでん返しが起こります!『キム秘書はいったいなぜ?』や『このエリアのクレイジーX』のようなラブコメかと思いきや、全然違いましたね。

甘酸っぱいというか個人的には「辛い」と思いました(笑)。「甘酸っぱい」というタイトル自体が伏線といえるでしょう。

最初に登場した太った彼氏が努力して痩せてイケメンになったと見せかけて、実は違う人物でした。

視聴者がずっと見ていたチャン・ギヨン演じるイケメン主人公が虚像だったとわかる展開は、ラブコメだと考えれば完全に反則技でしょう!もはやサスペンスです。

出演時間が長かったイケメンの方が最後“クソ野郎”になって終わるのは意外でしたね。

彼女・ダウン側の視点をラストで急に差し込み、序盤の急に寝たり怒ったり、電球をかえてあげただけで泣くシーンの意味がわかる構造は、映画『カメラを止めるな』と共通していて強烈かつシャープです。

(ガイ・リッチーの『スナッチ』や『ロックストック&トゥースモーキングバレルズ』などもこの部類。)

イケメン彼氏が忙しさにかまけて電球を変えてくれなくなっていた過程があって、太っちょが電球を変えてくれたことにダウンが涙を流したのだとわかり、ラストで感動が込み上げてきます

スポンサーリンク

『甘酸っぱい』は邦画『イニシエーション・ラブ』のリメイク!違いは?

ポン・ジュノ監督の『パラサイト半地下の家族』や『グエムル 漢江の怪物』もそうですが、韓国の映画はジャンルにとらわれないものが多い…と思いきや、実は『甘酸っぱい』の原作は、乾くるみ著の小説「イニシエーション・ラブ」。

日本では堤幸彦監督で2015年に同名映画化され、『甘酸っぱい』はそのリメイク版になります。

キャストは、前田敦子、松田翔太、木村文乃で、日本版もなかなか面白いです。

ちなみに日本版と韓国版の違う点は、

  • 1987年のバブル設定
  • 太っちょと女性が合コンで出会い、病院設定はない
  • 女性の方が太っちょに初めての相手だと普通に嘘をつく
  • NBじゃなくてNIKEの靴
  • ラストのぶつかるシーンで女性がイケメンの方に意味深な微笑みを浮かべる

などなど、結構設定は変更されています。

ラストに関してだけいえば、彼女のほうがイケメンを無視する韓国版の方が個人的には好きですが、気になる人はぜひ日本版も見比べてみてください。

映画『イニシエーション・ラブ』

『イニシエーション・ラブ』はU-NEXTで配信中。

無料体験を利用することで完全無料で視聴可能。期間内に解約できて、さらに継続の条件もありません。

他にも傑作・新作映画・海外ドラマ・邦画・アニメ・韓ドラなどが約15万作品以上が見放題で、雑誌も読み放題!

このリンクから申し込みできます↓

ダウンは太っちょ彼氏にイケメン元彼とまったく同じNB(ニューバランス)の赤いロゴが入った靴をプレゼントしています。

全く同じものだったので、それを履いて走り始めた太っちょからランニングするイケメン彼氏のシーンにうまく繋がったわけです。

演出的に重要だったのはもちろん、全く同じスニーカーをプレゼントしているのが「ちょっと怖い」と感じてしまいました(筆者が男性だからか…?)。

同じ赤い靴を履かせて私色に染めてやる!的な無意識の狂気を感じるのは私だけでしょうか?(そう考えるとホラーっぽくてゾクっとできますね。)

女性の恋愛は上書き保存と言ったりしますが、本作のラストではイケメンクソ野郎の元彼は完全に消去されて、太っちょ彼氏に上書きされたのでしょう。

自業自得でスカッとする終わり方でありつつ、女性の怖さが身に突き刺さるようでもありました。

スポンサーリンク

男女の恋愛のすれ違いをシニカルに描く!

個人的に面白かったのは、浮気したイケメンの方はスマホのダウン(彼女)の登録名にハートがまだ入っていた時期に、すでにダウンの方は彼氏を“クソ野郎”で登録していたことです。

イケメンヒョクは「まだ彼女は俺に気がある、まだやり直せる!」と考えていたようですが、ダウンはもうスッパリ切っていた!のです。

男女の違いあるあるですね。

男女が忙しさで想いが離れていく過程がシニカルかつリアルに描かれていました。

終わりのまとめ

韓国映画『甘酸っぱい』はこれまでの経緯・過程をスルーさせ、最後に説明する怒涛のフィニッシュを迎えた異色のラブコメといえるでしょう。

手法的にはもはやサスペンスですね。

恋愛の意外すぎる結末が楽しめた佳作でした。

映画『甘酸っぱい』感想レビュー終わり。

こちらもおすすめ関連記事



2021ネトフリ配信の韓流映画・ドラマのおすすめレビュー!

『海街チャチャチャ』1〜最新10話ネタバレあらすじ感想・解説!万能ニートと歯科医がコンジン港でドタバタ恋愛

cinemag.hatenablog.com

cinemag.hatenablog.com

cinemag.hatenablog.com