Netflixオリジナルドラマ『今際の国のアリス』シーズン1全8話を視聴。
結論は、期待していた以上でとても面白かった!
アクションが派手で映像がきれい、舞台も壮大!パーティー感覚で一気見できる。
展開も過激でグロさ加減もちょうどいい。
ネトフリが金をたくさん出しただけあって、豪華で完成度高いぜ!
記事では、
- 登場キャラ・キャスト紹介
- ドラマ各話のあらすじネタバレ(全8話)
- ぶっちゃけた感想
- 『今際の国のアリス』全話まとめレビュー
を書いてます。
↓シーズン2のキャスト感想・ストーリー解説はコチラ↓
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Netflixドラマ『今際の国のアリス』全話ネタバレ評価レビュー
Netflix『今際の国のアリス』は予想以上に楽しめた。100点中86点!
アリスを始め、ウサギ、カルベ、チョータ、チシヤ、ボーシヤなどなど、登場人物はみんな個性があって魅力的。十人十色で観ていて飽きない。
アクションに関しては、リアリティより派手さを追求していて、血しぶきが綺麗に飛んで、色も真っ赤だったりするんだけど、スタイリッシュで見応えがある。殴られたり撃たれたりするときの音もリアル!
ゲームや全体像の謎、登場人物の過去が明かされる過程も、サスペンス演出がうまく、ハッとさせられる。
唯一の難点は、ゲーム性。ロジカルじゃないゲームが多い。
ぶっちゃけゲームをどうクリアするかじゃなくて、ゲームでみんなが混乱するところが重要だから別にいいっちゃいいんだけど…1話の脱出ゲームとか、4話の「ディスタンス」とか、論理が破綻しているゲームにちょっとイラっときた。
ゲーム内容の完成度が高かったらさらに見応えがあったと思う。
(本作に似ているデスゲームNetflix韓国ドラマ『イカゲーム』もおすすめ!)
今際の国のアリスシーズン1登場人物・キャスト紹介
アリス/山﨑賢人
本名:有栖良平(ありすりょうへい)。
24歳で就職もせず、家でゲームに熱中し、弟や父親に馬鹿にされている。分析力が高く、いざというときに力を発揮するタイプ。
俳優・山﨑賢人は2021年SF恋愛映画『夏への扉/キミのいる未来へ』などにも出演!
『キングダム』や『ゴールデンカムイ』など漫画の実写化に欠かせない人物です。
ウサギ/土屋太鳳
本名:宇佐木柚葉(うさぎゆずは)。
身体能力抜群で、登山家の父を尊敬しているファザコン。無酸素登山が嘘だと報道がなされ、父は失意の中死亡。ウサギは心を閉ざしてしまう。
土屋太鳳は実写映画『るろうに剣心』シリーズの操役などでも有名。2021年は映画『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』に出演。2024年はサスペンス映画『マッチング』に主演!
カルベ/町田啓太
体格がよく、喧嘩もめっぽう強い。アリスとチョータは親友。バーの店長の女と恋愛関係になり、バレた際は店長を殴り倒した。
チョータ/森永悠希
アリスとカルベの親友。就職して頑張って働いているが、宗教にハマっている母親にいつも金をせびられている。恋愛経験ゼロの童貞。
シブキ/水崎綾女
今際の国でアリスたちにゲームのルールを説明した女性で、以後行動を共にする。つい最近、昇進のために上司に抱かれた。
女優の水崎綾女は実写映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』のヒアナ役などで有名。
2024年には実写版『シティーハンター』にも出演。
ボーシヤ/金子ノブアキ
集団でカードを集めて現実世界への脱出を計画するビーチの創始者。
をホストクラブを経営していたが、従業員の一人が重圧で首吊り自殺をしてしまい、それ以降はおしゃれな帽子屋を営んでいた。実はアグニは親友。
アグニ/青柳翔
ガタイがよくでカルベよりも肉弾戦が強い元自衛官。ビーチのNo.2で武闘派を率いる。
チシヤ/村上虹郎
スカした銀髪青年。頭がキレる人物で、心理や行動を読むのが得意。常に策略を張り巡らせる。
村上虹郎は『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』(2022)などにも出演。
クイナ/朝比奈彩
いつもチシヤと一緒にいる。
常に水着のスレンダー美人だが元男性で、空手師範の父親から勘当された過去を持つ。
ニラギ/桜田通
ビーチの武闘派で、すぐ人を殺そうとしたり女を襲おうとしたりする過激な人物。射撃が得意。小さい頃にいじめを受けていた。
ラスボス/柳俊太郎
全身タトゥーで日本刀を振り回すイカれたにいちゃん。元は引きこもりかつ厨二病で、平和な日本に絶望していた。スリルのある今際の国でイキイキしている。
柳俊太郎さんは実写化映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』(2023)にも出演。
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アン/三吉彩花
ビーチの幹部の1人。いつもサングラスで冷静沈着。スタイル抜群の脚長美女。元警視庁鑑識。
三吉彩花は映画『犬鳴村』で主演を務めて話題に。2023年はアマプラ映画『ナックルガール』で主演。
ミラ/仲里依紗
ビーチの幹部の1人。ケラケラ笑う緊張感のない女性。
実はある秘密を隠し持っている。
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『今際の国のアリス』1話「ゲームで生き残れ!」ネタバレ
有栖良平(以下アリス)は就職の面接をサボり、家でゲームに熱中していた。あきれた弟から親のスネをかじっていると言われ、イラついたアリスは家出する。
友人のカルベ(町田啓太)は、オーナーの女に手を出してクビになっていた。サラリーマンのチョータ(森永悠希)は、いつものように宗教にハマった母親から金を無心されて困っている。
3人はラインを送り合い、渋谷駅周辺で飲むことになった。
「主要人物3名もその家族も、クズが集まりおった」
渋谷交差点で騒いでいると彼らを避けた車が事故を起こし、3人は駅のトレイに逃げる。
大きな停電のあとでトイレから出ると、駅前に人の気配がまったくない。
電光掲示板でゲーム会場の案内を見て、どうしてよいかわからないアリスたちはビルへ入っていく。
シブキ(水崎綾女)というOLがいて、レーザー囲まれて建物の外には出られず、ゲームに参加しなければ死ぬと聞かされる。一人に女の子も加わった。みんな指示通り、置かれているスマホを取る。
ゲームが開始された。目的はこの建物からの脱出。ルールは「生」と「死」の扉がある各部屋で制限時間内に正解の扉を開けること。タイムリミットがくると部屋にガスが満ちて爆発する仕掛けだ。
最初の部屋で、シブキに騙された女の子が不正解の扉を開けると、レーザーで頭を撃ち抜かれて殺される。
次の部屋ではカルベが勢いで扉を開けて、まぐれで正解。
アリスはビルの縮尺と避難経路図を思い出して、正解を導き出していく。チョータが足に火傷を負うものの、何とかビルから脱出に成功。
スマホに3日間のビザと表示される。疲れ果てた中年男性が、ビザ切れで目の前で死んだ。
エピソード1話の感想
はじまり方は、『ウォーキング・デッド』っぽい。リックが目覚めたらゾンビの世界!という演出に似ている。
ビルの脱出ゲームは、最初女の子が開けて死んで、次も勢いで開けなかったら不正解の部屋が論理的にわからなかったわけだし、運の要素あり過ぎな印象。
こりゃ無理ゲー!あきらめて死ぬしかねえ…
あとは『ギルティこの恋は罪ですか』の町田啓太が出演していてちょっとうれしい。
『今際の国のアリス』2話「団地で鬼ごっこ」ネタバレ
シブキをいれた4名は、缶詰などを食べて過ごしていた。昨日人が消えたばかりなのに、なぜか街の食料品は腐っている。
3日以内に怪我をしているチョータとゲームに参加しなければならない。アリスとカルベは、先に二人で他のゲームに参加して慣れておくことにする。
集合団地に人が集まり、鬼から逃げて脱出陣地の部屋を見つけるゲームがスタート。制限時間は20分。アリスとカルベは、馬の面を被ってマシンガンを撃ってくる鬼から逃げ惑う。
ロッククライミングが得意な宇佐木柚葉(以下ウサギ/土屋太鳳)は、下の階に飛び移って攻撃を回避している。
その頃、足の怪我で休んでいたチョータはシブキに誘惑され童貞を卒業していた。
「どうせ死ぬなら卒業後!って何やってんねん」
カルベはアグニ(青柳翔)というゴツイ男性と協力し、ナイフで腹部にかすり傷を追いながらも、鬼を一人退治。鬼が持っていた無線を拾う。ビーチに帰還せよと音声が入っていた。
アリスと銀髪の苣屋駿太郎(以下チシヤ/村上虹郎)は、鬼の傾向から脱出できる部屋を発見。しかし中に入るともう一人の鬼に襲われる。部屋には2つボタンがあり同時押しでクリアとなるようだ。アリスは窓から協力を呼びかけ、聞きつけたウサギとボタンタッチに成功。
ゲームクリアとなったが、鬼の馬の面が取れ、中年のおばさんの頭が爆発。鬼たちもゲームをさせられていただけと判明して愕然とする。
エピソード2話の感想
鬼もゲームをさせられていた!というオチは、ホラーサスペンス映画『SAW(ソウ)』と似ている。
人が射殺されていくアクションがスタイリッシュで見応えがあって良かった。土屋太鳳はロッククライミングが趣味という女の子ウサギ役なんだけど、腕の力で窓から窓へ飛び移る最高難易度の技をやってのけていたのが笑えた。どんだけ身体能力高いんだよ!刃牙か?
3話「ハートの7/狼と羊のかくれんぼ」ネタバレ
チョータとシブキのビザ失効を防ぐため、アリスたちは4名全員でゲームに参加。
新宿区の自然植物園が舞台だった。ゲームは「狼と羊のかくれんぼ」で難易度はハートの7。ルールは、狼と目があった人物が次の狼になり、20分後に狼だった人以外は全員爆死。
つまり狼になったヤツが羊と目を合わせず、必死に逃げることになる…最悪なゲーム。
1人しか生き残れないと気づき、メンバー全員がパニックになる。狼になったシブキは逃げるが、カルベに捕まり目が合う。
そしてカルベと目が合って狼になったアリスは、困惑して逃げ出してしまう。追うシブキをチョータが取り押さえる。生き残りたいカルベは、ナタを持ってアリスを追った。
制限時間が迫り、泣いていたアリスは仲間の大切さに気づく。カルベかチョータに狼を譲ろうと歩き回るが、カルベは思い出話を語るだけで、出てこない。チョータもシブキを抑えて隠れている。くしくも羊が隠れる本来のゲームとなった。
アリスはやっとカルベを見つけた。カルベは目を合わせないよう斜め上方向を見ながら「今までありがとう」と言って爆死。チョータとシブキも死んでいた。
アリスは泣き叫ぶ。
エピソード3話かくれんぼの考察・感想
カルベがナタ持って追いかけてくるシーンが『シャイニング』のジャック・ニコルソンみたいだった。
そしてまさかのカルベ、チョータ、シブキ爆死!
カルベの首が爆発して肉が飛ぶシーンがあり、超グロい。。
「ビビったぜ。開いた口が塞がらねえ…」
『狼(アリス)が追いかけて、羊(カルベたち)が隠れている』本来のゲームに沿っていて、クリアできるかのようなミスリード演出もあって、驚きが倍増した。
みんな助かるオチかと思ったら全然違っていい、意味で裏切られた。だけど愛着が湧いてきた主要キャラがアリス以外全員死亡。やりすぎだろw恐ろしい。
あとは山﨑賢人の泣き叫ぶ演技が凄まじかった。鼻水垂れてるし。
Netflixの『全裸監督』などもそうですが、倫理的に過激なテーマに踏み込めるのがいいですね。
『今際の国のアリス』4話「ディスタンス」ネタバレ
ウサギは、登山家である父親のエベレスト無酸素登頂が嘘だという記事が出たあと、彼が登山で行方不明になったことを思い出していた。
道端で絶望して倒れているアリスを見つけ、団地の鬼ごっこで助けられた借りを返すためと、おかゆを差し出す。アリスはそれを食べ、とりあえず次のゲームに参加することに。
建設途中の海中トンネルの入り口付近にバスがあり、その中にヤマネ、タクマ(大内田悠平)、セイザンという男性3人組がいる。
ゲームは「ディスタンス(距離)」。制限時間内にゴールにたどり着けばOK。タクマは足を怪我しており、残りの二人にゴールしてくれと言ってバスに残る。
4人は走り続けていると、突然クロヒョウが現れた。セイザンが襲われて食われてしまった。
走って1時間が経過した頃、アリスは途中で軽油の入ったバイクを見つけ、この燃料があればバスを動かせると考えて、タクマを助けるためにスタート地点に戻ることにする。
ウサギとヤマネはトンネル最深部に到着。ヤマネは妊娠した妻の写真を見て生きる決意を固める。しかしトンネルの壁が軋んで割れ、大量の海水が侵入。
二人は必死に走るが、倒れたヤマネは水に飲み込まれてしまった。ウサギはなおも走り続けるとバスが向かってくる。アリスの手につかまり車内に飛び込んだ。
水が引き、3人は目を覚ます。ひっくり返ったバスをみると横に“GOAL”と書かれている。最初からバスがゴールだったのだ。
タクマは去り、アリスとウサギはビーチまでの旅を続けることに。
エピソード4話の感想
序盤はひたすらマラソンという、ハンター第一次試験みたいな感じ。
ただ今回のゲーム「ディスタンス」は、
- 制限2時間なのに1時間走ったあとでバイクを押して引き返したらスタート地点に着けねえ!
- 引き返している途中でクロヒョウはいねえのかよ!
- バスが濁流に飲み込まれたらガラスが割れて車内にいても溺れるっ!
- などなど、ツッコミどころが多かった。
あと、最初からバスがゴールでした!というオチもダサいw。
「あなたは最初からゴールにいたのよ」ってか?やかましいわ!
『今際の国のアリス』5話「ビーチのボーシヤ」ネタバレ
ビーチを探していたアリスたちは、ロッカーキーを手首につけた人々がいることに気づいた。彼らを尾行していたが、逆に捕まってしまう。
気がつくと、ボーシヤ(金子ノブアキ)という男たちがアリスとウサギの前に立って挨拶をした。クズリュウ(阿部力)という男性がこの大きなホテル・楽園ビーチについての説明を始める。
ボスであるボーシヤは、すべてのカードをコンプリートすれば、1人だけ出国できると話し、アリスたちにも協力を要請。ハートの7を持っていたので、幹部候補とされた。
プールサイドでは皆水着で遊んでいる。ここでは何をしても自由らしい。
夜になると、幹部のアン(三吉彩花)はアリス、クイナ(朝比奈彩)やタッタ(渡辺佑太朗)を連れてゲームへ。電球ゲームを機転でクリアしたアリスは、幹部となった。
幹部会議があり、アリスも呼ばれるミラ(仲里依紗)や武闘派のアグニ(鬼ごっこにいた人物)、チシヤ、ニラギなどがいる。
ボーシヤは次のゲームに参加することを決め、自身が経営するホストクラブで部下が自殺した悲劇を話し、アリスに酒を飲ませた。
エピソード5話の感想
ビーチでの集団カード集めなんだけど、『ハンターハンター』のグリードアイランド編みたいになってきた。とはいえ、はっちゃけた集団の行動は見応えがある。
映画『犬鳴村』で主演を務めた三吉彩花がアン役で登場。スタイル抜群!足が長げえなあ!と思った。
『今際の国のアリス』6話ネタバレ
アリスとウサギはビーチの人間たちから情報を集めていた。裏切り者は、アグニたち武闘派によって射殺されているとわかる。
チシヤとクイナはアリスを見込んで協力を呼びかけ、カードをすべて奪って逃げる計画を話す。
ゲームに行ったボーシヤが死体で帰ってきた。ニラギらが幹部を脅し、次の王はアグニに決まる。カードの隠し場所が記された黒の封筒が、幹部たちの前で彼に渡された。
チシヤは、暗証番号が封蝋のBOSSの鏡文字である8022だと推測し、アリスにアグニの部屋の金庫を開けに行かせる。しかし金庫は開かず、アリスはチシヤから情報提供を受けたアグニたちに捕まってしまう。
アリスは椅子にぐるぐる巻きにされ、ウサギは別の部屋でニラギに強姦されそうになっていた。
チシヤはアリスを犠牲にしてアグニの反応を観察し、金庫がシカの絵の裏にあると推測。カードを盗み出すことに成功し、クイナと出て行こうとする。
そのときにビーチ全体が会場となり、ハートの10をかけて魔女を探す全員参加のゲームが始まった。
エピソード6感想
ストーリーとしては、チシヤの頭脳戦が見事で楽しかった。
女性がみんな水着なのは視聴者サービスだろうか。多分そうだろう。Netflixはこういうところで満足度を上げているのだろう。
『今際の国のアリス』7話「魔女狩りの大虐殺」ネタバレ
ロビーで死んでいるモモカを殺した犯人を探して、火であぶるのがルールだ。
アグニ率いる武闘派は全員殺して火にくべる方法を選択。大勢のメンバーが混乱で逃げ惑う中、マシンガンで撃たれて殺されていく。
元自衛官のアグニは、幼馴染のボーシヤと楽しく過ごしていた過去を思い出していた。
ニラギはいじめられていた過去を思い出しながら、屋上から逃げる人々をライフルで射殺していく。そこへチシヤが現れ、ガスを入れた水鉄砲で彼を火で燃やして突き落とした。
元警視庁鑑識のアンは、瞬間接着剤で指紋を採取できるとクイナに話す。そこへラスボス(栁俊太郎)がやってきた。クイナはラスボスを引き受ける。
ラスボスは引きこもりだった過去を思い出していた。クイナは女装に目覚め、空手師範の父から勘当された過去を思い出す。回し蹴りでラスボスを倒し、突きでトドメを刺した。
本館の地下から煙が上がる中、ウサギ、タッタ、アサヒ(吉田美月喜)は縛られているアリスをなんとか救い出す。
アンは指紋から魔女の正体を知るが、武闘派に殴られて廊下で倒れた。
エピソード7感想
話がホテル虐殺パーティーになってきた。多勢で多勢を殺していく様子はエンタメとして最高!
何百人か殺して、全員火にくべる武闘派のやり方が、2時間で終わらねえだろ!と思った。
あと、武闘派メンバーがアンを殴るだけで殺さないのもどうかと思う。
『今際の国のアリス』最終回8話「魔女の正体と黒幕判明」ネタバレ
アグニは親友のボーシヤとの最後を思い出す。ビーチに集まった欲深い人間たちのせいでボーシヤが壊れていくのに耐えきれず、歌舞伎町のゲームの後でアグニはもう終わりにしようと話す。ボーシヤは銃を向けてくるが、逆にアグニが撃ち返した。ボーシヤの弾倉はカラだった。アグニは泣いた。
ロビーに人が集められ武闘派に囲まれている。アリスは殺戮を止めればゲームをクリアできると叫んだ。アグニに殴られる。ウサギは完璧にアリバイのあるアリスを攻撃するアグニが魔女ではないかと言い、彼は「俺が魔女だ」と叫んだ。
アリスはそれを否定し、「アグニは自暴自棄になってビーチの全員を殺戮したかっただけだ。友を殺した人間は目を見ればわかる」と語った。
アリスは主催者側のねじ曲がった思考回路から、魔女はモモカ自身ではないかと考える。アンがやってきて、指紋が逆手だったことから彼女の自殺だと判明。
アグニの暴走を止めるため、アサヒが「私はディーラーだ」と叫び、レーザーで撃たれて死ぬ。
生きていて皮膚のただれたニラギがロビーにマシンガンを放つ。アリスは撃たれる寸前、アグニが縦になってニラギに突進し、炎煙の中に消えて行った。
モモカの死体を火に投げ入れる。建物が燃える中ゲームクリアとなり、チシヤがハートの10を手にした。
アリスとウサギは、アサヒが持っていたスマホの動画から、彼女がモモカと南青山駅の地下施設にあるゲームディーラーの手伝いをしていたことが判明。株式市場のような一室に、プレイヤーを殺しを画策してビザを獲得している人たちの姿が映っていた。
アリスたちはそこへ行ってみるが、その部屋の人々は全員死んでいる。チシヤとクイナも現れ、ここの人間たちも主催者ではないとわかる。
巨大モニターにミラの姿が映り、明日の正午から絵札を賭けた戦いが始まると大はしゃぎした。
今際の国のアリス シーズン1完結
エピソード8感想
アグニがボーシヤを変えたメンバーたちを復讐と称して皆殺し!ってゆう筋書きはどうかと思う。いくらボーシヤがビーチの運営で歪んでしまったからって、感情的に大虐殺までしないだろ。
ただ、アグニとボーシヤの粋(いき)な殺し合いは感動した。目立たない幹部・ミラ(仲里依紗)が黒幕というオチもよかった!
あとは、なんでアサヒは自分のスマホを没収されないで持っていたのかちょっと謎。
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Netflixの人気作品のあらすじネタバレや考察・解説記事
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