映画『消えない罪』ネタバレあらすじ感想!ひどいラストオチ考察・つまらない理由酷評・キャスト解説 Netflix

  • 2022年12月14日

Netflix映画『消えない罪』は、サンドラ・ブロック演じる警官殺しで20年服役した女性が出所後、生き別れた最愛の妹に逢おうとする物語。

CineMag
ストーリーはなかなか緻密なものの、ラストで悪い意味でのどんでん返しが待ち受けるかなり微妙な作品でした。

ぶっちゃけ感想・酷評つまらない理由考察ストーリー結末ネタバレあらすじ解説を知りたい人向けに記事をまとめました。

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです)

Netflix映画『消えない罪』の評判アンケート結果

Netflix映画『消えない罪』キャスト・作品情報

公開・制作国・上映時間:2021/12/10・アメリカ・114分
原題:The Unforgivable
監督:ノラ・フィングシャイト
脚本ピーター・クレイグ(『トップガン マーヴェリック』)
撮影:ギレルモ・ナヴァロ(『パンズ・ラビリンス』)
編集:ジョン・ウォーカー(『DUNE/デューン 砂の惑星』)
音楽:ハンス・ジマー(『ダークナイト』『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』)

手がけた映画から見てもわかるように、スタッフには世界の超一流が集結(しかし、ラストのせいで微妙な作品に…)!

ルース・スレイター|サンドラ・ブロック

ルース・スレイター役を演じる女優サンドラ・ブロック

ルース・レイターは警官殺しで20年服役して出所した女性。

母が歳の離れた妹ケイティを産んでから死んでしまったので、ルースが妹を育てました。

女優サンドラ・ブロックは、『しあわせの隠れ場所』でアカデミー主演女優賞を獲得した大御所!『ゼロ・グラビティ』、Netflx『バードボックス』や『オーシャンズ8』で有名です。

本作では主演だけでなく製作まで担当。

ジョン・イングラム|ヴィンセント・ドノフリオ

ジョン・イングラム役のヴィンセント・ドノフリオ

ジョンは、ルースとケイティが20年前に住んでいた家を買って家族で住んでいる弁護士。

ルースから相談を受け、妹を探す手伝いをする。

俳優ヴィンセント・ドノフリオ代表作『フルメタルジャケット』『LAW & ORDER:クリミナル・インテント』

リズ・イングラム|ヴィオラ・デイヴィス

リズ・イングラム役の女優ヴィオラ・デイヴィス

リズはジョンの妻。ルースが家に来ることに猛反対している。

ヴィオラ・デイヴィスはDC映画『スーサイドスクワッド』シリーズや、チャドウィック・ボーズマン主演のNetflix映画『マ・レイニーのブラックボトム』で知られる。

ブレイク|ジョン・バーンサル

ブレイク役の俳優ジョン・バーンサル

ブレイクは、ルースが出所後に働いている魚工場に勤める男性。ルースのことが気になる。

俳優ジョン・バーンサルは、『ウォーキング・デッド』のシェーン・ウォルシュ役でブレイク。Marvelドラマ『パニッシャー』主演。アンジェリーナ・ジョリー主演の映画『モンタナの目撃者』などで知られる。

ネタバレなし感想・見どころ・あらすじ

あらすじ:警官殺しで服役したルースは、20年の刑期を終え模範囚として仮釈放されます。一緒に暮らしていた当時5歳だった妹・ケイティの生活が気がかりでした。実社会に出るとルースは元殺人犯だということでうとまれます…。

登場キャラの行動原理までしっかり描かれているなど、脚本の巧みさは随所で感じられます。

犯罪者が社会復帰で当たる壁もシリアスに描いているでしょう。

CineMag
ただ、ラストの結末が「これでいいのっ?」と肩透かしを喰らう印象。おすすめはできません…。
おすすめ度 60%
ヒューマンドラマ 68%
ストーリー 72%
IMDb(海外レビューサイト) 7.2(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) 批評家39% 一般82%

※以下、『消えない罪』のストーリーネタバレありなので注意してください!

映画『消えない罪』ネタバレ感想・酷評・考察

素晴らしいテーマがラストで消滅

Netflix映画『消えない罪』のサンドラ・ブロック

Netflixオリジナル映画『消えない罪』の評価は73点。
脚本・ストーリーはかなり練られており、サンドラ・ブロックやヴィオラ・デイヴィスの真に迫る演技も楽しめましたが、ラスト結末でメッセージ性が完全に損なわれた!と感じました。
「殺人という許されない過ちは許せるのか?」のような、答えが出せない深い問題提起の映画かと思いきや、実際はルースでなくケイティが保安官を射殺していたことで、終盤まで視聴者側が感じていたこのテーマがキレイに消えてなくなります
CineMag
結末のサスペンス的な意外性は評価できますが、その分社会派ヒューマンドラマ要素どこへいった!?と心の中で叫びましたねー。

「いくらなんでも、警官殺しは容認できない。だけどこういう人たちの出所後の葛藤って壮絶だろうな。でも罪は許せない…」と、良い意味で見ている側がずっと自問自答させられている状態にも関わらず、犯行自体がルースの罪じゃないと判明してメッセージが一気に矮小化

せめて「保安官を殺したのには、仕方のない理由が…」くらいにするべきだったと思います。

邦題の『消えない罪』も英題『The Unforgivable(許されないもの)』もミスリードですね…。

消えない罪…って、罪は最初からないじゃないですか!

主人公が完全に無罪だったオチにするなら、がっつりサスペンス・ミステリーのジャンルに舵を切った方が良かったでしょう。

CineMag
重厚なヒューマンドラマと見せかけて、幼い妹の罪を被った普通のいい話になってしまいました。

良かった点

一応は良かった点もあり、ケイティの義妹エミリーがルースからの手紙を発見して読んで泣くシーンは秀逸。

エミリーからすると、ルースがケイティを思う気持ちと、自分も姉ケイティにこんなふうに大切に想われているという感情が交錯する素晴らしいシーンだったと思います。

あとは、ルースに父を殺されたと思っていたスティーヴが、妻と兄の不倫への怒りから一気に復讐を決断する流れも、人物の行動原理がしっかり描写されていて丁寧だと感じました。

考察:そもそも5歳児は罪を問われるの?

話は変わって1番残念なポイントというか、元も子もないことを言いますが警官を殺したケイティは当時5歳だったので、普通は“事故”になるのでは!?

CineMag
責任以前に、5歳児に判断能力ないですよね?罪ではなく保護者ルースの監督不行き届きで終わる気がします。

姉ルースの、ケイティに人を殺してしまった罪を背負って欲しくない気持ちはわかります。

ただケイティの記憶は曖昧ですし、生き別れて20年服役する決断よりもっとベターな選択があったように思えてなりません。

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