映画『フィアー・ストリートPart 3:1666』ネタバレあらすじ解説
1666年:サラ・フィアーの悲劇
※()の中はPart 1 Part 2でのキャラクター名です。
右手を死体に置いたディーナの意識は1666年に飛び、サラ・フィアーに乗り移っていました。
サラが暮らしているのは家が10軒以下の小さな集落。弟のヘンリー(未来ではジョシュ)と父ジョージと暮らしています。
通りにはリジー(ケイト)、アイザック(サイモン)など友人たちの姿がありました。
コンスタンス(ジギー)とアビゲイル(シンディ)も姉妹同士です…。
ある夜、サラとリジーとミラー牧師の娘・ハンナは、森の中に住み魔女だと言われる未亡人・メアリーの家からドラッグ代わりのベリーを盗み、若者たちが集まる焚き火での飲み会に参加。
サラはドラッグでいい気分になりハンナを連れて森の岩陰へ行き、お互い好きな気持ちが抑えられず、キスして愛撫しあいます。
しかし物音が聞こえ、2人は何者かに目撃されてしまったと恐れて家に帰りました。
翌日、おかしな発言ばかりするマッド・トーマス(トミー)が、サラとハンナがふしだらな関係にあると噂して回ります。
敬虔なキリスト教の村のため2人の関係は許されるものではなく、証拠が上がれば縛り首です。
そんな中、サラが飼っていた豚が子豚を喰い殺し、さらに飼い犬メリー・ボーイが村の井戸から死体で発見されました。
村の食料は腐り、人々は罰が下っているとパニックになります。
ハンナの父で牧師のサイラス・ミラーは正気を失い、村の子供たちを集会所に閉じ込めました。
ソロモン・グッド(ニック・グッド)が集会所のドアを蹴破ると、床に大量の目玉が落ちています。
コンスタンスやヘンリーら子供たちが、みんな目をくり抜かれて死亡ていました。
姉のサラやアビゲイルはパニックになります。
ソロモンはサラに襲いかかったサイラスを農具で刺し殺します。サイラスは自分の目もくり抜いていました。
村人たちは集会を開き、悪魔と契約した人物を探さなければならないと話し合います。
ハンナにフラれた青年ケイレブが「サラとハンナが森で悪魔と交わっているのを見た」と嘘の証言をしたため、村人は暴徒と化してハンナを捕まえて暴行を加え縛ります。
サラは一旦逃げたあと、ハンナのもとへ戻り「魔女になるしか助かる方法はない」と言いました。
魔女と呼ばれるメアリーの家に行きますが、彼女は死んでおり呪文の書も盗まれています。
サラは村はずれに住んでいるソロモンに助けを求めました。彼はいつも味方をしてくれるのです。
村人たちがやって来たのでサラは家の奥へ逃げ、ソロモンが彼らを追い返します。
サラは家の奥に地下への扉を見つけ、入っていきます。
石の部屋の床には悪魔の紋様と黒ヤギのクビがあり、儀式が行われたあとでした。
ソロモンがやってきます。彼は自分の一族の繁栄のために村を生贄にする契約を悪魔と結んだのです。
石板にはサイラス・ミラーの名前が書かれていました。
サラは洞窟の奥へと逃げますがソロモンに追われ、ナイフで右手首を半分以上切られ、さらに引きちぎられて泣き叫びます。
サラはソロモンを突き飛ばして洞窟から村の集会場へと出ました。しかしソロモンに捕まり、魔女扱いされてしまいます。
朝方、サラとハンナは木の下に連れていかれ縛り首になろうとしています。
サラはハンナをかばうため「私が魔女で、全て私がやったことだ」と嘘の自白をしました。
ハンナは解放されます。
サラはソロモンに恨みを述べたあと、縛り首にされて死亡。
ハンナはサラの死を悲しみ、リジー、アイザック、アビゲイルと死体を掘り返して他の場所にちゃんと埋葬し直しました。
1994年:Part 2
サラの悲劇を知ったディーナはパトカーの音を聞きます。グッド保安官です。
ディーナはジョシュに「ニック・グッドの祖先・ソロモンが悪魔と契約して以来、一族の長男は繁栄のために洞窟での魔術で定期的に殺人鬼を生み出し、シェイディサイドの人々を生贄に捧げている」と話します。
ディーナたちはグッド保安官の隙をついてパトカーで逃げ、ジギーと合流してグッドの殺害を決意しました。
ジョシュの案で、モール管理エンジニアのマーティン・フランクリンに助けを求めます。
マーティンはモールのシャッターが素早く閉められると言い、ディーナたちは殺人鬼を一旦閉じ込めてからやって来たニック・グッドを殺す作戦に出ます。
殺人鬼に狙われているディーナの血をバケツで薄めて蛍光塗料を混ぜ、その液体を水鉄砲に入れて道筋を作りました。
ペストマスクを被った大柄のアイザック・ミルトン、牛乳配達員ハリー・ルーカー、ナイトウィング、骸骨マスクの4名がやってきて、血の臭いのする蛍光の道筋に誘き寄せられます。
ジョシュたちはシャッターを閉めて彼らを閉じ込めることに成功。
そこへ、ニック・グッドがやってきました。
ジギーがニックにバケツで血入りの蛍光塗料をぶっかけます。
ジョシュたちがシャッターを開けると、殺人鬼ハリーが血の臭いのするニックに襲いかかりました。
ニックは逃げてモールの奥から地下洞窟へ入り、ディーナが追います。
ジギーらは水鉄砲で血の混ざった蛍光液を殺人鬼たちにかけます。
すると彼らは殺し合いを始め、お互いに体を引き裂きあい倒れました。
しかし、子供殺人鬼ビリー・バーカーとルビー・レーンに襲われ、ジョシュは腕をへし折られます。
一方、逃げ出したサムが洞窟に入ってきて、黒い巨大心臓の部屋でディーナに襲いかかります。
ディーナは彼女を突き飛ばして気絶させますが、ニックが目の前に迫っていました。
ディーナは腹部を刺されますが、本でガードしていたため無傷。ニックの手を黒い巨大心臓に触れさせました。
ニックの頭に今までの殺人事件や犠牲者の映像が流れパニックに。ディーナはその隙に彼の右目をナイフで刺して殺しました。
その瞬間、モールの殺人鬼たちは消滅します。
数週間後、シェイディサイドに平和が訪れ、逆にサニーヴェイルは没落しかけていました。
ニック・グッドが殺人事件の真犯人だった報道されます。
ジギーはメアリー(ルビーの母)に、彼女のノートを返しました。
ディーナとサムは、サラ・フィアーの死体が埋まっている場所に、“シェイディサイドの母サラ・フィアー”と刻みます。
モールの地下の洞窟から、グッド保安官が使っていた魔術の本が盗まれていました…。
最後まとめ
Netflix『フィアー・ストリートPart 3:1666』は、呪われた街シェイディサイドでの1666年の悲劇と1994年の戦いを両方楽しめた傑作ホラーでした。
スリルあり、謎あり、演出やアイデアが詰まったホラーシリーズをこれからもNetflixで作り続けて欲しいですね!
映画『フィアー・ストリートPart 3:1666』感想・評価レビュー終わり。
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