映画『クワイエット・プレイス:DAY 1』ネタバレラスト解説,良い点とマンネリ感想評価

  • 2024年6月28日

映画『クワイエット・プレイス:DAY 1』。シリーズの前日譚でありスピンオフ!クワイエットプレイス3ですね。

シネマグ
パニックアクションはもちろん、ヒューマンドラマとしても楽しめる!映画館でペンを落として思わずドキッとしました(笑)。

作品情報・キャスト

物語ネタバレあらすじ・ラスト結末解説

視聴してのぶっちゃけ感想・評価(ネタバレあり)

これらの情報を知りたい人向けにわかりやすくレビューしていきます!

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)

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映画『クワイエット・プレイス:DAY 1』面白かった!?(投票どうぞ)

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映画『クワイエット・プレイス:DAY 1』作品情報

公開:2024年6月28日
制作国アメリカ
上映時間99分
原題:『 Quiet Place: Day One』
ジャンルホラー・アクション・SF
年齢制限:G(制限なし)
監督・脚本: マイケル・サルノスキ
製作 ジョン・クラシンスキー/マイケル・ベイ/アンドリュー・フォーム
前作のレビュー

映画『クワイエットプレイス2/破られた沈黙』は、音を立てたらモンスターに襲われて即死!緊張感で神経がやられそうになる傑作パニックスリラー! 前作にも増して完成度が高くハラハラドキドキで、ビクっ!と驚いてしまう瞬間が何度もありなかなか楽[…]

クワイエットプレイス2

『クワイエット・プレイス:DAY 1』キャスト

癌で死を待つ主人公・サミラを演じるのはルピタ・ニョンゴ。ホラー映画『Us/アス』や『スターウォーズ新3部作』、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で知られています。

エリック役のジョセフ・クインは『ストレンジャーシングス4』のエディ役で有名。なんとも言えない表情は彼にしか出せません。

アレックス・ウルフはホスピスのスタッフ・ルーベン役で出演。『ヘレディタリー/継承』『オールド/OLD』の人ですね。

ジャイモン・フンスーは『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』の前日譚的にちょこっと登場。『REBEL MOON: パート1 炎の子』などにも出演していました。

『クワイエット・プレイス:DAY 1』あらすじ

癌で余命わずかのサミラ(ルピタ・ニョンゴ)は、ニューヨーク郊外にある死を待つ施設・ホスピスで暮らしていた。

ある日、ホスピスのメンバーはマンハッタンへ人形劇を見に行く。しかし帰りのバスに乗り込む前に謎の怪物が隕石とともに空から襲来。

音を立てた人々が次々に怪物に襲われ、街は大パニックに。

軍によってマンハッタンの橋が爆破される。怪物は泳げないからマンハッタンで食い止めようとしたのだ。

ヘリコプターから放送があり、「取り残された人々は南から船に乗れる」とのことだった。

しかしサミラは、介助猫のフロドと一緒に最後に食べたかったピザ屋さん、パッツィへ向かう。道中でエリックという男性と出会う。どう行動していいかわからないエリックはサミラについていくことにした。

ネタバレなしの感想はコチラ

※以下、『クワイエット・プレイス:DAY 1』のストーリーネタバレありなので注意してください!

『クワイエット・プレイス:DAY 1』ネタバレラスト結末解説

サミラはエリックを自分が昔住んでいたアパートへ連れてくる。雷雨で音を出しても大丈夫だったので、2人は泣き叫んだ。

エリックはサミラが以前は詩人だったと知り、死が刻々と迫ることを綴った詩を読んで感銘を受けた。

サミラは猫のフロドを連れてエリックを置いていこうとする。しかしエリックはついてきた。

たくさんの怪物が現れ、2人は地下へ逃げる。怪物に追われたが、水路を泳いでなんとか逃げ切ることに成功。

サミラたちは教会についた。薬が切れたサミラを激痛が襲う。エリックが命懸けで薬を外から取ってきた。

ついにサミラが来たかったピザ屋・パッツィに到着。しかしその店は破壊されていた。サミラは落ち込む。

その隣の店は、サミラの父が生前ピアノを演奏していたジャズクラブだった。エリックが他の店のピザを持ってくる。2人はジャズクラブのステージに立ち、生きていることを実感した。

サミラは、猫のフロドと自分が着ている黄色い上着をエリックに託す。人々が乗った船が見える。しかし海岸にはモンスターたちがたくさんいた。

サミラは車の警報ベルの音で怪物たちを引きつける。

エリックは走って海に飛び込み、船に乗った男(ジャイモン・フンスー)に助けられた。

その後、サミラは大好きな曲をラジカセで流す。怪物が襲ってきた。

『クワイエット・プレイス:DAY 1』ネタバレ感想・考察

『クワイエット・プレイス:DAY 1』の評価は65点。

ハラハラドキドキもありつつ、感動の物語でしたね。

サミラは近い将来死は避けられません。しかしそんな彼女がエリックに生きる強さ教えます。

そしてエリックは、最後にピザを食べたいというサミラに希望のようなものを見い出します。彼女の願いを叶えてあげたい想いは、もはや理屈ではありません。そこが本作の素晴らしいところでした。

何を考えているかよくわからないエリックが恐怖を克服していく姿に感動しましたね。エリック役はジョセフ・クインじゃないと成立しなかったと思います。

サミラとエリックの理屈抜きの関係に心をうたれます。(昨今のなんでも口で説明しちゃうコンテンツとはえらい違いです)

音を立てたら即即死!2人がしゃべらないからこそ、動きや仕草から言葉を超えた感情が伝わってきました

音を立ててはいけない終末世界が到来したからこそ、サミラは人生の最後を輝かせることができました。父との思い出のジャズクラブへ行くこともできました。彼女にとってはホスピスで死を待つよりも良い幕引きだったのかもしれません。

あと猫のフロドも良かったです。鳴かないのが不思議でしたが、きっとお利口なんでしょう。それに野生の勘で鳴いたら死ぬ…と察していたのだと思います。

難点としては、第1作目のエミリー・ブラントの出産シーンを超えるような衝撃的なシーンがなかったこと。2作目のようにいつ泣き出すかわからない赤ちゃんを守りながら過ごす難易度の高さもなかったです。

怪物は結構グロテスクに描かれており、いきなり襲ってくるジャンプスケアはもちろん怖かったですが、1作目・2作目で何度も味わっているので、なんか同じパターンだな…とも感じてしまいました。

ヒューマンドラマとしては優れていましたが、サバイバルアクションとしては、良くも悪くも期待通りな作品だったと思います。

世界観 80%
ストーリー 75%
IMDb(海外レビューサイト) 6.8(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) 批評家 85%
一般の視聴者 %

ここまで読んでいただきありがとうございます。『クワイエット・プレイス:DAY 1』レビュー終わり!

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