『ウォーキング・デッド/ワールド・ビヨンド』1話〜最終回10話がAmazon Prime Video(アマプラ)で独占配信中。
この記事では、
- 1話〜最終回10話のストーリーのあらすじネタバレ
- 各話の感想や解説・考察
- ワールドビヨンドに出てくる共同体の謎
を紹介!
アポカリプトな世界になったときに幼かった第一世代の活躍を描く!world beyond(ワールドビヨンド)は日本語で“来世”という意味。
果たして彼らは新天地に到達できるのか?
(ワールドビヨンド 登場人物などを知りたい方はこちらの記事へどうぞ↓)
ウォーキング・デッド/ワールド・ビヨンド放送日10月2日に決定/最新情報!スピンオフの登場人物/キャスト,ストーリー解説! – CineMag☆映画や海外ドラマを斬る!
ワールド・ビヨンド第1話「勇敢」あらすじネタバレ
(原題:Brave)
モニュメント高校の生徒会長アイリスが明日の夜、記念日モニュメントでーの前夜祭でC-12倉庫でパーティーをやるとサイラスに話しかける。
アイリスの義妹のホープは、バスのトランクにこっそり乗り込む。バスはコミュニティ同士の交流地点へ向かうために出発。ホープはバスを降りて母カリ・ベネットの墓参りをした。
三重丸のマークをつけたヘリが来る。市民共同体軍中佐のクーブリックが出てきた。キャンパスコミュ二ティの警備隊員フェリックスとハックが挨拶をする。ポートランド、オマハで共同体の盟約を結んでいたのだ。
キャンパスに帰るとホープが、パパは共同体に捕らわれているとアイリスに主張する。
FAXで“身の安全の保証なし”というパパからのメッセージが夜中に届いていた。
病気のケイ先生のところへ行き、アイリスは死人に囲まれる夢をみると相談。妹のホープに負い目を打ち明けろと言われた。
ホープは150km離れた街に行きたいと考える。一方、アイリスはパパからのメッセージを見つけて驚いた。
ホープたちの兄貴分フェリックスは、エンプティ(ゾンビ)にスプレーでカラーをつけている。彼は警備隊リーダーのウィルがいなくなって寂しいと、ハックに語った。
夜クーブリックがアイリスとホープの前に来て、ニューヨークの研究施設にいると言い、暗号化された地図を渡した。
次の日またメッセージが。“もうダメかもしれない愛している”と書いてあった。アイリスがケイ先生のところに行くと、死んでエンプティになっていた。
スピーチになりアイリスは、クーブリックを信頼していないと言い放った。アイリスはホープにパパを助けに行こうと言う。
ホープはママが死ぬ瞬間を思い出していた。妊婦がトラックに乗ろうとママを撃ち、死亡。ホープが妊婦を勢いで射殺してしまったのだ。
2人は1800km離れたニューヨークへ行くことを決意。エルトンとサイラスも一緒に旅に出発。
エルトンは道路で、自分が過去に無くしたトリケラトプスのツノを発見。彼のママは妊婦だったが、混乱当時に離れ離れになったという。
フェリックスはいなくなったホープたちに気がつき、ハックを連れてすぐに探しに出かけた。
翌日、キャンパスコロニーはクーブリックの軍に壊滅させられた。建物は破壊され、エンプティが辺りに転がっている。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第1話考察,感想 評価
第1話としてはかなり見応えがあったと思う。ホープとアイリスは、マギーとベスの関係と同じ、義理の姉妹だという設定が面白い。ベスのように悲惨な運命にならなければいいけど…。
このキャンパスコロニーには9671人。そしてホープたちが旅だった次の日に、いきなり同盟を組んでいたクーブリックの軍に全滅させられるという超悲惨な展開。映画『スタンド・バイ・ミー』のような青春物語が、凄惨な現実と対比されているところが素晴らしい!
そしてゾンビのことはウォーカーではなく、エンプティと呼ぶようだ。“魂や思考がなく、空っぽ”という意味だろう。
そしてホープが幼い頃に殺したのは友達エルトンの母親だった。これからの人間関係の亀裂がヤバそう!第2話が楽しみ!
ワールド・ビヨンド第2話「血みどろの炎」あらすじネタバレ
(原題:The Blaze of Gory)
アイリスはエンプティを倒そうとするが、うまくいかない。下に落としてやっと倒した。頭を突き刺そうとするが、嘔吐してしまう。ホープやアイリスたちは生まれ故郷を通った。
フェリックスとハックもホープたちを追いかけて東に進む。フェリックスは世界がこうなったときの夜を思い出していた。ゲイだとバレて家から追い出された彼は、家に戻るが、それでも開けてもらえなかった。
フェリックスはハックが寝ている間に一人で起きて抜け出し、エンプティになっていた両親にトドメを刺す。
一方ホープは、ボーリング玉を拾ってビッグモーと名前をつけて遊び出していた。
アイリスは、流血の炎というタイヤが燃え続けている場所から昇る煙を眺めている。回り道をしないために、とりあえずそこに行くメンバー。途中で、顔が蜂の巣になたエンプティを見つけて慌てて走り去った。
エルトンはツリーハウスを見つけ、そこに泊まることに。しかしさっきのエンプティが追ってきた。ボーリング玉を落とすが死なない。
ホープは夜中にこっそり起きて、そのエンプティを溝に突き落とした。
流血の炎という場所に着くと巨大な煙の中にウォーカーがうごめいている。
エルトンはエンドリング(種の最後の生き残り)の話をホープにして、自分たちをそれに例えた。ホープはこっそりフェリックスへのメッセージを残す。
アイリスを先頭に4人は東へ進む。煙と土埃であたりが見えない中、勘を頼りに歩いていたが、エンプティに囲まれてしまった。全員で突き飛ばしてなんとか突破。しかし先は長く、エンプティの注意を引き付けるためにホープは一人でサイレンの方へ向かっていく。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第2話の考察と感想
いくら回り道をしたくないといっても、タイヤがたくさん燃えている地帯に足を踏み入れるのはアホすぎる。エンプティじゃなくて煙にやられて死ぬだろ!
まあ、絵的にはかっこいいけどね。
小さい頃にホープが妊婦(エルトンの母親)を殺したことで、自暴自棄になっていることがわかってきた。彼女は、いつ死んでもいいと感じているのかもしれない。
あと、フェリックスの過去でわかったけど、ウォーキング・デッドワールドビヨンドは、家族や親と一緒に過ごせなかった若い世代の葛藤がテーマなのだと思う。
ホープやアイリスも、エルトンもそうだ。親子で考え方が大きく異なる現代社会に根差した方向性だ。
ワールド・ビヨンド第3話「虎と子羊」あらすじネタバレ
サイラスの回想
キャンパスコロニーに来る前、オマハにいるサイラスは誰かの首を力一杯に締めている。血まみれの手で取り押さえられ、車で運ばれた。おじさんが後見人となり、この共同体に連れてこられた。
ホープの独断
ホープは、サイレンを鳴らすからその間に逃げろ無線を入れる。
アイリスは危険だからやめというが、ホープは聞かない。彼女の作戦に沿ってアイリスたちはオフィスへ向かう。サイラスの前にエンプティが現れるが、過去のトラウマがフラッシュバックして殺せなかった。
アイリスやエルトンがオフィスに着くと、奥の扉からフェリックスとハックが出てきた。フェリックスはホープの居場所を教えろと言う。
工場の屋上に登ったホープは、サイレンのレバーを回そうとするが折れる。なんとか棒で装置を回転させ、サイレンを鳴らした。
その間にアイリスやフェリックスたちはダッシュ。
ホープは地上に降りたが、足をくじく。アイリスたちのもとへ向かい、エンプティに阻まれるが、なんとか倒した。
全員が奥までたどり着くがフェンスが倒れそうになり、サイラスが支えてなんとか“流血の炎”地帯から脱出できた。
一行は、川の桟橋につき、そこで食事をとる。フェリックスがオマハに行って、そこからキャンパスへ戻ろうと言うが、ホープは一緒に来てほしいと聞かない。フェリックスたちは、説得できるまで旅についていくことにする。
ホープはアイリスと2人になり、「ママが死んだのは、妊婦を驚かせた私のせいだ。銃が暴発して、その妊婦を殺してしまった」と告白。アイリスは、そのとき私たちはまだ子どもだったと言って慰めた。
エルトンは、亡き母が残した原稿を完成させたいと大事に持っている。
クーブリックとバーカ
クーブリック中佐の部屋に、部下のバーカがやってくる。そして自分たちの軍がとった行動が頭から離れないと相談した。クーブリックはキャンパスコロニーがいずれ脅威になったと説明。バーカは健康回復施設に再拘留となった。バーカは全て虚構だと叫びながら拘束される。
クーブリックは1人で涙を流した。
ワールドビヨンド第3話の考察と感想,評価
第3話は、サイレン鳴らして煙地帯から逃げただけなので、はっきりいってつまらなかった。
母の死について、ホープはもう少し引っ張ってからアイリスに話た方がドラマティックになったと思う。サイラスの秘密を先に描くべきだった。
あとクーブリックたちは、20万人を守っていると言ってるけど、何がしたいのか?キャンパスコロニーを皆殺しにしておいてしっかりした理由がなかったら致命的だ。
ワールド・ビヨンド第4話「逆さの照れスコープ」あらすじネタバレ
アイリスたちがオマハに行こうとしないので、フェリックスはエルトンから説得しようとする。そんなとき、一行は廃れた高校を見つけて中に入った。2人ずつに別れて物資を探すことに。
ハックと行動しているホープは、アイリスと一緒に養子に迎えられたときのことを、父・レオポルドと話していたときを回想。そんな中、奥で大きな犬がうなっているのを発見。どうにか通り過ぎて、食料庫に到着した。
フェリックスとエルトンは引き摺られた血の跡を見つける。途中で、フェリックスはエルトンに、キャンパスに戻った方がいいと話し、アイリスたちを説得してくれと頼む。
血の跡を辿っていくと、教室に大量のエンプティの死体を発見。何者かがいるとわかり、アイリスたちがいる体育館へ向かった。
アイリスとサイラスは体育館でソーダを飲みながらダンスを踊る。そこから出ると、エンプティに遭遇。サイラスは1体をヤリで殺すが、過去のトラウマスイッチが入ってしまい。2体目のエンプティに馬乗りになって何度も殴る。エルトンがやってきて止めに入るが、彼を吹っ飛ばしてしまった。フェリックスが彼をやっと止める。
サイラスは「僕が父親を殺したと思う?」とアイリスに問いかけた。彼女は今はお互いに支え合っているから関係ないと言う。
エルトンはみんなの集合写真を撮った。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第4話 解説と感想
ホープだけでなくアイリスも一緒に、ベネット家の養子になったのだと判明。さらに養子になる前から2人はいつも一緒にいたようだ。
そしてサイラスに過去の実父を殺していた疑惑が浮上。サイラスの言い方だと、本当に父親を殺していたけど、それなりに理由がある印象だ。
4話の感想だが、廃墟の高校で何も劇的な展開がなかったので、今回も退屈だった。サイラスが発煙筒を使い出したので、ウォーキング・デッド5-11話の信号弾の様な派手な演出が観られるかと思ったが、それもなかった…残念。
ワールド・ビヨンド第5話「マッドマン、川を渡る」あらすじネタバレ
夜、フェリックスはエルトンにアイリスたちを説得してくれと頼む。
一行は、ミシシッピ川に着き、壊れたボートを直すことにする。
エルトンは研究者のパパの化石を見ながら、ママの膨らんだお腹を触って、妹のエメラルダがもうすぐ生まれてくると感じていたことを思い出していた。しかし世界の破滅が訪れ、パパは恐竜のツノをくれて、逃げ道を探しに出て行き、外に出ると頭を撃ち抜かれた死体になっていた。
みんなは倉庫でエアコンを見つけ、パーツでエンジンを直す作業をはじめた。
ホープはエルトンが説得されていると知って、彼とフェリックスに怒りをぶちまける。
ハックはミズーリ川でオマハの警備隊に救助されたことをホープに話し、この旅があなたを強くするかもと語った。
エンジンが動かず、動力として倉庫の可燃性のマニキュアを使うことになり、エルトンとサイラスが運ぼうとするが、雷雲がこちらに向かってきて、急いで戻った。
アイリスとフェリックスは近くの“ダイリキタウン”にやってきた。雷が落ちて扉が空き、エンプティがたくさん出てくる。フェリックスがピアノ線を木の間に巻きつけどうにか対処するが、数が多すぎる。
マニキュアをタンクに入れるが、エンジンのベルトが切れる。エルトンがボートのベルトをつなぎ、ボートを全員で押して川に発進させた。
対岸につき、フェリックスはレオとウィルを連れ戻すために先に進むことに決意。
ハックは、一人チームを離れて周辺の偵察に行った。
エルトンは死んだ家族のことを思い出し、涙を流しながらも、母の未完の小説を書き足して行った。ホープが横に座り、エルトンは変われると信じはじめる。
ホープはエルトンの本に挟まっている彼の母親の写真を見て、自分が幼い頃に撃ち殺した人物だと知って愕然とする。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第5話 解説と考察
とうとうホープがエルトンの母親を殺したのは自分だったと気づいた。これで、ちょっと退屈な青春物語に終止符が打たれるかもしれない。
ゾンビが出てくる中で青春を貫こうとしてるテーマはいいんだけど、まだうまく釣り合っていない感じ。
ただ、フェリックスがピアノ線を使ってくれたのはうれしかった。ウォーキング・デッドのシーズン1からずっとゾンビ対策にピアノ線を使うことを考えていたので。
ワールド・ビヨンド第6話「影絵」あらすじネタバレ
ホープたちの前に青年・パーシーが現れ脅してくるが、フェリックスが後ろから銃を向け彼を取り押さえた。彼はマイクとトニーという人物に数日前に騙されて荷物を取られたらしい。アイリスはパーシーに食料を与える。
パーシーは廃墟にいるマイクたちから大切な荷物を奪い返してやると言う。以前バイソンの群れを見たと世間話をしはじめるがホープは矛盾を指摘し、彼はトラックを奪い返したいのだと判明。アイリスはトラックで目的地に行こうと提案した。
次の日、アイリスたちはパーシーを連れて出発する。
廃町につくと、走っていた大型のトラックが停車した。フェリックスとパーシーがトラックに忍び寄ると、中でトニーが頭を撃たれて死んでいる。
パーシーは鍵を取り戻すと言って廃墟の中へ、フェリックスを先頭にホープとエルトンも後を追い、廃墟を探索。
フェリックスとパーシーはマイクを挟み撃ちにしようと回り込んだ。待ってろと言われたアイリスは我慢できず、パーシーと合流。2階に行くと、マイクの上着から鍵を手に入れる。
アイリスは鍵を持って階段を降りるが、残って荷物を物色すると言ったパーシーの方から銃声が聞こえた。
トニーは死んでおらず、サイラスの隙をついて荷物を盗み、トラックを動かす。アイリスは逃げるパーシーを追いかけようとするが大きなダストボックスに落ち、エンプティに襲われそうなところをフェリックスに助けられる。
エンプティの群れがやってきて窮地に陥るが、パーシーのトラックが戻ってきて、一行は乗り込んだ。
トニー・デルマドはパーシーの甥で、元マジシャンらしい。パーシーは銃声を聞いて逃げなかったアイリスを見て感動し、助けに戻ったと話した。
ホープはエルトンに彼の母の原稿を借りる。
トニーは、トラックは共同体が使っていたものだと話す。そして夜、影絵の物語を披露してみんなを喜ばせた。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第6話 解説・感想
パーシーを騙したのは、本家TWDシーズン2第8話に出てくるトニーのことかと一瞬考えてしまった(そもそもずっと昔にリックに撃ち殺されている)。
死んだフリをしていたトニーだけど、相手が用心深いやつならエンプティにならないように死体の頭をナイフで突き刺すと思うので、そのリスクは考えていなかったのか?ちょっと気になった。
ちょっと今さらだけど、エルトンが原稿を書いているは、フィアー・ザ・ウォーキング・デッド5のウェスと設定が似ていると感じた。
ワールド・ビヨンド第7話「真実か挑戦か」あらすじネタバレ
偵察に出ていたハックは目を覚まして行動を開始。そこへフェリックスたちがトラックでやってきた。ハックはこのまま脇道を進むのがいいと言った。
トニーは共同体の地図を広げ、ライトを当てて燃料補給の場所を見せる。アイリスは仕掛けを見破り、地図上で父レオ・ベネットがいる研究施設の場所を突き止めた。そのあと、みんなパーシーの酒で酔っ払う。
フェリックスはトニーと酒を飲みながら、レオ博士とウィルを探していると旅の経緯を説明。
ハックは軍で顔に怪我をしたボーイフレンドとの会話を思い出す。
任務でエンプティを倒し、生存者を助けようとしていると停電。赤外線で探査する。体温が低いエンプティを撃っていった。その後、軍上層部からサンセット・プロトコルが発動され、人間とエンプティの区別をつけず射殺しなければならなくなる。ハックは助けた市民に銃を向ける兵士たちを射殺し、ボーイフレンドも撃ち殺した。そして罪を忘れないために、自分の顔をナイフで傷つける。
「真実か挑戦か」というゲームで、ホープは過去を聞かれて怒り、外へ行くとハックが佇んでいる。ホープは殺した妊婦はエルトンの母だったと泣きながらハックに告白。その事故を忘れないため、エルトンの母のネックレスを持っていると続けた。
一行は、燃料がある共同体の施設に到着。
フェリックスたちは燃料を見つけた。市民共同体の暗号化された資料も発見。
ハックとホープは一緒に行動していたが。ホープがいなくなる。奥で、ウォルターという足を噛まれた男性に銃で捕らえられていた。説得すると、ウォルターはホープを離して、ハックに銃を向ける。助けると言って近づいて、彼を撃ち殺した。
トニーとパーシーは、ホープたちの父親探しを手伝うことに決めた。
アイリスは夜トラックに来るようにパーシーに言われ、荷台にあるモナリザなどの絵を見て楽しむが、パーシーはいない。
部屋に戻ると顔を潰された死体があり、フェリックスたちが駆けつける、手に傷を負ったサイラスが奥にいた。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第7話 解説・考察
ハックの過去が悲惨過ぎて、それがまたよかった。軍でいくら命令を聞かないとはいえ、市民を殺すなんて最悪だろ。しかしハックは代わりに仲間を撃ち殺す凄惨な選択をする羽目に。
そして、7話の最後のシーンの死体は誰なのか?トニー?パーシー?犯人はサイラスなのか?ウォーキング・デッドワールドビヨンドがやっと面白くなってきた!
ワールド・ビヨンド第8話「空の墓場」あらすじネタバレ
サイラスは殺人を犯したと思われ、外のブランコに縛り付けられた。自分では覚えていないらしい。頭が潰れて死んでいたのはトニーだった。パーシーもいなくなっていて、川まで血痕が続いていた。
ハックがサイラスの荷物から、アイリスが昔描いたたくさんの絵を見つけて驚く。
エルトンは、サイラスをかばう発言をした。サイラスの前に行き、自分の無実を信じろと言った。
サイラスの回想
実の父親に暴力を振るわれ、ボコボコに殴った過去を思い出していた。近所のおばさんが心配してやってきたが追い返す。
倒れているはずの父がいない。2階でエンプティになっていて襲いかかってきた。母が帰ってきてそれに襲われそうになり、サイラスは素手で父エンプティの頭を床に叩きつけて破壊した。
サイラスとエルトンの新たな旅立ち
アイリスはサイラスを信じたいと言う。
サイラスの前にエンプティが現れる。助けを呼ばずにいるとホープがやってきて倒してくれた。
サイラスはそばに来たアイリスに礼を言い、父を殺したし、僕はきっとおかしいから、トニーとパーシーも殺しただろうと話した。紐は緩んでほどけていて、一人で旅に出発する。
エルトンはサイラスに加わると言う。ホープは涙を流しながらエルトンの母のネックレスを渡し、いつか私のことも許してと語った。エルトンは泣きながらそれをクビにかけ、サイラスの後を追う。
クーブリックの元に、ハックが現れる。彼女はスパイだった。アセットは無事だと話す。父の肩身の時計を受け取った。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第8話 解説・考察
サイラスみたいな本当に暴力的になる救いようのない青年にもスポットと光を当てている。現代だったら普通に施設か刑務所行きだけど、それがない世界ならどう生きるべきなのかという深いテーマが見えてきた!
サイラスがハードロックやヘヴィメタが好きの根暗なのはちょっとステレオタイプすぎるけどw
あと、まさかのハック裏切りサスペンス展開!クーブリックの部下なの?なんのためにフェリックスたちを監視しているのだろうか?気になる!トニーたちもハックが殺した可能性も浮上してきた!
ワールド・ビヨンド第9話「最も深い傷」あらすじネタバレ
ハックとクーブリック
ハックはクーブリックに、アセットの様子を聞かれ順調だと答える。そして彼女だけ連れてこいと言われた。ハックは昔出て行った父のことを思い出す。
メンバーのもとに戻ったハックはトラックを運転するが、わざとタイヤをパンクさせた。2〜3km戻ってタイヤを探そうと言う。
有刺鉄線でつながれたエンプティが現れ、メンバーは囲まれる。なんとか逃げ出すことに成功したが、ウィルは足首に裂傷を負う。
大きな建物の中に入り、ハックはアイリスにお父さんの状況はそれほど悪くないかもと話す。タイヤは探せず、残りの行程を歩くことになった。
フェリックスの回想
警備隊仲間のウィル・キャンベルと二人で、オマハから来たハックの面接をしていた。その後、恋人となったウィルと一緒に暮らしていた。ウィルがレオの護衛についていくと聞いて悲しむ。
ホープ、ハックと出発
フェリックスは障害物を乗り越えるときに足首をひねり、建物の中へ。ハック、アイリス、ホープはフェリックスを一旦その場所に残して出発することになった。
アイリスはハックが何かおかしいと勘ぐる。ホープはアイリスをフェリックスのもとに残すため、ハックと夜中に出発した。
ホープは昨夜、共同体の資料から“いかだのスパイ 移動 アセット以外の4人は不要”という暗号を解読したことを思い出していた。
エルトン、パーシーを発見
エルトンは一人で旅をしながら母のネックレスを見ていた。そして小説を引き裂く。飛んで行った紙を集めていると、血の跡を見つけ、辿っていくと怪我をしたパーシーがいる。彼はもうすぐ死ぬと言って倒れた。肩に銃で撃たれた跡がある。
エルトンはパーシーの幻覚と喋る。エンプティがやって来たが、なんとか倒した。ハックと無線が繋がるが、パーシーが目を覚まし「ハックが俺を撃った」と言った。
ウォーキング・デッドワールドビヨンド第9話 解説・考察
ハックとクーブリック中佐が親子という衝撃的な人間関係発覚。ただ、2人の目的はわからず。第10話がワールドビヨンドの最終回なのでそこで明らかになるだろう!
ワールド・ビヨンド最終回第10話「この人生で」あらすじネタバレ
別に危険じゃなかったレオ・ベネット博士
レオ・ベネット博士はアイリスやホープのことを考えながら食事を取っていた。側に座る女性・ベルショー博士とキスをする。ホープが6歳の頃にパソコンを分解して組み立てた話しをして、彼女には特別な才能があると語った。
サイラスとエルトンの再会、そして逃亡
サイラスの前にエルトンとパーシーが現れる。ハックがトニーを殺し、パーシーを撃ったと聞かされ、サイラスはアイリスたちを助けに行こうと言う。
しかし共同体の兵士がやってきて、逃げる羽目に。サイラスは自分の手を傷つけて血を流し、おとりになってエルトンとパーシーを逃した。そして共同体の兵士に捕まる。
ハック、事件の真相を語る
ホープはハックに銃を向け、共同体の人間だろと問い詰めた。エンプティが集まってくる。
それらを倒すと、ハックは「あなたの父・レオに危険なんかないし、FAXのメッセージもあなたを外に出すために私が打った」と告白。トラックで共同体の基地についたら全滅させられるから、トニーとパーシーを殺したと説明した。
ホープを追う、アイリスとフェリックス
アイリスとフェリックスは物資がある部屋を見つけ、ハックがそこを隠していたことに不信感を持つ。トラックのタイヤを直し、出発した。
ホープたちが休んでいる建物に着き、ハックはごまかそうとするがフェリックスに銃を向けられる。彼を階段から突き落とすと、二人は激しい乱闘になった。
ランプが落ちて建物に火がつく。ホープは自分の頭に銃を向け、フェリックスと戦うハックを止めた。そして父の研究を手伝わなければならないと告げる。
シーズン1完結!ホープ共同体へ
ハックとホープは先へ進み広場に着くと、ヘリでクーブリックが迎えにきた。ハックは問題ないと言うが、クーブリックはハックに他のメンバーをどうにかしないといけないと話す。
レオはアボット博士が急にいなくなったことや、ウィルたちが偵察から帰ってこないことに不信感を持っていて、ベルショー博士に協力を呼びかけた。
フェリックスとアイリスは、帰り道でウィルたちと出会う。
ワールドビヨンド最終回第10話 解説・考察・感想/アセットの正体
ウォーキング・デッドワールドビヨンドシーズン1の最終回だったけど、かなりひどい終わり方だったという感想。
ベルショー博士のひとりごとから察するに、優秀な科学者たちを集めて30年で何かを解決しないと人類が滅ぶ、それを阻止するために共同体があるとわかった。そこで、アセット(資産の意味)=知能の高いホープを共同体に引き入れたかったというのが、ワールドビヨンド シーズン1のオチ。
ただ、キャンパスコロニーを壊滅させた理由や、共同体が秘密主義な理由は次のシーズン2へ持ち越し。謎はほとんど残ったまま。多分、風呂敷を広げるだけ広げて、製作陣も答えを模索中なのだろうw
何より、ハックがトニーを殺した件については、共同体の基地にトラックだとすぐ着いてしまうからというのが理由だったが、ならトラックを故障させればよかっただけでは?と感じた
ハックは軍にいたとき市民を殺そうとする兵士たちを殺した過去があり、かなり正義感の強い人物のはず。そんな人物が任務のためにトニーを惨殺するか?ハックの人物像がチグハグだ。
あとは、ホープが特別な頭脳を持っているという設定の後づけ感がひどい。行動や言動は全然頭良さそうじゃなかったのに。。
まあ、TWDワールドビヨンドはシーズン2に期待かな…。でも評価も低いので打ち切りになりそう。