映画『嘘喰い』ネタバレあらすじ解説
(あらすじを各シーンの感想含めて書いています。)
©︎ワーナーブラザーズジャパン
3年前、斑目貘は国家を動かす巨大賭博グループ・賭郎(かけろう)の頂点に立つお屋形様・切魔創一と、トップ座と命をかけ、1時間以内に上空を飛行機が飛ぶか飛ばないかで勝負します。
敗北した斑目は、制裁として立会人・夜行に撃たれますが、命までは取られず島流しになります。
3年後、島で時間を持て余していた斑目は、島での賭博で磁石による八百長を見抜きます。
関係者から、佐田国一輝という人物がお屋形様に挑戦しようとしていると聞き、斑目は新たな決意を胸に東京に戻りました。
斑目は借金取りに追われる青年・梶隆臣と出会い、友達に。ヤクザの女親分・鞍馬蘭子が経営する賭博場でルーレットで勝って、梶に借金返済の金を作ってあげました。
梶はギャンブルの刺激が忘れられず、斑目についていくことに。
蘭子は賭博場で、佐田国一輝という人物に負けました。
斑目は賭郎の会員資格を持つ老人・九重太郎に梶を近づかせます。九重の敷地の森で、勝ったら会員資格譲渡のギャンブルをすることに。
ゲーム内容は、森の中のスナイパーから身を守って時間以内に梶の足に巻かれた時限装置を解除し、ゴールにたどり着くというもの。
斑目と梶は森でスナイパーたちの狙撃をかいくぐり、彼らを罠にはめて鍵を奪い取って時限装置を解除。
九重は斑目たちを殺すため、ロデム(洗脳された人間兵器)を放ちます。
九重を盗聴していた斑目は、ロデムが15分しか活動できないことを知り、殴られて怪我を追いながらもなんとか逃げ切って勝利。
斑目は賭郎の会員資格を剥奪されているため、梶が会員になりました。しかし梶は命懸けのギャンブルにビビり、姿を消します。
ロデムとの戦闘で怪我をした斑目は、蘭子の屋敷で療養することに。
斑目はロデムを洗脳から解き放ち、彼も屋敷へ連れて帰ってきました。
斑目はロデムをマルコに改名。梶も戻ってきます。マルコは料理上手で蘭子や梶は喜びました。
斑目は、富士山付近でお屋形様への挑戦権を賭けて佐田国と戦うことに。
佐田国は以前はメタンハイドレート採掘の研究で画期的な手法を生み出しましたが、政府に潰された悲劇を背負っていました。付き人のルカも元研究員です。
斑目がオンライン観戦者から出資を募り、佐田国が持ってきた20億円と賭け金を揃えます。
デスゲーム開始。ルールはハングドマン・ババ抜きです。
ジョーカーには数字が書かれており、ババの合計が決められた数字を超えたら、首吊り台が組み上がって死刑となります。
佐田国はこちらの手札を読んでいるかのごとくで、斑目は3連続負けて大ピンチ。
しかし斑目は佐田国が監視カメラの映像を仲間にハッキングさせてその映像を見ていると気づきまし。梶が破壊した監視カメラの死角をぬって佐田国のカードをのぞいて落書きをし、ゲームに勝利しました。
佐田国とルカは、負けたペナルティとして首吊りで死亡しました。
1年後、斑目、梶、蘭子、マルコはお屋形様との勝負“館越え”に挑みます。
勝負はハンカチ落とし。斑目がハンカチを落としたところで映画終了です。
実写映画『嘘喰い』終わり。
最後のまとめ
邦画『嘘喰い』は、横浜流星の好演は見どころだったものの、ゲーム性・ストーリー性に欠けた残念な作品でした。
白石麻衣演じる蘭子を筆頭に、主人公・斑目以外のキャラクターの違和感も作品の中身を空っぽにする一助になっています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。実写版『嘘喰い』レビュー終わり!
おまけ:動画で嘘喰いの不満点を語る
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