映画『牛首村』ネタバレあらすじ感想!ラスト意味考察レビュー,エンドロール後や伏線,坪野鉱泉解説

  • 2023年8月11日

映画『牛首村』ネタバレあらすじ解説

詩音(Kōki)は、Youtubeで心霊スポットを配信しているクラスメイトのアキナ(大谷凛香)とミツキ(莉子)に連れられて坪野鉱泉(ホテル坪野)へ行きます。ミツキは最恐の怖い話・牛首について詩音に語ろうとしました。

詩音はアキナたちに牛の首のマスクを被せられ、異次元へ通じるというエレベーターに閉じ込められます。

詩音が泣き叫ぶと謎の手が触れます。詩音は天井の手につかまりますが、エレベーターは落下。

アキナたちは1階へ行きますが、詩音はおらず彼女は行方不明になりました。

一方、東京にいる奏音(Kōki)の腕になぜか爪の傷跡がついています。奏音のことが好きな男子・蓮が、Youtuberアキナの動画に奏音そっくりの人物が映っていると見せてきました。

奏音は部屋で牛の首を被った女の子の霊を見ます。

奏音は動画の女の子が気になり、夏休みなので蓮と一緒に撮影場所の富山県へ。

2人は山崎という男性に会い、彼の案内で坪野鉱泉へ向かいます。途中で人(ミツキ)を轢いてしまいますが、車外へ出ても誰もいません。

途中で牛首トンネルを通りました。トンネルの横に穴が空いています。

山崎は「牛首が祀られている」と言いました。牛首の話を聞くとこの世から消えてしまうため、だれもその話を知らないと続けます。

坪野鉱泉へ着きました。奏音と蓮だけ中へ入り、蓮は先に階段を登って屋上へ行きました。

感想を語る犬
意味もなく二手に分かれます(笑)。ホラーあるあるですね。

奏音はエレベーターの中に自分と同じくらいの少女がいるのを目撃して怯えます。鏡に描いた落書きが増えていました。

一方外では、山崎が水たまりの中にアキナが落下する映像を見ていました。

3人は坪野ホテルから逃げます。

海で、奏音は水平線の彼方に自分と似た女性がいるのを目撃。後ろから将太(高橋文哉)という高校生がやってきました。将太は詩音の彼氏で、2人を詩音の実家へ案内。

奏音は詩音の母に抱きしめられます。出張に行っていたはずの奏音の父・直樹(田中直樹)が、なぜかその家にいました。直樹は、「母親が死んだというのは嘘で、お前の双子の妹が詩音だ」と告白。

奏音は動揺して外へ飛び出し、小さい頃に詩音と蝶の墓を作った場所を見て過去を思い出しかけます。

奏音は詩音の実家に帰り、蓮や将太も泊まることに。

奏音がベッドに横になっているとアヤコという女性の霊(芋生悠)が現れ、彼女が生きていた頃、双子の妙子の代わりに穴に落とされたヴィジョンを見て叫びました。

感想を語る犬
詩音じゃなくてアヤコだった!!なかなか衝撃的で好きなシーン。

直樹は「小さい頃にお前が行方不明になり、詩音がぼろぼろのお前を連れて帰ってきた。そのときお前はアヤカと言っていた」と語ります。

奏音は寝たきりの祖母・妙子を看病している祖父から、「牛首村では双子は忌み子で、産んだ母親は畜生腹と呼ばれ、7歳になったら双子のうち1人に牛の頭の被せて穴に投げ入れて殺す風習があった」と聞かされました。

祖母妙子は奏音が来ることを知っていたようです。

感想を語る犬
奏音と将太がタイムスリップで過去の牛首村へ行ったときに、当時の若い妙子が彼女たちを目撃していた記憶があるのでしょう。

翌日、ホテルにいた山崎は自分が牛の首になっている幻覚を見て、蓮の前でエレベーターに挟まれて体が切断され死亡

感想を語る犬
ホラーなのにグロい切断シーンは映ってません。見せ場でしょうに。

アキナは坪野鉱泉ホテルから飛び降り自殺、ミツキも車へ飛び込んで死亡したと将太が話します。

感想を語る犬
恐怖の村シリーズで毎回殺されるアキナ(大谷凛香)!恐怖の伝承者ですね。清水崇監督の呪いから逃れられない人です。

恐怖に襲われた蓮は、1人で夜行バスに乗りますが、悪霊に襲われて死亡。奏音は蓮の死体が握っていた牛首地蔵の頭部を手に取ります。詩音のリボンが巻かれていました。

感想を語る犬
制服のリボンは、アヤカが詩音から取って地蔵に結び、それを蓮の死体に握らせ、奏音を呼び寄せるエサにしたのでしょう。

奏音と将太は牛首地蔵の頭部を祖母・妙子に触れさせると、2人は過去の牛首村にタイムスリップ。双子の子供たちが捨てられていた穴にいました。

牛首村の穴
牛首村の双子を捨てる穴(洞窟)

©︎映画「牛首村」製作委員会

奏音はタイムバックした穴の中で震えている詩音を発見

詩音のそばにはアヤカがいました。アヤカは他の子供の死肉を漁って生き延びていたのです。

感想を語る犬
いやああああ!!!可哀想+グロいイコール胸糞悪い!!

アヤカを発見した村人たちが、棒で突き殺そうとしています。アヤカは倒れ、村人たちは去っていきました。

奏音たちは詩音を連れてはしごで脱出。生きていたアヤカも追ってきました。

洞窟の扉から出たところで、詩音がアヤカに襲われます。将太がアヤカを洞窟の中に閉じ込めました。

奏音たちは、牛の首を被った子供たちが兄弟の村人たちに乗り移り、ドッペルゲンガーのように体が2つに分かれるのを目撃。村人たちから逃げて崖近くまでやってきました。

詩音の体にたくさんの子供の顔が憑依し、顔がアヤカに変わっていきます

感想を語る犬
制服を着る怨霊。怖いシーンだけどなんか笑えました。

詩音はこれ以上犠牲を出したくないと、アヤカを抱いて崖から飛び降りました。将太も落ちます。

気がつくと3人は坪野鉱泉のホテルのエレベーター1階にいました。生きています。

その後、詩音は母と牛首地蔵の前で手を合わせ、首を元に戻したあとに歩き始めました。東京にいる奏音から電話があります。牛首地蔵の頭が転げ落ちました

映画『牛首村』終わり!

最後のまとめ

清水崇監督の映画『牛首村』は、怖さはそこまでなかったものの、ストーリーについて色々考察できる佳作でした。

CineMag
本作の興行収入次第ですが、なんだかんだ来年も続編が作られそうですね…。

人によって解釈がいろいろあると思うので、他のパターンあればドシドシ記事下のコメントください!

ここまで読んでいただきありがとうございます。映画『牛首村』レビュー終わり!

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