映画『すずめの戸締まり』ネタバレ感想:つまんない?ラスト結末,酷評レビューあらすじ解説

映画『すずめの戸締まり』ネタバレあらすじ解説

愛媛の学校

椅子になった草太はフェリーの中でダイジンを追いかけた。しかしダイジンは別の船に乗り移って先へ進んでしまう。

草太は「次のフェリーで帰れ」と言うが、すずめは椅子になった草太が放っておけず助けることに決めた。ダイジンを探して呪いをとかせて、草太をもとの体に戻さなければならない使命感があった。

叔母の環さんにスマホで友達の家に泊まるとメッセージを送る。

すずめと草太は愛媛に到着。SNSで白い猫ダイジンの写真がたくさんあがっており、すずめたちはそれを頼りにダイジンの足取りをたどる。

遠くに煙が噴き出ている場所があった。ダイジンが後ろ戸が開けてしまったのかもしれない。

すずめは偶然出会った女子高生の千果にバイクでその場所まで送ってもらう。その場所は以前は千果が通っていたが廃墟になった学校だった。

すずめと草太はどうにかその扉を閉じることに成功。すずめたちは千果の両親が経営する民宿に泊めてもらい、美味しい料理を食べ、千果と楽しいときを過ごした。

神戸の遊園地

すずめは千果と別れ、椅子の草太をバッグに入れて電車で旅を続ける。SNSを見るとダイジンは兵庫県にいるようだ。

ヒッチハイクをすると、双子を乗せたルミという女性が止まってくれた。彼女は実家から神戸へ帰る途中らしい。

夕方、すずめはルミに頼まれて日中は双子の世話をすることになる。椅子の草太も双子と遊んであげた。

夜はルミが経営する1階のスナックを手伝う。驚いたことにそこへ客に変装した猫のダイジンが現れた。

すずめはダイジンを追いかけ、2階にいた草太もそれに続く。

山あいからミミズが煙となって立ち上っている。すずめはその場所へ走って向かった。

そこは廃れた遊園地だった。観覧車に後ろ戸が開いている。すずめと草太は観覧車の上で危険な目に会いながらもなんとかその扉を閉めた。しかしダイジンには逃げられる。

すずめはルミのスナックに戻り食事をした。翌日に名残惜しつつ別れる。

東京へ

ダイジンが東京にいるとわかり、すずめと草太は新幹線で向かった。

東京の草太のアパートで昔の資料を漁り、関東にある巨大な後ろ戸の場所を探る。

草太の友達の芹澤がアパートにやってきたのですずめは草太の従姉妹のフリをした。

神田川のほうで巨大なミミズが出現している。

すずめと草太は巨大なミミズに飛び乗る。ダイジンもいた。

草太は動けなくなる。ダイジンの代わりに次の要石になったのだ。

今要石を刺さなければ関東で大震災が起こる。すずめは剣のような形状になった草太をミミズに突き刺した

ミミズは消滅し、大地震は防がれた。

すずめは落下し、ダイジンに助けられる。すずめはすり寄ってくるダイジンに「あなたが嫌いだ」とはっきり言った。

すずめは皇居付近の地下にいた。廃墟の城門が後ろ戸になっていることに気づいて中をのぞくと、椅子が黒い丘に刺さっていた。草太だ。どうすることもできず扉を閉じる。

すずめは草太の祖父で師匠の羊朗に会い、要石になった草太は常世(死者の世界)にいて元に戻れないと聞かされる。

羊朗と話したすずめは自分は幼い頃に常世に入ったことがあると気づく。夢で見たのは常世の風景だったのだ。

東北へ

すずめは自分が常世に行ける扉が3.11で被災した故郷にあると知り、草太探しに協力してくれると言う芹澤の車に乗り込んだ。心配してきた環とダイジンも乗せて東北へ。

途中で大きな黒猫・サダイジンも加わった。

すずめは母(大地震で死亡)と暮らしていた家があった付近の電波塔で後ろ戸を見つけ中に入った。ダイジンは後ろ戸を開けて厄災をもたらす存在ではなく、すずめに後ろ戸が開きそうな場所を教えてくれていたこともわかる。

後ろ戸の中には東日本大震災直後のような風景が広がっていた。

巨大なミミズが後ろ戸から出ようとし、サダイジンが必死にそれと戦う。

ラスト結末

すずめは要石になって黒い物体に食い込んでいる椅子(草太)を見つけ、自分が身代わりになるつもりで引き抜こうとする。ダイジンもそれを手伝った。

すずめの呼びかけに反応した草太が人間に戻った。

ダイジンとサダイジンは要石に戻り、すずめと草太はそれをミミズに突き刺して消滅させる

虹色の雨で常世の風景は鈴芽がいつも見ている夢の風景に切り替わる。ここはすべての時間がある場所だ。

すずめはそこに迷い込んできた4歳の頃の母を失った直後の自分を見つけ、涙を流しながら一生懸命に励ました

いつも見る夢は実際に過去の自分が体験したことで、4歳の頃に母ではなく未来の自分に会っていたのだ。

すずめはその後ろ戸を閉めた。

数ヶ月後、九州にいるすずめの前に日本各地の扉を閉める度に出ていた草太が帰ってくる。

映画『すずめの戸締まり』END!

最後のまとめ

映画『すずめの戸締まり』は、新海誠監督の新たなステージに立ったとひしひし伝わってくるような力作でした。

しかし物語としてキラリと光る何かがあったかというと微妙。移動と戸締まりのワンパターンでつまらないと感じてしまう時間も予想以上に多かったです。

新海誠監督の次回作はどんな内容になるのでしょうか。欲をいえば今までと全く違うコンセプトの作品も観てみたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございます。『すずめの戸締まり』レビュー終わり!

感想動画もアップしたので、ご視聴お願いいたします。

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