ネタバレ考察『マトリックス レザレクションズ』メタループ構造イラスト ラストの意味解説!デジャヴ伏線 同窓会じゃない評価感想

  • 2023年5月15日

映画『マトリックス レザレクションズ』ネタバレあらすじ解説

バッグスと新モーフィアス

新キャラのバッグス『マトリックス レザレクションズ』

©︎ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

マトリックスのモーダル(他の操作ができない子ウィンドウ)に侵入したバッグスは、トリニティーらしき女性がエージェントと戦う“どこかで見たような”デジャヴシーンを見ます。それはエージェントの罠で、バッグスは彼らに追い詰められました。

エージェントの1人がなぜかバッグスを助けます。バッグスがかくまわれた部屋は、救世主ネオが現実に目覚めていないときに暮らしていたアパートそのままでした。

そのエージェントは同じ行動が繰り返されるモーダル内でおかしくなってこの世界が間違っていると気づき、解放という名の使命を感じたと話します。バッグスは、モーフィアスと名乗るそのエージェントと一緒に窓ガラスを破り、現実世界へ帰還しました。

モーフィアスはDIという新技術で、現実世界でも特殊金属をまとって具現化し、変幻自在に形を変えられます。

伝説のゲームクリエイター・ネオ

マトリックス(仮想現実)で記憶を失っているネオ

©︎ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

トーマス・アンダーソンことネオは、マトリックスのゲームシリーズ3部作を作った伝説的なクリエイター。現在はバイナリーというゲーム開発に着手していました。

ネオがカフェでコーヒーを飲んでいると、いつも眺めていたティファニーという女性(トリニティー)に同僚が声をかけます。

『マトリックス レザレクションズ』のトリニティー

©︎ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

ティファニーはネオに好印象を持ったようですが、彼女には夫・チャドと息子たちがいました。

会社デウス・エクス・マキナのボスで共同事業者・スミスは、「親会社ワーナーブラザーズが、マトリックス4を作らなければ契約を打ち切ると言った」とネオに話しました。

ネオは以前から通っている精神科医・アナリストに相談。ネオにはマトリックスゲーム3部作の製作後に現実とゲームの区別がつかなくなり、以前大勢の前で空を飛ぼうと自殺未遂を図った経緯がありました。

アナリストはいつもどおり青いカプセルを処方します。

マトリックスで救世主を発見したバッグスや二代目モーフィアスは、テキストメッセージをネオに送りました。ネオの会社に爆破予告があり、みんな避難しています。

ネオはメッセージでビル内のトイレに入り、モーフィアスと会います。

赤いカプセルを取り出したモーフィアス

©︎ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

モーフィアスはここが現実でないと知らせますが、ネオはパニックになりオフィスへ飛び出しました。

ビルは機動隊に襲撃されています。覚醒したスミスが、ネオに銃を向けました

次の瞬間、なぜかネオは精神科医アナリストの前に座っています。ビルの襲撃はなかったと悟り、また頭がおかしくなったと悩みました。

その後ネオはバッグスたちに拉致され、マトリックス(仮想現実)のことや過去を聞かされます。

トリニティーのことを思い出し、現実世界へ戻ることを決意したネオは赤いカプセルを飲みました

しかし、ネオを監視していたアナリストが鏡の中に現れ、ネオが現実に戻らないように説得。ネオは彼の精神攻撃をなんとか切り抜け、ポッドの中で目覚めました。

ネオのポッドは高所にあり、向かいのポッドにはトリニティーが眠っています。バッグスやモーフィアス、仲間のマシンたちに救助されたネオは、ムネモシュネ号で眠りました。

目覚めたネオは、モーフィアスとカンフーのトレーニングを積み、記憶やカンを取り戻して行きます。

新都市・アイオ

ネオは現人類の生き残りが暮らす新都市・アイワに連れてこられました。そこではマシンと人間が共存しています。

ネオはすっかり老けたナイオビ将軍と会います。ネオがデウス・エクス・マキナと取引してから60年が経過していました。

60年前一旦戦争が終結してしばらくは平和でしたが、今度はマシン同士の争いが起こり、それに巻き込まれる形でザイオンも滅びたようです。

モーフィアス(初代)はすでに死んでいますが、かつてのザイオンの最高責任者として崇められたようで、像が立っていました。

ナイオビ将軍は、トリニティーを救いたいというネオの考えに反対します。

夜バッグスは命令にそむき、ムネモシュネ号でネオを迎えに行きます。

アナリストの正体

ネオやバッグス、クルーのレクシーたちは、トリニティーを説得するためにマトリックスへ潜入。

落ちぶれたエグザイル・メロビンジアンたちに襲われて戦闘になり、なんとか彼らを撃退します。

そこへ、エージェント・スミスがやってきました。ネオはスミスと戦いますが、まだ完全に救世主の力をコントロールできておらず、苦戦しました。

どうにか戦線離脱したネオは、トリニティーがバイクを整備しているガレージへ。トリニティーに真実を話そうとしますが、アナリストがやってきました。

アナリストは、アーキテクトの後任になったようです。ネオが死んだあと復活させて、マトリックスの維持に役立てようとし、結果的にトリニティーも生き返らせることでマトリックスが安定するようになったと語ります。

アナリストはネオとトリニティーから得たパワーで時間をスローモーションにするような技術を身につけていました。アナリストは、トリニティーに銃弾を発射。

ネオはスローでしか動けません。アナリストは銃弾を弾きました。

アナリストは、人類のほとんどは潜在的にマトリックスからの解放など望んでおらず、いまだに奴隷でい続けることを選択したと話します。

一方、プログラムのサティー(プリヤンカー・チョープラー・ジョナス)がナイオビらを呼び、自分の父が過去にネオとトリニティーのポッドを設計したことを話しました。

バッグスらはサティーの話を聞き、機械都市中枢部のトリニティーのポッドへ行き、赤いカプセルを飲ませず、体から直接プラグを抜く作戦を決行。

DIのモーフィアスが機械都市中枢に侵入して通路を確保。サティーがトリニティーに繋がれたプラグをいじります。

ネオは、「トリニティーが現実に戻ることを選択したら2人を解放してほしい。選択しなければポッドに戻る」とアナリストに交渉。上手くいかなかった場合、ネオはムネモシュネ号の中で仲間にプラグを抜いてもらって死ぬつもりでした。

トリニティーの選択とラスト結末!

ネオはカフェでトリニティーを説得。しかし、彼女を夫や子供が呼びに来ました。トリニティーはマトリックスを選択するかと思いきや、夫を殴り倒します

ネオとトリニティーはお互い手を取り合うとスパークが起こり、アナリストの仲間が吹き飛びました。

アナリストはスローモーション能力を使いますが、その機能に対応できるスミスがやってきて、彼を銃で撃ちます。

ネオはトリニティーのバイクで逃走。スミスは街にいる大勢の人々の意識を操り、車で道を塞がせたり、アパートから落下したりしてネオたちを止めようとします。

カーチェイスのあと、ネオたちはあるビルの屋上へやってきました。ヘリ2機がマシンガンを放ち、ネオが能力で弾を止めます。ヘリからのミサイルをもう1機に当て、墜落させました。

ネオとトリニティーは一か八かビルから飛び降ります。しかし、ネオは救世主の能力が完全に戻っておらず、落下しかけます。

ネオとトリニティーがビルから飛び降りるラストネタバレ

©︎ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ

もうダメかと思ったそのとき、トリニティーが飛行能力を発揮!2人は現実への帰還へ成功しました。

後日、再びマトリックスに戻ったトリニティーとネオは、アナリストをボコボコにします。そして、「2度目のチャンスをくれたことに感謝する」と言いました。

映画『マトリックス レザレクションズ』終わり!

最後のまとめ

シリーズ4作目『マトリックス レザレクションズ』は

ここまで読んでいただきありがとうございます。『マトリックス レザレクションズ』レビュー終わり!

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