映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』ネタバレあらすじ感想!犬の力やラストの意味考察・評価・伏線解説 Netflix

  • 2023年9月29日

映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』ネタバレあらすじ解説

Netflixパワー・オブ・ザ・ドッグのベネディクト・カンバーバッチ

アメリカ・モンタナ州で牧場を経営するフィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)と、弟・ジョージ(ジェシー・プレモンス)。

無骨で男らしいフィルは雇われているカウボーイたちの人望を一心に集めていますが、どこか頼りないジョージはみんなから無視されていました。

ある日、フィルたちは牛の移動中に未亡人・ローズ(キルスティン・ダンスト)が経営する飲食店へ。フィルたちはローズの息子ピーターが男らしくないと、バカにします。

ジョージは、何も言い返せずに泣いていたローズを見て恋をし、彼女と結婚しました。

ローズとピーターは、フィルとジョージの家で暮らすことになります。しかしローズはフィルに女狐と呼ばれ、居場所もなく酒浸りに。

夏が来て大学生のピーターがフィルとジョージの家に帰ってきました。

ピーターは、家の外れの森にある小屋に、ブロンコ・ヘンリー(フィルに牧場経営を教えた人物)の名前が書いてある男性の裸体の本を見つけます。

フィルはピーターに「俺たちは出会いが悪かった」と言ってロープを編んでやると約束。

ピーターはフィルに乗馬の訓練もしてもらい、1人で遠くまで行って死んだ馬の皮を剥いでなめしました。

フィルは、ピーターが死んだ親友ブロンコ・ヘンリーと同じように、遠くの丘の形が犬が吠えているように見えると言ったことに強いシンパシーを覚えます。

フィルはピーターを連れて遠出し、絆を深めます。フィルは木で手に怪我をしていましたが問題ないと言いました。

アル中になったローズは息子ピーターに近づくフィルを怪しんでいます

フィルが家に帰ると、ローズが勝手になめした牛の皮を先住民に売っていたことに怒りました。ピーターは、先日はいだ病気で死んだ馬の皮をフィルに渡します。

夜、フィルはピーターにロープを革で鞣す作業を見せました。フィルは、昔山でブロンコ・ヘンリーと裸で温め合ったと話を聞かせます。

次の日、フィルはひどい熱を出して死んでしまいました。ジョージが葬式をとり行います。

ピーターはフィルに作ってもらったロープをベッドの下に忍ばせました。ジョージと抱き合う母ローズを窓から見て、ピーターは怪しい笑みを浮かべます

Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』END

最後のまとめ

映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、美しいモンタナの牧歌風景をバックに登場人物たちの複雑な心理描写をくどい説明セリフなしで成り立たせた完成度の高い作品でした。

いろいろ想像して観終わったあとも余韻に浸れることが傑作の証明ですね。

マーベルのヒーロー映画もいいけど、こういう何か思考に影響を与えるような作品も流行って欲しいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございます。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』レビュー終わり!

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