Netflix映画『ミー・タイム』ネタバレ感想・44歳誕生日パーティーに爆笑評価

  • 2024年1月13日

Netflixオリジナル映画『ミー・タイム』(Me Time)はケヴィン・ハートとマーク・ウォールバーグが44歳の誕生パーティーでやらかしまくる爆笑コメディ

CineMag
ストーリーの完成度が高いかは微妙ですが、全体的に爆笑!ギャグ密度高いです。

作品情報・キャスト・あらすじ・見どころ、ぶっちゃけ感想・評価ストーリーネタバレあらすじ解説を知りたい人向けに徹底レビューしていきます!

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)

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映画『ミー・タイム』作品情報・キャスト

公開・制作国・上映時間:2022/08/26・アメリカ・104分
原題:『Me Time』
ジャンル:コメディ・家族愛・友情ヒューマンドラマ
監督・脚本ジョン・ハンバーグ

登場人物・キャスト紹介

登場人物 キャスト・出演作
ソニー・フィッシャー
妻・マヤが有名な建築家のため、自分は家で主夫を頑張っている。PTA会長。
ケヴィン・ハート
今やパパ役がハリウッドで1番似合うってくらい似合ってます。今回は専業主夫役がハマってるし笑える!

(『ジュマンジ』シリーズ、Netflix『ファザー・フッド』『Lift/リフト』)

ハック
ソニーは幼い頃からの大親友。まだ独身で、44歳の誕生日パーティーにソニーを呼ぶ。
マーク・ウォールバーグ
(『ザ・ファイター』『テッド』『パパVS新しいパパ』『インフィニット無限の記憶』)
マヤ・フィッシャー
ソニーの妻。有名な建築家。
レジーナ・ホール
(『最終絶叫計画』シリーズ)
テルマ
Uber運転手。
イリア・イソレリス・パウリノ
アラン
ソニーのパパ友
アンドリュー・サンティノ

ネタバレなし感想・あらすじ・海外評価

Netflix映画『ミー・タイム』

©︎Netflix

あらすじ:40代を迎えソニー(ケヴィン・ハート)は青春時代を共に過ごした唯一無二の親友ハック(マーク・ウォールバーグ)と疎遠になっていた。ソニーには建築家の妻・マヤと二人の子供がおり、主夫として家事や学校行事で奮闘。ソニーと弾けた遊びをする余裕がなかったからだ。マヤと子供たちが1週間実家に帰ることになり、ソニーは久しぶりの1人の時間を満喫することに。初老のアジア女性グループとのゴルフや、バーベキューで吐くなど失態を繰り返しても満たされず、44歳の誕生日パーティーを開催するハックのところへ向かうが…。

海外レビューサイトはRotten Tomatoesの批評家評価が8%(100%中)とゲキ低っ!

感想を語る犬

ストーリーの完成度は微妙かもですが、コメディとしては十分楽しめました。個人的にはオススメしたいです。

何も考えず酒を飲みながら大笑いしたい人にピッタリ(アメリカのコメディが好きじゃない人はギャグについていけないかもですが)。

同じくNetflix作でケヴィン・ハートがシングルファザーを演じた『ファザー・フッド』よりは全然好きです。

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映画『ファザーフッド』

『ミー・タイム』は下ネタも激しいのでファミリーでの視聴者控えましょう(笑)。

おすすめ度 80%
笑い 90%
ストーリー 45%
IMDb(海外レビューサイト) 5.0(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) 批評家 8%
一般の視聴者 29%
メタスコア(Metacritic) 23(100点中)

※以下、Netflix映画『ミー・タイム』のストーリーネタバレありなので注意してください!

映画『ミー・タイム』ネタバレ感想・評価

どぎついけど笑える

Netflixオリジナルコメディ『ミー・タイム』の評価は75点。

大親友の2人が40代になり一方には家庭、もう一方はイケイケで今も遊び続けており、疎遠になっていたものの、誕生日パーティーを機に友情を確かめ合うというハートフルな人間ドラマが上手く機能していたかは微妙です。

感想を語る犬
ただ、ブラックジョークの切れ味抜群で、めちゃくちゃ笑えるシーンが多かったので個人的には満足。

Netflixオリジナル作品にしてはギャグシーンの密度やクオリティが高いと思います。

ストーリーはアラがあっても、アメリカのコメディ好きには刺さる作品でしょう。

まず冒頭でケヴィン・ハート演じるソニーのパパ友・アランが「駐車係の大柄な女性レノアはPTA会長を務めるなど学校行事一筋だったけど、夫に捨てられ子に巣立たれ、ある日突然ベストを着て戻ってきた」と話すくだりが爆笑でした。

シュールすぎです。子供のPTA活動に人生を費やし、1人になったとき自分には学校しかないと資格ないのに勝手に戻ってくる。現実にも似た構造がたくさんありますよね。

同時にレノアみたいな行き場のない女性を受け入れてくれる社会って微笑ましいなと。

シュールと同時にハートフルな気持ちになれるのが印象に残る要因でしょう。(まあこの話自体はフェイクだったわけですが…)

ソニーの息子ダッシュが学芸会でいきなりスタンダップコメディを披露し、「ヘイ、ソニー。1週間のフリータイムで家庭までぶっ壊しちまったな」と親を思い切りいじってるシーンも笑えました。

あとはUber運転手の大柄女性・テルマ。いつの間にかソニーとハックの間に入り込んで友達になっている感じがツボでした。

この3人でまた続編作って欲しいです(世間の評価的には厳しいかな)。

考察

映画『ミー・タイム』は誰とでも本音を言い合えて、誰とでも対等に友達になれそうな雰囲気が好きでした。

ソニーとアジア人初老女性たちがゴルフするシーンなんかもそうですね。

ギャグばかりだったけど、人種・年齢・キャリア問わず誰でも対等に話せる社会を見せてくれたと言う点では評価できると思います。

説教臭くなく、差別のない社会を提示できていました

あとは個人的に歌手のシール(SEAL)が好きなので、ケヴィン・ハートとシールの共演は熱かった!

庭のライブでしたけど(笑)。

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