Netflix映画『意のままに』ネタバレあらすじ感想 ダメな点考察!催眠ストーリー評価,解説

Netflix映画『意のままに』(Hypnotic)は催眠術を使う犯人に、ヒロインが体と心を操られながらも立ち向かっていく絶体絶命のサスペンス

自分の行動が誰かに操られる恐怖を覚える過程が楽しめた一方、全体的にあまり意外性がなかったのが残円でした。

CineMag
もう少しストーリーを練っていたら良作になったのに!なんか惜しい映画です。

映画『意のままに』キャスト・作品情報

公開・制作国・上映時間:2021/10/27・アメリカ・89分
原題:『Hypnotic』
監督:マット・エンジェル/スザンヌ・クゥート
脚本:リチャード・ドヴィディオ
主演:ケイト・シーゲル
出演:ジェイソン・オマラ
出演:デュレ・ヒル

主人公を演じたケイト・シーゲルは、ホラー映画の常連で、Netflix吸血鬼ドラマ『真夜中のミサ』にも出演。マイク・フラナガン監督の妻です。

俳優ジェイソン・オマラはバットマンのアニメ版の声優としても有名な人物。

ネタバレなし感想・見どころ・あらすじ

催眠療法を受けるヒロイン 映画『意のままに』

あらすじ:元婚約者と別れ、やる気もなく無職な女性ジェン(ケイト・シーゲル)は、親友の紹介でミード博士(ジェイソン・オマラ)と出会い、催眠療法を受けます。しかしある日突然意識を無くして大事件が発生…

催眠術で相手に自分の行動まで握られてしまった状態でどう立ち向かっていくかのマインドゲームが見どころです。

まあまあ楽しかったですが、サスペンス映画をたくさん見ている人にとってはインパクトが薄いかもしれません。

おすすめ度70%
スリル80%
ストーリーの完成度78%
IMDb(海外レビューサイト)8.5(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト批評家24%,一般22%

※以下、映画『意のままに』のストーリーネタバレありなので注意してください!

映画『意のままに』ネタバレ感想・評価・考察

Netflix映画『意のままに』 泣き叫ぶヒロイン・ジェン

Netflixサスペンス映画『意のままに』の評価は78点。
「もう少し面白くなりそうだったのに!」という惜しい感じのサスペンスでした。
「現実じゃなくて、催眠術をかけられていたっ!」という展開が何回か予想通り続き、サスペンスの醍醐味である想定外の出来事が少なかったです。
CineMag
ミード博士を倒したと思ったらまだ催眠術が解けていない!ってありがちですよね…。このありがちな展開をもう1段階超えて欲しかった!
警察関係者のグラハム博士がヒロイン・ジェンに、博士が「愛する人」というワードを言ったら術が無効になるという催眠をかける流れも、すべて回想で差し込んだ方が良かったと思いました。
加えてワードに反応する設定はいいのに、“博士の催眠術を1回無効化”の効果がこれまたひねりがなさ過ぎです。
“ワードを聞いたら反射的に相手に目潰し…”とかの方が盛り上がるしフェアな感じがします。催眠術を無効化だと、ヒロイン側に有利すぎて緊張感が損なわれる気がします。
全体的に、序盤で黒幕がミード博士だと明かすストーリーならもう少しひねりがあった方が絶対良かったでしょう。
話は変わって、良い場面もたくさんあり1番盛り上がったのは、ミード博士の脅迫性障害の患者が突然現れ、刑事ロリンズに襲いかかるシーン。
目がイっちゃってる不気味な女性がいきなり出てくるとやっぱり怖いしスリリングです。
また、オープニングで女性が心理的な恐怖で死ぬのを、エレベーターから壁が迫ってくる映像で表現したのは良かったと思います。
良いところも結構あってそれなりに楽しめたのですが、本筋のストーリーに意外性がなかったのが残念です。

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