半沢直樹2全話あらすじネタバレ解説!登場人物キャスト相関図,視聴率!大和田のラストを考察

  • 2023年9月26日

2020年の新シリーズ半沢直樹2!緊張感あふれる新展開が見どころだ!

半沢が出向させられた東京セントラル証券VS東京中央銀行のバトルが白熱している!

の前半は、市川猿之助演じる伊佐山泰二(いさやまたいじ)と半沢の対決が見どころ。

第5話以降は、帝国航空再建のため、政府を相手取り勝負をかける!

各エピソードのあらすじネタバレ解説をどうぞ。1話から最終回第10話まで!一気にわかります。

半沢直樹2登場人物/キャスト相関図の解説

半沢直樹2の登場人物キャスト。帝国航空の相関図や政府との関係を押さえておこう。

半沢直樹2 登場人物相関図

半沢直樹2 登場人物相関図2

引用元:相関図|TBSテレビ:日曜劇場『半沢直樹』

第1話『子会社VS銀行』ネタバレ

第1話あらすじネタバレ

視聴率22.0%

東京中央銀行の子会社・東京セントラル証券の営業企画部長として働いている半沢直樹(はんざわなおき/堺雅人)。金融商品企画を扱っていたが、銀行にいたときより圧倒的に金額は小さい。

そんな中、IT企業・電脳雑伎集団が急成長中のIT企業・スパイラルの買収に乗り出すことになり、東京セントラルは買収アドバイザーとして大きな仕事を請け負うことになった。しかし、契約は一方的に破棄される。なんと契約を横取りしたのは、親会社の東京中央銀行だった。

スパイラルの買収アドバイザーを横取りしたのは、東京中央証券営業部長・伊佐山泰二(いさやまたいじ/市川猿之助)。彼はプロジェクトを成功させようと息巻いている。上司の大和田暁取締役(おおわだあきら/香川照之)に煮え湯を飲ませた半沢に、大きな恨みを持っていたからだ。

半沢は、部下の森山雅弘(もりやままさひろ/賀来賢人)が、スパイラルの社長・瀬名洋介(せなようすけ/尾上松也)の同級生だったと知り、銀行への情報リークを疑う。しかし彼は犯人ではなかった。森山と瀬名の間には溝があるようだ。

伊佐山は時間外取引で、スパイラルの株を30%取得。

契約解除の失敗を押し付けられた半沢は、部下の諸田祥一(もろたしょういち/池田成志)と、三木重行(みきしげゆき/角田晃弘)が、伊佐山に情報をリークしていたことを突き止め、彼らを脅す。そして、伊佐山へのメールを手に入れた。

伊佐山は大和田取締役を裏切り、反頭取派閥で副頭取の三笠洋一郎(みかさよういちろう/古田新太)にすり寄っていた。半沢は伊佐山の前に現れるが、伊佐山はサーバーのメールをすべて消去しており、シラを切り通す。半沢はヤクザの手口だと罵り、倍返しを誓う。

半沢直樹2 第1話 完

第2話『卑劣な上司に倍返しだ!』ネタバレ

第2話あらすじネタバレ

IT企業スパイラルと電脳雑伎団の人物相関図

視聴率22.1%

電脳雑伎団の平山美幸(ひらやまみゆき/南野陽子)は再度、半沢直樹(はんざわなおき/堺雅人)が提出した買収提案書をその場で破り捨てた。

半沢は怒り、スパイラルを買収から守ることにする。森山を通してスパイラル社長の瀬名をなんとか説得し、同社の財務アドバイザーを担当する広重多加夫(ひろしげたかお/山崎銀之丞)とともに、買収防衛計画がスタート。

買収を防ぐため、有名IT企業・フォックスの郷田行成(ごうだゆきなり/戸次重幸)が、スパイラルの新株を買い取ることに。しかし半沢には、経営不信のフォックスが、新株購入の資金1000億円が用意できるとは思えなかった。フォックスは、東京中央から1000億円の不信な融資を受けている。半沢は情報を流しているのは郷田だと確信。

半沢は銀行に呼び出され、そこで大和田暁(おおわだあきら/香川照之)と再会する。大和田は中野渡頭取にすり寄っていた。

銀行に戻った三木は、伊佐山泰二(いさやまたいじ/市川猿之助)の下でいじめられていた。半沢は三木への協力を呼びかける。三木は、伊佐山のデスクにあるスパイラル買収計画書の写メを撮って、半沢に送った。

東京セントラルの浜村は、電脳雑技団の平山と、スパイラルのアドバイザー広重が一緒にいるのを目撃し、写メを撮って半沢に送る。半沢は怒り広重を脅すと、すべて伊佐山の計画だと吐いた。

半沢はスパイラルとフォックスの提携をギリギリで防ぐ。伊佐山は子会社が親会社に不利益を被るよう仕組んだと怒り狂い、半沢を銀行に呼び出した。

半沢はスパイラルの正式な財務アドバイザーになったと言い、正当性を主張する。

半沢直樹2 第2話 完

第3話『黒崎襲来、直樹にお仕置き』ネタバレ

第3話あらすじネタバレ

視聴率23.2%

半沢直樹(はんざわなおき/堺雅人)は奇襲策として、フォックスの逆買収に乗り出す。マスコミにフォックスの経営悪化をリークして株価を暴落させ、さらに経営状況報告書を手に入れた。

しかし、金融庁の監視委員会が東京セントラル証券の調査にやってくる。責任者の黒崎駿一(くろさきしゅんいち/片岡愛之助)は因縁の半沢を睨みつけた。一連の捜査は、副頭取の三笠と共謀した策略だった。

調査がマスコミにリークされ、スパイラルの株価が暴落。クラウド上の隠しファイルの資料が見つかれば、東京セントラルの営業停止は必至だった。半沢は隠しファイルのシステムを作ったスパイラルの高坂圭(こうさかけい/吉沢亮)に依頼し、間一髪のところでファイルの削除に成功。

しかし黒崎は、東京セントラル社長・岡光秀(おかみつひで/益岡徹)の部屋からシュレッダーにかけられた書類を発見して復元。

絶体絶命かと思われたが、フォックスの郷田がやってきて経営状況報告書は自分から提示したものだと言った。半沢に影響された森山が郷田を説得していたのだ。黒崎たちは撤退する。

スパイラル社長瀬戸と郷田はプレゼンを開き、業務提携を発表。さらに半沢の策で、アメリカの超大手IT企業・マイクロデバイスのCEOジョン・ハワードからのメッセージも流された。スパイラルの株価は急騰し、電脳雑伎団による買収を防いだかにみえた。

しかし、副頭取の三笠が大和田暁(おおわだあきら/香川照之)に頭を下げ、電脳へ500億もの追加融資が決定。

絶望の淵に立たされた半沢は事の発端に立ち返り、なぜ電脳が最初に東京セントラルに依頼したのか考える。そして黒崎が素直に引き下がったことにも疑問を抱いた。調べた結果、黒崎は、電脳電設という雑技団の子会社の資料を調べていたことが発覚。

電脳雑伎団の財務担当・玉置克夫(たまきかつお/今井朋彦)が秘密を握っていると知った半沢は接触を試みるが、現れたのは電脳を牛耳る平山夫妻だった。

半沢直樹2 第3話 完

第4話『半沢絶体絶命!カギは因縁大和田』ネタバレ

第4話あらすじネタバレ

半沢直樹2第4話ネタバレ登場人物相関図

視聴率22.9%

伊佐山泰二(いさやまたいじ/市川猿之助)は、実は大和田暁(おおわだあきら/香川照之)と裏で組んでいた。500億の融資などを仕組んでいたのは大和田だった。

半沢直樹(はんざわなおき/堺雅人)は、電脳の財務担当・玉置に会いに行くが見つからず、平山社長夫妻に悪さをするなと釘を刺された。半沢は玉置の父親が社長を務める電脳の子会社・電脳電設(前ゼネラル電設)がある静岡へ。門前払いされそうになったが、工場で社長と玉置を見つける。

玉置の話では、自社で発明した超軽量ACアダプターの開発のために電脳の子会社となったが、権利を電脳に握られているだけで開発は進まず、何もできないらしい。

半沢は特許の契約書を入手。電脳が経営困難な場合、特許の権利は戻ることになっているとわかり、浜幡電子に電脳電設への出資を依頼。浜幡は前向きに検討していたが、東京中央の伊佐山から出資を止めろと強く言われ断ってきた。

その夜、半沢は渡真利から、大和田が担当するはずだった帝国航空のチームに入っておらず、伊佐山に裏切られ「土下座野郎!」と罵られていたと聞いた。半沢は、伊佐山が最初から三笠につくつもりだったと確信。

半沢は帰宅しようとする大和田の車の前に躍り出て、500億の融資を止めるために協力を要請。大和田は「死んでも嫌だね!」と言って断り、車で去って行く。

翌日、役員会議で500億円の審議がなされていた。伊佐山と三笠のスピーチで融資は決定するかと思われたが、大和田が手を挙げ、懸念点があると言って半沢を会議室に招き入れた。大和田は昨夜車を戻し、半沢の話を聞いたのだ。

半沢は、伊佐山の稟議書をゴミだと罵り、電脳電設の前身であるゼネラル電設が300億円という異様に高い金額で電脳雑伎団に譲渡されたと言い、電脳で粉飾があり50億の赤字だと続けた。電脳は、子会社の電設の売り上げを水増ししていたのだ。

実は、事前に半沢が大和田に依頼して浜幡電子から電脳電設への融資が決まり、玉置が粉飾決算について話したのだ。

三笠は責任をなすりつけようと、伊佐山を怒鳴りつけ、半沢の前で半土下座させて謝罪させる。しかし、半沢は諸田に向かって、電設を調べろと渡したメモをどうしたか白状させる。諸田は、三笠にメモを渡したと告白した。

半沢は、森山から送られてきた、平山社長夫妻の粉飾の告白音声を流す。そこで三笠に賄賂を渡したことも語られていた。

500億円の追加融資はなくなり、電脳によるスパイラルの買収は完全に阻止された。三笠、伊佐山、諸田は電脳に出向となる。

半沢は営業第2部第1グループの次長として、セントラルの部下たちに見送られて東京中央銀行に戻った。しかしそこで帝国航空の財務立て直しを押し付けられる。

ときを同じくして、的場総理大臣は内閣改造を発表。国土交通大臣に白井亜希子議員が選出され、あろうことか彼女は、帝国航空再建のため、金を貸している銀行の債権を7割カットすると言う。実行されれば、東京中央は500億円の金を水に捨てることになる。

大和田は、「ほどこされたらほどこし返す。恩返しだよ」と言うセリフを吐く。裏事情を知っていた彼は、頭取に半沢に帝国空港案件を任せたらどうかと進言していたのだ。

帝国航空を巡って、半沢は政府と敵対することになった。裏には大物政治家・箕部啓治(みのべけいじ/柄本明)の影がチラつく。

半沢直樹2 第4話 完

半沢直樹2 第4話の感想と考察

第4話は、これまでの半沢シリーズの中でも最高の出来栄えだったという感想。最高に面白かったし、見どころが凝縮されていた。

半沢と大和田の罵り合いからの協力、大会議室での伊佐山の土下座など、強烈な山場があり、半沢と部下の絆もしっかり描けている。伊佐山のやられっぷりは凄かった(歌舞伎役者だけあって、表情が凄すぎる)。

これほど完成度が高い話が続くなら、シーズン2のラストもまた視聴率40%超えるのでは?と期待してしまう!

そして次の半沢の相手は帝国空港で、政府と敵対という大変な事態に巻き込まれてきた。柄本明が演じる箕部啓治の顔が怖すぎてヤバイ!(滝川クリステルのパロディとかもあって面白い。)

理想の上司・半沢直樹はこれから日本を救うのかもしれない!さらに熱くなってきた!

第5話 悪徳政治家に倍返し!ネタバレ

あらすじネタバレ

視聴率25.5%

8月16日放送。

東京中央は、白井亜希子大臣が出した債権70%カットという案で500億円の損失が出る件について、緊急会議を開く。大和田は、半沢が帝国航空を再建できれば大丈夫だと煽った。半沢は、帝国航空のメインバンクである政府系の開発投資銀行と徒党を組めば、政府の案を断れると宣言した。

半沢は、帝国航空を2週間かけて徹底的に視察。グレートキャプテンと呼ばれる木滝英雄(きたきひでお)に、今の体制を変える協力をしてくれと要請。

視察が終わり、半沢は再建案を神谷社長に提出するが、社員たちのコスト削減の項目だけがリークされ、社内にメールで出回っていた。

木滝を筆頭に帝国航空の社員たちは、半沢たちの再建案が下の人間を切るだけのものだと、怒りをあらわにする。

夜、渡真利を誘って小料理屋に行くと、女将の智美(ともみ/井川遥)が紀本の名前を聞いて明らかに動揺している。

半沢は、スパイラルの社長・瀬名洋介(せなようすけ/尾上松也)に頼み、情報リークのメールアドレスが、三重県にある丸岡商工のIPアドレスで使われたと知る。三重県に行くが、丸岡商工事務員の女性(階戸瑠李)が、社長の丸岡耕二が東京にいると教えてくれたので、すぐ戻る。

社長・丸岡耕二は、シェラトングランデ東京で、永田栄一議員のパーティーに出席していた。そこには議員の弟で、東京中央から出航した帝国航空の役員・永田宏の姿もある。永田は半沢に勝手に動くなと言った。

半沢は大和田に呼び出され、永田栄一議員からクレームが入ったと言われる。半沢が紀本平八(きもとへいはち/段田安則)常務に永田宏の出向理由を尋ねると、彼に融資の不正献金の疑いがあったと回答。

半沢は帝国航空の木滝キャプテンのもとを訪ね、力を貸して欲しいと頼む。しかし木滝は関係ないと返した。それを見ていた永田は半沢を笑う。半沢は「腐った肉の匂いがするから近づくな!」と叫んだ。

ついに帝国航空への社内説明会当日、半沢は再建提案の一部だけリークした人物がいると永田を睨んだ。半沢は、永田がポスターの発注先に決めた丸岡商工に、帝国航空から年間9000万円も支出があると続ける。さらに帝国航空のハイヤーのドライブレコーダーの映像を流し、永田と丸岡社長の不信な会話を社員全員に見せた。

永田はそれでは証拠にならないと怒るが、ドライブレコーダーの映像は切り替わり、丸岡のハイヤーに乗り込んだ半沢の姿が映る。映像の中で半沢は、水増し発注の証拠を叩きつけると、丸岡は車内から逃げようとした。すると反対のドアを塞ぐように木滝キャプテンが入ってくる。2人で丸岡を脅すと、ついに「永田に頼まれた」と吐いた。

永田は取り乱し、今さら再建は無理だと言うが、半沢は「帝国航空をバカにするな!もっとも不要なコストはお前だ!」と叫んだ。

半沢は帝国の社員たちに頭を下げ、改革への協力を呼びかける。

そんな折、政府が管轄するタスクフォースの責任者・及原正太(のはらしょうた)が半沢を呼び出し、債権カットの承認を迫る。半沢は「東京中央銀行は債権放棄を拒否する!」と宣言。

半沢直樹2 第5話 完

半沢直樹2 第5話の感想と考察

今回の黒幕は永田宏といういかにも悪そうなヤツだった。しかし半沢も負けじと個人情報の不正入手、ドライブレコーダーを勝手に見るという訴えられてもおかしくないギリギリの線をせめる。

もはや、銀行員の皮を被った頭の良い暴力団だw。今回も名言や暴言連発で、ヤクザとヤクザの頭脳戦のようだといえばわかりやすいだろう。政府との争いも激化しそうで、やっぱり面白いんだけどね。

あとは、アンジャッシュの児嶋一哉も白井大臣の秘書・笠松茂樹役でちゃっかり出演。キャスティングされたのは、渡部の不倫騒動の頃なのだろうと推測できる。

丸岡商工の女性事務員を演じた女優の階戸瑠李(しなと るり)さんが、8月28日に持病で31歳の若さで亡くなったそうです。病名は公表されてません。ご冥福を申し上げます。

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