海外ドラマ『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』の全話ネタバレあらすじ解説&感想レビュー!
作品情報・キャスト
あらすじ
ネタバレなしの感想
最終回まで全6話ネタバレあらすじ・感想レビュー
これらを知りたい人向けに内容をわかりやすくまとめました。
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。好きな項目から読んでください。)
これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓
ドラマ『ウォーキングデッド:ダリルディクソン』作品情報・予告
話数:シーズン1全6話・シーズン2全6話、合計12話
原題:『The Walking Dead: Daryl Dixon』
ジャンル:ゾンビアクション、ヒューマンドラマ
年齢制限:15歳以上推奨
監督:ダニエル・パーシヴァル|ティム・ソーサム
脚本:デヴィッド・ザベル|ジェイソン・リッチマン
製作総指揮:デヴィッド・ザベル|ノーマン・リーダス|グレッグ・ニコテロ
配信:U-NEXT独占
シーズン1の放送前にすでに『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』のシーズン2が決定。
シーズン2は2024年に放送予定でキャロル(メリッサ・マクブライド)の出演が決まっています!
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』あらすじ
ダリル・ディクソン(ノーマン・リーダス)は大西洋を漂流してフランスに流れ着いた。
修道院のシスター・イザベルに助けられたダリルは、次の救世主と言われている少年・ローランを北部に連れて行くために護衛をすることになる。
非道な組織・ジュネが船から逃げて仲間を殺したダリルを追いかける…。
『ウォーキングデッド:ダリルディクソン』シーズン1 キャスト
ダリル・ディクソン|cast ノーマン・リーダス
カッコいいダリルが存分に堪能できます。戦闘シーンも大迫力です。
ローラン|cast Louis Puech Scigliuzzi
シスター・イザベル|cast クレマンス・ポエジー
クレマンス・ポエジーは『ハリーポッター』シリーズのフラー・デラクール役や、クリストファー・ノーラン監督の映画『TENET』で有名な方です。
マダム・ジュネ|cast アンヌ・シャリエ
ステファン・コドロン|cast ロメイン・リーバイ
クイン|cast アダム・ナガイティス
その他のキャスト
シルヴィア(ローランを護衛する修道女) | ライカ・ブランク・フランカード |
ファロウ(希望連合パリ支部のリーダー) | エリック・エブアニー |
アンナ・ヴァレリー(クラブ・デミモンドの歌手) | ルケリヤ・イリヤシェンコ |
アズラン(希望連合のメンバー) | ハッサム・ガンシー |
ネタバレなし感想・海外評価
『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』めちゃくちゃおもしろいです!
街並みが全然ちがうので、これまでのシーズンと同じようにウォーカー(ゾンビ)と戦うシーンでも見ていて飽きません。むしろ迫力は増しています。
私はダリルが特に好きなので、ダリルがフランスの美しい街を歩いているだけで見ていられます。
ストーリーはこれまでのシリーズとそこまで大きな違いは内容な気がしますが、体液が酸性のウォーカーも出てきてゾンビとの戦闘は相変わらずおもしろいです。
マギーと(ローレン・コーハン)とニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)が主人公の『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』も2023年11月17日からU-NEXTで独占配信となります。こちらも期待できそうです。
おすすめ度 | 90% |
世界観・アクション | 97% |
ストーリー | 82% |
IMDb(海外レビューサイト) | 7.8(10点中) |
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家 71% 一般の視聴者 66% |
メタスコア(Metacritic) | 68(100点中) |
※以下、『ウォーキングデッド:ダリルディクソン』のストーリーネタバレありなので注意してください!
1話「失われた魂」ネタバレあらすじ解説
ダリルは小型の船にロープで自分を縛りつけ、命からがらフランスの南部に漂着した。
リックを探す旅の途中でジュネという悪の組織に船に乗せられ、船の上で戦って逃げ出したのだ。
ダリルは体液が酸性のウォーカー(ブルラン、またはバーナーの呼称)を蹴散らすが、腕をつかまれて火傷を負ってしまう。
その後、マリベルという女性とその祖父・ギヨームに会った。
2人はダリルの薬と引き換えに食べ物をくれた。そこへジュネの兵士たちがやってくる。
ダリルは兵士の1人を殺害。マリベルがもう1人を倒した。
兵士の発砲で首に傷を負ったダリルは、ギヨームに殴られて気を失う。
マリベルたちはダリルの荷物を漁って去っていった(しかしマリベルはジュネに捕らえられ、ギヨームは殺される)。
ダリルは修道院で目を覚ます。シスター・イザベルがダリルを救助して、首の傷や腕のヤケドの治療までしてくれたのだ。
イザベルは修道院にいる少年・ローラン(感性が鋭く、後に救い主になると言われている)が描いた絵を見せる。男が海を渡って漂着する絵だ。
イザベルは「あなた(ダリル)こそがローランの預言に出てきた彼を守護する人物にちがいない」と言う。
ローランはダリルを気に入ったようだった。
ローランはゾンビ化したジャン神父に詩を読んであげていた。
ダリルはローランが預言者だとは本気にせず、傷が癒えたので修道院を出て行った。
ジュネの兵士たちがダリルを探してやってきた。
ジュネはローランを見つけると兵士にするために連れて行こうとする。危機を察知したダリルが戻ってきて兵士を倒していく。武器を持った修道女たちとジュネの殺し合いが始まった。
ダリルは兵士のリーダー・ステファンに銃を向けられてピンチ。イザベルが助太刀して形勢逆転した。
ダリルはステファンの腕を撃つが、逃げられてしまう。
ローランとイザベル、そしてシルヴィは助かったが、そのほかの修道女たちは全員ジュネの兵士たちと差し違えて死亡した。
ダリルは、ローランやイザベルを北部の希望連合本部まで連れて行くことを決意する。北の港・ルアーブルなら無線が使えるらしく、リックを探せるかもしれないという希望もあった。
いっぽう北部の港・ルアーブルでは、ジュネのボス/マダム・ジュネは組織に甚大な被害を与えたダリルを探せと部下たちに命じた。
エピソード1の感想
すべてのショットでカッコよすぎるダリルことノーマン・リーダス!たまりませんね。フランスの絶景をバックにしたカットのクオリティが高すぎます。
体液が強酸性のソンビ・ブルラン(バーナー)も登場!なぜ酸性なのでしょうか?!まだわかりませんが、敵としては迫力があって最高です。
体や服の汚れとか、さびれた船とか、修道院とか、ディティールのクオリティや舞台もウォーキング・デッド本編より気合入っている気がします。ものすごいリアリティです。
第2話が待ちきれません。
2話「ヒバリ」ネタバレあらすじ解説
イザベルの過去:十数年前の始まりの日
イザベルは、クラブでドラッグを吸って男たちから時計などを盗む荒んだ生活を送っていた。
ある夜ゾンビパンデミックが起きる。イザベルは彼氏の車に乗り込み、妹・リリーも乗せて一緒に郊外へ逃げる。
リリーは妊娠していた。彼氏がリリーを置いていこうというので、イザベルは逆に彼氏を置いて車を盗んで逃げた。
リリーが産気づく。イザベルとリリーは聖ベルナデッタ修道院に駆け込んだ。
リリーはすでにゾンビに噛まれており、お産の途中で死亡。
死んでゾンビ化したあとに男児を出産した。イザベルは泣きながらローランと名付けた。
現在
ダリルはローラン、イザベル、そしてシルヴィと共にパリを目指す。
道中でウォーカー(ゾンビ)の群れに怯え、ラバが鳴いてしまう。ダリルは仕方なくラバを逃した。イザベルはローランに「ラバはどこかでリンゴを食べにいく」とウソをついた。
ダリルたちはルーという女性がまとめる集団と出会う。その集団は幼稚園を拠点として暮らしていた。始まりの日に園児だった子供たちが成長した集団なのだ。
ローランは近くの森でラバがウォーカーに食われて死んでいるのを見て、ウソをついたイザベルに不信感をいだく。
その集団は夜になるとみんなでロビン・ウィリアムズ主演のコメディドラマ「モーク・アンド・ミンディ」を見るのが日課だった。ダリルは兄・メルルとの思い出の番組を見てよろこぶ。
ルーは病気で寝たきりのデュボア先生を見せる。薬が必要らしい。
ダリルたちは馬を調達しなければと考えていた。ルーは「近くの城に近隣から物資を略奪した男/RJ・ゲインズが住んでいる」と言う。
ダリルとルーはゲインズの城へ。そこで拉致されていたルーの仲間・エリソンを助けた。
ダリルに捕縛されたゲインズが暴れ、ダリルを巻き込んで大量のウォーカーがいる堀に落下。
ダリルはゾンビを倒してルーに助けられるが、ゲインズは食われた。
幼稚園に戻るとすでにデュボア先生は死亡。ルーが泣きながらトドメを刺した。
ダリルたちはゲインズの城から得た馬車で出発する。
エピソード2の感想
ダリルはこれまでボウガンやナイフのイメージが強かったですが、第2話はフレイル(棒の先に鎖で刃物鉄球をつけた武器)を使ってウォーカー3体の頭部を切り刻んでいくシーンが痛快でした。
ガスタンクを銃で爆発させてウォーカーたちを倒すシーンも迫力満点でした!
あとは今回ローランの出生の秘密が明らかになりましたが、ゾンビ化したイザベルの妹から生まれていたとは…めちゃくちゃ凄惨ですね。
奇跡の子供はゾンビから生まれた男児だった…イザベルは妹からの「息子を育てて」という約束を果たすために、ローランを聖少年あつかいしているのかもしれませんね。
3話「パリはパリ」ネタバレあらすじ解説
ステファンはジュネの本部へ行き、ジュネから正隊員に任命されてダリルを追うことに。
ダリルたちはアンジェの街の劇場に到着。イザベルの仲間の音楽家がいて無線があるということだったが、音楽家は気が狂っておりゾンビを鎖に繋いでオーケストラを作っていた。
ゾンビ音楽団にけっこう爆笑しました。今までになかったアイデア!
ダリルたちはパリへ到着。ファロウという仲間がイザベルとローランたちを迎え、アジトを案内する。
菜園などはあったが、無線はない。伝書鳩だけだった。
ダリルはイザベルが週末前に住んでいたアパートへ行き、交渉のためのドラッグを手に入れた。
イザベルはかつて自分が見捨てた子供・エイミーがゾンビ化しているのを目撃して動揺した。
中庭に酸ゾンビがふってくる。2人は逃げた。
ダリルが酸ゾンビの酸で窓ガラスのツタを焼き切っていたシーンがおもしろかった!
ダリルはアメリカへ帰る手段を探すため、ファロウの仲介でカタコンベ(地下にある墓)にあるクラブ・デミモンドへ。
そこのリーダーはイザベルの元彼・クインだった。
クインはローランを見る。そして「妹のリリーとは一度男女の関係になった。ローランは俺の息子だ」と衝撃の事実を告白。俺の言う通りにするなら船を探すと言った。
まさかの最悪の真実!クインは終末前からク○男ですね(笑)
ダリルがクインからイザベルを引き離す。
夜、ダリルはファロウたちのアジトから出て行こうとする。イザベルが本部・ネストまで一緒に行ってほしいと引き止めた。
ダリルは「ローランは普通の子かもしれない。母や父・クインのことを正直に話せ」と言った。
陰で2人の会話を聞いていたローランは、イザベルのウソに怒り、どこかへ行ってしまう。
そこへステファンたちがやってきた。ダリルは外の建物の上へ逃げ、追ってきたステファンの首を絞めて殺そうとする。しかし銃撃があり、その場から立ち去った。
建物の床が崩れ、ダリルは落下した。
4話「鉄の女」ネタバレあらすじ解説
建物の屋上から落下したダリルは水に落ちる。水中のウォーカーを倒し、なんとか助かる。
ダリルはイザベルと合流してローランを探す。
ボロボロのエッフェル塔のふもとに来ていたローランは、ウォーカーの群れに囲まれる。
ダリルたちがウォーカーを倒していくが、ローランはクインの部下に捕まってデミモンドへ連れて行かれた。
ダリルはクインの部下の1人、アルマンを捕まえて小さな鉄で腹を突き刺し、デミモンドの裏口を聞き出す。
どうやらクインの狙いはイザベルのようだ。
ファロウやエミールたちがデミモンドの入り口から攻撃し、ダリルは裏口から侵入。
ダリルはローランを救出し、クインをボコボコにしてデミモンドから立ち去った。
セーヌ川に希望連合の仲間・アズランがボートをつけて待っている。
イザベルは「ジュネの規制をゆるめるためにクインを利用しなければならない」と言って彼の元に残ることを決意。
ダリルとローランはアズランのボートでセーヌ川を進む。
5話「2つの愛」ネタバレあらすじ解説
ダリルがフランスに渡る前の出来事
ダリルはリックやミショーンを探していたがバイクは燃料がなくなる。ダリルはウォーカーを集めている集団に出会った。ウォーカーを捕らえたら燃料をくれるという。
ダリルは10体以上のウォーカーを捕らえるが、青年を見殺しにした男を殴ったため集団に監禁されてしまった。
ダリルは貨物船の檻に入れられた。何十体ものウォーカーがたくさん運ばれている。ダリルは隙をみて檻から逃げ出し、ウォーカーの檻を開けて船を混乱させる。
実験されていた動きが素早く強靭なウォーカーが迫ってくる。ダリルは海に飛び込んだ。
走るうえに素手で人を肉片にできるようなパワフルなゾンビ登場!怖すぎる!
現在
ダリルとローランはアズランのボートでネストへ向かう。しかし船を泊めて野営中、アズランがウォーカーに襲われて死亡。
翌朝、アズランの遺体を埋めて川に向かうとボートがない。ローランがロープを切ったのだ。
ローランは「ネストに行ったらダリルもいなくなるからそれが嫌だ」と言う。ダリルはローランを抱きしめた。
ダリルたちは道でマダム・ジュネの部隊に捕まってしまう。ヴァレリーがクインがダリルたちを逃したことをジュネに話したのだ。
ダリルを捕まえると嘘をついたクインもジュネの部下に捕縛された。
イザベルはローランと再会するも、ジュネの管理下に置かれる。
マダム・ジュネは希望連合との連帯を示すため、セレモニーでローランを壇上にあげることに。
その前の催しとして、ダリルは円形闘技場に連れてこられる。薬を注入された凶暴なウォーカーが解き放たれた。
シーズン1最終回6話「家路」ネタバレ
凶暴な酸ウォーカーが襲いかかる。ダリルは足を切って動きを鈍くし、1体を仕留めた。
クインも闘技場に入れられ、ダリルと鎖で繋がれる。2人は協力して2体の酸ウォーカーを仕留めた。
ダリルがウォーカーの首をジュネに掲げるシーンがカッコ良すぎて泣きそうでした。
ファロウたちが騒ぎを起こす。ダリルとクインはその隙に円形闘技場から逃げた。
クインは噛まれていた。最後にイザベルのために戦うと覚悟を語る。ダリルは彼の手首を切り落とし、鎖から解放された。
イザベルはローランと牢屋に入れられたが、監視から鍵を奪って脱出。ウォーカー化したクインが襲いかかってくる。
ダリルがやってくるが鉄の柵からこちら側に来れない。
ローランはクインの頭を殴って倒した。
ダリル、イザベル、ローラン、シルヴィアはファロウたちに別れを告げて車でネストへ向かう。
途中、コドロンの部隊に捕まって射殺されそうになった。
しかしコドロンは神に祈るローランを殺すことができず、ジュネの部下たちを撃ち殺す。そして「おまえを殺すのは次回だ」と言って去っていった。
ダリルたちはネストのアジトであるモン・サン・ミシェルに到着。リーダーはロサンという男性だ。
ジュネの部下に肩を刺されたイザベルは治療を受ける。
数日後、イザベルはダリルに背中の傷をふいて欲しいと頼んだ。
ダリルはロサンに船を手配してもらい、船がくる海岸へ出発。ローランに別れを言わずに出ていったため、イザベルから「あなたは、あなたの父や祖父と一緒だ」と言われた。
ダリルは海岸沿いの丘にやってくる。第二次世界大戦で死んだ兵士たちの墓がたくさんあった。徴兵されてフランスで死んだダリルの祖父ウィリアム・ディクソンの墓を見つける。ダリルは涙を流した。
ダリルは丘にいたたくさんのウォーカーを倒す。ダリルを追ってローランが1人で来ていた。アメリカ行きの船もやってくる。
ジュネのもとに戻ったコドロンはローランとダリルを殺さなかったことを見抜かれ、「ネストの場所を教えろ」と拷問されることに。
いっぽう、アメリカにいるキャロルはダリルの行方を探し、彼のバイクに乗っていた男を倒す。そしてフリーポートにいる組織からバイクを手に入れたと聞き出した。
『ウォーキングデッド:ダリルディクソン』シーズン1 終わり。
相変わらず荒っぽいキャロル!シーズン1は最高のところで終わりました!シーズン2も楽しみで仕方ありません。
最後のまとめ
『ウォーキングデッド:ダリルディクソン』は、ダリルがフランスを舞台に冒険を繰り広げる最高のスピンオフドラマ!
今後、ローランとイザベルとの冒険がどのように進んでいくのか!?そしてダリルに信仰心は芽生えるのか?毎週楽しみです!
マギーとニーガンの『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』が2023/11/17から配信。
さらに、リック(アンドリュー・リンカーン)とミショーン(ダナイ・グリラ)が主人公のスピンオフシリーズ『ウォーキング・デッド:リック&ミショーン』(The Walking Dead: Rick & Michonne)も、2024年に公開予定です!
ここまで読んでいただきありがとうございます。『ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン』レビュー終わり!
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