前作のダークナイト越えの大ヒットを記録したクリストファー・ノーランの映画ダークナイトライジングの中で、アレっと思った設定や、イマイチな部分を解説していきます。
飛行機でパヴェル博士の血を死体に輸血させるけど、、
それぐらいの血液量でパヴェル博士だと判定させることは難しいし、飛行機爆発とかして死体燃えたら、そもそも血で人物特定できなそうですが、、
映画『ダークナイトライジング』唐突なキャットウーマン
セリーナ・カイルがなぜキャットウーマンになったのかは劇中では一切不明であり、ダーゲットの屋敷に忍び込むときも、前ふりもなくキャットウーマンの格好になっています。
猫も出てこないし…。
犯罪歴を気にするキャットウーマン
犯罪歴が気になるなら、全身黒タイツのおかしな格好もやめた方がいいと思うけど(笑)
そもそもセリーナ/アン・ハサウェイはキャットウーマンなの?
セリーナ・カイルという人物はバットマンの原作でキャットウーマンの本名なので、本作でも彼女はキャットウーマンだ!という解釈で良いのだと思います。
しかし猫耳はなく、リボンみたいなスコープを頭に被っていて全身黒スーツなだけで、爪もないので、猫っぽさが足りないですよね。本当にキャットウーマンなのか?と思ってしまいます。
あまり猫っぽさを出すと、リアリティのあるこの映画ではコスプレ感が出て浮いてしまうからだと思いますが。
作品中では、はっきり「私はキャットウーマンです!」と言ってないのでと、頭につけているリボン型のスコープがコウモリの羽のようにも見えるので、キャットウーマンとバットガールの中間というポジションなのでしょう。
犯罪歴や個人情報を完全に消せるクリーンスレート?
クラウド上に情報が分散し情報の相互補完などの技術が進歩している昨今、クリーンスレートというソフト1つで完全に個人の記録を抹消するのは難しそうです。なんかリアリティないですよね。
ここまで突っ込むのは野暮ですかね。
『ダークナイトライジング』で爆弾のスイッチを一般人に預ける必要性は?
爆弾のスイッチを一般市民に預けている設定の必要性がよくわかりません。というかよく考えるとおかしい。
ベインは、街から逃げ出す市民がいればスイッチが押されるという発言もしているのですが、市民の誰かが逃亡した際にスイッチ押すメリットがあるのは、ベインの仲間だけです。
論理破綻してる気がします。実際、「ベインがスイッチを一般人に預けるわけない!」とみんなに言われちゃってますし。
映画的に前作のダークナイトと同じように市民を巻き込む感じを出したかったんだと思いますけど、やるならちゃんと設定作らないと。
映画『ダークナイトライジング』ショボいバットスーツ
毎度思うのですが、バットマンのスーツって防弾性もあるはずなのに、毎回刃物は簡単に通すんですよね。銃弾弾くなら刃物も通らなそうですが。
ベインが囚人に暴行された過去
ベインは強いです。冒頭の飛行機内シーンでは、ロープを素手で引きちぎり(ロープが傷んでない限り、通常の人間では絶対無理)。
終盤のバットマンとの殴り合いでは素手で柱を割るベイン。そんな彼は、地下牢獄で囚人たちに暴行されてあのマスクを着けなければ生きられないほどの怪我を負わされるのです。
しかし、ベインの強さを考えると囚人なんてパンチ一発で蹴散らせそうですが。あの頃はまだ鍛えてなかったのかな?
ラーズ・アル・グールやタリアは何故祖国を恨まない?
ラーズ・アル・グールを追放し、タリアの母を牢にぶち込んだ”彼らの祖国”は残っているような描写がありますが、「腐敗した人や国を破壊する」という彼らの単純な理念なら真っ先にその国を崩壊させることを選択すべきでは?
ラーズ・アル・グールからしたら妻が殺された地下牢なんか封鎖したいと考えそうなもんですが、それもしてないし。
トラックが落下した時に荷台にいたゴードン
中性子爆弾が乗ったトラックがバットマンの爆撃により下側の道路に落下する時、ゴードンは中性子爆弾と一緒に荷台に乗ってました。
落下した衝撃でタリアは死んだのですが、ゴードンはピンピンしています(ちょっと右手が痛そうなそぶりは見せてますが)単にゴードンが強いだけなのか(笑)?
映画『ダークナイトライジング』ジョーカーについての関連記事↓
当サイトCineMagには『バットマン』の映画シリーズや、ジョーカーについて徹底解説した関連記事がたくさんあるので、いくつか紹介します。
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