『シタデル』全話ネタバレ感想・評価,相関図,あらすじ最終回,キャスト解説,つまらない?Amazonプライム

  • 2023年5月27日

Amazon Prime Video『シタデル』記憶を失った凄腕のスパイが元パートナーと再会して世界を救うスパイアクション!

『ゲーム・オブ・スローンズ』やマーベル『エターナルズ』のリチャード・マッデン主演でシーズン1は全6話です。

『アベンジャーズエンドゲーム』のルッソ兄弟が製作総指揮を務める期待作です!

CineMag
アクションの迫力満点莫大な製作費をかけた映像はスタイリッシュで美しい!しかしストーリーは…。

作品情報・キャスト・相関図

ネタバレなしの感想

視聴してのぶっちゃけ感想・評価(ネタバレあり)

全6話ネタバレあらすじ・最終回の結末解説

シーズン2の情報!

これらを知りたい人向けに内容をわかりやすくまとめました。

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。好きな項目から読んでください。)

これから視聴する方の参考になるよう、作品についての視聴者口コミ・アンケートも投票お願いします↓

スパイドラマ『シタデル』おもしろい!?(投票どうぞ)

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ドラマ『シタデル』作品情報・予告

公開:2023/04/28〜2023/05/26
制作国:アメリカ(撮影場所はイギリス)
話数:シーズン1全6話
原題:『Citadel』
ジャンルスパイアクション,サスペンス
年齢制限:16+(暴力シーンあり)
原案:ジョシュ・アッペルバウム/ブライアン・オー/デヴィッド・ワイル
製作総指揮:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソetc.
原作なし,ドラマオリジナル脚本
配給:Amazon Prime Video
製作費:約390億円

『シタデル』あらすじ

シタデルのヒロイン・ナディア・シン

どの国にも属さず世界平和と秩序を目的とする国際スパイ組織・シタデル

所属スパイのメイソン・ケイン(リチャード・マッデン)と、相棒のナディア・シン(プリヤンカー・チョープラー)は、イタリアのアルプス山脈を走る列車の中でテロリストが濃縮ウランを運ぶのを阻止しようとする。しかしそれは罠だった…。

メイソンとナディアは敵組織・マンティコアのスパイたちを倒すも、列車を自爆されて川に落下。

地元の病院で息を吹き返したメイソンは記憶を無くしていた

メイソンは持っていたパスポート(偽造)からカイル・コンロイとして生きることに。

それから8年後。メイソンだったときの記憶が一切ないまま、カイルは妻・アビーと娘・ヘンドリックスと幸せに暮らしていた。

メイソンを見つけたシタデルの指揮役・バーナード(スタンリー・トゥッチ)が家にやってきて「世界を救うために手を貸してほしい」と言う…。

『シタデル』相関図キャスト

Amazonドラマ『シタデル』相関図
ドラマ『シタデル』相関図

メイソン・ケイン|cast リチャード・マッデン

メイソン・ケインは記憶を無くしたもと凄腕のスパイ。平穏に過ごしていたところをスパイ組織・シタデルに呼び戻される。

HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役でブレイクしたリチャード・マッデン。渋い顔立ちでスパイ役も似合ってますね!

映画でも『シンデレラ』『ロケットマン』マーベルの『エターナルズ』『1917 命をかけた伝令』など話題作に次々に出演しています。

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ゲーム・オブ・スローンズ

ナディア・シン|cast プリヤンカー・チョープラー

ナディア・シンはシタデル所属のスパイ。過去にメイソンとは仕事上の相棒で恋人同士だった。

プリヤンカー・チョープラーさんはインド出身の大スターで、2000年にはミス・ワールドでグランプリも獲得した美貌の持ち主です。

ハリウッドの有名どころでは『マトリックス レザレクションズ』(2021)にサティー役で出演していました。

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『マトリックス レザレクションズ』

バーナード・オーリック|cast スタンリー・トゥッチ

バーナードはシタデルの中枢にいる司令塔・メカニック・エンジニア。

スタンリー・トゥッチ出演作:『ラブリーボーン』『魔女がいっぱい』『JOLT/ジョルト』『キングスマン:ファースト・エージェント』

その他のキャスト

役名 キャスト(出演作)
ダリア・アーチャー レスリー・マンヴィル(『家庭の庭』『ファントム・スレッド』)
シリエ兄弟:タヴィック・シリエ(武闘派暗殺者)&アンダース・シリエ(メカニック) ローランド・ムーラー(『ヒトラーの忘れもの』,Netflix『ブラッド・レッド・スカイ』)
アビー・コンロイ アシュリー・カミングス(『ザ・ゴールドフィンチ』)
ヘンドリックス・コンロイ カオイリン・スプリンガル(『ミッドナイト・スカイ』娘役)

ネタバレなし感想・海外評価

ドラマ『シタデル』列車での戦闘シーン

シネマグ
物語にリアリティは皆無なものの、興奮のアクションの数々が楽しめる

映画『ミッション:インポッシブル』シリーズや『007』シリーズなど、アクション重視のスパイものが好きな人はハマるかもしれませんが、それらの作品と比較しても現実味がない展開が多いです。

製作費を日本円にして400億ほどかけていることもあって、アクション以外の映像も非常に美しくて見応えバツグン。

ただ海外の批評家の評価レビューでは「映像はいいけど脚本がひどい。スパイモノなのに幻想的すぎる」など、ストーリー展開に関する酷評が多め

いっぽうで一般の視聴者の支持率はかなり高く、何も考えずにアクションを堪能できる作品を探している人にはうってつけです。

おすすめ度 85%
アクション 90%
ストーリー 75%
IMDb(海外レビューサイト) 6.3(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) 批評家 53%
一般の視聴者 71%
メタスコア(Metacritic) 51(100点中)

※以下、アマプラオリジナル『シタデル』のストーリーネタバレありなので注意してください!

ドラマ『シタデル』ネタバレ感想・評価

Amazon Prime Videoオリジナルのスパイアクションドラマ『シタデル』の評価は68点。

ストーリーは主人公側のスパイ組織と悪の秘密組織が戦う『ミッション:インポッシブル』や『007』シリーズと同じよくあるパターンです。

誰が味方が次第にわからなくなっていく…というスパイモノでお決まりの要素に加え、リチャード・マッデン演じる主人公・メイソンは記憶まで失っていてノーラン監督の『メメント』的な要素もあります。いいとこどりですね。

王道のスパイモノで、ご都合主義が多すぎたり、人間離れしすぎている脳筋といえばそうなんですが、アクションが好きな私としてはハイクオリティなアクションシーンの数々が見られるだけである程度は満足

シネマグ
銃撃戦で、弾がコンクリにめり込む瞬間など細部までしっかり描かれていて臨場感がものすごいのです。アングルもすばらしい。

細かいところや格闘の場面については、「人間の肉体ってこんな耐久性ないだろ…」とツッコんでしまうシーンもあるのですが、個人的には許容範囲でした。

感想を語る犬
爆風で体が吹っ飛ぶなど、ありえないけど臨場感のあるアクションが楽しめます。

2時間おきに記憶が消去されるバックストップや、データを保存した注射器で記憶が戻るなどSFとしてワクワクする設定も魅力。

記憶が戻る原理はまったく不明でリアリティはないですが、あまり考えずに楽しめるスパイアクションとしては良作だと思いました。

強いていえば潜入や脱出をする過程はかなりしょられていて、物足りないと感じることもしばしば。細かい部分が気になる人はツッコミまくりの作品です。

1話「謎の人物」ネタバレ

イタリアのアルプス山脈を走る列車に乗っていたシタデルのスパイ・ナディアは、濃縮ウランを運ぶグレゴールを止める予定だった。

ナディアはかつてのパートナー・メイソンも列車にいると知って驚く。

ナディアはグレゴールに接触する。しかしグレゴールは敵対組織・マンティコアのメンバーでナディアが来るのを知っており、世界中のシタデルのスパイを殺害した映像を見せた。

シタデルの情報を売った裏切り者がいるのだ。

ナディアとメイソンはグレゴールたちを倒す。しかしグレゴールが列車を爆破させ、ナディアとメイソンは川に落下した。

シタデルは崩壊する。

8年後

記憶が戻らないメイソンは、カイル・コンロイとして妻・アビー、娘・ヘンドリックスとアメリカで暮らしていた。ときどきナディアの顔がフラッシュバックするが誰だかわからない。

世界的な大富豪の援助でできたマンティコアの司令役ダリア・アーチャーは、世界の核コードの情報が入っているシタデルのXケースをダヴィックとアンダース兄弟に強奪させた。

Xケースの起動が起動されたことを探知したシタデルの司令塔・バーナードは、メイソンが生きていると知る

バーナードはメイソンとアビー、ヘンドリックスを拉致した。そしてメイソンが凄腕のスパイだと説明し、「世界に危機をおよぼすXケースが敵の手に渡ってしまったから助けてくれ!」と言った。

エピソード1の感想

列車内で敵と戦うシーンで、至近距離で敵に銃を撃ちまくるナディアの非情かつプロフェッショナルな感じがいいですね。

感想を語る犬
メイソンがトイレで戦っている時間はムダに長い気もしましたが(笑)。

敵・グレゴールが自爆した位置はメイソンとナディアがいた位置とけっこう近く、これで生きているのはかなりのご都合主義です。ただ目線をそれくらいのリアリティラインに設定して見ると、全体的にスリリングでハイテンポで楽しかったです。

2話「スパイは夜現れる」ネタバレ

8年前:ナディア

列車爆破で川に落下したナディアはなんとか岸に泳ぎ着いた。ナディアはバーナードに連絡する。

バーナードは「2時間後のバックストップ(記憶消去)に備えろ!」と言った。ナディアはヒッチハイクで助けを求めるが、助けてくれた男がナディアを監禁しようとする。ナディアは襲ってくる男を殺害。しかし記憶は消えてしまった

目を覚ましたナディアは、腕にスペインのヴァレンシアへ行け!と書かれているのを見る。

現在

メイソンはバーナードの遠隔指示でマンティコアの施設に侵入し、Xケースを奪取してバンに乗り込んだ

バーナードはバンを運転しながら、「Xケースの中の注射器を首に打てば記憶が復活する」と言う。

しかしXケースを追跡してきたダヴィックとアンダース兄弟が後ろからバンを狙撃。バーナードは撃たれ、メイソンの注射器は壊れた

1人で逃げ切ったメイソンは、Xケースの情報でエージェント追跡をしてナディアという女性が生きていることを知り、彼女がいるスペインへ。

メイソンはレストランで働いているナディアと再会する。しかしナディアも記憶を失っていた

記憶を失っているナディア

ダヴィックがレストランにやってきてメイソンとナディアを襲う。メイソンは肩を撃たれた。

ナディアはメイソンに言われてXケースの注射器をクビに打ち、記憶を呼び覚ます。そしてダヴィックを倒した。

バーナードは捕まり、ダリアの屋敷で尋問を受けていた。

エピソード2の感想

ナディアの記憶は戻ったけどメイソンは何も覚えていないという微妙なバランス感覚が、恋愛の男女不平等みたいでいいですね。

第2話はメイソンがマンティコアのビルに潜入する展開であっさりXケースを回収しすぎなのが気になりました。

あとは「バーナードは天才エンジニアならXケースが追跡されないようにしろよ!」とツッコんでしまいました。

3話「巨大な影」ネタバレ

10年前

シタデルのエーススパイだったメイソンは敵組織がエボラ菌の派生種をアメリカにばらまこうとしている情報を受け、イランにある敵組織の施設へ潜入。

ウィルスを奪取して施設から逃げようとするが、森で敵に囲まれて大ピンチ。敵に変装していたナディアがメイソンを助けた。

2人は激しい恋に落ちる

現在

記憶を取り戻したナディアはメイソンをシタデルの隠れ家に連れて行き、肩の銃弾を取って治療をする。

メイソンは「俺たちは恋愛関係だった?」と聞く。ナディアは「いっときだけ」と返した。

ナディアは謎のエージェントと通信し“荷物”について話した。

歯を抜かれる拷問を受けるバーナードは、アンダースと2人きりの時に「お前が愛した女性・ブリエルは生きている。今はアビーという名前でメイソンの妻だ。私を逃がせば真実を教える」と交渉した。

メイソンはマンティコアの一員であるマフィアと会い、「8年前にシタデルを裏切ったのはナディアだ」と聞かされる。

ナディアはメイソンに「それは真っ赤なウソだ」と言った。

エピソード3の感想

過去の回想でメイソンが雪上バイクで敵と戦うシーンはスタイリッシュで迫力ありましたね。

そもそもメイソン1人に対して敵が多すぎですし、半分しか開いてない敵のパラシュートで脱出するなど冷静に考えるとありえない場面が多かったですが、アイデアがおもしろくてワクワクしました。

そしてサスペンスのセオリー通り、メイソンの妻・アビーも記憶を消されていた元スパイだと発覚

感想を語る犬
みんな記憶消えすぎじゃないですか?

4話「告白」ネタバレ

ナディアとメイソンはXケースの情報からシタデルのメンバー:カーター・スペンスがモロッコのマンティコアの秘密施設にとらわれていると知り、現地へ。

ナディアとメイソンは秘密基地の敵を倒し、カーターを助ける

カーターはナディアを見て「お前がすべてを仕組んだ」と言った。

10年前

シタデルにナディアが推薦したセレステ・グラハム(アビー)という女性スパイが新たに入ってきた。

セレステは世界中のインフラにアクセスできるオズ・キーを発明したアンダースのもとに潜入し、情報を奪い取れという任務を受ける。

セレステは計画通りアンダースと恋仲になった。

潜入捜査から100日がたちセレステと連絡が取れなくなった。

メイソンはセレステが双子の弟デヴィッドの借金を返すために手に入れたオズ・キーを勝手に売るつもりだと考え、現地へ部隊を送る。

セレステはオズ・キーを盗むことに成功するが、ダヴィックに見つかる。セレステはどうにかダヴィックを倒した。

そこへメイソンの指示でシタデルの部隊が突入。部隊はセレステを確保し、アンダースも拘束した。しかし肝心のオズ・キーはどこにもない。ダヴィックもいない。

メイソンはセレステを尋問するが、彼女はオズ・キーのありかを知らないと言う。

メイソンはシタデルを守るという名目で、上層部に内緒でセレステの記憶をバックステップで消去した。

カーターは、ナディアがセレステに「一旦オズ・キーを隠してから持ち帰れ」と裏で指示を出していたことを突き止める。さらにメイソンがナディアを守るためにセレステの記憶を消し、彼女を犠牲にしたと知る。

エピソード4の感想

モロッコの基地に突入するシーンでは、ナディアがナイフを蹴って敵を殺すなどかっこいいアクションシーンが多くて楽しめました。

ただ10年前の過去の内容は、やりたい放題するメイソンをみんなが止めないのが違和感。

シネマグ
勝手に記憶消されるセレステがかわいそすぎです。

今のところ、ストーリーはナディアが裏切り者っぽいというにおわせ以外は完全に何もわかっていない状態。新たな謎が出てくるだけであんまり進んでないですね。

5話「時は敵を作る」ネタバレ

9年前

メイソンはナディアに指輪を渡してプロポーズ。ナディアはどうこたえていいかわからず困惑する。

ナディアは、メイソンがセレステにオズ・キーの責任を押し付けるために記憶を全消去したことを知り、怒って指輪を突き返した。

ナディアはオズ・キーを破壊したという。しかし「シタデルを裏切ったわけではない」と続けた。

現在

アンダースは「かつて愛した女性・ブリエル(セレステ)がアビーとして生きている」と聞かされ、彼女に会うためにバーナードを解放しようとする。しかしダリアに撃たれて死亡した。

ダリアは「妻子を殺す」とバーナードを脅す。バーナードはPCの解除コードを教えた。しかしダリアは約束を破り「ワイオミのアジトを破壊しろ」と部下に命令。

危険を察知したアビーたちは基地から逃げた。

いっぽうナディアは、カーターから「おまえはシタデル崩壊の前にテロリストのラヒ・ガンビールと会っていただろ」と言われる。

ナディアはラヒが自分の父で、スペインのヴァレンシアでメイソンとの子供(娘)を生んだと告白。娘の名前はアシャらしい。

しかし出産から半年後にイタリアの任務で列車が爆発。「バックストップで記憶を失い、娘に8年間会っていない」と話す。

メイソンは自分とナディアとの間に子供がいたことに驚いた。

そこへダリアの部下・ヤマザキがやってくる。

メイソンは電話ごしにダリアから「娘・アシャを拉致した。命がおしければ太平洋の潜水艦にある核弾頭を奪え」と言われる。

エピソード5の感想

第5話はツッコミどころ満載なのにアクションシーンもない微妙な回でした。

まずアンダースがダリアに撃たれるシーンでは、近づいてきたダリアになぜ気づかなかったのかちょっと謎。

わかりやすい演出にしたかったのでしょうけど、ちょっと違和感があります。

ダリアは夫・トーマスや家族をシタデルに殺されたみたいですね。相変わらず詳細はわかりません。

感想を語る犬
ナディアに子供がいたとわかっただけの回でした。

最終回6話「夜の秘密に明け方の雨を」ネタバレ

8年前

メイソンは任務でロシアの核搭載無人潜水艦に降り立ち、シタデルのコードを上書きする。ロシアが核兵器を使用できないようにするためだ。

メイソンは自分のコードも入力し、シタデルすらも操作できないようにして上官のグレイスと交渉。ナディアの居場所を聞き出そうとする。しかし知らないと言われるだけだった。

核搭載無人潜水艦での任務

ダリアは「娘のアシャに危害を加えられたくなければいますぐ太平洋に飛べ」と言う。

メイソンたちは飛行艇で太平洋沖にやってきた。カーターが潜水艇をハッキングして浮上させ、メイソンはダヴィックと共にパラシュートで着艦した。

メイソンは解除コードを入力。

ダヴィックはメイソンを気絶させて中に入り、ダリアと通信して「誰が弟を殺したか分かっている。権力を渡さなければマンティコアの各支部にミサイルを発射する」と脅した。

しかしダリアはすでに潜水艦のシステムをハッキングしていた。

メイソンが中に入って銃でダヴィックを脅す。降下してきたナディアがダヴィックを殴って気絶させた。

ナディアがミサイルから炉心を取り出し、メイソンがダヴィックと戦って彼を殺害した。

娘との交換

メイソンたちはスペインのヴァレンシアに飛び、マンティコアのメンバーであるクリストフと人質を交換することになった。

メイソンたちは約束通り核の炉心を持ってきた…と見せかけてカーターが遠くからアシャをつかまえている兵士を撃ち、メイソンが落下してきたアシャをキャッチ

核の炉心確保が失敗したと知ったダリアは自宅を爆破して逃げ、自分が死んだことにする

メイソンたちはすでに破壊されているシタデル米国本部へ。アビーやヘンドリックスもいた。

30年前セルビアでの悲劇

メイソンはカーターが復元した記憶回復装置で記憶を取り戻す

30年前にセルビアで爆撃を受けて父が死に、母がいなくなったことを思い出した。

さらにメイソンは8年前にダリアに接触していたダリアがメイソンの母だと知ったからだ。メイソンはナディアの居場所を教えて欲しいとダリアに依頼していた。

ダリアは「30年前の爆撃はシタデルの誤爆で、シタデルはその事実を隠蔽した」と語る。

ダリアは夫・トーマスが目の前で焼け死に、自身も重傷を負ったこと、その後メイソンと一緒にいられなくて離れたことを話した。

ダリアは数年前に関係者からシタデルの誤爆の話を聞いたと言い、シタデルに制裁を与えるためにスパイのリストを渡してくれと頼む。

メイソンはリストを渡した。ダリアは結局スパイたちを皆殺しにしてしまったのだ

記憶が戻ったメイソンはシタデルを裏切ったのは自分だったと知って愕然とし、アビーにハグをしながら絶望する。

『シタデル』シーズン1最終回 終わり

最終回の感想

メイソンがダリアの息子で、裏切り者張本人だったというオチ。そこはなかなかおもしろいと思いました。

ただやっぱりミッションの途中過程や移動をはしょりすぎているのと、展開に無理がありすぎるのは否めません。

5話と最終回の第6話を見て、このドラマのリアリティラインが良くも悪くもアニメレベルだとやっとわかりました。

まず最終回では浮上してきた潜水艦にパラシュートで着地するという…この時点でツッコミどころ満載ですが、帰りは普通に小型飛行機を潜水艦に近づけてメイソンたちを回収していたので、行きにわざわざパラシュートを使った意味がよくわかりません

あとはナディアが核ミサイルから炉心を外すときに、電動のネジ回して外装をパカっと開けてすんなり取っていたシーンが爆笑でした。ネジ式なの?

そもそもダリアはナディアたちを脅しておいて、監視はちゃんとしていないのも気になります。

メイソンの記憶のバックアップデータがサーバーにある!というのも意味不明。

シネマグ
ツッコミ出したらキリがないです。

シーズン2の配信が決定しており、マーベルみたいにスパイバースを展開させるつもりのようですが、シーズン1の脚本だとガバガバすぎて不安です。

『シタデル』シーズン2は?

ちなみにドラマ『シタデル』はシーズン1の配信前にシーズン2の制作が発表されています。

感想を語る犬
シーズン1の評判が微妙なのにだいぶ強気ですね。

シーズン1の最終回ではシーズン2として『シタデル:DIANA』が2024年に配信されると予告がありました。すでに撮影しているパートもあるようですね。

新たなスパイ・DIANA(ディアナ)を演じるのはイタリアの女優マチルダ・デ・アンジェリス。Netflixドラマ『リディア・ポエットの法律』などで有名な人です。主要な舞台はイタリアになるのかもしれませんね。

シネマグ
アクションはバッチリですがシーズン2では脚本にもう少し力を入れてほしいと思います。

最後のまとめ

Amazon Prime Videoオリジナル『シタデル』はツッコミまくりのご都合主義は多いものの、アクションや映像の良さは光っていた良作でした。

シネマグ
あまり頭がいい感じの映画ではないですが、アクションは脳筋なくらいがちょうどいいですね!

ここまで読んでいただきありがとうございます。『シタデル』(Citadel)レビュー終わり!

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