『アレックス・ライダー』相関図全8話ネタバレ感想,あらすじ解説!考察とドラマ評価/シーズン1

  • 2022年12月16日

アレックス・ライダー第5話あらすじネタバレ

アレックスは、昨夜倒れて何処かへ運ばれたことを夢だと思っていた。しかしジェームズやカイラも同じ夢を見たことがあると言う。

ラウラの様子もおかしい。3人はポイントブランクにいたら殺されると確信し、逃げることに。アレックスは、グライフ博士の部屋の暗証キーパッドに鉛筆の粉をかけ、1889という番号をゲットすると、カイラと部屋の中に入りコンピューターから施設全体の暗証番号を0000に変更した。

一方、殺し屋ヤッセンは、トムの動きを捕捉。ポイントブランクに出向いてグライフ博士に警告をし、新しいセキュリティーコードを告げる。

ジェームズが学生部長のエヴァに連れ去られ、プライベートルームへ。アレックスは中に入るが誰もいなかった。夜、アレックスはカイラを連れそのプライベートルームに入ると、鏡の裏に2階へと続く階段を発見。

2階には自分たちの部屋を監視するモニターがあり、自分たちの部屋とまったく同じ部屋が用意されていた。2人はそこで、バクスター博士がグライフ博士にナイフで刺殺されるのを目撃。

第5話感想・考察

暗証キーパッドに鉛筆の粉をふりかけて、番号をゲットするというローテクながら発想豊かな方法がよかった。道具に頼らず頭を使ってなんとか切り抜けるというのが、ドラマ『アレックス・ライダー』の特徴なのだろう。

ただ、2階に行ったら当然自分たちのコピーがいるはずが、部屋に誰もいないというのはご都合主義では?と思った。

アレックス・ライダー第6話あらすじネタバレ

翌朝、ジェームズの様子もおかしくなっている。食後、エヴァにプライベートルームに呼ばれたカイラは、外へ逃げることに。アレックスは今度は地下を探ると、実験室を発見。さらに奥に、本物のジェームズやラウラ、そしてパーカーやステパン・ヤレンコフが檻に入れられ監禁されていた。

グライフ博士は自分のクローンを育て、顔を整形させて世界的企業の子息とすり替えて送り込み、世界を牛耳る“ジェミニ計画”を進めていたのだ。

しかしアレックスは、グライフ博士とエヴァに捕まってしまう。自白剤を打たれるが、持ち前の精神力の強さで歌を歌ってなんとか乗り切った。

一方、トムは若手監督助手に採用したいという電話をロスコープ・メディアから受け、会社へ向かう。しかし社長のパーカーと秘書のランガムに尋問を受け、アレックスがスパイであると、ポイントブランクのグライフ博士に報告されてしまった。そこへMI6が駆けつけ、パーカーたちは捕まりトムは解放される。しかしヤッセンの影もそこにあった。

足跡を逆に辿って施設内にこっそり戻っていたカイラは、縛られているアレックスを助ける。アレックスは助けを呼ぶためにアイロン台をスノーボードにして、施設を出て傾斜を滑走する。追ってくるスノーモービルをなんとかまいたが、転んで道路に投げ出され、除雪車に撥ねられてしまった。

第6話感想・考察

アレックスは第2話でもバンに撥ねられたし、今回は除雪車(笑)。車に撥ねられすぎ

アイロン台でスノーボードできるくらい運動神経いいなら、車避けろと言いたいw。

あとは、カイラは一旦外へ出て、雪についた自分の足跡をバックトラックして施設内に戻ったらしいのだけど、外には監視カメラが何台もあるので、エヴァやグライフ博士が彼女を探せないのはちょっとおかしい(細かすぎかな?)。

アレックス・ライダー第7話あらすじネタバレ

除雪車に撥ねられたアレックスは、救助されて治療センターへ。そこへエヴァも駆けつけて様子を見ていた。アレックスは死亡したと思い安心した彼女だが、治療しているメンバーは全員MI6で、アレックスは頭を打っただけで無事だった。

スミザーズは、捕らえた偽物のパーカーの声を使って、グライフに電話。アレックス・ライダーは友達のトムが作った架空の人物だと報告して安心させた。

アレックスの先導で、MI6のメンバーウルフ、フォックス、スネーク、イーグルは、ポイントブランクを襲撃。クローンを全員捕らえて、ジェームズ、ライラ、パーカーたち“オリジナル”を解放した。

カイラを探すアレックスは、クローンのカイラに騙されて誘導され、エヴァに殴られる。そのとき水素ボンベが爆発し、エヴァは死亡。予期していたアレックスは壁の影に隠れてなんとか助かった。

グライフやクローンたちは捕まり、アレックスはロンドンへ帰宅するが、ポイントブランクにはアレックスのクローンだけが残されていた。

第7話 解説・考察

だんだん展開が微妙になってきた。アレックスがグライフ博士を止めた方が面白かったのに、MI6の精鋭たちがポイントブランクを襲撃してあっさり陥落させるというのが残念。アレックスは武道やってるくせに、女性研究員のエヴァに素手で勝てないのも残念。

あとは、アレックスのクローンだけなぜ捕まらなかったのかが謎。普通なら、MI6は占拠した施設に居座り、もっとちゃんと調べるだろう。なぜすぐ退散したのか(笑)。

アレックス・ライダー第8話(シーズン1最終回)ネタバレ解説

アレックスの偽物はポイントブランクから出て、近くを通りかかった男性を石で殴り殺して車でロンドンへ向かった。

ジェームズたちオリジナルは、自分の家に返される。カイラはMI6の施設で両親がグライフの命令で殺されたと知り、悲しんだ。

アレックス(本物)のもとに、MI6の施設から逃げ出したカイラが現れた。カイラはアレックスに別れを言って去る。

アレックス(偽物)はプロム(学校のダンスパーティー)で、トムを捕まえて痛めつけ、アレックス(本物)を電話で呼び出す。2人のアレックスは学校の前で乱闘になり、そこへMI6のジョーンズたちが現れる。

ジョーンズたちはどちらが本物かわからず混乱するが、トムが偽物を殴り、どちらが本物か判明。偽物は捕まるが、銃を奪って本物のアレックスを狙う。そのとき、何者かが偽物を狙撃して殺す。アレックスは遠くでヤッセンが銃を構えているのを見た。

アレックスは普通の生活に戻り、トムやジャックとピザを食べに出かける。

MI6局長のブラントとジョーンズは、ヤッセンが“スコルピア”という組織のメンバーの残党だと知って、ある秘密をアレックスに打ち明けるべきか悩んでいた。

シーズン1全体の感想と解説,評価

アレックス(偽物)は何がしたかったのか?本物になりすましたいなら、学校に本物を呼び出すべきじゃないだろう。アホかこいつは(笑)。

まあ、生きる目的に悩んで自暴自棄になったと解釈できなくもないが。

ドラマ『アレックス・ライダー』の欠点として、登場人物のアレックスを魅力的に描けていないのが痛い。それどころか、登場人物全員内面の描き方が不十分だと思う。

あとは、スパイものとしてはアクションが微妙。複雑な展開でないので、『007』シリーズのような派手なアクションがもっと欲しいところ。

まあ、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』とか、シーズン1はつまらなくてだんだん面白くなっていくドラマはたくさんあるので、『アレックス・ライダー』もシーズン2に期待したい。もっと面白くなるだろう。

シーズン2の放送予定は決まっていないものの、海外レビューサイトロットントマトズでの評価は良いので、シーズン2が制作される可能性は高い。