ボンド死亡?007ノータイム・トゥ・ダイ/ネタバレ考察!意味やひどいあらすじ解説/子供?感想酷評,能面やストーリー解釈

  • 2022年12月24日

映画『007ノータイム・トゥ・ダイ』ネタバレあらすじ結末

映画『007ノータイム・トゥ・ダイ』の車での銃乱射シーンネタバレ

前作『スペクター』の後、ジェームズ・ボンドは引退し、恋人マドレーヌ(レア・セドゥ)とイタリアを旅して幸せに過ごしていました。

ボンドは朝1人でヴェスパー・リンド(カジノロワイヤルの女性)の墓へ行き彼女を忘れようとしますが、スペクター(組織)のマークが描かれたカードが置いてあり、墓が爆発して吹き飛ばされます

ボンドは追っ手を倒しながら逃げ、マドレーヌを車に乗せます。彼女がスパイだと思い込み、別れを告げました…。

5年後

話をするボンドとフェリックス映画『007ノータイム・トゥ・ダイ』

浜辺で優雅な引退生活を送るボンドのもとに、旧友でCIAのスペクター(組織)のフェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)が現れ、スペクターの関連組織に拉致されたロシアのバイオ兵器科学者ヴァルド・オブルチェフを救い出して欲しいと頼まれます。

ボンドは断りますが、オブルチェフのDNAなのロボット兵器「ヘラクレス」の開発を、MI6部長のM(レイフ・ファインズ)が指示していたような節があり、また自分の後任で007ナンバーを引き継いだエージェント・ノーミ(ラシャーナ・リンチ)もオブルチェフを狙っていると知ってミッションを引き受けることに

ボンドはキューバへ行き、現地でCIAエージェント・パロマ(アナ・デ・アルマス)と協力してオブルチェフがいるパーティ会場に潜入。しかしボンドの存在はバレており、前作『スペクター』でロンドンの刑務所に収監されているはずのエルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)の声が聞こえます。

周囲にいるスペクターのメンバーの視線が、スポットライトが当たったボンドに集まり、天井からDNA兵器「ヘラクレス」のガスが注がれます。しかし死んだのはボンドではなく、スペクターのメンバーたちでした。

裏で他の組織と内通していたオブルチェフがスペクターを裏切り、DNA兵器のプログラムに細工をしていたのです。ノーミがオブルチェフをさらいますが、パロマが奪い返します。

ボンドはパロマと別れ、プロペラ機でフェリックスたちがいる沖の船に到着。

しかしフェリックスの相棒アッシュは謎の組織とつながっており、裏切ってフェリックスを撃ちます。ボンドを殴って船に爆弾を仕掛け、オブルチェフを連れてプロペラ機で逃げました。

ボンドは友人フェリックスを見取り、沈みゆく船からなんとか脱出

バイオ兵器とサフィンの組織

ボンドはかつての上司・Mに、オブルチェフやナノ兵器とMI6がどういう関係なのか問います。

Mは口を濁しますが、どうやらスペクターなど裏組織の撲滅用に開発したバイオ兵器「ヘラクレス」がリューツィファー・サフィン(ラミ・マレック)の組織に横取りされた格好のようです。

ボンドは刑務所にいるスペクターの元首領エルンスト・スタヴロ・ブロフェルドに会いに行きます。ブロフェルドが唯一喋る相手として、マドレーヌもやってきました。2人は気まずい再会を果たします。

007ノータイム・トゥ・ダイネタバレ 気まずい再会をするマドレーヌとボンド

ボンドはマドレーヌを追い出して、ブロフェルドと対峙しました。ブロフェルドは、「ヴェスパーの墓を爆破させたのはマドレーヌでなく自分だ」と笑います。ブロフェルドは義眼のデバイスで刑務所の中から組織を操っていたのです。

ボンドがブロフェルドの首につかみかかると、彼は毒で死亡しました。サフィンに命令されたマドレーヌがスペクターのメンバーだけ死ぬようにプログラムされたバイオ兵器「ヘラクレス」に感染しており、それがボンドにも感染したのです。

ボンドは理由を知るため北欧で暮らすマドレーヌに会いに行きました。マドレーヌにはマチルドというまだ幼い娘がいますが、ボンドの子ではないと言われます。

マドレーヌの家がサフィンの組織のアッシュらに襲撃され、ボンドたちは車で逃走。しかしボンドが追っ手を引きつけている間に、サフィンによってマドレーヌとマチルドがさらわれてしまいました

最後の決戦

ボンドはMI6に行き、サフィンの一族はかつてスペクターに所属し、毒や生物兵器の開発をしていたようで、彼以外はマドレーヌの父ミスター・ホワイトに殺されたと知ります。

スペクターのメンバー殺害に成功したサフィンは、今度は人類を掌握しようとしているようです。

ボンドはMI6に現役復帰し、エージェントQ(ベン・ウィショー)の指示で新型戦闘機でノーミとサフィンのいる島へ潜入しました。イギリスの軍艦も近づいています。

サフィンの島に上陸した新007のノーミとボンド

島は要塞基地になっており、サフィンの一族が第二次世界大戦の頃から生物兵器開発をしていたようです。ノーミはオブルチェフを見つけ、彼を「ヘラクレス」の液体の中に落して殺します。

ボンドはサフィンがいる日本風の大部屋へ行きます。

サフィンはマチルドを人質に取り、「お前の子供だ」と言いました。ボンドは畳でマチルドの命を救うよう土下座で頼みます。

しかしサフィンはマチルドを連れて逃げてしまいます。ボンドはマドレーヌと合流してサフィンが解放されたマチルドを発見

一方MI6のMは、日本など他の国の軍にこの作戦について厳しく問われています。サフィンがやったことだとしても、MI6が世界を恐怖に陥れる生物兵器の開発に関わっていたと知られれば第三次世界大戦の危機です。

ボンドはマドレーヌと熱いキスを交わし、ノーミに2人を連れて脱出するように言います。

ボンドはMI6から島にミサイルを撃ち込んで証拠を全て消す方針を聞き、1人残って敵を倒しつつ基地の防護壁を解除しました。

Mはミサイル発射を指示します。

脱出しようかと思っていた矢先、なぜか防護壁が閉まります。ボンドはサフィンに足を撃たれました。サフィンにつかみかかりなぎ倒します。

サフィンはバイオ兵器「ヘラクレス」の小瓶が割れているのを見せます。例え生き延びても2度とマドレーヌ触れられなくなったと悟ったボンドは、サフィンに銃弾を浴びせ、殺しました

再び戻って防護壁を開けたボンドは基地の上に立ち、無線でマドレーヌに最後の別れを告げました。離れ島に着いていたマドレーヌは涙を流します。

基地にミサイルの雨が降りそそぎました

数日後、Mたちはボンドを追悼します。

マドレーヌは娘マチルドを車にのせ、ボンドと旅をしたイタリアの地を走って彼の話をしていました。

映画『007ノータイム・トゥ・ダイ』END!

最後のまとめ

映画『007ノータイム・トゥ・ダイ』は派手なアクションやゴージャスな映像が楽しめて、ダニエル・ボンド終幕の余韻に浸れましたが、個人的には過去の007作品群を超えたとまでは感じませんでした。

とはいえダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドはいつも通りダンディでしたし、まさかのボンド死亡の結末や、子供がいた展開は斬新で良かったと思います。

007の次回作とネクストボンド俳優、ボンドガールにも期待したいですね!

ここまで読んでいただきありがとうございます。レビュー終わり!

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