映画『僕のヒーローアカデミア・ワールドヒーローズミッション』ネタバレあらすじ
謎の思想団体ヒューマライズは、いつか全人類の個性が暴走し滅亡するという教義のもと、無個性な人間だけの世界をつくろうとしていました。
個性因子誘発爆弾(イディオトリガーボム)を発明し、ある地域で爆破させます。人々の個性が次々に暴走し、死んでいきました。
エンデヴァーの事務所にインターン中だった緑谷出久(デク)、爆豪、轟は、海外のオセオンという国のヒューマライズの支部へ突撃して、イディオトリガーボムがないか探します。
他のヒーローたちも各国のヒューマライズ関係施設を調べますが、イディオトリガーボムは見つかりません。
そんな中、オセオンの街で宝石強盗があり、出久は犯人のヴィランたちを追います。
追跡中にヴィランたちからアタッシュケースを受け取った、肩にピンクの小鳥を乗せた少年・ロディを発見し…。
ネタバレあらすじ
ロディの逃げ足の速さはピカイチでしたが、出久はなんとか追いつきました。
しかし2人は現地警察に囲まれて急に発砲され、慌てて逃げます。
ロディが受け取ったアタッシュケースが、途中でヒューマライズが雇ったヴィラン・べロスたちが奪取しようとしたものとすり替わってしまったからです。
出久は、自分がオセオンで殺人事件の犯人として全国指名手配されていることに驚きました。隣国まで逃げれば追われることはなくなると考えます。
ロディは「弟・ロロ、妹・ララを頼む」と顔馴染みのバーのマスターに電話をかけ、出久と国境までの旅に出ました。
道中で2人は仲良くなり、ロディは自分の個性の秘密を喋ります。
出久たちは国境近くにやってきますが、ヴィラン・べロスやシデロに攻撃されました。
出久から連絡を受けていた爆豪、轟が到着し、べロスたちの撃退になんとか成功。
そんな中、ヒューマライズは世界各国に仕掛けたイディオトリガーボムが2時間以内に爆発するとメディアで宣言します。
ロディが持っていたアタッシュケースには、データカードとイディオトリガーボム解除メモリーが入っていました。
ロディは、起爆解除メモリーは失踪した父・エディが作ったと知ります。
爆豪はデータをパソコンで開き、標的になっていない支部にボスのフレクト・ターンがいると考えます。
出久たちはロディが操縦する飛行機でそこへ向かい、爆弾の解除メモリーの入力を目指しました。
プロヒーローや雄英高校のメンバーたちは、各国のヒューマライズの支部からイディオトリガーボムを発見し、爆発しても安全な状態にしたり、市民の避難を懸命に頑張りますが、間に合いそうにありません。
出久たちはフレクト・ターンがいる施設に到着。
爆豪はソードキルの個性を持った双子・サーペンターズと戦い、轟は水を操るレヴィアタンと死闘を繰り広げます。
出久は、ボスのフレクト・ターンとの戦闘に突入。しかし彼はあらゆるエネルギーを跳ね返せる個性・リフレクトの能力の持ち主でした。
出久の攻撃は通用せず、周囲から放たれたエネルギー波で体を貫かれてしまいます。
フレクト・ターンは「この個性のせいで両親に抱いてももらえず、人に愛されることもなかった」と過去を語りました。
そんなとき、ロディが出久たちの前に現れます。
ロディは「ヒューマライズの戦闘員に捕まり、起爆解除メモリーを渡せば弟たちがいる地域は起爆しないと言われた」と出久に話しました。
ロディの父・エディも、家族の命と引き換えにヒューマライズの研究に参加させられていたそうです。
しかしロディの小鳥のピノの表情を見ると、それが嘘であることがわかります。
ロディはフレクト・ターンの隙を突いて彼の横を走り抜けます。レーザーで体を貫かれてしまいますが何とか起き上がり、制御室へ向かいました。
出久はフレクト・ターンを止めるために攻撃を繰り返します。
施設の外では、爆豪や轟が何とかヴィランにギリギリのところで打ち勝っていました。
出久は個性リフレクトには限界点があると考え、攻撃を繰り出し続けます。
フレクト・ターンからの攻撃でボロボロになりますが、連打を繰り返して敵の能力の限界点を突破し、倒すことに成功。
もう世界中での爆破が間に合わないと出久が制御室に急ぐと、ロディは倒れています。
しかし彼の分身である小鳥のピノが起爆解除メモリーを差し込んでいました。
思想団体ヒューマライズのメンバーは全員逮捕され、事件は幕を閉じます。
数週間後、退院した出久たちを、ロディが空港まで見送りに来ました。
ロディは「もうこの国に来るな」と言いますが、小鳥のピノは大泣きしていました。
出久たちの日本行きの飛行機が出発し、ロディはバーテンダーとして真っ当に生きることを決意します。
映画『僕のヒーローアカデミア/ワールドヒーローズミッション』終わり!
最後のまとめ
『僕のヒーローアカデミアThe Movie/ワールドヒーローズミッション』は人類の個性を消す!というストーリーでしたが、皮肉にも個性があまり感じられない作品になってしまいました。
出久、爆豪、轟以外の活躍があまりなく、ワールドワイドな見応えが薄かったのも残念です。
レビュー終わり。
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