ひどいけど泣ける!映画『プロジェクトV』あらすじネタバレ酷評・感想/解説:ジャッキーチェン溺死寸前NGシーン考察

映画『プロジェクトV』あらすじネタバレ解説

(原題:急先鋒/ 英題:Vanguard)

ロンドンにある民間の要人護衛会社・ヴァンガードの職員、ロイ(ヤンヤン)とホイシュン(アレン)が新年の行事を楽しんでいると、突然指令が入り誘拐された有力者チョン・クォックラップの救出へ向かう。

ロイとホイシュンは、ブロトという人物率いる北極狼という組織のアジトに侵入し徒手格闘で敵をどうにか倒していく。ホイシュンは怪我を負ったものの、二人はどうにかチャンとその妻の救出に成功。

ヴァンガードの代表トン・ウンテン(ジャッキー・チェン)がチョンから事情を聞く。

チャンは、米軍に爆撃されて死亡した中東の反政府勢力「復讐」のボス・マシムが隠していた“金”のありかを知っており、そのせいでマシムの息子・オマルが派遣した北極狼のブロトたちに狙われたという。

チョンの娘で動物保護活動家のファリダ(シュ・ルオハン)がアフリカにおり、オマルやブロトに狙われる可能性が高いということで、トンとロイ、そして女兵士ミヤ(ムチミヤ)が現地に向かう。

トンたちは車を走らせライオンを手なづけるファリダを発見するが、ちょうどブロトたちの組織も到着し、乱闘になる。

ロイはなんとかファリダを救い、彼女が運転する水陸両用車でジャングルの奥地へ逃げた。ロイは麻酔銃で撃たれていて、ファリダは彼を野鳥観察小屋に運んで、そこで一夜を過ごした。

次の日の朝、ブロトたちがファリダの居場所をかぎつけてやってくる。トンたちもGPSでロイらを見つけた。また乱闘になり、トンはスタンガンでハイエナを追い払った。

トンたちはファリダの水陸両用車で大きな川へ逃げるが、ブロトの仲間たちも水上バイクで追ってくる。

映画『プロジェクトV/ヴァンガード』水上バイクのシーン

巨大な滝が迫り、トンは水上バイクを奪って急旋回。仲間のミヤを救出した。しかし別のボートではロイがブロトに殴られて気絶し、ファリダもろとも捕まってしまう。

トンたちは一度本部に戻る。チャンが娘との人質交換に応じると言うので、トンはホイシュンとミヤを連れてオマルたちのいる中東へ向かった。

トンはオマルの要塞にチャンを連れていくが、ロイやファリダを助けるために乱闘になる。ロケットランチャーでホイシュンが瓦礫の下敷きになり、ロイは彼を助けて必死に心臓マサージをする。ホイシュンはなんとか助かった。

ミヤやホイシュン、コンドルはオマルの部下に接近してスマホの位置情報を入手。オマルやチャンたちが中古の自動車屋にいると突き止める。

オマルは自動車屋に隠されていた本物の金メッキの車(マシムの隠し財産)を取引相手の武器商人に渡し、無人爆撃機を手に入れた。オマルはそれを使って父の仇であるアメリカの空母を攻撃するが、無人爆撃機は戦闘機によって破壊されてしまった。

トンたちヴァンガードのメンバーやSWATが駆けつけてオマルたちを取り巻き、金の車でのカーチェイスが繰り広げられる。

トンやロイは巨大ショッピングモールに逃げたオマルたちを倒し、一件落着。

その後の新年(旧正月)パーティーで、ロイやフェリダに告白して、みんな大いに盛り上がった。

映画『プロジェクトV/ヴァンガード』END!

『プロジェクトV』解説レビューまとめ

ストーリー的には不満だが、みんなのヒーロージャッキー・チェンの活躍がそれなりに楽しめたアクション映画『プロジェクトV/ヴァンガード』。

NGシーン集も含めて、ファンとしては必見の作品となった。

60代後半に差し掛かってもまだ活躍を続けるジャッキー・チェン。

これからも彼の映画を見たい気持ちもありつつ、怪我や命の危険を考えると「もう引退しても良いのでは…」という考えもよぎってしまう。

ただやっぱりジャッキーに意欲があるうちは彼の作品を見続けるという形で応援したい(応援しかできないけど)。

『プロジェクトV/ヴァンガード』のネタバレ解説記事終わり。

2021年公開映画のネタバレ感想・解説・考察記事

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