『ラスト・オブ・アス The Last of Us』4話ネタバレ感想あらすじ評価「この手につかまって」解説

  • 2023年2月15日

『ラスト・オブ・アス The Last of Us』4話「この手につかまって」のネタバレあらすじ解説と、感想・評価・考察の記事です。

シネマグ
銃撃戦の迫力がすごかった。そしてどこまでも冷徹なジョエル。武装したキャスリンの集団の登場。サバイバル・アクションの見応えが格段にアップしていました。

ドラマ『ラスト・オブ・アス The Last of Us』おもしろい?(投票どうぞ)

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『ラスト・オブ・アス The Last of Us』4話の予告

『ラスト・オブ・アス The Last of Us』4話「この手につかまって」ネタバレあらすじ解説

とある街での銃撃戦

エリーはダジャレがたくさんのっている雑誌を見つけてくだらないダジャレにハマる。

2人は森で一晩を明かした。

ジョエルは、弟のトミーにヒーロー願望があって昔軍隊に入り、パンデミック後には革命軍ファイアフライにいたが事態が改善せず、今は単独で行動していると話した。

ガソリンが劣化しているため何度も給油が必要だったが、それ以外は順調に走っていた。

しかしカンザスシティのハイウェイのトンネルがトラックでふさがれていて通れない。

少し街へ降りてからハイウェイに続く街を探そうとする。

街で1人の男が助けを求めてきた。

ジョエルはワナだと見抜き、アクセルを踏む。しかしまきびしでタイヤがパンク。車は店に突っ込んだ。

3人組が銃撃してくる。車から出たジョエルはライフルで1人を撃った。店に入ってきた人物も続けて殺す。

ジョエルはブライアンという男性に押し倒されピンチに。

銃を持っていたエリーがブライアンの脚を撃った

ブライアンは戦意を喪失して謝るが、ジョエルがナイフで彼を殺害する

キャスリンの集団

キャスリンという女性が密告して兄を軍に殺されたヘンリーを探し、医者を拷問していた。

ブライアンたちが殺されたと知り、ヘンリーがこの土地に傭兵をまねいたと考える。

キャスリンは集団のメンバーに侵入者をしらみつぶしに探すよう指示。

キャスリンはヘンリーが隠れていたらしい屋根裏を見つける。子供が描いたスーパーマンの絵があった。

その建物の床が割れて動いている。何かが今にも出てきそうな危険な状況だった。

銃を突きつけられるジョエルとエリー

ジョエルは、自分を助けるためにエリーに人を傷つけさせたことをあやまる。エリーは初めてじゃないと言った。

2人は追ってから逃げた2人は43階建てのビルに登る。

エリーはなぜ道にいた助けを求める男性がワナだとわかったのかとジョエルに聞く。

ジョエルは、昔俺も同じことをしたからだと告げる

夜、寝ていたジョエルとエリーは、黒人の男性とその息子に銃を突きつけられて目覚めた

『ラスト・オブ・アス』エピソード4「この手につかまって」終わり

『ラスト・オブ・アス』4話の感想・評価・考察(ネタバレ)

ジョエルの危機管理がもう非常に徹底しているというか、脚を撃たれて動けないブライアンを見逃さずに殺すところなんかすごく冷徹な合理主義者だと思いました。

(『ウォーキング・デッド』でいうとリックがいいヤツから冷徹なヤツに変貌する過程がはぶかれている感じです。)

普通のドラマなら、ブライアンみたいな戦意喪失した人物を見逃しそうです。

でも、ブライアンがジョエルたちの特徴やどこへ行ったかを話したら、逃げる際に不利になりますもんね。

シネマグ
少しでもデメリットがあれば殺す…怖いほどに徹底してますね…。

ジョエルたちは物資を狙うキャスリンの集団のワナにはめられた格好ですが、ジョエルは「むかし俺も同じことをやっていた…」というのもちょっと衝撃です。

確かに実際、ラスアスみたいな世界になったら善人から先に死んでいくのかもしれません。すごく現実的なドラマですね。

今までのドラマの主人公像を破壊しています。

銃撃のシーンも非常にリアリティがあり、とにかく緊張感がすごかったです。

敵の集団とジョエルとエリーの位置関係やカメラワーク、銃弾がどこに当たるかなどが計算されているのでしょうけど、ジョエルやエリーが主要キャラだから弾が当たらないだろって感じが一切しません

感想を語る犬
ずっと心臓ドキドキの状態で画面を見続けてしまいます。

寝るときはガラスの破片をまいて、だれかがきたらガラスを踏んだ音でわかるというのもリアルですね。

あとはエリーがダジャレにハマっているのもおもしろかったです。命をかけたサバイバル冒険のなかで、人間の人間らしさがより強く浮かび上がっています。

ジョエルの過去を聞き出すときの目の動きなど小悪魔的でいいですね。

エリーはイケメンマッチョが載っている現代のファッション雑誌を見て驚いていましたが、さりげなく現代の文化を俯瞰して見る視点が入っているのがすばらしいと思いました。