映画『ソニック・ザ・ムービー2/ソニック VS ナックルズ』(Sonic the Hedgehog 2)。ソニックとキツネのテイルスが、ドクター・ロボトニックと手を組んだ赤い戦士・ナックルズと対決!
作品情報・キャスト・あらすじ・見どころ、ぶっちゃけ感想・評価、考察、ストーリーネタバレあらすじ結末を知りたい人向けに徹底レビューしていきます!
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)
作品についての視聴者・口コミアンケートも投票お願いします↓
映画『ソニック・ザ・ムービー2/ソニック VS ナックルズ』作品情報・キャスト
原題:『Sonic the Hedgehog 2』
ジャンル:SFアドベンチャー・アクション・コメディ
監督:ジェフ・ファウラー
脚本:パトリック・ケイシー/ジョシュ・ミラー
原作:SEGA「ソニック」ゲームシリーズ
撮影:ブランドン・トゥロスト
音楽:ジャンキーXL
キャスト:ジム・キャリー、ベン・シュワルツ、ジェームズ・マースデン、イドリス・エルバ、ティカ・サンプター、アダム・パリー、ナターシャ・ロスウェル、シェマー・ムーア、コリーン・オショーネシー、リー・マジドゥブ
日本で公開前に全世界での興行収入は4億ドル(約548億円)を突破し、前作『ソニック・ザ・ムービー』(2020)を上回る大ヒットを記録しています。メガコンテンツですね!
新キャラ・キャスト
登場キャラ | キャスト・CV |
ナックルズ 特大の拳で戦うスーパーパワーの赤き戦士。 |
英語版:イドリス・エルバ 日本語吹き替え:木村昴 |
テイルス ソニックの活躍を見てやってきた2本尻尾があるキツネ。飛行機の操縦やメカニックに強い。 |
英語版:コリーン・オショーネシー 日本語吹き替え:広橋涼 |
あらすじ
©︎SEGA・パラマウント・ピクチャーズ
ソニックはヒーローを志し、夜な夜な都会に出かけては自警団として強盗らと戦っていた。
しかしヒーローとしてはまだ未熟で、強盗を倒しても街に大きな被害が出てしまっていた。
トムはソニックを釣りに誘い、真のヒーローになるにはまだ早いと諭す。
ソニックはリングでトムとマディをハワイへ連れていく。マディの姉・レイチェルの結婚式があるのだ。
家に残ったソニックは、犬のオジーとはしゃぎ回っていた。
一方、ドクター・ロボトニックはキノコの惑星で地球に帰る方法を探っていた。
ソニックのトゲでエネルギーを放出すると、エキドナ族の赤い戦士・ナックルズたちがやってくる。
ナックルズは「どこでこの青いトゲを手に入れたのか?」と尋ねた。
ロボトニックは喜んで案内すると言った。2人は同盟を組み、リングの穴から地球へとワープ。
家にロボトニックがやってきてソニックは慌てる。
そんなとき、2本の尻尾を持つ狐・テイルスがパトカーで現れ、ソニックはなんとかロボトニックとナックルズから逃れることに成功する。
ナックルズの狙いはソニックの育ての親・ロングクローが地球に隠した強大なパワーを持つ宝石・マスターエメラルドだった。
ロボトニックはマスターエメラルドの存在を聞いて興味を持つ。
ソニックはロングクローが残した手紙とコンパスから、先回りしてシベリアにマスターエメラルドを探しに行くが…。
ネタバレなし感想・海外評価
アクションあり、笑いあり、友情ありのエンタメ大作。
細かいことは考えず、超高速のバトルに身を委ねられる2時間です。
ヴィランのロボトニックを演じるジム・キャリーもキレッキレ。
ストーリー性はそんなにないSFアドベンチャー映画だからか海外レビューサイトの批評家評価はそこまで高くないですが、一般視聴者はかなりの割合で楽しめているようです。
おすすめ度 | 80% |
コメディ度 | 88% |
超高速アクション | 85% |
ストーリー | 57% |
IMDb(海外レビューサイト) | 6.5(10点中) |
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家 69% 一般の視聴者 96% |
※以下、『ソニック・ザ・ムービー2/ソニック VS ナックルズ』のストーリーネタバレありなので注意してください!
『ソニック・ザ・ムービー2/ソニック VS ナックルズ』ネタバレ感想・評価
観たいものが観られた続編
- グリーンヒルズ、シベリア、ハワイと世界を股にかけたアドベンチャー。
- 超高速かつド迫力のバトルアクション
- 個性的なキャラによるギャグパート
- ヴィランを演じる生き生きとしたジム・キャリー
期待していたものがたっぷり詰まった2時間でした。
第1作『ソニック・ザ・ムービー』で大ヒットした人気映画の続編として文句なしです。
前作と同じくメッセージが深いストーリーというわけではないですが、エンタメ作としては誰もが楽しめる最強のコンテンツとして成長したと思います。
ラストでドクター・ロボトニックはまだ生きているようでしたし、シャドウ・ザ・ヘッジホッグも登場しました。
SEGAとパラマウント・ピクチャーズがシリーズ第3作の制作を発表。2024年12月公開となっています。楽しみ過ぎですね!
緑色のジム・キャリーが最高!
©︎SEGA・パラマウント・ピクチャーズ
映画ソニックといえばジム・キャリー演じるドクター・ロボトニックのキャラクターが影の主役であります。
中盤はナックルズの活躍が多くてちょっと不満でしたが、終盤でマスターエメラルドを吸収して緑のオーラに包み込まれた悪い表情のジム・キャリーを見て歓喜しました。
『マスク』や『バットマン・フォーエヴァー』のリドラー役もそうですが、ジム・キャリーには緑色が似合います!
表情や動きに衰えなし!動きのひとつひとつがオモシロい!
こんなにもにくたらしくて微笑ましいヴィランはジム・キャリー以外にはできません。
レイチェルが好きになりました
前作ではずっとイスに縛られていたレイチェルが本作では大活躍。
夫となるランダルがGUNの潜入捜査官でソニックを捉える偽装結婚作戦だったことに激怒し、無双していきます。
ランダルはランダルで「捜査官として最大のミスを犯した。それは恋に落ちることだ」とレイチェルへの愛が本物だと告白。
この流れ爆笑でしたね。
本編とは全然関係ないっちゃないですが、ソニックたちそっちのけでこの茶番にしっかり尺を使う笑いのセンスは素晴らしいと思いました。
考察
ソニックとトムは親子でいいの?
少し気になったのが、前作でソニックとトムは親友になりましたが、今回はソニックがトムに向かってラストでハッキリ「父さん」と言ってました。
この2人の関係って親子でいいのか?
別に親子でいいとしても、前作から関係性は統一したほうが良いと思いました。
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