Netflix実写ドラマ『バイオハザード』全8話ネタバレ感想・ポリコレで正直つまんねえ…ひどいラスト解説評価

  • 2022年12月14日

Netflix実写ドラマ『バイオハザード』の特徴マインドマップ

2022/07/14公開のNetflixの新ドラマ『バイオハザード』(Resident Evil)。世界でゾンビパンデミックが起こった2022年。それから14年後の2036年のディストピアが交互に描かれます。

シーズン1は全8話構成です。

CineMag
緊張感ゼロ、ストーリー残念、アクション見ずらい、ポリコレキャラがノイズ、バイオらしさナシ…。見どころはリッカーくらい。海外でも絶賛酷評中のドラマです(笑)。

キャスト・作品情報・見どころ、ぶっちゃけ感想・酷評!全8話最終回までネタバレあらすじ解説を知りたい人向けに内容をわかりやすくまとめました。

(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。好きな項目から読んでください。)

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Netflixドラマ『バイオハザード』作品情報・キャスト

公開・制作国・話数:2022/07/14・アメリカ・シーズン1全8話
原題:『Resident Evil』
ジャンル:ホラー・アクション・SF
監督:ブロンウェン・ヒューズ
製作総指揮・脚本:アンドリュー・ダブ(『スーパーナチュラル』)
原作CAPCOM バイオハザード
配給:Netflix

『スーパーナチュラル』の製作・脚本を手がけたアンドリュー・ダブが指揮を取っていますが、ネトフリ版バイオハザードのクオリティは残念と言わざるを得ないでしょう。

ブロンウェン・ヒューズは『ウォーキング・デッド』シーズン10の第10話や『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』で監督を務めた人物。

登場キャラ・キャスト

Netflix実写『バイオハザード』キャスト集合

©︎Netflix

ジェイド・ウェスカー(2036年現在)|cast エラ・バリンスカ

ジェイド・ウェスカー(過去:2022年)|cast タマラ・スマート

ビリー・ウェスカー(2036年現在)|cast アデライン・ルドルフ

ビリー・ウェスカー(過去:2022年)|cast シエナ・アグドン

アルバート・ウェスカー(アンブレラ研究者)|cast ランス・レディック(『ジョン・ウィックパラべラム』)

イヴリン・マーカス(アンブレラCEO)|cast パオラ・ヌニェス

あらすじ・見どころ・海外評価

あらすじ:2036年のロンドン。14年前にT-ウィルスによるパンデミックが起き、人類は3億人程度まで減少。ウェスカー博士の娘・ジェイドは“ゼロ”と呼ばれるゾンビたちを観察していたが巨大イモムシ怪物に襲われてしまう。フランスのカレーに逃げることにするが、アンブレラ社のバクスターが執拗に迫る…。

ストーリーは完全オリジナル。

ラクーンシティで起きた悲劇から十数年が経ち、南アフリカのニューラクーンシティで人類激減のきっかけが起こった設定です。

話数が進むにつれて真相が紐解かれていきます。

ジェイドを主人公に現在と過去を交互に描く形式です。

とにかく生きている人間がまだたくさんいて、これまでのバイオハザードシリーズと全然違う雰囲気

孤独な感じがなく、ミラ・ジョヴォヴィッチの実写バイオシリーズや、リブート映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(2021)ともテイストがまったく違います。

感想を語る犬
これまでの実写作品が好きな人は大いに戸惑うことでしょう(笑)。
シネマグ
ストーリーや展開もツッコミどころ満載。もはやツッコミ祭りです。ツッコミするのが好きな人は見ましょう(笑)
海外での評価も低いです。IMDbのコメントだと「誰がこのゴミ企画にOK出した?」や「とにかく最悪」という残念なものが多かったです。
おすすめ度 38%
アクション 48%
ストーリー 43%
IMDb(海外レビューサイト) 4.2(10点中)
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) 批評家 56%
一般の視聴者 29%

※以下、Netflix『バイオハザード』のストーリーネタバレありなので注意してください!

ネタバレ感想・酷評

Netflix『バイオハザード』の評価は39点。ゾンビドラマのクセに緊張感ゼロの駄作

緊張感がない1番の原因は、ストーリーに全然引き込まれず登場人物に感情移入できないから。

2036年現在と、人類崩壊の発端である2022年当時の南アフリカでの出来事が交互にせわしなく切り替わります

シネマグ
舞台・年代が数分ごとにポンポン切り替えられ、没入感がすこぶる削がれるのです。

ちょっと面白くなってきた!と思ったら緊張感のない南アフリカのシーンに戻る…。

そもそも成としてどうなの?感じました

あとは、過去のジェイドと現在のジェイドで俳優が違うので、感情移入しにくいのも難点。

妹ビリーに至っては過去の少女の頃は欧米系っぽい顔立ちですが、現在編はアジア系の俳優。人種が変わっちゃってます…。

感想を語る犬
これほどやばいキャスティングは久しぶりです(笑)。

あとはゾンビモノで1番大事なアクションシーンがカメラブレまくり。何が起こっているのかイマイチわかりにくいのも残念でした。

また全体的にアクションやバイオレンスシーンはわざとらしすぎて迫力がないのも残念。

シネマグ
血がブッシューして叫ぶ。接近戦はクラシックホラーみたいなコテコテ演出です。

最終回8話ではゾンビの大群がビリーを囲むのですが、ドローンの銃弾が当たってないゾンビまで倒れてます。ゾンビのエキストラが忖度しちゃったんでしょうか。

さらに最終回ではなんと巨大ワニゾンビが登場。ギャグか本気かわからないです。

ワニ映画じゃないんですけど…。

過去編でジェイダとビリーの父・ウェスカーがクローンだとわかる展開などちょっと面白い展開もあるのですが、正直言って構成・キャスティング・演出のせいダラダラ進んでいるだけに見えるひどい内容でした。

アンブレラのCEO・イヴリンが同性愛者の設定もただのポリコレノイズです。別に同性愛者がダメなわけではないですが、それを強調するために唐突に性生活について語り出したりして違和感

語られるべきことがぜんぜん語られていないのに性生活話したがり…ストーリーの邪魔になってます。

ウェスカーについては原作と人種が変わっちゃってるので、この作品単体で見れば大丈夫でも、原作が好きな人は「アレ?」と感じてしまうことでしょう。

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