映画『プレデター:ザ・プレイ』(Prey)はネイティブ・アメリカンの少女がプレデターに決死の戦いを挑むグロサバイバルアクション!
作品情報・キャスト解説・あらすじ・見どころ、ぶっちゃけ感想・評価、テーマや試練の狩りの意味考察、ストーリーネタバレあらすじ結末を知りたい人向けに徹底レビューしていきます!
(前半はネタバレなし、後半はネタバレありです。お好きな項目から読んでください)
作品についての視聴者・口コミアンケートも投票お願いします↓

映画『プレデター:ザ・プレイ』作品情報・キャスト
原題:『Prey/狩り』
ジャンル:SFホラーアクション・サバイバル
監督:ダン・トラクテンバーグ(『10 クローバーフィールド・レーン』)
脚本:パトリック・アイソン
配信:ディズニープラス/Disney+独占
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の『プレデター』(1987)、『プレデター2』(1991)、『プレデターズ』(2010)、『ザ・プレデター』(2018)に続くシリーズ第5作目です。
この他にスピンオフ的な位置付けで『エイリアンVSプレデター』(2004)や『AVP2 エイリアンズVSプレデター』(2007)があります。
登場人物・キャスト紹介
登場人物 | キャスト |
ナル![]() 主人公。コマンチ族の女戦士。 |
アンバー・ミッドサンダー アンバーはネイティブ・アメリカンの血を引いています。 (代表作ドラマ『レギオン』映画『アイスロード』) |
タアベ ナルの兄。優れた戦士で狩人。 |
ダコタ・ビーヴァーズ |
あらすじ概要
18世紀の北アメリカ大陸。
ネイティブ・アメリカン・コマンチ族の女戦士・ナルは、空が燃えるような光景を目にする。
ナルは森の中にクマやマウンテン・ライオン(ピューマ)よりも恐ろしい残忍な生物がいる気配を感じ取り、試練のために追跡するが…。
ネタバレなし感想・海外評価
大自然の中でネイティブ・アメリカンの少女がプレデターと戦う設定が最高です!
残酷なアクションのみならず、美しい自然の中で、プレデターはもちろんクマやピューマなどの様々な肉食獣と熾烈なバトルを繰り広げるコンセプトが素晴らしいです。
海外レビューサイトを見ると一般の視聴者のみならず批評家評価も高いです。
「アクションのスキルが高く、素晴らしいエンタメ」「少女とプレデターの奇妙なコントラストが素晴らしい」など絶賛のコメントが寄せられていました。
おすすめ度 | 80% |
自然の美しさ | 90% |
ストーリー | 72% |
IMDb(海外レビューサイト) | 7.1(10点中) |
Rotten Tomatoes(海外レビューサイト) | 批評家 92% 一般の視聴者 85% |
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※以下、映画『プレデター:ザ・プレイ』のストーリーネタバレありなので注意してください!
映画『プレデター:ザ・プレイ』ネタバレ感想・評価
©︎ディズニープラス/Disney+
原点回帰と自然の美しさ
まずプレデターどうこう以前に、北アメリカの壮大な景色が堪能できたのが高ポイント。
巨大なクマが主人公・ナルに襲いかかり、ビーバーの巣に逃げ込むなど、プレデター抜きでもサバイバルアクションとして魅力たっぷり。
加えて全体を通して体に刃物が刺さったり、腕がぶっ飛んだりのグロアクションは、気持ち悪いだけでなくスタイリッシュだったのもポイント。
蛍光塗料のようなプレデターの血が周囲に飛び散りつつの夜の戦いは視覚的に美しかったです。
主人公・ナルがラストでプレデターを倒す際は、プレデターがハイテク兵器を使わないなど多少の忖度・ご都合主義もありましたが、全体を通して中弛みもなく十分楽しめました。
最初はピューマに苦戦していたナルは、後半になると自分を捕らえた白人たちを殺しまくるほど成長し、最後には兄・タアベの仇であるプレデターを倒してついに士族長に。
男性の中に生きる女性の物語はノイズにならず、主人公・ナルの成長譚として機能していたと思います。
考察(ネタバレ)
プレデターも試練の狩りの最中?
ナルがプレデターを追跡した理由は、ナルが兄・タアベのような一流の狩人として認められるための“試練の狩”のためです。
試練の狩りでは、少しでも油断したら自分が喰われるような獰猛な獲物を倒す必要があります。
ナルは無謀にもプレデターをその相手に選んでしまいました。
一方、プレデターも1人地球に降りたって、強敵を求めてクマなどと素手でぶつかり合っています。
プレデターに性別があるかどうかはわかりませんが、実は本作は女性戦士・ナル VS 女プレデターだったかもしれませんね。
プレデター VS 人間の物語ではない
本作はプレデター VS 人間という単純な二項対立ではなかったのがよかったです。
ナルたちはピューマを追い、プレデターを追い追われつつ、白人たちともバトル。
一方、プレデターも蛇、クマなどを狩り人間だけをターゲットにしているわけではありません。
「北アメリカの森で一番強えやつは誰だ?」
人種だけでなく人間や動物も越えた枠組みでトーナメントが開催されたようなコンセプトが素晴らしいと思いました。
視点がフェアですね。
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