Netflix『ペーパー・ハウス・コリア2』ネタバレ感想,最終回12話まであらすじ解説!韓国ドラマ

  • 2023年8月13日

Netflix韓国ドラマ『ペーパー・ハウス・コリア』のパート2、エピソード7〜最終回エピソード12話のあらすじと感想をネタバレありで語っています。

シネマグ
本家スペイン版と違うところがけっこう出てきて、超おもしろくなってきました!まさかラストでベルリンが〇〇してしまうとは!!

1話〜6話(パート1)おさらい(ネタバレ少し)

韓国と北朝鮮の和平がすすみ、統一通貨が発行されようとしている朝鮮半島。

教授たち率いる強盗団が造幣局を占拠して人質を取った。

強盗団のメンバーはみなコードネームをもち、それぞれトーキョー、ベルリン、ナイロビ、リオ、デンバー、モスクワ、ヘルシンキ、オスロと呼ばれていた。

個性的なメンバーはみな過去の因縁を引きずり、造幣局からの強奪をなんとしても成功させようと人質を管理する。

しかし予想外の出来事がいくつも勃発。

警察のウジンは対策本部を率い、教授との交渉にあたる。

ウジンは最近付き合いはじめたカフェの店長パク・ソノが教授だと知らないまま、彼に情報を漏らしてしまう。

ウジンは教授と交渉し、人質の安全を確かめるためカメラマンと一緒に造幣局ないへ入る許可をもらった。

建物の中に入ったウジンは突入させた小隊長の死を知り、人質が1人殺されたことにしてメディアに報道。

しかし小隊長は生かされていた。

警察は人質の安全を無視して造幣局に突入したとされて世間からバッシングを受ける。

ペーパー・ハウス・コリア

シネマグ こんにちは。映画ライターのシネマグです。 今回はNetflix韓ドラ『ペーパーハウスコリア 統一通貨を奪え』世界的大ヒットしたNetflixスペインドラマの韓国リメイク版についての徹底レビュー! すい[…]

Netflix『ペーパーハウスコリア 統一通貨を奪え』

『ペーパー・ハウス・コリア』パート2予告

『ペーパー・ハウス・コリア』7話 ネタバレ

7話のあらすじ

ウジンは、南北統一に向けて4兆ウォンもの統一通貨が資金として一挙に刷られる予定だったと知る。

教授と強盗団はこれを狙って造幣局で札を大量に刷っていると確信した。

いっぽう、北朝鮮側の強盗対策チームのチャ・ムヒョクはウジンの恋人であるカフェ店長パク・ソノがなかなか店をオープンしないことを怪しんだ。

ムヒョクはソノの店に立ち寄り、トイレへ行くフリをして彼が使っているカッターナイフを持ち帰り、鑑識に回した。

警察のデータ照会を見たムヒョクは、パク・ソノこそが教授だと気づく

教授はムヒョクが自分の正体に気づいたと知って、ウジンの家のまえにやってきた彼を注射で気絶させた。

ウジンの母に見られており、始末するしかないと考えるが、彼女は痴呆症だった。

教授は安心して引き上げ、ムヒョクを部下のソウルに渡して監禁させる

その後、ウジンはパク・ソノが教授だと考えて店に乗り込んだ。しかし証拠はない。

教授は「関係をここまでにしよう」とウジンに告げる。

いっぽう造幣局では、アンが何者かから地下へくれば逃がしてやるとメッセージを受け取った。しかしアンは他の人質を心配して行くのをやめる。

地下では小型爆弾が爆発し、アンは爆殺される寸前だった。

ベルリンは、メンバーの誰かが政府の人間(キム・サンマン)と通じ合っている裏切り者だと確信。リオを疑っていた。

特殊部隊のパク・チョルが指揮をとり人質たちが反乱を起こすオスロは頭を殴られて倒れた

さらにウジンの指示で造幣局の電気が落とされ、強盗団メンバーはあわてる。

エピソード7 感想

あいかわらずの迫力満点のアクションシーンに脱帽!

教授の部下で外部サポートのソウルが登場!

オスロが殴られるなど、本家のスペイン版と大筋が一緒なのは残念ですが、ソウルの登場でストーリーが大きく変わるかもしれません!そんな期待をしています!

ソウル役のイム・ジヨンは同じくNetflixオリジナルの韓国ドラマ『ザ・グローリー』に華麗なクズ女として登場しています。『国民死刑投票』にも出演!

『ペーパー・ハウス・コリア』8話 ネタバレ

8話のあらすじ

特殊部隊が造幣局の倉庫から侵入。トーキョーやベルリンたちと激しい銃撃戦になる。

その間、パク・チョルは人質を屋上へ逃す。デンバーはユン・ミソンに「行け」と言った。

人質たちは屋上から警察が用意した巨大なエアマットに次々に飛び降りていった。

銃撃戦を制し、特殊部隊が開けた入り口をなんとか塞いだモスクワ。

ベルリンは屋上へ走り、アンが飛び降りる寸前で腕をつかまえる。ミソンがアンたちを引き上げるのを手伝った。

殴られて倒れていたオスロは出血多量で死亡。ヘルシンキは泣き叫ぶ。メンバーは悲しんだ。

人質の半数ほどはまだ造幣局に残っていたが、強盗団に反抗的になっていた。

パク・チョルによって通信機器が破壊され、教授と連絡も取れない。

ベルリンは病気で倒れた。ハンチントン病という神経性の奇病だった。

起き上がったベルリンは錯乱し、リオとトーキョーの2人をテーブルに縛りつけ、どちらかが裏切り者だと考える。

ベルリンはテーブルを思いっきり押し、トーキョーを造幣局の外へ出した。トーキョーは捕まる

ベルリンは「北朝鮮収容所の所長だったチョン・ヨンスを造幣局の前に連れてこい」とメディアに訴える。

チョン・ヨンスは収容所にいたベルリンに地獄のような仕打ちをしたのだ。

ウジンは、強盗団のだれかがハンチントン病用の薬を購入した薬局がある江原道(カンウォン)ちかくのリゾート廃墟に教授のアジトがあると考えて現地へ向かう。

キム・サンマン議員と通じ合っていた裏切り者はナイロビだった。幼い息子に会えなくなると脅されていたのだ。

エピソード8 感想

オスロがとうとう死亡…。本家スペイン版と違ってヘルシンキが回復不可能なオスロを窒息させる展開ではありませんでした。

ナイロビが裏切る展開ってスペイン版にはありませんよね?!

ベルリンが収容所の所長を呼べ!っていうくだりも韓国版のオリジナルです!

感想を語る犬
『ペーパー・ハウス・コリア』にオリジナル要素が多く追加されてめちゃうれしいです。

それにしても裏切ったナイロビはどうなっちゃうんだろ…。バレて離脱させられるのか!?

『ペーパー・ハウス・コリア』9話 ネタバレ

9話のあらすじ

教授の回想

ソン・ソノ(教授)は脱北のさいに生き別れた弟ソン・ジュンホ(ベルリン)に会いに行く。

ジュンホは北の収容所を抜け出したあと、ソウルらと一緒に違法組織を立ち上げていた。

教授はジュンホに自分が兄であると話した。

父がジュンホを北の収容所から出すための金を集めようと銀行強盗を計画したが、失敗して死亡したと語る。

そして「父の計画を実現しよう」と言った。

現在

トーキョーを外に出したのはベルリンたちの計画だった。

トーキョーを縛りつけたときにナイロビが「キム・サンマン議員から息子の命と引き換えにアンを殺すよう指示を受けていた」と告白してきたのだ。

メンバーはナイロビの裏切りは仕方なかったと考えた。

トーキョーは護送中にソウルたちに助けられる

トーキョーとソウルはそのままキム・サンマンの別宅へ向かった。

サンマンの部下たちをゴム弾で倒し、軟禁されていたナイロビの息子・シムを助ける。

トーキョーたちの動きを読んでいたウジンが外で銃を構える。トーキョーはウジンにナイロビの息子をたくした

いっぽう、造幣局のまえにチョン・ヨンス団長がやってくる。

サンマン議員はヨンスに気を取られたベルリンたちを特殊部隊で片づけるつもりだった。

ベルリンはアンに銃を向けて出てくる。収容所の所長だったヨンスの非道さをメディアのまえで語った。しかしヨンスはベルリンが収容所にいた自分の義理の娘をベルリンが焼き殺したとメディア向けの嘘をついた。

ソウルは車で移動中にライブ配信し「ヨンスが語っていることはウソだ。わたし(ソウル)こそがヨンスの義娘で、ベルリンはわたしを助けるために収容所で蜂起(ほうき)した」と続けた。

配信を見ていた韓国の民衆たちは、強盗団が腐敗した政府を倒すための革命軍だと思い、賛同する。

エピソード9 感想

サンマンの別荘にトーキョーたちが突入する銃撃戦のシーンは最高にエキサイティングでした。ライブ配信までしちゃってますし。

トーキョーが外に出されたのが“作戦だった”という流れもスペイン版にはないクレバーな演出です。

トーキョーがナイロビの息子をウジンにたくすシーンは感動しました。強盗と警察ですが、通じ合うものがあるのでしょう。

ヨンスの娘がソウルというどんでん返しも素晴らしい。

『ペーパー・ハウス・コリア』10話 ネタバレ

10話あらすじ

ウジンはパク・ソノ(教授)のことが忘れられずカフェの前にやってきて、過労で倒れた。教授は彼女を病院へ運ぶ。

退院したウジンはカフェにやってきてパク・ソノ(教授)にあやまる。

教授はウジンとの関係を終わりにしようと考えていたが、気持ちをおさえきれず彼女を抱きしめた。

ウジンはパク・ソノからヘルソンへ旅行に行こうと言われ、彼の言葉を信じる。

しかし、ウジンは運転中にソノが「私の父“も”認知症だった」と言っていたことを思い出し、彼は母が認知症だと知らないはずだと考えた。

母が自分に電話をしてきた日時にムヒョクも失踪したと気づく。

ウジンは警察でムヒョクが見ていたデータを見た。

ウジンが愛していた男性の名前はパク・ソノではなくソン・ソノで、脱北してのちに死亡し、住民登録を抹消されていた。

いっぽう、教授はこのままではうまくいかないと考えて徹夜で計画を変更し、それをトーキョーに伝えた。

ベルリンたちは人質に30億ウォン手にするか、造幣所から立ち去るか選ばせた。

デンバーは父のモスクワから「おまえの母も銀行員で俺が強盗したときに一緒になったが、うまく行かなかった」と衝撃の事実を聞かされる。

デンバーは残るというミソンに出ていけと叫んだ。

扉が開きベルリンが人質を解放する。

同時にソウルの援護でトラックからバイクに乗ったトーキョーが飛び出し、造幣局に突っ込んだ

ミソンはいったん外へ出たものの、銃撃戦のなかで走ってデンバーのもとに戻ってくる。

作戦は成功したかに見えたが、モスクワがわき腹を撃たれていた。

ムヒョクはソウルたちのアジトから脱出。教授やソウルが追いかけると目のまえで車にひかれた。

エピソード10 感想

教授がウジンをあきらめきれず、ウジンも教授が追いかけてきてくれてうれしそうな表情をして抱きしめあったシーンがとても心に残りました。

最高のカップルですね。キム・ユンジンの揺れる表情がすばらしい!

教授の正体がほとんどバレちゃいましたけど、今後2人はどうなるのか?

感想を語る犬
スペイン版の教授とラケルとはちょっと違う展開を期待しちゃいます!
デンバーとミソンの恋もすてきです。アクションだけでなく恋愛要素が面白いドラマですね!

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